【感想・ネタバレ】正欲(新潮文庫)のレビュー

あらすじ

自分が想像できる“多様性”だけ礼賛して、秩序整えた気になって、そりゃ気持ちいいよな――。息子が不登校になった検事・啓喜。初めての恋に気づく女子大生・八重子。ひとつの秘密を抱える契約社員・夏月。ある事故死をきっかけに、それぞれの人生が重なり始める。だがその繋がりは、“多様性を尊重する時代”にとって、ひどく不都合なものだった。読む前の自分には戻れない、気迫の長編小説。(解説・東畑開人)

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Posted by ブクログ

ネタバレ

鈍器で頭をなぐられたような感覚。マイノリティ、それもLGBTQとかそういう次元ではないマイノリティの存在に気付かされる。

• 僕らマジョリティは、何も考えずにマイノリティを気持ち悪いとバカにして、排除してきた。でも周りを見渡せば、そういうマイノリティの人が実はたくさんいるのかもしれない。

• でも「正欲」じゃなくて「性欲」って話すことがない。いわゆる普通の性欲はたくさん話すのにね。

• じゃあ何か、僕が今すぐできることなんて何もない。でも、そういう可能性を頭の片すみに置いておくことで、誰かを傷つけなくて済むかもしれない。それだけで、きっとよい。

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2026年01月12日

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ネタバレ

自分の中の見て見ぬふりをしている部分をさらけ出さざるを得ない物語である。
人それぞれ、多様化とよく耳にするが本当の意味でそれは理解できない
理解できるのは自分の中の常識で考えられる範囲だけ
アンコンシャスバイアス(無意識の差別)
これはどうしても乗り越えられないのではないか
と思う…

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2026年01月11日

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特殊性癖をもち、多様性と言う言葉に嫌気がさしている人たちと、それを理解できないが多様性を謳う、いわゆるマジョリティの人達の交互の視点から話が展開されている。
多様性は、認められたマイノリティ、受け入れられたマイノリティしか多様性の括りに入っていないのがこの世の中。認められてない多様性は排除されてしまう。

この視点を知ったことで、自分に見えている世界や価値観をひけらかすことは時に人を傷つけうる狂気になりうること、自分が知ってる価値観や世界、正しいと思っているものが全てではないことを強く感じた。だから、自分が正しいものは本当に正しいだけのものなのか?と言うことを疑い始めたら、そもそも正しさってなんだろうと言う矛盾に陥った。つまり「多様性難民」になった。
この本をきっかけに、ジェンダーやLGPTQ、性癖という初歩的なものを知るきっかけになった。


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2026年01月11日

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ネタバレ

多様性を理解しよう みたいな時代だけれど、それが社会のルールから外れてしまっていたら法に触れてしまう みたいな葛藤が描かれた作品。

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2026年01月10日

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人はつい、物事を0か100かで判断し、大きな言葉でまとめてしまう。けれど現実は無数のグラデーションでできていて、本来ひとつとして同じ色はない。その一つひとつと向き合うことこそが、人と関わるということなのだと気づかされた。

それは性的志向に限らない。考え方、趣味、価値観、好き嫌い——あらゆる人間関係に当てはまる。自分もまた、無意識のうちに誰かを決めつけ、その誰かを傷つけているかもしれない。その想像に至ったとき、静かな不安とともに、向き合い方を変えたいという思いが残った。

絶望は、未来を想像できるだけで和らぐことがある。想像力は、苦しい環境の中に留まっているだけでは育たない。環境を変えることで、意図せず新しい視点=想像力が生まれることもある。
想像力は、現実を変える魔法ではない。けれど、生きていくうえでの絶望感をそっと支えてくれる力なのだと、この作品は教えてくれた。心を少し軽くして生きるための、大切なヒントをもらった気がする。

