朝井リョウのレビュー一覧

  • スター

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    人生のバイブルになりえる本に初めて出会った。正直一回目を読み終わった今では、この本が伝えたいことの全てを理解はできていない。それでも変化が大きく正しいということが曖昧になったこの時代の中で、自分に自信を持って生き抜いていくための術が書いてあることは形容し難いほどに伝わった。何度も読んでもっと理解を深めた先に何を感じるのか、早速もう一度読み返してみる。

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    2026年08月23日
  • スター

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    送り手側も受け手側も多様化していくなかで、そこに単純な優劣や上下はなく、結局はポジショニングなのだと思う。需要と供給のあいだで、そのときたまたまパズルのピースが噛み合うものが選ばれていく。言われてみれば、その通りである。
    ただ、いざ送り手側の立場に立つと、そう簡単には割り切れない。
    「どうしてあんな粗悪なものを売っているんだ」と思うこともあれば、逆に「どうしてあそこまで真面目にやっているんだろう。そんなに丁寧にやっていたら採算が合わないだろう」と感じることもある。実際に受け手がどう受け取っているかを十分に考えないまま、つい他の送り手と比較してしまう。
    さらに、ある程度その世界を深く知るようにな

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    2026年08月23日
  • 世にも奇妙な君物語

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    ネタバレ

    「探偵よむーく、薦めたい」
    の、フェア中に購入した1冊✩.*˚
    大好きな、世にも奇妙な物語に似ている
    タイトルなので、購入しました✩.*˚


    読んでみて思ったのは、
    本当に世にも奇妙な物語みたいな、
    奇妙なお話だなと思った。

    最後はゾッとする話が多かったけど、
    今の社会で問題になっている事柄も入っていて、
    確かにな。と考えさせられるものも多かった。

    特に、「立て!金次郎」「13.5文字しか集中して読めな」は、自分がされて嫌なことはしない。
    自分がしたことは自分に返ってくる。
    といった教訓も含まれているのかなと感じた。

    最後の「名脇役バトルロワイヤル」は、
    登場人物の名前を見た

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    2026年08月23日
  • スター

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    ネタバレ


    大学生時代に監督として撮影した動画が、映画祭でグランプリをとった絋と尚吾。絋は「美しい映像を撮ること」、尚吾は「上質な作品を創り上げること」を信念とし、2人は対照的な進路に進む。

    有名な監督の元で監督補佐として働き始めた尚吾は、質の高い作品を作るために細部へのこだわりを追求する。同じ信念を持つチームで働くことを誇りにも思う一方で、YouTubeや動画配信などの別のプラットフォームの事ははなから否定的に捉える。しかし、世の中の可処分時間は新たなプラットフォームに奪われてゆき、所属する映画制作チームの資金状況も危うくなってゆく。

    一方の絋は、学生時代の動画撮影の縁から、ボクシングジムのYou

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    2026年08月23日
  • 学生時代にやらなくてもいい20のこと

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    全章かなり笑った。
    ただ就活パートだけ、当時の苦しい思いが思い出せれてきつかった。

    他のエッセイで著者自身のことを、隠キャや学生時代何にもしてない等卑下しているがかなり色々な経験していると思う。
    自転車で東京から京都なんて狂ってる(褒め言葉)

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    2026年08月23日
  • 武道館

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    ネタバレ

    随所に美しいシーンが凝縮されていて、前半から涙する場面が多々ありました。多面的にそのままを恍惚に描写される朝井さんの魅力がアイドル、そして その人間構造が物語として凛としていて、美しくて苦くもあり言語化ができないような、言葉・文章・文体から匂いまで届いてくるような感覚でした。食事シーンが人物像が伝わってきて好きなシーンでした。
    碧が魅力的で最初から最後までグッと心を掴まれていました。

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    2026年08月23日
  • 何者

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    気になってはいたものの、ショックを受ける気がしていたので、就活を終えてから読みました。
    その選択は正解だったと思います。

