生殖記

生殖記

1,683円 (税込)

8pt

『正欲』から3年半ぶりとなる最新長篇。

とある家電メーカー総務部勤務の尚成は、同僚と二個体で新宿の量販店に来ています。
体組成計を買うため――ではなく、寿命を効率よく消費するために。
この本は、そんなヒトのオス個体に宿る◯◯目線の、おそらく誰も読んだことのない文字列の集積です。

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  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    小学館
  • ページ数
    290ページ
  • 電子版発売日
    2024年10月02日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    1MB

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生殖記 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    匿名

    購入済み

    至って真面目な「生き方」の本

    やっぱり自分は朝井リョウさんの本は好きなんだなと再認識出来ました。繋がりの意識を求める現代人の生き方を見事に表現されていて、朝井さんと同世代の自分にグサッときました。

    #笑える #アツい #共感する

    0
    2025年12月29日

    Posted by ブクログ

    上位存在めいた語り部が、主人公と社会の関係性を露悪的に提示していく。読み味は小説というよりエッセイに近い。ヒトにはそれぞれの幸福がある。

    0
    2025年12月28日

    Posted by ブクログ

    共同体の成長・発展に貢献したいとは思わない。私自身が所謂「普通の人」と考え方が違うなと感じていた違和感やモヤモヤを言語化してくれて心が軽くなった。

    0
    2025年12月28日

    Posted by ブクログ

    正欲は未読だけど、ゆとり3部作とトークイベントは体験済み。
    なんだか、本作はご本人の口調というか、直接朝井リョウさんに話しかけられてる感覚になる…
    あーわかるーの部分もあれば、新鮮な部分もあって、しゃべくりのお笑い芸人さんのトークをずっと聞いていたかのような、疲労感。笑い疲れか。

    AIが作れない小

    0
    2025年12月25日

    Posted by ブクログ

    色々と衝撃が。。
    でも、普段の朝井リョウさんの顔やおちゃらけた姿を媒体で拝見していると、勝手なイメージではあるけど
    この作品が割と
    "素に近い"というか"思いがそのまま文面に乗っている"ような気がする。
    なんというか、この世界への朝井さんの沸々とした理不尽さに

    0
    2025年12月22日

    Posted by ブクログ

    生殖器★4.5
    ち◯ち◯が喋ってる?!全く新しいスタイルでめっちゃ面白かった。
    終始小説の語りは生殖器の一人称視点。主人公尚成ですら三人称である。いやそれなら尚成は主人公ではないのか笑。生殖器が意思を持ってかつ生殖器の持ち主の個体を客観的に見て話してる状況が斬新。ワクワクして読めた。
    話しているのは

    0
    2025年12月19日

    Posted by ブクログ

    相変わらず、浅井リョウの言葉の使い方が好きだ。

    ともすればネガティブになりがちなテーマを、予想外の立場で捉えて俯瞰し、フラット、且つ興味深さを隠さない物言いが、新鮮でとても気持ちが良かった。

    どう生きて行くかなんて人それぞれ、という「多様性」という言葉を初めて良い意味に捉えさせてくれた作品。

    0
    2025年12月24日

    QM

    購入済み

    独特な目線から話してるなあ、人間のことを「ヒト」と読んだり〇個体とカウントしたり、、、新鮮で面白くて次々読んでいったらいつの間にか最後のページに。フレンドリーな口調が読みやすかったのかも。

    人間は成長とか変化しないことを恐れていて絶対今にとどまろうとしないし、後戻りなんてもってのほか、、、ほんとそ

    0
    2025年10月20日

    Posted by ブクログ

    正欲といいこの本といい、色々と考えさせられることが多い。
    特に今回の本は、人の当たり前、常識が常にコロコロ変わっていることのようなあまり俯瞰して考えないことが、とてもわかりやすく言語化されている。
    今この時代を生き抜く自分は、この世の中の常識に対してどのような考えを持って行動しているのか。直感で動い

    0
    2025年12月28日

    Posted by ブクログ

    『生殖記(朝井リョウ)』を読み終えて、まず強く残ったのは、「これは物語という形を借りた“思考の記録”だ」という感覚だった。奇抜なタイトルや設定に目を引かれるけれど、ページをめくるほどに、軽い好奇心では太刀打ちできない重さが静かに積み重なっていく。

    語り手は、主人公・達家尚成の“生殖本能”そのもの。

    0
    2025年12月28日

生殖記 の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    小学館
  • ページ数
    290ページ
  • 電子版発売日
    2024年10月02日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    1MB

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