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2026年01月10日

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そんな世界があることを知ってしまったからには、もう読む前には戻れない。知らなかったことにはできない。この先の様々な場面でふと過ってしまう、私にとってそういう本だった。
「多様性」という言葉の中にすら入れない、掬い上げようとすら思われない恋愛対象を持つ人たちがいる。私たちが想像し得る多様性とは、多くの人を排除した後に残った多様性。確かにそうだ…と思ってしまう。自分も無意識に加害者なんだと気づかされて、傷つく。
帯に書かれた「今いる世界が輝いて見えました」という読者コメントを見て、この本を読んでよくもまあそんな非道な、と思ったんだけど、理解できない世界を理解したつもり、優しくいれてるつもり、よりかはよっぽど、自分のいる境遇をありがたむ方が素直で誠実なのかもと思った。

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2026年01月07日

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こんなの読んだら、何も言えなくなる。
自分の視野の狭さに未熟だなとも考えるし、いや広いからいいと言うわけでもないしな、とか、そもそも広いって何だ、とか。
正解はないし、人間の正しいの概念からもうわからない。
人に優しくありたいと思ったけど、優しさって何かももうわからない。

ただやっぱりハッと思わせられる表現が好き。
夏月と佳道が東横インで年越しを過ごすシーン。
ホテルのことを、ただの建物のありふれた部屋、みたいな表現してて、彼ら視点ではそう見えてるんだなと。
ホテルに2人、まさかの2人で何か起きる的な展開の線も?とか思ったりしたが(浅はか)、それは彼らが言う多数派の人の視点なのか?と思わせられた。

あとは冒頭の文が誰が書き記したものか分かってから、もう一回読み直した
見え方が全然違った

これを読んでも何か大きく自分が変化するわけではないし、変化の仕方もわからないので、ただそういう世界があるということを認識して自分を生きていこうと思いました。

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2026年01月07日

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マイナーな性欲をもつ人達の苦悩のお話。
自分の想像の範囲内でしか理解出来ないんだなと改めて考えさせられた。
映画化もされたらしいが、本で読んで欲しい

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2026年01月05日

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大好きな本
いつでもここに立ち返ってきたい
常に私は自分の視野でしか物事を見れていないということを、忘れたくない

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2026年01月03日

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すごい難しかった
まともかまともじゃないかって、誰にも決められないって感じた
個人的には世間体を気にしすぎて子どもの感情を蔑ろにする啓喜が嫌いだった
自分自身まともな感覚を持って生きてると思ってるけど、生まれた時から一般的じゃない感覚を持っていると思っている人は、理解しようとする姿勢自体に嫌悪感を感じるという知見を得た
孤独で辛いけどほっといて欲しいって、なんかわかるなと思った
悪いことをしたら罰せられるのは当然だけど、それを決めてる法律も本当は正しいかなんてわからなくて、そこの線引きって難しいんだなと思った
あと、多様性ってやっぱり変な言葉だなと思った

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2026年01月11日

ネタバレ 購入済み

読めば読むほど正欲がわからない

違う世界線の人たちが読み進めていくうちに交じり合い、夢中で読み進めた。

多様性から外れる人たち…
この本を読むまでいかに自分の考える多様性が狭いものだったか思い知らされる。
読み終わっても多様性とは?正欲とは?わからない。もやもやが残る。
そのもやもやこそが正しい理解なのかもしれない。
最後の解説がこのもやもやを上手に言語化してくれてとてもよかった。

#泣ける #切ない #深い

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2025年02月08日

購入済み

朝井リョウさんの書く文章が好きで新作が出る度に買っていますが、この作品は1位2位を争うくらいに好きです。LGBTQという言葉が世の中に知れ渡ってきた昨今、言葉を知っていると言うだけで本当の意味では理解出来ていないのでは?と考えさせられる作品でした。

#タメになる

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2025年01月19日

QM

購入済み

SNSで話題になっていたので読んでみた。
それぞれの人にとっての正欲とはなにか、考えさせられる。
多様性とは何か、についても。
もう時間空きすぎてほぼ忘れてるからまた読みたい。

