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小説 11位
11pt
沈みゆく列島で、“界隈”は沸騰する――。 あるアイドルグループの運営に参画することになった、家族と離れて暮らす男。内向的で繊細な気質ゆえ積み重なる心労を癒やしたい大学生。仲間と楽しく舞台俳優を応援していたが、とある報道で状況が一変する女。ファンダム経済を仕掛ける側、のめり込む側、かつてのめり込んでいた側――世代も立場も異なる3つの視点から、人の心を動かす“物語”の功罪を炙り出す。 「神がいないこの国で人を操るには、“物語”を使うのが一番いいんですよ」
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Posted by ブクログ
まず凄く面白かった。 読書経験値低めな私には分厚すぎるなと思いながらも、それなりに時間はかかったけど最後までグダることなく読み切れたというのが何よりの面白さの証。 仕掛ける側、ハマる側、ハマっていた側、と三者の視点からファンダム経済をテーマに作られた今作であるけど、結局は人間が描かれているという印...続きを読む象。 私は10年以上Twitter(現X)に張り付いている所謂ツイ廃なので、なんだかこの中の出来事が現実の出来事のように錯覚するくらい現代日本としてのリアリティがありました。 しかもここに出てくる親子両者のネガティブな思考パターンが自分と似すぎていて、途中共感の嵐。え、これ書いたの私ですか?と思うようなフレーズもあったりして、朝井リョウ氏もこっち側なのか、そうでないとしたらどうしてこんなに私(?)の気持ちが分かるの?と思ってしまうくらい。 ちなみに私はINFJ(数年前やったものなので今もそうかは分からないけど)。 それぞれの視点で描かれる状況が最後一気に交わる場面のカタルシス、面白いし気持ち良い〜。 突然のタイトル『すみちゃん』にもまんまと興奮した。 この話に出てくるメインの3人はみんなどこか俯瞰の視点を持ち続けていて、自分のためにあえて視野を狭めている感じがするのでまだ救いがあるというか、傍から見たら一見バッドな方に進んではいるけどこの人たちにとってはこれがハッピーであり、本当に最悪な状況は引き返す判断が出来そうな感じがした。 だからきっとこの後この親子はむしろ仲良くなるとかいい方向にすすむ可能性も見えるような、そんな色んなことを考えられる終わり方で素晴らしかったです。
中盤からラストに向けての畳みかけは圧巻。 毎度ながら、朝井リョウの細かい心情の描写はとてもすごいなあと思わされる。扱うテーマも最先端で流石だなと。 どんな答えにも批判がくるような世界で1番の正解(逃げ道)は物語に入り込むこと。視野を狭くし、自分を使い切ることで、達成感を得て幸福と感じるが、物語は結...続きを読む局、虚構であり、その夢から醒めた時には現実が押し寄せる。ホラーものを読んでるような感覚になった。
生活してて他人とか自分に感じる小さい小さい違和感を、全部言語化してくれていた。すごい。ここまで言語化できる、?圧倒された。 私が22歳だから刺さったのか?ネットや推し活に疎いママでもこの本刺さるのかな、気になる。
今流行りの「推し活」をテーマに、さまざまな立場や視点から描かれた物語。 誰の心にも寄り添うような言葉選びや文章表現が印象的で、構成も非常に素晴らしかった。 推し活に没頭し視野が狭くなった状態でいることが幸せなのか、それとも多少の空虚さを抱えながらも視野を広く持ち、周囲を俯瞰できることが幸せなのか。...続きを読む 幸せの形が多様化している現代において、「幸せとは何か」を改めて考えさせられた。 一人で家にいるとき、時間を持て余し、言いようのない不安の渦に巻き込まれる瞬間がある——そんな自分自身の感情とも重なり、深く共感した。
