朝井リョウのレビュー一覧

  • スター

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    ネタバレ

    うわー!面白かった〜!!!
    朝井リョウさんは、現代社会のなんとなくモヤモヤしている事象を言語化するのがとても巧いですよね。毎回言っている気がしますが、解像度がヤバいです。
    今回はYouTubeで誰でも発信できる世の中になっていることにスポットライトが当たっています。色んな発信がされようと、受け取るのは変わらず人の心、というのがめちゃめちゃしっくりきました。文明が発達していくスピードに、人の心が追いついていないような気がしました。人が処理できる情報の量を、今の世の中でははるかに超えてしまっているんですよね。法律や倫理感が追いついていないような感覚、というのでしょうか。

    朝井作品を読んだ後は、い

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    2026年05月28日
  • イン・ザ・メガチャーチ

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    刺さる側と分かっていながらも

    かなり最悪な読後感だった。
    でも、かなりおもしろかった。

    昔ドルオタもしていたし、今もライブに行きやすくなるために上京して、私物グッズ入りガチャに6万使って、推しの音楽や言葉を勝手に人生の救済にしている時点で、自分の中に“信徒性”があること自体は前から自覚していた。

    ライブ後に「神」と何度言ったかわからないし、作品や言葉を拡大解釈して、勝手に巨大な感情を抱いてしまう感覚も覚えがある。

    ただ一方で、“推し”という言葉を安易に使いたくない気持ちもずっとあった。(現時点でドルオタではないから)
    周りから見れば十分推し活をしている側なのに、「ただの消費や疑似恋愛とは違う」という意識でどこか斜に構

    #ダーク #怖い

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    2026年05月26日
  • 死にがいを求めて生きているの

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    自分を斜め上から覗いている感じ。登場するキャラクターに自分を重ねながら読んだ。私の過去を見ているようだった。生きがいは、探して見つけるものではなくて、日々を過ごしていくなかで、発生するものだと思った。そして、自己否定は良くないなぁと思った。ありのままの自分を好きになることが大切なんだと思う。そして、他者との比較をやめて、自分の過去と比べて成長していく過程を楽しめたら、良いなと思った。

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    2026年05月25日
  • スター

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    肉質にこだわっている焼肉屋さんが、質よりもどちらかといえば量や空間に力を入れている焼肉屋さんをみて、「どうしてあっちのお店のほうが混んでるんだろう? うちのほうが絶対おいしいのに!」と言っていたのを思い出した。

    質の良さは人によって違うし、質がいいことがわかってはいても状況によっては質がいいことを選択基準にしないこともある。

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    2026年05月25日
  • スター

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    多様性の中に生きる人間の葛藤を描く。

    浅沼と千紗の言葉が特に響いた。
    響いたというより、本作を読んで、確かに感じてはいるが言語化できない考えを、きれいで納得感のあるかたちに言語化してくれているという感覚。

    今自分が生産しているものの、良いところに目を向けて生活しよう。

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    2026年05月25日
  • 死にがいを求めて生きているの

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    どこかで聞いた「複雑なものを複雑なままに描く」という朝井リョウの言葉が体現されているような小説だった。

    何が輝かしいかなど、年齢とともに変わっていくし、そこに他者の視点など本来必要ないのに、それを快楽のように求める人間らしさに苦しくなる。

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    2026年05月22日
  • 死にがいを求めて生きているの

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    様々な考え方が広がった現代を生きる人々の心の深い部分にある悩みや葛藤を描いた至極の一冊。朝井リョウさんらしい観点から結ばれる内容に夢中になった。生きがいではなく死にがいを求めるという一文には自身にも想うところがあり、共感せざるを得なかった。自分の生きがい、死にがいを改めて考えさせられる忘れられない著者。

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    2026年05月22日
  • 世にも奇妙な君物語

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    ふぅ〜ん、、、世にも奇妙なと謳っている割り普通だなぁ、、、と思いながら1話を読み終わり、2話、3話、、、あれよあれよという間に読んじゃう。
    意外なオチだったり各話で違う趣があって面白いなぁ、、、くらいにしか思っていなかった、の、ですが!

