島本理生のレビュー一覧

  • いつか、アジアの街角で

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    美味しそうなマンゴーかき氷?の表紙に誘われた。どれも30ページほどの短編で、心の奥に染み渡る話だった。

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    2024年10月25日
  • よだかの片想い

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    生まれた時から顔にアザがあるアイコ。
    そんな彼女の初恋の話。
    私もコンプレックがあるのでアイコちゃんにすごく感情移入してしまった。
    コンプレックスがあるからこそ強くいようとする気持ちも、本当は弱いと自分でわかっている気持ちも。
    痛々しいほどの恋愛も、過去の自分追体験しているようで胸が痛かった。
    それ程、恋愛における感情の描写がすごかった。
    アザを消そうか迷うアイコちゃんの気持ちもわかる気がする。
    そのコンプレックスも含めてが今までの自分で、それがなくなった自分はもはや自分じゃない気がする。

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    2024年10月20日
  • はじめての

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    「海のまにまに」と「好きだ」がYOASOBIの曲の中でも特に好きだったが、物話を通してもっと好きになった!

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    2024年10月19日
  • 星のように離れて雨のように散った

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    「私のことを愛してるってどういうこと?」

    幼い頃に失踪した父の記憶と、宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」を織り交ぜ
    主人公の春が自身の過去と、彼氏(亜紀)との未来に向き合っていくストーリー

    亜紀くんが赤の他人に対して感じた嫌悪感を、自分に向けられたものだと春が感じてしまったのは
    あの夜に喧嘩していた精神的に危うい父と叔母に
    血縁者である自分とを重ねてしまったからだと思う

    銀河鉄道の夜で
    ジョバンニは神様は1人です。と言われたことに対して〝ほんとうのほんとうのかみさまはひとりです〟
    と言い返した。
    信じるものがあって、だけどそういう人たちのためにも頑張ろうと誓った。
    だからジョバンニとカンパネルラ

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    2024年10月04日
  • いつか、アジアの街角で

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    ネタバレ

    インスタで知って、表紙の美味しそうなマンゴーかき氷のイラストに惹かれて購入。(マンゴーは長男の好物)
    いままで読んだことのない作家さんが多かったのだけれど、どれも面白かった!
    私は韓国と台湾には旅行で行ったことがあるのだけど、またアジア旅行に行きたいな。ぶらっと、ゆっくり。
    そういう気持ちにさせる作品ばかりでした。
    私は特に「隣に座るという運命について」「猫はじっとしていない」が好きでした。
    「隣に-」はこの本の1作品目で、舞台の街が私の通った大学のあたりだったので驚きました。(もしかしたら主人公の通う大学のモデルかも?)
    初読の作家さんの他の作品も読んでみたいなぁ!

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    2024年09月30日
  • イノセント

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    女性から見たら随分面倒な比紗也。
    魅力的だけど信用するには不安の残る真田。
    傷を持つ大人の物語でした。
    比紗也の父が私の父に似ていて吐き気がしたけど、最後は私の父と同じような最後で。
    比紗也が解放されて良かった。
    私もスッキリした。

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    2024年09月25日
  • 2020年の恋人たち

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    母親の遺したワインバーを継ぐことになった、32歳独身、メーカー営業、葵さんの大人の恋の物語。そうだよ。肩の力を抜いて、頑張りすぎないで正直に生きて欲しい。応援しています。

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    2024年09月21日
  • 2020年の恋人たち

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    静かなオシャレなお店でワインが飲みたくなる作品です。主人公が次から次へと男にモテまくるんてすが、一歩引いたどこか冷めた感じが嫌味なくていいなと思いました。
    女に嫌われない女ですね。家庭環境がそうさせるのかもしれませんが、現実に葵がいたら友達になりたい。
    出てくる男性陣の中で、距離の詰め方や引き際が良い瀬名さんが一番魅力的でした。既婚者の時点で駄目は駄目なんですが愛嬌があって憎めない。彼に引っかかる女性は多そうだなと思いました。
    海伊さんは包容力のある登場だったけど、初見からモラハラ臭が漂ってて個人的にはちょっと苦手なタイプだなと思ってました。松尾くんとはビジネスパートナーとして接している方がメ

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    2024年09月17日
  • いつか、アジアの街角で

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    6人の作家作品からなる短編集。アジアというキーワードがどの作品に盛り込まれている。台湾、香港。
    どちらも中国変換を迎え過渡期で日本との関係も変わってきている。個人的に角田さんの「猫はじっとしていない」が好きだった。

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    2024年09月16日
  • いつか、アジアの街角で

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    ネタバレ

    タイトルに「アジアの街角」とあったので、てっきりアジアのどこかの国が舞台になっているお話なんだと思い込んでいた。でも、実際に海外を舞台に展開する話は1つだけ。ほかは日本が舞台。そして日本でアジアの料理を食べる、もしくはアジアのどこかの国から来た人が登場する短編小説集。

