どうしても生きてる

どうしても生きてる

742円 (税込)

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死んでしまいたいと思うとき、そこに明確な理由はない。心は答え合わせなどできない。(「健やかな論理」)尊敬する上司のSM動画が流出した。本当の痛みの在り処が写されているような気がした。(「そんなの痛いに決まってる」)生まれたときに引かされる籤は、どんな枝にも結べない。(「籤」)等鬱屈を抱え生きぬく人々の姿を活写した、心が疼く全六編。

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どうしても生きてる のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    一度に大量に摂取するものじゃないね、彼の作品は。

    頼むから人生を楽しんでいないでくれ、朝井リョウは。楽しみながらこんなの書かれたらおれは生きていられなくなっちゃうのよ。

    0
    2025年11月17日

    Posted by ブクログ

    貧乏くじを引いたってどうしたって生きていくしかない
    泥臭く何かをつかんて立ち上がれ

    この小説は心の隅をつついてくる
    そして問いを投げかけてくる
    今は答えを出せないけれど
    問いを心のなかに持つことができる
    答えを探しながら生きることができる
    最後の「籤」で光を見せてくれた所も良かった

    0
    2025年11月04日

    Posted by ブクログ

    短編集を読みたい気持ちと、SNSでの紹介があったなということで購入。朝井先生の本は2冊目だけど、生々しいという表現が今のところ1番しっくりくる気がする。共感できるけど、なんか痛くて、わからなくて、モヤモヤする。でもすごく身近なストーリーに感じる。うまく言葉にできないのがもどかしいけど、もどかしいと感

    0
    2025年10月18日

    Posted by ブクログ

    『健やかな論理』
    〇〇だから〇〇のようにはっきりと境界線が引かれた健やかな論理に何でもかんでも当てはめたがるのは安心したいから。こわいから。けど全てを当てはめられるわけはなく曖昧な境界がほとんど。

    >いつだって少しだけ死にたいように、きっかけなんてなくたって消え失せられるように、いつだって少

    0
    2025年10月13日

    Posted by ブクログ

    浅井リョウの人の心を言語化する力にはいつも感嘆する。

    健やかな論理
    こういう事する人だからああいう事する。という風に論理付けしたくなる気持ちは健やか。たいがい間違えてるけど。

    流転
    独立する明石はその後どうなったのか気になった。豊川は会社に残るしか道はないがまた余計な荷物を背負ってこの先も生きて

    0
    2025年09月30日

    Posted by ブクログ

    現実はフィクションのようにはいかない、そう思わされる作品だった。

    「実」と「虚」

    誰かが好き放題できるのは、誰かが我慢しているからなのかもしれない。

    皆、痛みを隠しながら社会で生存しているのだろう。

    「想像力」が大切だと思ったが、それはあくまで第3者の視点だからこそ思えることで、その物語の当

    0
    2025年08月19日

    Posted by ブクログ

    短編集の中で、「籤」という作品は私のバイブルみたいな作品です。
    「選んだ籤をあたりにするかはずれにするかはあなた次第」というようなキレイなパッケージされた言葉じゃない、人間の嫌な部分とともに紡ぎ出された言葉は、キレイにパッケージされた言葉の何倍も「ハズレクジ」と向き合う勇気をくれます。

    「受け入れ

    0
    2025年07月17日

    Posted by ブクログ

    解説で万城目さんが語ったとおり、現実のままならない物語。理不尽な世界であるからこそ、読書は大団円を求めると思う。ただ、大団円はときに辻褄合いすぎという違和感を感じることもままあることも事実。辻褄の合わない世界でどう折り合いをつけて行くかを読者は考えながら読み進める。最も印象にのこった「籤」では逃げ出

    0
    2025年12月20日

    Posted by ブクログ

    Audibleにて
    聴き終えたばかりで最後の章が印象に残っているので感想を書きます

    ハズレ籤を引いても置かれた場所で頑張る
    長い目で見ると納得の行く答え合わせができる

    反対にその時は当たりくじを引いたように見えても、置かれた場所で歯を食いしばれず、言い訳ばかりしていれば、堕ちた人生になる

    最後

    0
    2025年12月14日

    Posted by ブクログ

    健やかな理論

    別に死にたいわけじゃない。でも「もういっか」って思うことはある。そんなとき、手軽に死ねるツールがすぐ側にあれば、自殺も不思議じゃない。



    七分二十四秒めへ

    音楽を聴いていても映画を見ていても、何をしていても現実が迫ってくる。もう希望も何もないのなら、一時でもいいから現実から目を

    0
    2025年12月07日

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