    最後の話にたどり着いた時、やられたー!と思いなが1文字1文字なんだか丁寧に読みました!
    面白い!!最後で一気に今までのお話が映像として頭に流れました!それくらい、私は最後のお話でやられました!

    大変読みやすく、そして面白い、ひとにおすすめ出来る本がまた1冊増えました!

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    2026年05月20日
  • 少女は卒業しない

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    非常に面白かったです!!!
    短編集であり、全7話で構成されています。面白かったポイントは3つあります。
    1つ目は全て同じ高校かつ時間軸も同じ卒業式を舞台にしている点。7人の少女たちの視点でそれぞれの想いを抱えた状態で卒業を描いており、1つ前, 2つ前に出てきた内容が次の短編小説で登場してくることが多々あり読み進めていくのが楽しかったです。
    2つ目は7人の少女たちの視点で同じ卒業式を描いていること。複数人が同時に迎えるイベントである「卒業式」をそれぞれの思いや立場で経験しており、色んな感情を味わうことができました。そして、自分の高校の時の卒業式でも他の人たちは色んなエピソードや思い出があるのかな

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    2026年05月17日
  • イン・ザ・メガチャーチ

    購入済み

    推し活も宗教もアクティビズも。

    推しができた人、推しを失った人、推しを運営する側の人の三人が絡み合いそうで絡まない話。人はどういうときに推しにハマり、失うとどうなるのか?同じ推しの話でも『推し、燃ゆ』が個と推しとの関係の話なのに対し、こっちは社会全体の話だ。

    「メガチャーチ」とは、週末の礼拝への出席者が2,000人を超える超巨大プロテスタント教会のこと。礼拝と言っても『牧師様のありがたい説教を厳かに聞く』というような多くの人にとって退屈と感じるイベントではなく、もっとエンターテイメント性あふれたイベントを行っている。
    例えば、プロの奏者によるオーケストラ演奏であったり、ロックバンドのライブだったり。巨大なコンサートホールで

    #じれったい #深い

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    2026年05月17日
  • どうしても生きてる

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    『健やかな論理』
    かなり短い話なのに、読後にずっと残るタイプだった。
    主人公は、自殺した人のSNSを遡り、死にたくなる前触れを探すのではなく、むしろそこに因果関係が存在しないことを確認して安心している。
    普通に投稿し、再配達を頼み、日常を続けていた人が、ある時突然死を選ぶ。
    その不安定さを確認することで、「人間はそもそも説明できない存在なんだ」という感覚に安心しているようにも見えた。
    この話の面白さは、「死にたい理由」だけではなく、最後に「生きたい理由」も同じように説明できないものとして描いているところ。
    人は大義名分や明確な理由だけで生きているわけじゃない。
    読みかけの本、明日の予定、何気な

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    2026年05月16日
  • チア男子!!

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    自分に自信が持てない人は沢山いると思う。仲間と一緒に何かに取り組み成し遂げた経験を持つ人は、少なからずその人に力をくれますね。チアが上達するにつれて皆んなの心が満たされていくメンバーの描写に後半は特に引き込まれて読みました。

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    2026年05月13日
  • 何様(新潮文庫)

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    まず、光太郎の話で泣いてしまった。「何者」の時からすごくいいキャラクターだなと思ってたけど改めて光太郎視点で進む物語はより本人のことを知れて好きが増した。サワ先輩もより好きになった!!!
    最後の話もよかったなぁ。「何様」って本のタイトルとも同じ章、”答え”は提示されないけど背中を押してくれるような言葉があって素敵だった。

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    2026年05月13日
  • スター

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    すっごく大学時代が懐かしくなった。
    書評もOGの南沢さんで、なんだか大学の大好きな居場所を思い出してしまった