生きづらさを感じていたかつての自分に重なり、序盤は苦しかった。 全力で何かに取り組んでいる時は自分を正当化できる、という点にははっとした。 ストーリーがあるものは事実強いし、私自身がストーリーがあるものが好きだと再認識した。 ドアを叩いた男と会うくだりと、最後のシーンは表現に痺れた。 マーケティン...続きを読むグ職の自分はこの洗脳を見習わなきゃいけないんだろうけど、顧客には製品に対して真のメリットを享受して且つイワシの渦のように気持ちよさそうにまわり続けてほしいなぁ…。
読んでてこわいことが多かった。3人の視点で話が展開されており、それぞれの物語を作って自分の世界観を解釈してる描写は見てられなかった。ラストで父親の物語と娘の物語が交差する瞬間の落ち込み具合まで知りたかった。 自分は推し活という文化に対して不快な印象だったため、心の中で悲鳴を上げながらヲタクの描写を読...続きを読むんでいた。 また、昨今のオーディション形式でグループをデビューさせる現象に嫌悪感を抱いていたためドンピシャでハマった。 物語と仲間意識は人間の何かに依存していないと不安になる特性を利用する強力なツールだと読み取った。正解がない現代社会ならではの現象を描いた作品。事実から解釈を無限に広げていきがちなヲタクの描写はSNSのコメント覧や現在の自分の彼女に似てる印象を受けた。 今の世の中は消費を促す仕組みで溢れている。SNSなどのサービス産業がこの仕組みを利用して富を築いている。この仕組みによる富が、自衛隊や農業や電力会社などのエッセンシャルワーカーに届いてほしいという、自分の最近の願いとMBTIを多用するイケ好かない人物が、共通の願いを持っていたことに不快感と嬉しさが共存した。 自分の信じるものをちゃんと持っとくこと、何をして何をしないか選択すること、拗らせる前に今この瞬間の熱中を大事にすべきと受け取った。中年男性の孤独の対策は今からやらなくてはと学んだし、父親への連絡や実家への帰省頻度を増やす機会になった。
ナラティブの時代。そう言われて久しい現代に著者がまたやってくれた。今作も相変わらず、いや過去作以上に性格が悪いw推し活と陰謀論の悪魔合体なのだが、決して絵空事ではなく読んでいてゾッとする瞬間が多々。物語を用いて信徒を作り出し、彼らにありったけの金銭を自主的に進んで使わせる。個人的に『正欲』はあくまで...続きを読む読者への問いの範疇だったと思うが、本作の読後感は『何者』に近いと感じた。読んでて息が出来なくなる、あの感じ。これぞ朝井リョウの本領発揮である。発売当初から評判は耳にしていたけれど、噂通りの問題作にして大傑作。
現代の解像度が高すぎる。 多くの人が、これは自分のことだと思わせられたポイントが一つはあったんじゃないかな。 自分に言われてるようで苦しく、それでも読む手が止まらないような。 めちゃくちゃ面白かったです
推し活の話か⭐︎ と思って気軽に読み始めたら、 重めの信者マーケティングの話だった。 神様が居ないこの国で、 神様の代わりを見つけた人たち。 100万人のファンよりも、 1万人の信者の方が圧倒的に強い。 信者は提供された1の物語を100で解釈し、 勝手に布教してくれる。 本質的にはほとんど価...続きを読む値のないものにすら、 彼らは価値を見出して対価を払う。 自分の生活はどんなに苦しくても。払う。 視野狭窄の極みなのに、 信者たちは幸せそう。 推し活から入ったのに、 幸せってなんだっけ? と考えるに至る話。
本屋大賞や! これは本屋大賞や! ヲタクには禿同な内容(笑) 運営の搾取? 視野狭窄? わかってるって。 それがヲタクなんだよ(泣) 父親、久保田の孤独も痛いほどわかり。 澄香のヲタとして焦る気持ちもわかる。 最後に澄香が振り返った後の家族のゴタゴタを描いた続きの一冊をめちゃ読みたいです!...続きを読む 朝井先生! 続きの家族の物語が気になります!
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