もういちど生まれる

もういちど生まれる

小説・文芸
752円 (税込)

3pt

彼氏がいるのに、別の人にも好意を寄せられている汐梨。バイトを次々と替える翔多。絵を描きながら母を想う新。美人の姉が大嫌いな双子の妹・梢。才能に限界を感じながらもダンスを続ける遥。みんな、恥ずかしいプライドやこみ上げる焦りを抱えながら、一歩踏み出そうとしている。若者だけが感受できる世界の輝きに満ちた、爽快な青春小説。

詳しい情報を見る

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    幻冬舎
  • 掲載誌・レーベル
    :
    幻冬舎文庫
  • タイトル
    :
    もういちど生まれる
  • タイトルID
    :
    259216
  • 電子版発売日
    :
    2014年04月25日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

もういちど生まれる のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    心の葛藤とか、かっこいい言葉ではなくて、腹黒さ、ズルさ、情けなさ、恥、イタい、劣等感、のような、心の奥にしまって蓋をしておきたくなるような気持ちを取り出して分解して手に取って眺めるような事を主人公たちがしているのを読んでつい、自分も同じことをして、はぁぁ〜となってしまう。
    「何者」や「どうしても生きてる」や、朝井リョウさんの作品で何回かそれをしてみて、分かっていながら今回も笑
    私はアラフォーなので「まぁみんなそんなもん」とも思えるけれど、そういえば19歳ぐらいの時はもっとナイーブで、一つ一つしっかりダメージをくらっていたなぁと思った。
    はぁぁ〜となりながらも、希望の光が一粒、あるところがよかった。

    0
    2026年09月28日

    Posted by ブクログ

    面白い。
    自分が普通の大学生じゃないから、世の大学生はこんな感じなのかと物語にのめり込んだ。
    自分は何も考えてないけど、世の中の人は、自分の思っている以上に色々なことを感じて、深く考えているんだろうなと感じた。

    0
    2026年09月03日

    Posted by ブクログ

    後味がよくて若者に刺さると思いました。(特に大学生。もしくは大学を卒業した人。)

    量がちょうどよくてすぐ読み終わるのでありがたい。
    短い話が5話にまとまっている構成だが、同一の世界線上で数日の間に起きている話のため、読み進めていくうちにそれとなく伏線回収されていく感じが気持ち良い。(登場人物が全く別の話でつながっていたり、登場人物の謎の言動の理由が別の話でわかったり、など)

    ※軽いネタバレ含む
    どの物語もバッドエンドや胸糞が悪くなることはなく、主人公が辛うじて前向きに進もうとして終わるため、後味もよくて読後感も非常に良いです。

    0
    2026年08月13日

    Posted by ブクログ

    作者の爆笑エッセイを読み、ラジオを聞いて朝井リョウさん像があるにも関わらず、作品を読んでも作者は見当たらない。そこにはちゃんと登場人物がいる。
    何よりも好きなのは、自分が主人公になったと錯覚するほどの心理描写文。その時々の気持ちによって、風景を見てどのように感じるのか全然違う「それ」を見事に書いて閉じ込めているようで好き。
    短編小説だけど、登場人物同士に関係性があって、ある小説では「クール」な女性として描かれている子が、主人公になった小説では葛藤を抱いていたり…それぞれ世界をどのように見ているのかを経験できる作品で好き。

    1番心に刺さったのは「もういちど生まれる」。
    ストーリー性がいいのはもちほん、始まりの文章が好き。

    2026.4.28

    0
    2026年07月03日

    Posted by ブクログ

    ハタチになるという特別な瞬間、ハタチという節目の前後で起こる青年たちの心の成長とゆらぎとを描いた物語。朝井さんらしく、ジブンって何だ、を深堀するヒントが得られる一冊。
    あと、作中に度々登場するらもう20なんだから、という描写に出会う度に、こっちは26やぞ、という切なさが込み上げます。

    0
    2026年06月25日

    Posted by ブクログ

    若さゆえの劣等感や嫉妬、他者との比較によって生まれる複雑な感情が印象に残った連作短編集

    『ひーちゃんは線香花火』
    大学生の男女の人間関係を通して、友達という関係の曖昧さや、何気ない言葉が持つ力について考えさせられる作品だった。
    そもそも友達とは何なのだろう。恋人のように明確な約束を交わすわけでもなく、偶然知り合い、いつの間にか友達になっている。そんな曖昧な関係だからこそ、互いの認識や期待にずれが生じることもある。