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    2026年05月13日
  • スター

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    比べられないものを比べたがる感覚は、きっと誰もが当てはまる感性だと思う。
    本来見えなかったもの(世界)が見えるようになったり、好きなことが簡単に選べるようになった世の中で、我々は自分の心がわからなくなってきている。
    情報に溢れ、たくさんの人の意見を耳にし、自分の感性すら揺らいでしまう時代。
    自分の心は周りと違うんだと、間違っていると思うものを糾弾し、自分の考えが正しいんだと主張する。世間と自分を比べ、本来優劣なんてないはずの感性に口出しをしてしまう。
    朝井リョウさんはきっとたくさん悩んできたのだろう。
    誰かにとっての正しさが、誰かにとって間違いだと思われていたとしても、それを貫く強さ。自分と違

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    2026年05月11日
  • スター

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    「表現したい欲」と「社会のルール」みたいな、相反するものをぶつけるのが本当にうまいなと思った。

    特に朝井リョウって、どちらかを完全な悪や正義にしないから、自分の中にも両方ある感情として刺さってくる。

    自分はどちらかというと、精度を高めるよりも、とにかくまず出してみるタイプだと思う。勢いで動ける反面、社会人としては「ちゃんと詰める」「丁寧に積み上げる」みたいな部分が足りないと感じることもある。

    だからこそ、この作品を読んで、仕事に対してもっと熱量を持って向き合わないといけないなと思った。

    今は育休中で、仕事から少し距離がある時期だからこそ、「自分はこれからどう働きたいのか」を逆に冷静に

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    2026年05月11日
  • イン・ザ・メガチャーチ

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    ネタバレ

    グロい
    私アイドルもオーディションも大好きで、今も鯖番みてるし、昔の鯖番落ちた子が最近デビューしたからそれも追い始めたし結構人生アイドルに捧げてるタイプだから本当に全部の文が刺さった。

    昨日今日で読んだんだけど、読み始めたタイミングが最悪で
    ・今見てるオーディションの推しが最近人気になってきたけど次の順位発表式で落ちそう
    ・今日は前見てたオーディション落ちた子が別事務所からデビューしたからそのファンミ
    ・週明けは本命のファンミ
    という全力オタ活中に読んだから具合悪くなった^ ^

    この本を知ったきっかけがオーディション出演中の人がビハインドで読んでたからなんだけど、これを出演中に読めるメンタ

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    2026年07月12日
  • もういちど生まれる

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    ネタバレ

    久しぶりに結構いいなと思った本
    すごく痺れたし、いま読めて良かった
    また読み返したいと思う
    淡くて暗くて儚い時代の物語たちなのに、
    もう大人に入ってきてしまった自分にもすごく刺さる
    いつまでも淡くて大切なものを、わすれたくないと思った
    自分だけの感情と向き合うこと、人には人の黒さや美しさがあること
    すべて、こぼしたくないね
    そんななかで混ざりあって、溶けて、こぼれていくものもあるけど、大丈夫だよって
    自分にも他人にも言いたい

    最後のお話でたくさん泣けた
    仕事や日常で、生きるために苦手なことを頑張っている自分をえらいと抱きしめてみたくなった
    きらきらを夢みても、たくさん考えていても、今はできな

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    2026年05月10日
  • チア男子!!

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    息が、汗が、気持ちが、グイグイ伝わってきた。
    全力で打ち込む姿は眩しく、羨ましい。

    著者の「●●●のような」という表現がキレキレ。素朴な小ネタも侮れない。「朝井リョウ、さすがだな…」など冷静なフリをして読み進める。しかし、終盤の臨場感はすごかった(オーディブルで聴いていたからだろう)。気持ちよく、その臨場感に包まれた。
    そして、改めて「朝井リョウ、さすがだな」と感じた。

    冒頭は少しだけ、あだち充の『陽あたり良好!』を思い出したかな。

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    2026年05月09日
  • スター

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    おもしろかった!どうなるのか気になった!
    ラストの後もどうなるなか気になるなー

    お互い、お互いが持ってないものを欲してて、
    みんなそうなんだろうなと思った

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    2026年05月09日