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2024年09月25日

cnm

購入済み

多様性という言葉は、魔法のように全てを見通すことのできる美しい言葉ではない。けして交わることができない他者がすぐ隣にいるという絶望を突きつけるための、恐ろしい言葉だ。

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2024年07月18日

購入済み

正しさについて

自分の中で正しいと思っていたことが
周りから見てそうではないこともある。
過去の自分と重なる部分があり時間を忘れて読んでいました。

#ダーク #共感する

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2024年05月02日

購入済み

想像していた以上に面白かった。
個人的には八重子が一番好きでした。
彼女の視点があるのとないのとでは大違いだと思います。

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2023年12月18日

購入済み

多様性という名の暴力

普通の家庭を営んでる自分でも、あまり大っぴらにできない性的(嗜好)志向があったりする。
それは、家族に話しても理解されないし、たまに酒の席で漏らしても奇異の目で見られるだけだったりする。
世の中には、そういうモヤモヤを抱え続けて生きてる人も少なく無いんだと思う。
そういう人からは、そんな目新しい内容ではないのだけど、わかりやすいルートを辿ってきた人たちからしたら新鮮なんだろうな…と(と、書いてる自分も久々に★5をつけているのだけども)

近年、多様性のもとに、市民権を得てきた様々なマイノリティの人
それは、歓迎すべき事なんだろうけど、どこかで疑問を抱き続けてきた自分にとって、朝井リョウさんの本作は答えの1つになると思う。
ただ、本書で描かれるマイノリティの人は、そこまで唾棄すべきものではないと思うが、〇〇のようなものに性的興奮を覚える人もいるんだなぁ…というのは驚いた。まぁ、木の枝に興奮する人もいるし、世の中には想像もつかない人も沢山いるのは知っているのだけど。

分かりやすい例でいえば、小児性愛。たとえば近親相姦。
これを多様性と認めるか、それとも唾棄すべき性癖として嫌悪するか。
これらには否定される理由がある。それも理解した上で、創作物を楽しんでいる人たちを安全な場所から叩く人はどうなのか。

これは良し、これはダメと、多様性という言葉に条件をつけている現在に一石を投じてくれた本書は良い問題提起をしてくれたと思う。
本作を通じて、自身の考えてる多様性を、一人一人が真剣に向き合うキッカケになっているのは喜ばしいし、多くの人に考えてほしいテーマだと思う。

#深い #共感する

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2023年11月16日

購入済み

多様性の外側にある多様性を知る

他者を理解するって本当に難しいことですね…

多様性に含まれる多様性の中でしか生きて来なかったのだと思い知らされました
他者を知る知見を広げるために全人類に読んでほしい……
夏月の最後の言葉大好きです。

#泣ける #切ない

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2023年09月13日

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ネタバレ

福祉職に就いていた身としては、多様性という言葉を耳にすること・口にすることが多い。

その度に違和感を抱えていた私にとって、その違和感の正体を言語化してくれた作品だった。

そういう意味でスッキリした気持ちになったが、すぐに頭の中にモヤがかかり、多様性を謳う現代社会に違和感を覚えるほかない。
本質から逸れているのではないかという反抗に近い疑問が、現代社会に対する違和感と嫌悪感を助長する。
私は多様性という言葉に共感するとともに心底うんざりしていたのだ。

結局のところ、多様性と謳った所で一人ひとりが相互理解を意識し尚且つ思いやり(あまり使いたくない言葉だが)を持ってコミュニケーションをしなければ意味がない気がする。意識しても自分がした「それ」が正しいかなんて誰が判断するのだろうか。

無意識に人は人を評価している。そしてその意識は自分の知る世界を基準にしている訳で、知らずのうちに異質なものと判断している。

人間は可哀想だ。知能が高いせいで、本来なら苦しまなくても良いことと戦っている。実に愚かだと痛感する反面、それでも尚生きなければならない自分たちに愛しささえ抱く。

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2026年01月12日

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朝井リョウ作品は初めて。図らずして直前まで村上春樹『街とその不確かな壁』を読んでいたので、本作にもなんだか通づるものがあった。正常と異常の壁とは何だろう、その二つの境界線って何だろう、境界線は動くのか、形が変わっていくのか、自分の意思で超えられるのか。



