何様(新潮文庫)

何様(新潮文庫)

小説・文芸
825円 (税込)

4pt

生きるとは、何者かになったつもりの自分に裏切られ続けることだ。直木賞受賞作『何者』に潜む謎がいま明かされる―。光太郎の初恋の相手とは誰なのか。理香と隆良の出会いは。社会人になったサワ先輩。烏丸ギンジの現在。瑞月の父親に起こった出来事。拓人とともにネット通販会社の面接を受けた学生のその後。就活の先にある人生の発見と考察を描く6編!(解説・若林正恭(オードリー))

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    新潮社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    新潮文庫
  • タイトル
    :
    何様(新潮文庫)
  • タイトルID
    :
    680498
  • 電子版発売日
    :
    2019年12月20日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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何様(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    読み終わった後にしばらくボーっと考えてしまった。

    本編も良かったが、最後のオードリー若林さんの解説が響いた。
    地味には地味の戦い方がある。というところや、本気の一秒を守る為だったら本気じゃない仕事も本気でやる。(そんな不誠実も誠実のうちだ)というところ。

    自分が社会に出る前は大したことをしていなくても「大多数の人と同じになりたくない」みたいな感情があって、どこか人と差をつけて自分を表すタグみたいなものを集めるのに必死だった。(社会人歴3年目以内も同様)

    今思ったらなんであの時あんなに悩んでいたんだろう、と思うほど現状に満足できない感があったけど、いまそれほどでもないのはどんどん尖っている部分が削られていったからなのか?転職もして自分のプライドが守られる範囲になんとか落ち着いたから?

    劇的に何かが変わったわけではないけれど、役職とかで「仕事なんてみんな役割でしかないんだ」と感じるようになったからかも。

    自分が仕事に対して思い入れがあるわけでもないし、自分がその役割を持つに値する何かがあるわけでもない。組織の都合の中で働いていると「なんのためにやっているのか疑問があってもそういうもん。自分じゃなくてもできるけどそういうもん。とりあえず役割だから」というのは何者かになりたかった時代から色々と削られた結果なんだろうか、と思っていた。

    0
    2026年08月10日

    Posted by ブクログ

    面白かった。『何者』の続編だが個人的にはこちらのほうが好み。働きながら自分の感情や人生に折り合いをつけることは生易しいことではない。でもちゃんと希望が描かれており、何度も読み直したくなる。

    0
    2026年06月25日

    Posted by ブクログ

    「水曜日の南階段はきれい」
    秒速5センチメートルさながらの恋愛物語。面白い。
    「それでは二人組を作ってください」
    理香が理香すぎてなんか悲しくなった。
    「逆算」
    沢先輩がいい男すぎて、よい。
    「君だけの絶対」
    ピボットを生かした人との関わり方、いいね。
    「むしゃくしゃしてやった、と言ってみたかった」
    不倫を正当化するな。
    「何様」
    本気の1秒←なんて素敵な考え方なんだ。

    0
    2026年06月25日

    Posted by ブクログ

    一般的な「正しさ」のレールに乗らず、一般的には「はみ出している」のかもしれない人の生き方やその背景にある生い立ちや感情を細部まで言語化してストーリーにする朝井リョウさんの作品で、引き込まれるし面白い。
    人間の折り合いのつけられない、どろっとした思いも、人間らしさだなぁと思う。
    ところどころで、わかるなぁと思いつつも、そんなに気にしなくていいんだよ、自分の好きなように生きていいんだよとか思う瞬間もあった。
    「何様」がポジティブな内容で意外性があった。
    仕事がんばろう、と思いました。

    0
    2026年06月04日

    購入済み

    『何者』を読んでから、読んでみると
    他人からどう見えていても、人それぞれ葛藤があるものだよなと納得させられる。
    納得させるほど人の醜い部分や温かい部分を描き切る朝井リョウさんはやっぱりすごいなと。

    0
    2023年12月08日

    Posted by ブクログ

    ・『水曜日の南階段はきれい』
    一緒にはなれなかったれど、2人が一緒に過ごした時間
    と思い出は一生の宝物になると思う。一緒になれていたら
    むしろその宝物は壊れている可能性もあると思う。

    ・『それでは二人組を作ってください』
    人を値踏みする人は自分も値踏みされているのかもしれない。
    自分が思っている価値と相手の思っている価値の探り合いは
    とても疲れる。価値がわかる人やわかりやすい人は安心する。

    ・『逆算』
    自分が大人になると創造の「大人」という存在が
    この世のどこにも存在しないことを知った。

    ・『きみだけの絶対』
    絶対的価値観の相違は苦しいですね。
    苦しいよ。

    ・『むしやくしゃしてやった、と言ってみたかった』
    僕も言ってみたかった。
    言ってみよう。

    ・『何様』
    面接は激情の劇場。
    面接する側もされる側も演じよう。
    楽しめたら最高の舞台。

    0
    2026年10月10日

    Posted by ブクログ

    何者に登場した人たちの話かと思ったら、全てがそうではなく。でも前作への理解がグッと深まった作品でもある。
    特にリカとタカラが同棲に至るまでの経緯は、この2人だからこその出会い方、なれそめなのかもしれないと思った。私にはできない。
    3話以降は、全員に共感してしまった自分がいる。共感度は違えど。
    誰もが何者で、何様だし、何様?と他人には思うけど、それはきっとお互い様で。自分も側から見たらきっとそうなんだと思う。

    相変わらず痛いところを突いてくるのでやめられない…。もう一回前作を読み直してみようかなと思う。

    0
    2026年10月02日

    Posted by ブクログ

    スピンオフ作品だから面白かったー!って言う感想はないけど良かった。

    『何者』を読んだのが結構前だったから振り返りしてから読んだつもりだけど最初はあれこれ誰だ。ってなりながら読み進めてた。

    サワ先輩が好き。これに尽きる。
    何者読んでたら時も好きだったけど。

    最後の章の『何様』はすごいなんか考えすぎな思考ではあるとは思うけどなんか理解できるところが多かった。


    ⭐️3.6

    0
    2026年09月27日

    Posted by ブクログ

    「何者」のサイドストーリーであり、別物として読んでも素直に面白い作品だった。朝井リョウやっぱり好き…。

    「何様」
    新卒が人事部に配属されて、面接官をする側になる話。就活の気持ち悪さを思い出して読んでいて辛かったけど、ラストの君島との会話で、そんな感じでやればいいのかーと少し救われた。

    若林の解説で社会に「適応」することが「成長」とは思いたくない、と言っていた。
    社会ってそういうもんだ、と自分に言い聞かせて丸くなっていく自分を想像するととても悲しかったので、この言葉を聞けて嬉しかった。
    社会人1年目。まだまだ青くいこうと思った。

    0
    2026年09月24日

    Posted by ブクログ

    「何者」のスピンオフなんですね。
    サワ先輩のキャラクターが好きだったので、登場してきてくれて嬉しかったです。あのブレない感じ、本当に素敵。
    光太郎の初恋のお話も、泣いちゃいました。思春期の不器用でまっすぐな気持ち、夢や恋心、色々思い出したような。
    その他のお話も全て強烈に印象に残っています。
    正美のお話は、胸が痛かった。

    ラストの「何様」…面接官から見た就活、の設定も面白かったです。
    自分の中にある信念を自分で掬い上げられるようになりたい。色んなメッセージを受け取りました。

    0
    2026年09月17日

何様(新潮文庫) の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    新潮社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    新潮文庫
  • タイトル
    :
    何様(新潮文庫)
  • タイトルID
    :
    680498
  • 電子版発売日
    :
    2019年12月20日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
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