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死んでしまいたいと思うとき、そこに明確な理由はない。心は答え合わせなどできない。(「健やかな論理」)尊敬する上司のSM動画が流出した。本当の痛みの在り処が写されているような気がした。(「そんなの痛いに決まってる」)生まれたときに引かされる籤は、どんな枝にも結べない。(「籤」)等鬱屈を抱え生きぬく人々の姿を活写した、心が疼く全六編。
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Posted by ブクログ
自分の頭の中で思考がぐるぐる回る人間にとってはその思考の根源と感情を教えてもらったような本だった。生まれ持った自分のマイナスをリカバリするように、大人になってからは自分が意識的に恵まれている、人より何かで優れていると思えるような選択を、自分の意思や感情とは別に無理やりしてきたことを目の前で見せつけら...続きを読むれた感じ。
深い。言語化がうますぎる。感情の機微を繊細かつ正確な比喩で表現されていて、文章がするっと自分の感情に重なってくる感覚があった。鮮やかな生の話ではなく、タイトルどおり、ぎりぎりのラインでかろうじて保たれている生の話が綴られている。短編集だけど、一つ一つの内容が重くてこころにずっしりとおもりがのしかかる...続きを読むかんじ。不完全燃焼の話もあるけど、それがいっそう現実感を掻き立てる。なかでも一話目の話が1番印象に残った。きっと心のどこかで私も似た感情を抱いて生きてきたからだと思う。 「いつだって少しだけ死にたいように」 「いつだって少しだけ生きていたい自分がいる」 「こういうことがあった辛くてたまらないもう死にたい死にたい死にたいって助走があるわけじゃなくて、ふと、なんか、別にもういっか、ってなる瞬間。」 ほっそい糸がプチンと切れて、全てを諦めたような感情になるときがたまにある。こういう経験をした人にしかわからない感情が、この本では100%の精度で言語化をされていた。 この作者の別の本ももっと読んでみたい。
結局生きていくことは楽しいばかりでなく辛いことなのだと、だからこそどうしても生きてるのだと感じた。朝井リョウさんの作品は初めてだけどとても良かった。
生きている中でどうにもならない、歳をとるにつれて言葉にも態度にも出せなくなっていく想いが綴られている物語に感じた。みんな、痛いと叫びたい、苦しいと言いたい、でも言えない。そんな現実と、その現実で生きていくしかない人生への向き合い方を上手く言葉にはできないけれど自分の中に落ちてきた。
一度に大量に摂取するものじゃないね、彼の作品は。 頼むから人生を楽しんでいないでくれ、朝井リョウは。楽しみながらこんなの書かれたらおれは生きていられなくなっちゃうのよ。
貧乏くじを引いたってどうしたって生きていくしかない 泥臭く何かをつかんて立ち上がれ この小説は心の隅をつついてくる そして問いを投げかけてくる 今は答えを出せないけれど 問いを心のなかに持つことができる 答えを探しながら生きることができる 最後の「籤」で光を見せてくれた所も良かった
好きな一節を抜粋 痛いときに痛いって大きな声で言えることが、気持ちいいんだよ (中略) 心のままに泣いても喚いても叫んでも驚かない人がひとりでもいれば、人は、生きていけるのかもしれない --- 自分が子どもと関わる仕事を選んだ理由ってコレだなぁ。コレをする子どもの姿を見ると、羨ましさも混じりつ...続きを読むつスカッとする感じが好きなんだな〜
短編集を読みたい気持ちと、SNSでの紹介があったなということで購入。朝井先生の本は2冊目だけど、生々しいという表現が今のところ1番しっくりくる気がする。共感できるけど、なんか痛くて、わからなくて、モヤモヤする。でもすごく身近なストーリーに感じる。うまく言葉にできないのがもどかしいけど、もどかしいと感...続きを読むじるこの気持ちで今はいいのかなと思う。難しい〜!笑
絶望の煮凝りみたいな物語だ。 誇張も救済もなく、ただ現実に貼りついた感情だけが描かれている。その生々しさこそが、朝井リョウの感性であり、この作品の誠実さでもある。 登場人物たちは総じて立派ではない。小さな優越感に縋り、他者を値踏みし、どうしようもない苛立ちを抱えながら日々をやり過ごしている。しか...続きを読むし、その卑小さやくだらなさは否定されることなく、むしろ「それでも生きている」証として並べられていく。 物語の多くはしんどい。それでも読み手は、他人の人生の歪みや弱さを覗き込むことで、奇妙な安堵を得る。人は人によってしか自分の感情の居場所を確認できない。登場人物たちのあまりに正直な現実を目にすることで、「自分だけが取り残されているわけではない」と、ようやく息ができる。 この本が描いているのは、希望ではなく持続だ。生きたいから生きているのではなく、「どうしても生きてしまう」人間の感情。その悍ましさも含めて、生きているからこそ抱いてしまう心の動きを、人生の断面として突きつけてくる。 救われるわけではない。それでも手放せない。 この本は、現実から目を逸らさずに生きている証として、読み手の手元に残り続ける一冊だ。
2/23 朝井リョウさんやっぱりすごい。 どうしても生きてるってなる時があるけど、 自分の他にもこう思う人がいるんだなって思えるほど、とてもリアルで、自分では言い表せれない気持ちの表現が上手。 男性作家なのに、女性の感情がこんなにも表現できるのが凄すぎる。 残しておきたいフレーズが多すぎて、思わ...続きを読むずメモをたくさんしてしまった。 自分と他者に、幸福と不幸に、生と死に明確な境目などない。 私が考えなければいけないことは、半径5メートル以内に山ほどあるのだ
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朝井リョウ
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