    でも、なんか意外と好きだなと思う話があって、ハッピーな結末ではないのに、「あ、私この話すきだ。もしかしたら、この作家さん(島本理生さん)、私好きかもしれない」と思った。
    それと、初読み作家さんだった大島真寿美さんの小説。私ら日本人って香港が中国に返還されて、そのあと若者たちが抵抗して、自由が奪われていく様子をニュースで見てるけ

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    2024年09月12日
  • あなたの愛人の名前は

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    「あなたは知らない」が好き。
    島本理生さんは長編ばかり読んでいたけど短編集も余韻があって大変良い。元々読後感がじんわり沁みて来るタイプの作品を書かれる方なので、短編だと余白ゆえにそれが際立つなーと思った。
    なんだろう、語りすぎないがゆえの雄弁さというか。とにかく好きだ。島本理生さん最高。

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    2024年09月08日
  • 生まれる森

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    似たような感情を持ったことがあったので、
    当時の私が救われたような感覚が私にも宿った。
    終わったはずの関係を、終わったものと捉えきれないどうしようもない感情は
    自分の周りにいる色んな人が上書きしてくれた。
    今となっては、当時の激情も、風景も
    霞んで見えなくなっている。
    そんなことを思い出させてくれるような作品でした。
    曲がった道を他人が補正してあげることなんて
    不可能に近いと分かっているのに、
    私ならできるのではないか、救ってあげたい
    とかってに上から目線で傲慢な感情が出てきてしまう。
    その同情のような可哀想という気持ちを、
    恋と勘違いして、勝手に盛り上がって傷ついたあの頃の自分もきっと、間違

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    2024年09月08日
  • いつか、アジアの街角で

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    大島さんのチャーチャンテンがよかった。
    同じ1990年代に台湾に住んで自由になれたことを思い出した。夜市で鶏爪や鴨舌を食べ、夜は卡拉okで
    「月亮代表我的心」を歌ってたなぁ。

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    2024年09月03日
  • いつか、アジアの街角で

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    不思議な話がたくさんある中、
    私は分かりやすい話が好きなので、
    この中なら、宮下奈都さんのやつが、好き。

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    2024年08月18日
  • 2020年の恋人たち

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    32歳の主人公。それなりに自立しているから依存しすぎずリスクも回避しつつ、勢いに流されることもありながら、違和感への感度と信頼度の高さ、行動。帯の通り、まさに大人の恋愛小説。

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    2024年08月13日
  • いつか、アジアの街角で

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    台湾や香港関連のひとコマ集だった。宮下奈都の作品が入っているので読んだ。さっと読めたからそれなりに面白かったのかな

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    2024年08月11日
  • 私の身体を生きる

    購入済み

    読むのに気力のいる本だった

    息子が中学にあがり、性教育を考えると男性視点の情報では難しいと思う事が多々ある
    SNSでこの本のことが流れてきて書評を見た時、長男の女性に対する理解に何かしら寄与するかと思い、つい反射的に購入した。

    男より女性の生き方はある意味で難しいが、性を持ち出すと安易に楽な選択を選ぶこともできる。
    でも、それを選ぶと多くの場合、後でツケがまわる。だから、安売りするな、という言葉を親の世代は言う。
    でも、若い世代が持て余す感情は大人の説教なんて聞き入れない。で、大人になって、同じように若い世代に言う。
    そこに使える武器があってもそれを使わないって難しいこと。男が腕力で相手を従わせる選択をなかなか選べない

    #タメになる

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    2024年08月04日
  • 二周目の恋

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    深夜のスパチュラ
    なんか煮え切らない恋ってところが沁みた。男らしさを求めてしまうところは同じだな、毎度思うが綿矢りささんの小説に出てくる女は客観視してしまうほど過激。
    フェイクファー
    自分の中で思い出を消化し、少し客観的な立場で自分を見る主人公が少し羨ましい。
    海鳴り遠くに
    恋愛にタイミングは必要。ただ、わたしは肉体関係を生々しく描く作品はあまり得意としないと感じた。それだけで文章がドロドロに感じてしまう。

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    2024年07月15日
  • よだかの片想い

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    ネタバレ

    顔にアザがある大学院生リケジョの話
    アザがあることで出会えた色んな人の温もりがいいねって本だった
    自分のコンプレックスを他人にさらけ出して隠さないというプライドは持っていても相手からそれを気にしているそぶりを見せられると悲しいっていう矛盾を抱えた話
    主人公が自分とは真逆の人間で面白い
    でも正直羨ましい!!!!顔にアザがあったら近付いてくる人は減って悲しいかもしれないけど近付いて来てくれた人はもう分かってるもんね!!
    私は自分の中に抱えてるバカデカ秘密ってかクソデカコンプみたいなものが第三,四部くらいまであるから正直近付いて来てくれた人がいつこの人は自分から離れてくんだろうってどこか最初から諦め

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    2024年07月02日
  • 2020年の恋人たち

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    主人公の葵。好きだ、こういう女性。大人の恋愛小説とあるけれど、大人の恋愛って苦しいよね。
    松尾君といいお店を続けてほしい。

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    2024年07月01日