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生きるとは、何者かになったつもりの自分に裏切られ続けることだ。直木賞受賞作『何者』に潜む謎がいま明かされる―。光太郎の初恋の相手とは誰なのか。理香と隆良の出会いは。社会人になったサワ先輩。烏丸ギンジの現在。瑞月の父親に起こった出来事。拓人とともにネット通販会社の面接を受けた学生のその後。就活の先にある人生の発見と考察を描く6編!(解説・若林正恭(オードリー))
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Posted by ブクログ
どの編もとても好きでした。 「それでは二人組をつくってください」での社会性や協調性、「逆算」で語られる年齢相応の人生経験がないことへの焦り、「むしゃくしゃしてやった、と言ってみたかった」と思いつつ失敗の出来ない年齢と、上手なやり方を知らない自分への葛藤などなど。 自分に求められているもの(と感じてい...続きを読むること)と自分の中にある理想像とのギャップを埋める、適応させるために、それぞれの考え方ややり方で向き合える姿は、ああ、いいなあ、と思わせる何かがありました。 オードリーの若林さんの解説もすごく好きです。 人間になることを諦めたくないよなー。
「何者」に登場した人物の過去やその後について描かれたストーリーであったが、今作品から読み始めたとしても、大変感情移入できるところが多かったです。 葛藤やもがきを抱えながら生きている彼らを自分と同じ仲間と思えたし、世間的に見たら滑稽に映るであろう彼らを決して笑う事などできなかった。当事者の視点で読み耽...続きを読むる事ができ、大変学ぶ事が多い読書経験になりました。 やはり朝井リョウさんは人が抱える闇やモヤモヤについて炙り出すのが大変素晴らしく感じると共に恐ろしいなとも思いました笑
「何者」も好きだけど「何様」は社会人を経験したからこそ共感できることもたくさんあった。個人的には【水曜日の南階段はきれい】が好き
著者の別作品「何者」と関連する短編集 「何者」に登場した人物やその関係者の以前以後の話 どの話も最小人間関係を発端としてその関係を通しておーと思わせる所に連れて行ってくれる。 「何者」を読んで「何様」を読んでまた「何者」を読んで… そうするとかなり楽しめる。 光太郎の彼女はそういうことだったのかって...続きを読む思うし、上の階の二人の同棲のきっかけがわかったり、 サワ先輩はやっぱりいい人ですごい人だな〜って思うし。 「何様」という言葉は「何様のつもり」って使っているがこれが自己否定に向かってしまう場面が自分には多々あるのだが、この作品の登場人物もそうである様に見受けられる。そこからどう立ち直るか、なるほどそうくるかと思わせてくれるのも楽しかった。 そして、いいなと思ったのは若林さんによる解説の文章。是非ともここまで読んでいただきたいと思う。
「何者」に出てくる人物を別の視点から見た感じ、見えてくるものが違って面白かったです! 改めて「何者」を読み直したくなる!
辛い苦しいめっちゃ共感できる。 人間の深い感情や考え方の部分が本当にうまく表現されてるなと思った。名言がたくさん、、 水曜日の南階段はきれい→めっちゃ刺さった良い話 それでは二人組を作ってください→りか、辛すぎる 逆算→割とほっこり。 きみだけの絶対→考えさせられる。解説必要 むしゃくしゃしてやっ...続きを読むた→1番重たい。辛かった 何様→これもまた考えさせられる。 こんな酷い感想しか書けないくらい、読まないと伝わらないというか、色んな人に読んでほしい本。 何者の後に読むと本当におもしろい
『何者』を読んでから、読んでみると 他人からどう見えていても、人それぞれ葛藤があるものだよなと納得させられる。 納得させるほど人の醜い部分や温かい部分を描き切る朝井リョウさんはやっぱりすごいなと。
「何者」を読み終わった後に、すぐ購入。 「何者」を読んだ時、理香は嫌な人だなと思ったが、「それでは2人組をつくってください」ではそれほど嫌ではなかった。理香と言う人間をわかったように思っていた自分がいたことに気づかされてた。「書かれなかった言葉の方が多い」というサワ先輩の言葉が腑に落ちた瞬間だった。
考えさせられた。久しぶりに小説から人間関係や自分自身についての学びを得た気がする。 人と自分は違う、等身大の自分を受け止める。昨年小説を読み漁り何とか自分の悩みの解決法を探していた自分が人間関係と自分自身に対して得たことがこの2つだった。 今回もいくつか自分の中で響く言葉があった。その中で感じた自分...続きを読むの中で最も大切にしていることは誠実さだと思った。私は自分が発する言葉に疑問を持つことが多々ある。1番〜、好き、嫌い、苦手、得意などである。1番は本当にそれ以外考えられないのか?出会ってないだけでは?好きなものが本当に好きなのか?嫌いな部分はないのか?どこが好きなのか?嫌いなものは本当に嫌いなのか?などを薄っすらと考えながら発する。だからこそ、こういった言葉を発する時勇気がいるし奥底にある自分の本当の感情を無視する。だからと言ってうまく言語化できないことでもある。その中で本気の一秒はどれにもあるのかなと感じた。好き、嫌い、できる、できないと思う1秒。この1秒を汲み取ることができたのなら自分が発する言葉に偽りは無いし、その芽を絶やしてはいけないと感じた。「本気の一秒」をこれからも大切にしていこう。
自分が何者で、何様なのかっていう葛藤とか苦悩を感じた。 社会で生きていく中でのもやもやが描かれていて好き
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