正欲(新潮文庫)

正欲(新潮文庫)

935円 (税込)

4pt

自分が想像できる“多様性”だけ礼賛して、秩序整えた気になって、そりゃ気持ちいいよな――。息子が不登校になった検事・啓喜。初めての恋に気づく女子大生・八重子。ひとつの秘密を抱える契約社員・夏月。ある事故死をきっかけに、それぞれの人生が重なり始める。だがその繋がりは、“多様性を尊重する時代”にとって、ひどく不都合なものだった。読む前の自分には戻れない、気迫の長編小説。(解説・東畑開人)

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  • 映画化

    「正欲」

    2023年11月10日公開
    出演:稲垣吾郎、新垣結衣、磯村勇斗

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正欲(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    これぞまさに朝井リョウ
    人間の見たくない部分、知りたくない部分を
    頭を固定して見せつけられている気分。
    知らずに楽観的に生きていく世界を奪う。
    もちろんそれが好きで読んでいますが、、笑

    「多様性」という言葉の行きすぎた汎用性について、
    日常生活でも気持ち悪さがあった。
    考えられる範囲で、いわゆる普

    0
    2025年12月27日

    Posted by ブクログ

    好きである。
    最初の冒頭シーン、独白は読んでいて沸るものがあった。彼は感情を掻き立てる文章を書くのが本当に巧みである。
    最後まで読んでも、正直、冒頭部が1番面白かったがそれでも全体としてクオリティーが高かったと思う。

    0
    2025年12月26日

    Posted by ブクログ

    いゃあ まいった。
    朝井リョウという作家は勿論知っていたけど、恥ずかしながら彼の長編小説を読むのは初めて。想像の遥か斜め上をいく凄さでした。
    人の内面、心の奥底の醜い部分を赤裸々に描きながらも 読後感は決して悪くない。
    引き続き 彼の作品を読みたくなった。
    久しぶりに 家事に支障をきたすレベルの一気

    0
    2025年12月27日

    Posted by ブクログ

    感情と思考がぐちゃぐちゃになる。
    いわゆる、マジョリティとして生きてきた自分の価値観に罪悪感を抱く。

    さらには言葉の限界を感じた。
    何か言葉や形になった時点で、内と外を作り出す。多様性とすべてを包んだつもりの言葉であっても、やはり内と外を作る。
    集団と個、社会と人、改めてその関係性を問われる作品。

    0
    2025年12月24日

    Posted by ブクログ

    特殊な性的嗜好と多様性を題材にした小説。近年の性的マイノリティを受け入れようという多様性の風潮を正面からぶん殴っていく。
    お前らが想像もできないような人間が世の中にはいっぱいいるっていう言葉には少々面食らってしまった。
    確かに同性愛者や性の不一致は、理解が広まってきて、昔よりは確実に良い方向に進んで

    0
    2025年12月22日

    Posted by ブクログ

     何がふつうかとか、現実的だとか、もう何も言えない。無意識のうちに自分は大きいほうに収まろうとしていたと気付かされた。「みんな不安」だから、同じ流れに沿って生きたくなってしまうんだな。
     多様性という言葉だけで、想像もせず知ったかぶりしていた。知ったかぶりや無自覚は相手を傷つけうる。この本を読んでい

    0
    2025年12月18日

    Posted by ブクログ

    良かった。
    正しいってなんなんやろな。

    朝井先生の本は、生殖器しか読んだことなくて
    あれ、、?笑 合わへんかも、、って思ってたんやけど
    んーと思いながらも、この本を手に取って
    レジに並んだあの時の私を褒めてあげたい。笑

    0
    2025年12月18日

    Posted by ブクログ

    “正的な欲動は訓練することができず、その訓練もあるいは過剰になったり、あるいは不足しすぎたりする。”

    正欲が支配する社会に適応できずに孤独になった学生時代を思い出しました。 何が間違いで正しいかは誰にも分からない。 あらゆる事象は事実とは異なり歪曲して解釈されてしまったりするし、自分も含め決めつけ

    0
    2025年12月18日

    Posted by ブクログ

    理解されない欲

    世の中ではあり得ないと思われる欲を抱えるという、普段生きてるだけじゃ到底思い付かない、思考に驚きです。それを表現する文章がやけに刺さるから面白い。

    0
    2025年12月17日

    Posted by ブクログ

    比べるのはお門違いかもしれないけど、私も特殊フォビアを持っているからか特に夏月に共感した。
    自分がおかしいという自覚、孤独や諦め、それでもやっぱり卑屈でいることにも飽きてきて、人生が底を打ったときに初めてありのままでいることを肯定できるようになった気がする。 
    今やっている仲間づくりも、世間体だのプ

    0
    2025年12月09日

正欲(新潮文庫) の詳細情報

  • 映画化

    「正欲」

    2023年11月10日公開
    出演:稲垣吾郎、新垣結衣、磯村勇斗

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