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『何者』を読んでから、読んでみると
他人からどう見えていても、人それぞれ葛藤があるものだよなと納得させられる。
納得させるほど人の醜い部分や温かい部分を描き切る朝井リョウさんはやっぱりすごいなと。
Posted by ブクログ 2023年10月12日
朝井リョウ先生の『何者』という作品で出てきた登場人物4人+2人(2人は主人公にそこまで大きな関わりはない)に焦点を当てた話であり、短編集となっている。何者で描かれている内容よりも前の話を描いている人物もいれば、それ以降の話を描いている人物もいる。
個人的に『何者』で主人公と深く関わっていない2人の話...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年11月04日
自分にとっては遠い遠い青春時代、あるいは働き始めた初々しい時代の頃の話なんだけど、その頃を思い出したり、後悔したりしながら読んだ。
特に「むしゃくしゃしてやった、と言ってみたかった」の正美の思いや、家族に対する考え方や生き方もすごく似ていて、共感しっぱなしだった。私も長女だからかな!?
自分の妹や、...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年09月03日
最初の3作にはテーマを意識しすぎて無理があると感じて読むスピードが進まなかった。
しかし後半の3作には考えさせられて、すぐ読み終わった。「君だけの絶対」はそれぞれの行動の[意味]を問う。当事者の拾い上げるもの。それが人を形づくる。
「何様」は、わたしも一時期会社で大学生の面接をしていたこともあり、考...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年05月23日
これまでに構築した足場がぐらつきアイデンティティを喪失することによる内面の葛藤を描いた作品。
生きていると、不思議なことに、こんなことをしていいのだろうかと思うことは幾度かある。自分にそれをするだけの資格があるのかと自己嫌悪に苛まれるのだ。その感情はまさしく「何様」なのだろう。
親になる覚悟の...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年03月20日
何者の登場人物が主人公の短編集だと思っていたら、一部は登場人物でない人たちが主人公なので読んでて迷子になった。
朝井リョウの登場人物は、感情的にひねくれて、内向的な人が多いので、読んでて疲れる。でも琴線に触れることも多い。何様の君島のセリフ。「ほんの一秒でも、本気で思った」本気の一秒は誠実だと思う・...続きを読む
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