    生成AIの登場、売り手市場、就活の早期化、人気業界の変化。
    私の就活は、『何者』が描かれた時代とは大きく変わりました。

    でも、人が考えることは変わっていません。

    就活が上手くいっている友人。
    就活から逃げた友人。
    就活を終えた友人。

    彼らに対する嫉妬や焦燥は、行動描写だけでも手に取るように伝わってきます。
    醜く描かれている登場人物にも、必ず共感できる側面がありました。
    まるで、就活とサークルに明け暮れた1年前に戻ったような感覚でした。

    文章だけで、あたかも登場人物

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    2026年08月23日
  • 生殖記

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    え、めちゃくちゃ面白かったんですけど。
    これ、朝井リョウのエッセイ読んでいるみたいじゃないですか?副音声で朝井さんのツッコミが入っているかのようでじわじわと笑いが止まりませんでした。
    朝井リョウ流に多様性、令和、LGBTQ+、SDGs…について言語化してくれます。お得意のケーキのお話もあります。
    Audibleで読んだのが良かったのかな?個人的にはもっと評価が高くてもいいと思います。

    朝井リョウって面白い!人間って面白い!

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    2026年08月22日
  • どうしても生きてる

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    ネタバレ

    浅井リョウさん、今年度(2026年)の本屋大賞受賞されましたね~。私は、ノミネートされて結局2位だった?熟柿を読んでいて、とっても良かったのですが、もちろんインザ・メガ・チャーチも読むつもりです!
    で、こちらは少し前の作品で文庫になっていて、友だちからおススメされたのでので読みました!
    まず、タイトルがいいよね。私も、どうしても生きてるって感じが日々してるし。
    6つの短編が入っているのですが、どれも良かったです。

    1つ目「健やかな論理」
    「・・・だから、○○に違いない」「~~な人が、自殺なんてするわけがない」などの、健やかな論理に反感をもっている女性のストーリー。人から見たら、何の問題もなく

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    2026年08月23日
  • そして誰もゆとらなくなった

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    朝井リョウのエッセイ、最高級品すぎる。自分が人生の底だ!とおもうようなことがあっても彼の肛門と文章力とですくい上げて貰えるような気さえする。出来れば人生の底には落ちたくないけれども。
    様々な本の合間合間に読んでいたこともあり、特に気に入ったエピソードを強く記憶はしていないが、肛門科医の話とバレーボールの話がいちばん笑ったような気がする。朝井リョウさんの小説作品を読んでまた読み返したい、この温度差が堪らない

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    2026年08月21日
  • 風と共にゆとりぬ

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    朝井リョウ氏の自虐と悪ノリが全開で、何度も吹き出してしまったw
    特に肛門の話まで笑いに変えてしまう発想がすごい。
    直木賞作家なのに、ここまでくだらないことを全力で書く姿勢が最高。
    読後、なぜか元気になる一冊だった。

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    2026年08月21日
  • 生殖記

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    生殖器目線での人について書いているが、人間を俯瞰して書いているため面白い。
    多様性の受け入れには必ずマジョリティ側のマイノリティに対する上からの目線が含まれていると感じた。
    "自分を走り続けさせてくれるものが欲しい"この言葉に共感した。
    生殖し種を残すことが生物の本質なのに人間は思考を持ってしまったせいで、発展と同時に余計に考えるようになってしまった。
    後半に主人公と対照的な性格のマイノリティが現れ、"しない選択"ではなく"する選択"を選ぶ場面は心を動かされた。また、感覚を共有できる人がいることはやはり幸福なことであると思った。
    主人

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    2026年08月20日
  • どうしても生きてる

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    人生は痛いことの連続なのだよなぁ。でも「痛い」ことを「痛い」と伝えても、驚かずに全部受け止めてくれる人がいれば、すごく幸せなことなのなぁ。自分にはそのような人がいないので、今後どうやってこの痛みと共に生き、死んでいこうかと考えさせられた。
    過去に誰もが羨む超絶美しいお方とお付き合いしていた頃、彼が鼻くそ食べてるのを見た時から、全く性欲が湧かなくなり、ずっと秘部が乾いたままだったことを思い出した。そういう意味では良大くんの気持ちはすっごく理解できる。