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2026年01月11日

Posted by ブクログ

まず、文庫本版で購入したので臨床心理士東畑氏による解説がとても良かった

難しいテーマだった
この作品に登場する人たちの内面や行動に対して、世の中の多様性に対する正しさは本当に正しいのか?と思うし、寺井の視点も決して他人事に見えなかった

これからもずっと「今は誰もが納得するすべて正解の状態です」という瞬間はこないのだろう

考え続けるしかない

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2026年01月11日

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「多様性」一概には言えないけど、多様性と訴える人程マイノリティではなくマジョリティであって、利己的で押し付けがましく感じてしまうことがある。
そしてセンシティブな言葉ほど独り歩きしやすい。

何十年と誰にも理解されない気持ちを抱えて他者と一線を引いて諦念の境地に至ってしまう。
そんなマイノリティの人の中にはそっとしておいてほしい人だっている。と思う。

とは言え、つながることも大切でお互いの想いやり、歩み寄り、理解が気持ち良く重なってこそ、「多様性」なんだと思う。

いずれにせよ、そんな言葉さえも使われない程に誰もが安心できる世の中になればいいのにね。

色々考えさせてくれる1冊でした。映画も見てみよう。

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2026年01月11日

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構成力が素晴らしいと思う。が、ポップの「読む前のあなたには戻れない」がやかましすぎる。こんな人がいるなんて知らないでしょ? みたいな上から目線が厚かましくて4にした。

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2026年01月10日

Posted by ブクログ

新年1冊目がこれ!
人と接する時の基準を刷新できた気がするなぁ。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

メジャーなものやみんなが好きなものは嫌いって、曲がりなりにも思っていた自分の感覚なんて、ちゃんちゃらおかしかったしどメジャーな人生でしかなかったし自分の想像が及ばない見地がたくさんあるってこと自体何も分かってなかったんだなぁと、しみじみ、痛いほど反省した。

過去に接してきたあの人やこの人の顔が浮かび、自責の念にかられまくり、悪夢を見た。

そやけど最後の、八重子と大也の対話にちょっと救われた。

好きな人のことを理解したい、どんなこと考えて毎日何してるのかできればくまなく教えてほしいって思うけど、相手からしたら語ったところで絶対納得されないしお前になんか理解も納得もされたくないって話でしかない、この物語全体としてはそんな流れだけど、八重子がそれでも話したいと食い下がったところに、希望の兆しが見えた気がした。

でもなんかうまく書きづらい。

とにかく面白かった!

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2026年01月10日

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"多様性"ってなんだろう…
私自身も、多様性多様性と言いつつ、結局は受け入れる側になっていた気がします。
改めて、多様性について考えさせられました。

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2026年01月07日

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自分とはいかにおこがましい人間なのかを思い知らされるような気がした。想像力を持って生きることの大切さを改めて感じました。心抉られます。

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2026年01月08日

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ネタバレ

「正欲」と「性欲」この2つを持ち合わせているのが、今現在の人間の他の動物とは違う特別な部分だと感じました。
動物であれば自分がやりたい欲求のままに、本能的にする。だけど現代の人間は正しいものやこれが普通といった、同調圧力のようなものがあり、自分の欲求を満たせない。みんなが思っている普通は普通ではなくて、正しいと思っている事も正しくない。だからみんな自分の人とは違う部分を少しずつ開示して、同じ考えを持つものを心の拠り所として、常に探しているのかなと思いました。(それを開示しない方もいますが、僕はする派です。)
自分の常識は他人の非常識。すごく視野の広くなるとても面白い作品でした。

