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小説 17位
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沈みゆく列島で、“界隈”は沸騰する――。 あるアイドルグループの運営に参画することになった、家族と離れて暮らす男。内向的で繊細な気質ゆえ積み重なる心労を癒やしたい大学生。仲間と楽しく舞台俳優を応援していたが、とある報道で状況が一変する女。ファンダム経済を仕掛ける側、のめり込む側、かつてのめり込んでいた側――世代も立場も異なる3つの視点から、人の心を動かす“物語”の功罪を炙り出す。 「神がいないこの国で人を操るには、“物語”を使うのが一番いいんですよ」
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Posted by ブクログ
凄すぎて感想がまとまらない 事前にファンダム経済、推し活の話という情報を知っていたので、自分にはあんまり関係ないかなと思いきや、さすが朝井リョウ、推し活や陰謀論者だけではなく、 これは読むべき本!とYouTubeとかで勧められるがままに大量に積読が増えている自分も人ごとでは無いよと言われているようで...続きを読むした。 視野をどう持つかという話が中心にあったけど、何を信じていいのか分からずどんどん視野が広がってしんどくなっていく感じもわかるし、これだ!って決めてがむしゃらに突き進んだ先に、本当にこれが欲しかったんだっけ?ってなる感じもわかるなぁ。 没入してて、シラフになるまでは本当に心の底から充実しているし、シラフになった後にもゼロからやり直せばきっとちゃんと良い思い出にもなると思う。
私には今、会おうと思った時に会ってくれる友達や、コミュニティが存在している。そういった点では孤独ではないが、それでも、精神的なつながりを感じられない瞬間に耐え難い孤独を感じて動けなくなる時がある。 この作品に出てくる登場人物はみんな、孤独との戦いの末に「推し」という存在やその人がいることで発生して...続きを読むいるコミュニティに在籍していることで自分を安心させるようにしていた。 中学生の時に推してたアイドルを追わなくなり、自分自身が忙しくなっていく中でまた新たに出会ったアイドルは自分と気質が似ていて、それでいて全ての仕事に一生懸命打ち込んでる姿を見て応援したくなったという経験があったため、ああ、私も物語の中に組み込まれた1人なんだと感じた。 一言で言えば、すごく苦しくなった!
なんともまあ鮮やかな構成。 登場人物の点と点を繋ぎながら、この本のテーマである「推し活」(とそれに類似する没頭)の良し悪しを相対化していく過程が、流れが綺麗すぎてどんどん先に進みたくなるのに、一つ一つのエピソードに心当たりがあるから自分の中でも考え込んでしまう、という贅沢なジレンマを引き起こしていた...続きを読む。 私は絶対に物語にのめり込みたい側だけど、最近はそれがなくて悲しい。でもそれは、身近なものに迂闊にのめり込まなくていいくらいには、今の生活で事足りているということなのかも。 なんとなく経験則的にわかっていたこの感覚を、これだけ理論化して小説に落とし込んだ朝井リョウ、すごすぎる。
終盤、助けて!助けて!助けて!!!!!!!!となりながら一気読み いただき女子りりちゃんにまつわるノンフィクション読んだ後で、いい読書セトリになった(つら〜い)
腹が立った。 何かに命をかけて夢中になることの何がいけないのか?ほっといてくれ。 と、自分のことを言われているかのような、嗤われているかのような気持ちになるこの私の状態そのものが、まさに信徒気質であり自他との境界が曖昧であることの表れ。 イン・ザ・メガチャーチという物語の中に飲み込まれ没頭してしまっ...続きを読むた。悔しい。 何かに脳みそと時間を溶かすということは、経験からしてぼんやりとした恐怖がある。その先の未来のことや現実から目を逸らしたい。自分に向き合い続けるという恐ろしい作業だけに人生の時間を費やすには、寿命まで長すぎる。暇すぎる。生きにくいこの世の中を自分を騙し脳みそを溶かしながら、その手段という船を乗り換えながら、なんとかこの莫大な海原を渡っていく。何かに飲み込まれないように俯瞰して俯瞰してずっとひとりで生きるより、自分を使い切ってドロドロの脳でヘトヘトになって死にたい。
人は何か心の拠り所が無いと生きていけないんだろうなと思う。 自分はこの作品の中の登場人物の様に推し活にすごくハマったことは無いが、孤独を感じる様になったら同じ様に何かに傾倒する様になるかもしれない。
"現代"が詰まりに詰まったとんでもない風刺作。心当たりのある現象がものすごい解像度で分析されていて一気に読んでしまった。 推し活にハマる人の心理が理解できたし、自分もこの物語に取り込まれる可能性は大いにあるなと思ってゾッとした。 特に視野が広がったことで身動きが取れなくなり、何...続きを読むもできないまま心だけが疲弊していく感覚が分かりすぎて苦しいくらいだった。
「視野」が大きなテーマの一つだったと受け取りました。視野に何を収めるかによって人生の幸福度が左右されてしまうと感じます(必ずしも視野が広ければいいものではない)。たとえば仕事においても、会社ではビジョンや理念といった物語が使われ、同じ目標に同じ熱量で向かうことが良いのだという風潮があります。熱狂でき...続きを読むるのは幸せなこと。 いっぽう今私は30代半ばで、自分にとって本当に大切なものが何なのか、視野を合わせ直す時期なのかと思っています。仕事にどこまでの熱量を注ぐのか、家族との時間を大切にしたい決意を強く持ち続けられるか。やったことが還ってくる若手時代と、やらなかったことが還ってくる中年時代という対比が印象に残っています。 自分の基準を大事にして視野をコントロールする、もしくはコントロールすることは難しくてもその時々の自分の視野をメタ認知できるかどうかが、人生の幸福度のカギかもしれないですね。 --- 序盤、遠い世界で価値観の違う話が眩しく感じたのですが、展開が素晴らしく中盤からは一気読みしました。主要な3人の登場人物の誰も報われないのが悲しい…。
題名とカバーデザイン、装丁の理由がわからないまま読み始めて、中盤で理解した瞬間、サーっと鳥肌が立った。 登場人物は、推し活をする人、させる人、そしてかつて推し活をしていた人。 “推しという存在”を中心に物語は展開していく。 おそらくこの本を読んだ人は、自分はどのタイプの人間かをすぐに考えると思う...続きを読む。 ちなみに、私は国見タイプ。 何も間違えることはないけれど、何の加点もない。……本当にその通りで、楽しくはない。 昨今の「推し活」と言われる現象や話題性が、決してただの偶然ではないことがリアルに伝わってくる。 それは「させる側」の戦略だけでなく、「している側」から発せられるエネルギーも関係しているという事実に驚いた。 すべての推し活に当てはまるわけではないだろうけれど、一つの真理を見た気がする。 最後の1行まで目が離せない展開。 ひさしぶりに、読後感の余韻をじっくりと味わえた一冊だった。
自分の知らない「推し文化」の世界で、最初は何を言っているのか分からず、物語をイメージすることができなかった。しかし、用語や文化を調べながら読むうちに、登場人物の行動や感情の意味が分かってきて、面白さを感じるようになった。特に、「推す」という行為は単なるファンとは違い、人生のエネルギーの注ぎ方が大き...続きを読むく変わるものだと感じた。また、推しを共有するコミュニティの結束の強さも印象に残った。 一方で、久保田慶彦の救われなさにはいたたまれない気持ちになり、国見の在り方には、人の気持ちを搾取しているような怖さを感じて、好きにはなれなかった。自分とは遠い世界の話だったが、こういう価値観があることを知り、視野が広がった。
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イン・ザ・メガチャーチ
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朝井リョウ
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