    語彙力に乏しく、こんなクソな感想しか書けなくて皆様に申し訳ない。

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    2026年08月20日
  • 風と共にゆとりぬ

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    どことは言いませんが、治ってなかったのか…
    治ってない方がおもしろいけど、人間の良心的には治ることを祈願していたのに…涙

    どこの科とは言いませんが、オシャレな服を着たイケメンの若い作家が、病院でドーナツ型の椅子が並んでいるのを見て呆然としている描写もとても良かったです。

    朝井リョウさんは、本当にうまいなあとたくさん笑いながら思いました。例えば腹立つ時に「地獄に堕ちろ」と言えば普通ですけど、「うるせえなクソ野郎どもまとめて派手にくたばりやがれ」と表現すると、あたかも北斗の拳的な痛い目な想像ができちゃうのです。「まとめて派手に」って、絶対浮かばないなあ…

    次は3冊目。読むのが楽しみです。

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    2026年08月20日
  • 何者

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    必死すぎてイタイことまでしてもがいている人、それを一歩引いて冷めた目で見ている人。
    果たして、どちらが社会から選ばれるのかという問いを突きつけられた。
    さらに冷笑している人も、本当は「選ばれたい」と強く願っていて、自分自身も同じ「選ばれるためのゲーム」の中にいるのがとてもリアルだった。

    終盤に拓人のある事実が判明し、「何を書かないか」を大事にしている朝井リョウさんらしい作品だなと感じた。

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    2026年08月20日
  • そして誰もゆとらなくなった

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    何度も何度も爆笑させていただきました。
    ゆとりシリーズ3冊は宝物です。
    これからもずっと朝井リョウさんのエッセイを読みたい!
    私の願いです✨

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    2026年08月19日
  • スター

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    自分の視点に疑いを持ち続けたいとも思ってたし、自分の視点に確信を持てるようにもなりたいとも思う。
    とっても面白かった。
    何かを生み出す理由を自分の中に持っていたい。

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    2026年08月19日
  • 何者

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    ネタバレ

    余暇時間を使って読書をしているのになんでこんなに苦しまなければいけないんだろうと思った。

    主人公が冷笑家なのだが、他の登場人物の言動もほぼ全員こき下ろしがいのある出来栄えで、主人公の鋭い冷笑にキツさを感じずに、むしろ共感しながら読み進めることができる。
    しかし、そんな感想を抱くような人間なので、最後にもれなく刺された。満身創痍になった。「評価と感想」を書いているのすら怖い……。

    一冊を通して一度も刺されない人っていないのではないだろうか。
    私はこの本を四時間くらいの間に夢中で読み切ってしまった。今は瀕死だけど本当に面白かった。

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    2026年08月19日
  • 生殖記

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    著者のPodcastを毎週聞いていて、たまには本も読まなきゃ、と本書を手に取った。
    語り手と主人公の心の声と主人公の発話と主人公の対話相手のセリフとごっちゃごちゃに入ってくるのに誰だか分かる。
    Podcastで感じる著者の頭の回転の速さを想起させられた。
    そして仕事や真剣な私事の話題の間も、全く関係無い食べ物のことを同時に考えたりしてるのが著者の性格表しちゃってる感じするなあ。

    主人公と同じような境遇の後輩の颯との価値観がとても離れているのが面白い。
    年代がちょっと違うだけで世間の空気がガラリと変わったことを如実に表していて。
    世代差もあるだろうし、もちろん個人差もあるだろうし地域差もあるだ

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    2026年08月19日
  • 桐島、部活やめるってよ

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    ★4.6
    うまい うますぎる 情景描写 心理描写 その圧倒的な比喩表現 とにかくもう読みながら感嘆することしきり

    それぞれの章の主人公たちの心情がキリキリと ヒリヒリと伝わってくる ああ 今の高校生ってこんなかんじなのか(2010年の作品だけど)

    どんなものかな? と思って読んでみたが 読んで本当によかった この作者は他の作品も読みたい 読んでいこう

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    2026年08月19日