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2026年01月05日

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ネタバレ

『みんな本当は、気づいているのではないだろうか。
自分はまともである、正解であると思える唯一の依り所が“多数派でいる"ということの矛盾に。
三分の二を二回続けて選ぶ確率は九分の四であるように、"多数派にずっと立ち続ける"ことは立派な少数派であることに。』

ハッとさせられた本だった。
そして"正義感"っていったいなんなんだろう。その正義はある人にとっては正義でも、ある人にとってはただの迷惑かもしれない。
語れば語るほど沼に陥ってしまう。「すべてを受け入れる、理解する」「みんなが生きやすい世の中に!」なんて唱えることはこの本を読んだらもうできないけれど、まずは相手に強要すること、正義感を押し付けることをしないことはできることなのかなと思う。
…これも正欲なのでしょうか。

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2026年01月05日

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めっちゃ考えさせる本だった。自分の正しいは本当か?って思える話。尊重、人権って自分の範囲内だけではなくみんなを理解しようとすることが大切なのかなと思ったら

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2026年01月04日

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自分の想像しえない世界というのは確実に存在していて、それら全てを認識・理解することはできないという限界を理解しないといけないと感じたり
その上でも、他者とのあらゆる接点においてできるだけ想像力を働かせるようにするしかないんだろうか...
爽快な読後感なんてのはないけど引き込まれる作品だった。

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2026年01月03日

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Twitterでおすすめと言われ、2025.12頭から冬休みにこれを読んで朝井リョウの言語化の鬼に触れるのだと誓っていた。
2026.1.2に読み終わった。
所詮社会はヒトが作ったもので、正解なんてなく、法律とか規制するものの根拠ってなんなんだろうと思った。
秩序は守らないといけないのか、整えないといけないのか。
マジョリティによる支配なのか正義による支配なのか、正義ってなんなんだとも思った。

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2026年01月03日

Posted by ブクログ

多様性。この一言で片づけ過ぎてしまったのかもしれない。ジャンルに分類すること、似た物をグルーピングすることの怖さを知った。

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2026年01月03日

Posted by ブクログ

人って私が想像できもしないことを考えたり思ったりしてるわけで。身近な人がどう思ってるのか怖くなってきた
自分が正しいと思って良かれと思ってやってることが相手にとっては不快だったらどうしよう
人間は結局、自分のことしか知り得ない

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2026年01月03日

Posted by ブクログ

本を読んでここまで思考させられたのは久しぶりだった。この本について何を書いても角が立ってしまうような、自らツッコミを入れたくなってしまうような気がして書けない
無理にでも嫌でもしんどくても話し合うしかないのかもしれないが、それがそう簡単じゃないから難しい

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2026年01月06日

購入済み

自覚

自分になかった考えを、この本を通して知ることが出来た。

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2024年12月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

期待値が高かった分、もう少し展開が欲しかった。
冒頭と結末が同じであって、それに至る過程を描く作品。
ダイバーシティのあり方を別の視点から描く作品。

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2026年01月12日

Posted by ブクログ

自分が見ている世界と、違う価値観を持っている人が見ている世界が全く違うことに衝撃を受けました。
多様性、簡単に一括りできる言葉じゃないなと思わされました。

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2026年01月10日

Posted by ブクログ

多様性とは多数派が生み出した言葉で、多数派が想像しうる多様性について考えられているが、そこにも該当しない少数派は考慮されないことを考えさせられる。法律も、多数派の考える道徳に則って定められたものと思うので、少数派の生きづらい世の中を感じる。難しい本だなぁ

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2026年01月03日

Posted by ブクログ

はじめて浅井リョウの作品を完読。
小説なのに、現社会に実際に起きたニュースをそのまま読んでいるような錯覚に陥ります。
社会問題の提起、やそれに基づく各人物の感情が詳細に書かれていました。

「こうあるべき」という常識から、すこし外れてしまった人はとのように生きていくべきなのか。すこし切なくなる場面もありました。正義感が仇となることもあるし、自分自身や社会の常識が必ずしも万人に受け入れられているとは限らない。

考えさせられる作品でした。

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2026年01月04日

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