生殖記

生殖記

1,683円 (税込)

8pt

『正欲』から3年半ぶりとなる最新長篇。

とある家電メーカー総務部勤務の尚成は、同僚と二個体で新宿の量販店に来ています。
体組成計を買うため――ではなく、寿命を効率よく消費するために。
この本は、そんなヒトのオス個体に宿る◯◯目線の、おそらく誰も読んだことのない文字列の集積です。

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  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    小学館
  • ページ数
    290ページ
  • 電子版発売日
    2024年10月02日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    1MB

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生殖記 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    生殖器★4.5
    ち◯ち◯が喋ってる?!全く新しいスタイルでめっちゃ面白かった。
    終始小説の語りは生殖器の一人称視点。主人公尚成ですら三人称である。いやそれなら尚成は主人公ではないのか笑。生殖器が意思を持ってかつ生殖器の持ち主の個体を客観的に見て話してる状況が斬新。ワクワクして読めた。
    話しているのは

    0
    2025年12月19日

    Posted by ブクログ

    生きづらい世の中をどう生き抜いていくのかを、面白い観点から描いた作品。周りのしがらみの中、多かれ少なかれ、自分の幸せを求めて人は生きている。主人公がこの生活を幸せだと思うなら、周りがとやかくいう問題ではない。たとえ共感できなくても。

    0
    2025年12月16日

    Posted by ブクログ

    最初は、なんだろうと思いながら読み始めたけど、少しずつ主人公(たち)と距離が近づいていく感覚になって面白かった。

    0
    2025年12月15日

    QM

    購入済み

    独特な目線から話してるなあ、人間のことを「ヒト」と読んだり〇個体とカウントしたり、、、新鮮で面白くて次々読んでいったらいつの間にか最後のページに。フレンドリーな口調が読みやすかったのかも。

    人間は成長とか変化しないことを恐れていて絶対今にとどまろうとしないし、後戻りなんてもってのほか、、、ほんとそ

    0
    2025年10月20日

    Posted by ブクログ

    『手を添えて、でも力は込めず』
    自分も若いころは切にそう思っていたはずなのに、いつからこんなに力を込めるようになったのだ⁇

    0
    2025年12月21日

    Posted by ブクログ

    ・自分は必ず死ぬこと、死までの大体の期間を把握していること。これが人特有の悩みの原因。
    →死から逆算して考えた時の理想と現実のギャップに不安や焦りを感じてしまう。

    ・学生時代と労働社会では、共同体から追放される対象が異常者から生産性の低い者に変わる。
    ・「他人の目は気にするな」は、個性を大切にでは

    0
    2025年12月20日

    Posted by ブクログ

    オーディブルで。
    語り手の設定よく思いつくなあと笑
    同性愛者で生きづらさを抱えている主人公。
    生きづらいながらも、変にひねくれたり人にいじわるする人にならず立派。幼少期は辛い経験もしたようだけど、社会人になってからの仲間がいい人たちでよかった。

    最後はオペラを作る計画、オペラを食べた分のカロリーを

    0
    2025年12月18日

    Posted by ブクログ

    共同体への不信感、社会での生きづらさを抱えながら、それでも生きるべくこの生息地でいかに生きるのか。日常生活での人との関わりや経験をやり過ごすと言いながら、多分普通の人以上にいろいろと考えて、ある意味都合の良く、とても器用に生きていると思った。独り言のようなやや毒舌な語り口が楽しい。老いることを残念と

    0
    2025年12月17日

    Posted by ブクログ

    かなり異色な語り手。
    とはいえ、語り手の話す人物の生き方に少なからずも共感を覚える人も少なくないのでは?と思えた。
    全てではなく、〇〇に関してはそう。というような。
    1つの事をクリアしたら、次はコレ、コレをクリアしたら次はアレ、という永遠に続く人生。
    「多様性」という便利な言葉が出来て、多少は生きや

    0
    2025年12月16日

    Posted by ブクログ

    斬新な語り手、私達が生きる日常の1シーン1シーンを俯瞰的に論理的に言語化する。自分では考えつかない世界の構造に、自分てなんてちっぽけなのかと考えさせられた。
    生物学であり、社会学であり、心理学であり、その一方で1人の人生を解像度高く解説する小説。
    読み物として多種多様なコンテンツが盛り込まれていて、

    0
    2025年12月14日

生殖記 の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    小学館
  • ページ数
    290ページ
  • 電子版発売日
    2024年10月02日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    1MB

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  • 【閲覧できる環境】
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