    特に印象に残ったのは、「そんなのたいしたことじゃない」という言葉。
    人は必ずしも悩みを解決してほしいわけではない。自分が抱えている問題を、誰かの一言によって小さくしてほしいと願うことがある。
    しかし、この言葉は時と場合によって、人を救うこともあれば、相手の気持ちを逆なですることもある。
    問題そのものは何も変わらなくても、信頼する相手から言われることで気持ちが軽くなる。一方で、真剣に抱えている悩みを軽く扱われたと感じれば、かえって傷つくこともある。

    そして、そこには誰もが持ち得る無自覚な加害性も潜んでいる。悪意がなくても、何気ない言動によって誰かを傷つけてしまう可能性がある。
    だからといって、相手の気持ちをすべて察することなどできない。
    友達という曖昧な関係性の中で生まれるすれ違いと、一つの言葉が持つ救いと残酷さ。
    身近な人間関係を描きながら、普段は意識しない感情の機微について考えさせられる、面白い一編だった。

    『燃えるスカートのあの子』
    大学生時代の淡い恋愛感情。
    滑稽で、痛々しくて、どこかむず痒い。
    「私は絶対にあいつには勝てない」
    そんな感情を抱く登場人物たちの姿は、まるでダウ90000のキングオブコントでやってたコントのようだった笑

    『僕は魔法が使えない』
    再婚を考えている母親と向き合おうとする物語。
    それはきっと、足し算よりも簡単で、ほうきに乗って空を飛ぶよりも難しい。
    母親と向き合うことは、まるで魔法を使うほど難しく感じられる。
    しかし、カレーだって隠し味さえわかれば、ほんの少しの工夫で魔法を使ったかのように美味しくなる。
    誰もが魔法が使えないのではなく、その使い方を知らないだけなのかもしれない。

    『もう一度生まれる』
    「もう一度生まれる」では、美しい双子の姉に対して劣等感や嫉妬を抱く妹の姿が描かれる。
    双子だからこそ、どうしても比較してしまう。その苦しさには理解できる部分がある一方で、どこか被害妄想めいたところも感じた。
    ただ、自分では誰からも相手にされていないと思っていても、実際には自分を見てくれている人がいる。
    他人との比較にとらわれるあまり、そうした存在に気づけなくなることもあるのかもしれない。

    『破りたかったものすべて』
    他者の理想になろうとして、無理をしながら生きる主人公が印象的だった。
    この問題は、夢や目標を応援することだけに限らないと思う。
    もっと広く考えれば、恋愛など人とのコミュニケーション全般にも通じる話ではないだろうか。

    0
    2026年10月30日

    Posted by ブクログ

    各短編の主人公や家族、友人、世界線が面白いつながり方をしていて、「あ、あの時の!」と言いたくなるシーンが多かった。どの短編もタイトルで見事に伏線回収されて、面白かった。

    0
    2026年10月22日

    Posted by ブクログ

    自分は何か持っているって思う人と、自分には何もないって思う人と、どちらが上手に生きていけるのだろう。どちらが辛い思いが少なくて済むのだろう。

    どの登場人物も若くて瑞々しくて眩しかった。周りと比べたり、見下されてることを自覚してピエロを演じてみたり。上記の言葉が若者の自信の無さを象徴してるような気がして印象に残った。

    0
    2026年10月11日

    Posted by ブクログ

    短編小説かと思いきや、それぞれ繋がりのある連続短編小説だった。私たちは結局どこかで繋がっているんだよなあと思ったり。
    大学生のあの頃のなんだか高校生とはまた違う青春?というのか、今よりももっとキラキラしていたなあ、楽しかったなあと懐かしんでしまった。
    でもそのキラキラだけじゃない、モヤモヤとも言えないあの頃にしか悩めない苦悩している部分の話で、嫉妬とも言えぬ感情から自ら抜け出そうともがいてる登場人物たちが良かった。

    自分から逃げないで今日の私も頑張ろう!と思えた小説だった。

    0
    2026年10月10日

    Posted by ブクログ

    ひーちゃんは線香花火 ☆☆☆☆
    燃えるスカートのあの子 ☆☆☆☆
    僕は魔法が使えない ☆☆☆☆
    もういちど生まれる ☆☆☆☆
    破りたかったのものの全て ☆☆☆

    0
    2026年09月17日

もういちど生まれる の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    幻冬舎
  • 掲載誌・レーベル
    :
    幻冬舎文庫
  • タイトル
    :
    もういちど生まれる
  • タイトルID
    :
    259216
  • 電子版発売日
    :
    2014年04月25日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

幻冬舎文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

朝井リョウ のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す