朝井リョウの作品一覧
「朝井リョウ」の「イン・ザ・メガチャーチ」「GOAT」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
「朝井リョウ」の「イン・ザ・メガチャーチ」「GOAT」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
早稲田大学文化構想学部卒。2009年『桐島、部活やめるってよ』で第22回小説すばる新人賞を受賞しデビュー。映画化もされた。『何者』で第148回直木三十五賞受賞、直木賞史上初の平成生まれの受賞者となる。『世界地図の下書き』で、第29回坪田譲治文学賞受賞。その他著作に『もういちど生まれる』、『少女は卒業しない』などがある。
以前、読書好きの方に、朝井リョウさんの本が好きだと伝えたところ、「あぁ、肛門エッセイの人ね、面白いよね」と言われたので、読んでみました。前半の内容が、ほぼすっ飛びました。面白かったです。
数年前、まだ学生だった頃に、このエッセイを読みました。当時は正直、途中で読むのを辞めてしまいました。朝井リョウさんの生き生きとした学生時代が目に浮かんできて、自分と比べて、何で同じ大学生なのに、こうも違うんだろう?と卑屈になる自分が嫌いでした。何年経っても色褪せないような、強烈な思い出があることが羨ましい、と嫉妬していたのかもしれません。
大人になってから、改めて読んだら、今度は、クスッと笑いながら、最後までしっかり読めました。私も大人になったのかな、と思いました。
Posted by ブクログ
特殊な性的嗜好と多様性を題材にした小説。近年の性的マイノリティを受け入れようという多様性の風潮を正面からぶん殴っていく。
お前らが想像もできないような人間が世の中にはいっぱいいるっていう言葉には少々面食らってしまった。
確かに同性愛者や性の不一致は、理解が広まってきて、昔よりは確実に良い方向に進んでいると思うけれども、それ以上特殊な性的嗜好については誰も考えてもいなかったと思う。
私も恥ずかしながら、多少理解がある気になっていたけど、全然何もわかっていなかった。
少々衝撃を受けた小説だった。確かに少し見える世界が変わるかも知れない。是非一度読んでみてほしい。
Posted by ブクログ
推し活に翻弄される人々を描いた作品。
行き過ぎた推し活、陰謀論、男性の孤独、マスコミの薄っぺらさ、日本に蔓延する低賃金労働、、、、みんな感じてる「おかしいよね」ってことを全部さらっていく。
大なり小なり推し活したことがある人も多いが、その中で経験するであろうもやもやっとした感情を追体験させる。
変な飲み会に誘われた時、若者に混じる雑談苦手なおじさん、ハイソな友達の言ってることはまともだけど好きになれない感じ、オタク界隈のわかってて沼っていくあの感じ、界隈内の上下感とその背景にある同族意識、、、いくつ感情を言語化されるのだろう。そしてこれを読んでどう思えばよいのだ。
みんなそれぞれの物語に
Posted by ブクログ
面白いっっっっ!
時間に制限がなければ一気読みできたぐらい面白かった。
個人的に昔から何かのオタクになったことがなくて、友人や仕事先の女性達はみんな何かの推しをしている人が多かったから、そこから広がるコミュニティや信じられないほどのアクティブさに羨ましいな楽しそうだなと感じてきた立場だったけど、きっかけは孤独や寂しさからハマることもあるのかもなーと。
思えば私は1人が好きだから寂しさを感じたことがないんだよな。
久保田のいう部屋の中の孤独も、私には快適でしかないので、共感はできなかったけどこれ男性の方が歳取ると感じるのはわかる気がする。
家族とどう接していいかわからないんだろうね。
人はどん