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沈みゆく列島で、“界隈”は沸騰する――。 あるアイドルグループの運営に参画することになった、家族と離れて暮らす男。内向的で繊細な気質ゆえ積み重なる心労を癒やしたい大学生。仲間と楽しく舞台俳優を応援していたが、とある報道で状況が一変する女。ファンダム経済を仕掛ける側、のめり込む側、かつてのめり込んでいた側――世代も立場も異なる3つの視点から、人の心を動かす“物語”の功罪を炙り出す。 「神がいないこの国で人を操るには、“物語”を使うのが一番いいんですよ」
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Posted by ブクログ
はぁ…とにかく刺さりすぎた。 朝井リョウの本は、気になっても後回しにしているうちに、時代が進んで、自分も歳をとり、何で早く読まなかったんだと後悔することが多い。 本当にすごくて怖い。 どんな感性と目を持っているんだ。 前までは余白が大事とされていたように感じるし、自分もそうだと思っていたけれど。...続きを読むもう時代も変わり、その余白に苦しめられているのか(?) 正しさ事実本質。それだけ見ていても、見つけられないものが多い。 *視野を拡げて考えてみる、という前置きをすれば、どの角度から見ても間違いなく本質的に正しい答えなんて、どこにもない。 どこかで、この視野で、ある程度の確率で、間違う、と覚悟を決めるしかない。 *何にどれほど全力で向き合っていても、社会通念的にどれだけ有意義だとされても、自分の人生はこれでいいんだろうかという迷いは誰にでも生じる。 *これまでは、間違いさえしなければ、なんとなく正解の部屋に入れた。でも、今は正解の部屋自体がない。自分はこうやって間違うって腹決めて脳みそ溶かして動くしかない。
推し活にハマる人達の心理、それを悪魔的に操る企業側の戦略がうまく書かれていて身に覚えがあって怖かった 人は何かの中毒者になっている方が現実を見なくて楽だから、むしろ何かに嵌りたいって言葉分かる 当方ドルオタな為、推しが死んだらどうしようって読んでて不安になり泣けてきたので、私もすっかりインザメガチャ...続きを読むーチの自覚あり
推し活、あるいはアイドルを題材にした物語は世に溢れているが、この本がすごいのはアイドル本人ではなく仕掛け人、没頭する若者、その先に行ってしまったものの3人を主人公にしたことだと思う。アイドル自身の苦悩を書いた瞬間に誰かの共感を引っ張る陳腐な物語になっていたはずだ。 特におじさんが本当に良かった。孤独...続きを読むな人間は本当に脆い。毎回思うが朝井リョウは本当に何人頭の中に飼っているんだ? また、どう見てもあの事務所だな、みたいなアイドル系の推し活にある程度知識があればすぐわかる元ネタや、講釈系数字系リアコ系などのファンのタイプ、チャートハック、熱狂的なファンを引き寄せるアイドルの傾向など本当に解像度が高い。推し活を楽しむ人こそ読んで欲しい。感覚で把握していた"沼"が完膚なきまでに言語化される爽快感を味わって欲しい。
最初は話に入り込む事が出来ず、読み進める事が出来ませんでした。恐らく私の視野が広く、客観的でしか登場人物を見る事が出来なかったからか。 それでも読み進めていくと、共感できること、興味深い内容に惹かれ、気がつけば視野は狭まり、この本の世界に入り込んでしまいました。 まさに、イン•ザ•メガチャーチ とて...続きを読むも、現代的な作品で面白かったです。
どうも、壮年期の男性です。壮年期の男性に関する解像度が高すぎて傷つきました、正直。わたしの実生活ですが、友達いません、雑談できません、職場でも誰にもリスペクトされてません、気軽に話せる人がいません、ちょっとでも職場で優しくされると本当に嬉しくなります。本当に、家族に嫌われない様にしたいと思います。 ...続きを読む中年になって、何かしら遠くに旗が立ってないと、広大な海原にポツンと漂うさみしさ・絶望、っていうのも良くわかります。今になって大学院に行きたいな、と思っちゃったりします。 自分は、あまり物語に熱中できないタイプの人間なので、熱中できる人たちを、半分馬鹿にしつつ、半分羨ましく思う気持ちも、解像度高く描かれていて、怖くなりました。ぶるぶる。
