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小説 12位
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沈みゆく列島で、“界隈”は沸騰する――。 あるアイドルグループの運営に参画することになった、家族と離れて暮らす男。内向的で繊細な気質ゆえ積み重なる心労を癒やしたい大学生。仲間と楽しく舞台俳優を応援していたが、とある報道で状況が一変する女。ファンダム経済を仕掛ける側、のめり込む側、かつてのめり込んでいた側――世代も立場も異なる3つの視点から、人の心を動かす“物語”の功罪を炙り出す。 「神がいないこの国で人を操るには、“物語”を使うのが一番いいんですよ」
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Posted by ブクログ
ストーリーに生きる人間と推し活の親和性。それを利用する人、信じ込む人、物語に取り込まれる人。自分も、推し活みたいなことの一端に触れているので、身に染みる言葉が多かった。用法容量を守るしかないのか。信じられる自分がないと、行き辛い世の中なのだろう。
朝井リョウさんの作品の中で、 過去イチ面白かった! (新刊出るたびにそう言ってる気もするけれど笑) みんな何かに夢中になりながら、 自分に都合よく改変された物語に陶酔しながら、 快楽物質ドバドバ垂れ流して、 脳みそ溶かしながら生きていたいんだよ!!!笑 脳みそ溶けきってないとね、 人生薄味にな...続きを読むっちゃうんだよ!!! もうほんと、色んな部分で共感の嵐でした。 正論ばかり言って自分の考えが一番正しいと思ってる澄香の同級生たち。 彼女たちの視野は、果たして本当に、広いのだろうか。"正論信者"だと言えなくはないだろうか。 どんな正論も、見方を変えればきっとどこかでひっくり返る部分がある。 全てが正解とされる無数の選択肢の中で、視野を広げ過ぎてしまうとぼやけていく自分の輪郭。 MBTI診断にパーソナルカラー、骨格診断etc こういうものは、そのぼやけた輪郭を外側から立て直すため、必然的に生まれてきた指標なんだろうな。 「コンシーラー? 知らない、わからない、聞いたこともない。 だけど俺は今からそれを買う。そういう物語に乗り込んだから」 この台詞がなぜかめっちゃ好き!!!笑
朝井リョウさん、またすごいものを書かれましたね……。主人公の久保田の物語に没頭、一気に読んで登場人物を応援して、見事にやられました。読後感はいいとは言えないけれど、読んだことを後悔しない(むしろ色んな人に読んで欲しいと思っちゃう)。その後悔しない感じが物語に熱中した証のようで、恐ろしい話だなと思った...続きを読む。 推し活はもちろん、MBTI、アルゴリズム、パーソナルカラー、陰謀論、戦争、環境破壊など、現代を切り取っているところがすごい。 大変分厚いけれど、今読むべき本だった。
チャーチ経済。ファンダム経済。聞き覚えのない経済用語がこの物語の核心だ。普通の十万人よりも熱狂的な一万人を作り上げ搾取する構造。 神のような絶対的に信じられるものがない現代社会で人間はニヒリズムに陥る。ニーチェは超人になって乗り越えるべきと言っていたが、やはり人間はそこまで強くない。神に代わる信じ...続きを読むられるものを無意識的に探してしまうのかもしれない。 そういった無意識的な人間の弱さを利用した搾取。それがこの作品におけるファンダム経済なのだろう。 この作品のすごいところはファンダム経済の悪い側面だけを描くのではなく良い側面も織り交ぜてくるところだ。 すみかはファンダム経済の中で生まれた連帯によって短所を克服した。慶彦は出来なかったことを後悔することが多い人生の中で、自分を余すことなく使い切る経験ができた。 しかし朝井リョウさんには脱帽せざるを得ない。このような物語を思いつく理由もさっぱりわからないし、なぜ荒れ狂うオタクの心情をあそこまで解像度高く描写できるのか。今一番、覗いてみたいのは朝井リョウさんの頭の中かもしれない。
深い。朝井さんの作品は物語を読んでいるというよりも朝井さんの思考に触れる感覚に近い感じがする。そしてそれがどこまでも深くて、考えさせられる。慣れるとその時間がとても心地良い。 今回は推し活を通して視野(多角的な視点)について語られていた。推し活に対して批判しているのか必要だと掲げるのか?そして視野が...続きを読む広い狭いとは⋯? 読者に疑問を投げつけておいて、何が正解かはっきりと示してくれないところが朝井さんらしいと思う。そこが最高に好き! 今回も本当に面白かったです!
この人すごいな〜と読みながら何度も唸る。これとこれとこれ、全部ぼんやり気になってたことなんだよなぁってことをうまく摘み上げて一つの物語に集め紡いでいる。世代・年齢・性別関係なく読者には思い当たる部分があるはず。誰かの台詞の中に、思考の中に、自分を重ねる部分があるはずだ。 ちょうどこの本を読んでる最中...続きを読むに旧友と会った。オーディションから勝ち抜いたアイドルグループにとてもハマってしまって推しを応援することが生き甲斐だと言う。これまで「推しがいると毎日ポジティブなれるよね♪」と全肯定していた自分が「そうなんだ」としか言いようがなくなってしまっていて自分自身に苦笑した。 この本の話はしなかった。
みんな何かの中毒になりたがってる、我を忘れてなにかに夢中になってる方が楽だから。ずっと我に返ったままだとこの世界は殺伐としすぎ、寿命は長すぎる。 共同体への依存。どんな形であれ誰かと繋がってたいし、その中で承認されたい。今の推し文化やゲーム仲間の仕組み。 社会問題の詰め合わせ。推し活、オーディショ...続きを読むン番組、SNSトレンド、高齢独身女性、仕事引退後の男、社会の中での性差、反ワク等の陰謀論者。 巨大な集金システム=メガチャーチ。人はいつだって孤独にいちばん怯えてる、現代でそこから逃れるには独りじゃないと思える、独りだってことを忘れられる物語しかないのかもしれない。 孤独にならないように、でも危険な物語には手を出さずに生きていきたい。
すごく面白かった。 推し活のような視野を狭めて突き進んだ経験がないので、色々と問題はあれど羨ましいと思えてしまう。 これから10年20年後に自分に何が残るのか怖くなる物語だった。
恐ろしいまでの言語化能力
読み始めてすぐに、恐ろしいと感じた。 ストーリーがではなく、文字.文章そのものが。 生きている上でなんとなく享受しているソレ、うっすら嫌悪感のあるソレ、社会に蔓延るソレらが次々と言語化され 定義され 文字となり頭に入ってくる。なんて恐ろしい。 読む者に確実に影響を与え、見える世界すらも変える力のある...続きを読む一冊。最高です。
#深い #タメになる #怖い
面白くて一気読みでした。 なんでこんなにリアルで解像度の高い文章が書けるんでしょうか、、 まだまだ登場人物達の生活が見たいと思いながら読み終えました。
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イン・ザ・メガチャーチ
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朝井リョウ
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