朝井リョウのレビュー一覧

  • イン・ザ・メガチャーチ

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    最初ずっと暗くて苦しくて、久保田が新たな仕事に携わるまでしんどかった。しかしながら、途中からこれは破滅に向かっていく、ハッピーエンドにはならないと気づいてからビクビクバクバクしながら読んだ。朝井リョウ自身がハロプロの推し活をしているから自嘲も混じってるのかなとストーリーとは関係ないことも考えながら読んだ。

    孤独が人を追い込む。
    視野狭窄を生む。

    間違いなく、令和の今のある一面を切り取っている。


    追記:澄香とのビデオチャットでのバカ殿の場面が一番笑えた。笑えたのは、ここだけ(泣)

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    2026年07月13日
  • イン・ザ・メガチャーチ

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    久保田が本格的に推し活を仕込む展開になってから捲るページが止まらなかった。
    最後、渋谷で澄香が仲間たちと写真撮ろうとしているあたりで嫌な予感はしていたんだけど、最後の1行で「やめてー!」と思わず声が出てしまいました笑。読み終わった後もしばらく胸が苦しかった。

    作中に「人を動かすのは正誤を撥ね除ける強度の思い込みだ」とあるけれど、その通りだなと思います。我を忘れて物事に取り組んでいる時って、もはやその行動が客観的に見て正しいとか間違っているとか関係なく、「自分がしたいからする、楽しいからやる」という気がします。人は結局のところ感情を抜きにして情報を処理するのは難しい生き物だなと改めて再認識しま

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    2026年07月13日
  • そして誰もゆとらなくなった

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    小説の朝井リョウとおんなじ人と思えないくらい面白かった
    エッセイ初めて読んだから、こんな面白いなら他のも読んでみたくなった。
    今後、私の文章を学習したAIが開発されるようなことがあれば、そいつは「私はお腹が弱い」と書き出してしまう可能性が高い。かわいそう。そんなバカみたいなスタートを切るために学習機能を発揮させられる最新技術、かわいそう。
    こういう、思いつかないような文面がいっぱい出てきて、1個の出来事から面白いことがマジカルバナナみたいにポンポン出るのすごい

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    2026年07月13日
  • 何者

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    他人の一挙手一投足を分析して客観視を繰り返して自分は高い場所にいるように錯覚していたけど、それは傷つくことから逃げる行為で、本当は恥をかきながら泥臭く努力していくことが唯一の近道だったのかもしれない。
    高い場所から見下ろしているうちは、傷つかない代わりに、自分の人生の打席にも立てていない。
    今でいうところの、冷笑かもしれない。

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    2026年07月12日
  • イン・ザ・メガチャーチ

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    めちゃくちゃ面白かった、ここ最近読んだ本で1番、推し活してる身として、流行る前に見つけだしてみたかった。
    一つの 推し活 をこんなに色んな目線で考えたことがなかった。現代の推し活文化、ファンダム文化の解像度が高く、それの危うさをここまで明快にひとつの作品として収めたのがすごい。

    楽しく推し活してるうちは、アンチなんてありえないと思う。でも単なる推す気持ちが愛情に変わり正義感に変わり他者の排除へ変わる、その構造が本当に怖い。私もそれを見たことがあるからわかる。
    そのメガチャーチは何者かによって操られてできているものである、物語は作られている、そして私も完全にメガチャーチの中の一人だと思った。

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    2026年07月12日
  • 生殖記

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    ネタバレ

    めっっちゃ好き。
    一番グサッときたセリフは「否定系の意思表示って、誰にも見えないんですよ」
    てっきり、尚成はNPOに参加して生きる希望を見出すパターンかなと思ったけど全然違ってて良かった。
    異性愛個体から無意識的な特権意識が引き剥がされる未来はやく来い。

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    2026年07月13日
  • 世にも奇妙な君物語

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    ひとつひとつが本当に「世にも奇妙な物語」にありそ〜という展開のお話ばかりで大満足でした。そして調べてみると実際に実写化されてるんですね!!観たい!
    現代に対する風刺のようなものもあって、考えさせられたり。最終話で全てが繋がるまとめ方が鮮やかであっぱれです。

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    2026年07月12日
  • イン・ザ・メガチャーチ

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    孤独を埋めるため「誰かと繋がっていたい」と切望する現代人の心理構造がリアルに描かれている。人が物語に依存し、信仰へハマっていくメカニズムが痛烈に理解でき、その恐ろしさに一気に読んだ。さすが本屋大賞の作品!おもしろかったー!

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    2026年07月12日
  • イン・ザ・メガチャーチ

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    澄香が推し活にのめり込んで行く前は、同じバイト先のフリーター・ユリちゃんを「学がなくて、国際的なトピックスどころか日本のニュースも何一つ知らなくて、外国人のお客様に私が簡単な英語で対応しただけですごいすごいと褒め称えてくれる人。(p.123)」と見下している(その後にユリちゃんの働きっぷりを評価する文が続くため、完全に見下しているというわけではない)が、推し活を始めて以降は「ユリちゃんもかつて応援していたならデビューCDは買うべき」だの「YouTubeにアップされた動画の高評価ボタンを押して、それをスクショして私に送って欲しい」だの押し付けがましい行動を取った結果、ユリちゃんからやんわりと拒絶

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    2026年07月13日
  • スター

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    ネタバレ

    今の日本に『スター』が当てはまる人はいるのだろうか。
    私はyoutubeで見れる動画も劇場で見れる映画も好きだ。映画は数千円してしまうが、充足感を与えてるれる。
    YouTubeは満たされる感じはないが埋められている感じがするからだ。