「推し活」を軸に、物語を作り自分を使い切らせる側と、物語を拡大解釈、自分ごと化し、自分を使い切る側。 「視野を広げることはときに人を孤独にし、逆に視野を狭めることで共同体や信仰を得て幸福に近づける」 「視野を拡げれば拡げるほど、人は孤独になっていく。視野を狭めれば狭めるほど、他人から“異様”だ...続きを読むと思われる。どちらに進むにしても、完璧な正解はない」 「どの角度から見ても本質的に正しい答えなんてない。可能な限り本質的でありたいと視野をどんどん広げていくと、いつの間にか誰の姿も見えないほど自分だけが遠ざかってしまう。そうなると何の行動にも出られなくなる…」 視野を広げると、正しさの軸が増えすぎて、行動の根拠が揺らぎ、動けず、無力感や孤独に襲われることがある。 そこで人は、視野を狭めて「信じられる物語」や「所属」を手に入れ、行動できる状態に戻ろうとする。 ただその行動は必ずしも合理的・本質的ではなく、ときに危うさや暴走も伴う。 視野を広げて“間違いにくいが冷めた人生”と、視野を狭めて“間違えながらも熱のある人生”のどちらが正しいのか そういう面では、後半に出てくる陰謀論者は一面的で視野狭窄的なのかも?
最後のほうに、それまではきちんと分けて書かれていた複数の立場の人の発信を、全部1つのページにごた混ぜに、みんながてんでバラバラなことを言ってるように書かれてるシーンがある。 そこを読んでる瞬間、もうわけがわからなくなって、つまり自分がどの立場からこの話を追ってるのか把握しきれなくなってしまって、大混...続きを読む乱するという体験をした。 もう立っていられない、みたいな。 立っているには視点を定めなきゃいけなくて、視野を狭めることは必要なことなんだとわかる。 本物の気持ちって、「間違っていようが自分はこうしたい」ということかなと思うんだけど、間違いたくなさが圧倒的に上回る。 絶対に間違えちゃいけない時に「本物」の気持ちに従ったらダメなこともわかる。 『耳をすませば』で雫のお父さんも、人と違う生き方はそれなりにしんどいぞって言ってた。
推し活を操作する側とのめり込む側、そこに陰謀論も加わり、何が正しくて何が欺瞞なのか読んでる読者も分からなくなってしまう、他に例のない問題作。
「推し活」に対して推す側・仕掛ける側・はまっていく側の3者の視点から物語は進んでいく。朝井リョウの他の作品を読んでいても感じるが、登場人物の解像度があまりにも高すぎて驚いた。自分も以前澄香ほどではないが軽く推し活にハマっていたので 推し活にハマる人の特徴についての描写はぐぬぬ…と読んでいて胸が抉られ...続きを読むる感覚になった。 推し活が物語の軸となっていたが、中年男性の孤独や陰謀論なども混ぜ込まれていて非常に興味深かった。人間弱ってる時に手を差し伸べられたら縋りつきたくなっちゃいますよねそりゃ… 自分に声をかけてくれる人が本当に自分を救ってくれるのかどうか見極めなきゃな〜とこの本を読んで思った。 とにかく推し活はほどほどで楽しみましょうね。
新年一発目!めでたい気分が一瞬にして霧散しました この世の中にあるどんな小さい歪みもひとつ残らず拾い上げて文章化してやるという、意地とか執念みたいなものを感じた。単発の現象を描写するんじゃなくて、色んな思想の源をインストールした上で世界観を構築するの、どうやったらできるんだ......それでも解を与...続きを読むえず淡々と構造を呈示するだけして去っていく感じ、本当に距離感の作り方が上手いなぁーと思う。15周年に相応しいイカレ作品だった。 ストーリーは大体予測がつく感じで進んだけど面白かった。いつもの、お前それがやりたかっただけやろ!みたいな章もあって大変良かった。ところでHANAのホルツが控えてるんですけど情緒どうすればいいですかね これからも追います!
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