何者

何者

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作品内容

就職活動を目前に控えた拓人は、同居人・光太郎の引退ライブに足を運んだ。光太郎と別れた瑞月も来ると知っていたから――。瑞月の留学仲間・理香が拓人たちと同じアパートに住んでいるとわかり、理香と同棲中の隆良を交えた5人は就活対策として集まるようになる。だが、SNSや面接で発する言葉の奥に見え隠れする、本音や自意識が、彼らの関係を次第に変えて……。直木賞受賞作。

ジャンル
出版社
新潮社
掲載誌・レーベル
新潮文庫
電子版発売日
2015年12月18日
紙の本の発売
2015年06月
コンテンツ形式
EPUB

書店員のおすすめ

就職活動に奮闘する大学生の青春群像劇だと思ったら、最後ものすごいスピードで私の期待を裏切っていった作品(いい意味で)
就活自体もリアルで重い感じなのに、より話のコアとなるモラトリアムや自我や自意識についての語りがとにかく心をえぐってくるので心当たりのある方はご注意ください。

「俺は企業に入るんじゃなくて個人として生きていく」と宣言しておきながら隠れて広告代理店を受けていた友達、平凡な日常をキラキラ&ポジティブに変換してSNSへ投稿する友人、夢を追いかけて芝居の道に生きる決断をしたもののネットで叩かれまくっている仲間。
理想の「何者」かになろうと必死な友人の姿は、冷静で客観的な主人公からするとどこか痛々しい。それは巷でよく言われる「意識高い」という悪口にも似ている。
でも本当に痛々しいのは、本当に仲間たちのほうなんだろうか。

誰かの行動に批評ばかりしていても、本人は一生「何者」にもなれない。理想に近づきたければカッコ悪くても、がむしゃらに行動するしかないのだ。
クライマックスでの友人との口論が、心をえぐりつつもとても心に沁みる。年明け1冊目としてはなかなか良い、今年も ...もっと見る

Posted by ブクログ 2019年01月05日

就活に励む大学生の話で、SNSも織り交ぜてとても面白かった。

瑞月の隆良に対する言葉や、理香の拓人に対する言葉はなかなか言えない。

自分は、仲間うちでしか盛り上がらない話は、知らない周りからしたら冷めて感じることを想像できる側の人間だと思ってるけど、そういったとこが拓人に似てると思った。観察ばっ...続きを読む

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Posted by ブクログ 2018年12月19日

割と前に読んだ。めちゃんこ面白かった。
たぶんこれは、就活をテーマにしたかったんではなく、大学生というか人間の本質的な部分を、就活っていう手段から伝えようとしたんだと思う。最後ゾッとしたぁぁ

女の人の、最初から完璧を目指さなくていいっていう言葉は今でも大事にしてる。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2018年12月12日

なんども読んだ。

SNSがあるゆえに生じる、新たな人間関係の在り方。メリットも多い。しかしこの作品では、メリットは当然そこにあるものとして、落とし込まれている。

注目されているのは、発散、監視、不安、自己顕示欲、

何者かになれるのではないか、という思いを後押しする分身。

登場人物たちにはそれ...続きを読む

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Posted by ブクログ 2018年08月14日

初読みでした。今更ながらですが、
朝井リョウさん、スゴイ文章力です。
サスペンスじゃないのにドキドキして、
後半ゾクッとしてしまいました。
SNSを通しての自分のあり方、感情、友人関係、とてもリアルに描かれてました。
他の本も読みたいな。

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Posted by ブクログ 2018年04月25日

再読。おもしろすぎてすぐに読み終えた。

ラストにかけてのスピード感がすごい。
朝井リョウさんは、誰にも見せたくないような心のドロッとした部分を表現するのが上手だな、と思う。
自分にも当てはまることがたくさんあって苦しかった。

映画の配役が本当にぴったりだと思ったので楽しみ。
とくに菅田将暉くんと...続きを読む

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