    この現代、人が持つ好みは細分化され続けている。同じジャンルの中にも微かな違いがあってそこにも線が引かれている。
    そんな線を理解できなくとも認めてあげられるような人に私はなりたい。

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    2026年07月12日
  • どうしても生きてる

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    決して幸せなことばかりではない世の中を受け入れて、なんとか歩みを進めていく方法を教えてくれる本でした。

    「全部繋げて、リボンにするのだ。そうすれば、辛い時には包帯としても使える。人生を美しく包むのも、たくましく補強するのも、いつしかこの手でつかみ取っていた。だからきっと、大丈夫。これまでみたいに、不安で不安でたまらないまま、大丈夫になるまでどうせまた生きるしかない。」

    はずれくじをひいてしまっても、リボンのようにむすんで神様へのプレゼントにすればいい。月並みな感想だけど、やはり捉え方次第で世界は変えられる。

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    2026年07月12日
  • 時をかけるゆとり

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    笑いながら読んだ!!
    朝井りょう超リア充だなと思い、羨ましいとも思った!

    私は黒タイツおじさんの話が好き!
    私も朝井リョウさんのように、
    「お前の名刺じゃないんかーーーーーい」
    と突っ込んでしまった。
    また、島への旅行、京都までの自転車旅のエッセイから、私も大学生という身分のうちに、また貧乏旅をしてみようと心に決めた。だれか道連れがいるといいなぁと思う。何人か付き合ってくれそうな後輩や同期に目星をつけておこうと思った!!
    個人的に直木賞を受賞したあとのスカしたエッセイが刺さった!
    朝井リョウさんの経歴ってキラキラしている。
    地元の有数の進学校卒業で早稲田でそのまま作家になるようなキラキラした

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    2026年07月12日
  • イン・ザ・メガチャーチ

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    面白かったです。
    途中から一気に読みました。
    私も推し活とは言えないけど、好きなオーディション出身のアイドルグループがいて、それに重ねてしまって。没頭できて羨ましい気持ちはわかるかな。自分はないから。色々考えてしまいました。

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    2026年07月12日
  • イン・ザ・メガチャーチ

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    『人生で今後還ってくるのはこれまでやってきたことよりも、これまでやってこなかったことのほうかもしれない』
    今までやってこなかったこと、に心当たりがあり、のめり込んでしまった。

    物語を作る人、作られた物語にのってはまってしまう人。こういう戦略があるのかと、後半は怖くなりながら読んだ。

    読み応えあり。
    朝井リョウさん、すごいです。

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    2026年07月12日
  • イン・ザ・メガチャーチ

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    バツイチ•アラフォー•契約社員•低収入•CDを購入したことはないけど、再生回数のカウントルールを意識して推しのチッケムを回していたINFJのkpopファンです。三者三様の物語のどれもに片足を突っ込んでいたのかもしれないと心をざわつかせながら読みました。
    エンタメ作品として、とても面白かったです。推し活界隈の人、全く縁のない人、性別年代問わず感想が出て来る作品だと思います。朝井リョウさんの作品は、読後に誰かに話したくなる、感想を聞きたくなるところが好きです。

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    2026年07月12日
  • イン・ザ・メガチャーチ

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    凄まじかった。どの視座に立って読んでいても刺される。安全な場所がない。
    個人的に朝井リョウ作品の中で一番好きです。

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    2026年07月11日
  • イン・ザ・メガチャーチ

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    凄かった。凄いとしか言えないくらい、今の自分に、今の令和の時代に突き刺さる一冊だった。
    私も澄香ほどアイドルを推して信仰いるわけじゃないけど、アイドルが好きで、推しがいて、推しの動画を見ては湧いて、広告を取りに行って、ファン同士で繋がって…と自分の経験があるからこそ、自分って外から見たらアイドルオタクってこんな感じなんだな…と思ったと同時に、熱狂は緻密に作られてるものなんだなと、実感してしまった。
    私も今仕事をしてるけど、それは社会に貢献したいとか、人の役に立ちたいとかそんな耳障りのいい理由なんかじゃなくて、自分の将来のために、やりたいことの通過点のために今の仕事をしていると思ってるんだけど、

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    2026年07月11日
  • 正欲(新潮文庫)

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    読みながら、YouTubeの動画を違う目的で見ている人がいるという驚きがあり、そこを切り取って小説にする著者のセンスに脱帽。
    ちょうど他とは違う性欲の持ち主で魚がピチピチ跳ねるのを見ると欲情するという芸人さんがTVで紹介されていたのを観た後に読んだので、何てタイムリーなと個人的に興奮してしまった。
    普通の性欲を持った人でも性犯罪を犯す人もいる。
    他とは違う性欲を持っていても、誰も傷つけることのない性欲なのに、気持ち悪がられてしまう人。
    結局、正しい性欲とは何なのかと考えさせられる作品。

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    2026年07月11日
  • イン・ザ・メガチャーチ

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    傍から見れば歪んだ熱狂に思えても、当事者には幸福になる。しかも、自分だっていつそっち側へ行くか分からない……
    視点が次々と変わっていくので、初めての単行本でしたが飽きずにスラスラと読み切れました。

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    2026年07月11日
  • イン・ザ・メガチャーチ

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    ネタバレ

    アイドルのサバイバル番組を何度も見てきたので、物語に惹かれる気持ちすごくわかる。謙虚で努力してる人を推したくなるんだよね〜。それをみて自分も勉強や仕事頑張ろうって思うんだよね。
    澄香が推し活によってどんどん明るくなっていって、視野が狭いことが必ずしも悪いことではないと思った。

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    2026年07月11日