死にがいを求めて生きているの

死にがいを求めて生きているの

968円 (税込)

4pt

誰とも比べなくていい。
そう囁かれたはずの世界は
こんなにも苦しい――

毎日の繰り返しに倦んだ看護師、クラスで浮かないよう立ち回る転校生、注目を浴びようともがく大学生、時代に取り残された中年TVディレクター。交わるはずのない彼らの痛みが、植物状態の青年・智也と、彼を見守る友人・雄介に重なるとき、歪な真実が露わになる。自滅へひた走る若者たちが抱えた、見えない傷と祈りに触れる物語。

文庫版特典:特別付録/本作と螺旋プロジェクトに寄せて
解説/清田隆之

【電子版巻末に特典QRコード付き。〈螺旋プロジェクト〉全8作品の試し読みを読むことができます】

※〈螺旋プロジェクト〉とは――
「共通ルールを決めて、原始から未来までの歴史物語をみんなでいっせいに書きませんか?」伊坂幸太郎の呼びかけで始まった8作家朝井リョウ、伊坂幸太郎、大森兄弟、薬丸岳、吉田篤弘、天野純希、乾ルカ、澤田瞳子による前代未聞の競作企画

〈螺旋〉作品一覧
朝井リョウ『死にがいを求めて生きているの』(本作)
天野純希『もののふの国』
伊坂幸太郎『シーソーモンスター』
乾ルカ『コイコワレ』
大森兄弟『ウナノハテノガタ』
澤田瞳子『月人壮士』
薬丸岳『蒼色の大地』
吉田篤弘『天使も怪物も眠る夜』

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死にがいを求めて生きているの のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    すっきりではなく、もやもやする読後感。
    だけど、確実に心は刺していく、そんなお話。
    高校生ではテストの順位が出て、客観的に評価される。大学に進学すると相対的評価はほとんどされない。自分で「自分らしさ」や「価値」を探さなければならない。それにしんどさを感じたことを思い出した。

    作者あとがき
    「本作で

    0
    2026年02月11日

    Posted by ブクログ

    ずっと読みたいと思っていた本を、今年中に読みたい目標冊数達成のために大急ぎで読んだ。

    ところどころ内容や表現にくらった。
    絶対にまた読み直したい本。

    死にがい、生きがい、今生きている意味を見出してしまいがちなのは私もそうで、それが良い悪いは言語化できていない。
    私も、この期間は何をやり抜きたい、

    0
    2025年12月30日

    Posted by ブクログ

    いるいる〜こういう人!小学生の時からめちゃくちゃ存在感出してる人!って人の物語。最後まで、とことん期待を裏切らなくて良かった。そして、いるいる〜こういう人!なんでココとココ仲いいかわかんないよね〜なんか達観してるよねーって人。実はこっちの人もその状況を楽しんでたりして。あー面白かった。最後までページ

    0
    2025年12月23日

    Posted by ブクログ

    平成という時代ならではの生きづらさをテーマにした作品。初めは章ごとに全然関係ない話のように見えて、徐々にいろんな繋がりが見えてくる構成は見事。全部読み終わってから初めの章を読み返すと、見え方が全然違ってこわいくらい。

    競争や順位づけをやめ、ナンバーワンではなくオンリーワンであることの良さが押し出さ

    0
    2025年12月07日

    購入済み

    深すぎる

    雄介を見て存在意義とは、生きがいとは、といった難しいことだけど、少しは誰もが考えたことはあるようなことになんとも言えない気持ちになった。生きがいとはなんだろう、読み進めていくほど考えさせられる本だった。

    0
    2023年01月15日

    Posted by ブクログ

    これ系は結構好き
    改めて浅井りょうの今までの読後感想読んだら
    好きな作家さんだった
    確かに昔とくに中高ぐらいか
    男子が集まって話すと何かというと競いたがる
    風潮あったかも
    くだんねー自慢話とか
    どっちが酒が飲めるとか
    原付免許持ってるとか
    それも自分じゃない知り合いの先輩がどうとか
    せめてお前の話を

    0
    2026年02月04日

    Posted by ブクログ

    与志樹の無意識のうちに他人と比較して勝ち負けを判断しているあの感じ、う"ってなった人結構いるんじゃないカナ

    0
    2026年02月01日

    Posted by ブクログ

    全部持っていかれた。著者の現代の生きづらさを言語化する明瞭さがハンパない。自分の人生に投写してしまうぐらい共感した。正論と個人主義と死にがいと人間の性みたいな抽象的な概念が、温度感を持ちそのまま人になり群像劇になっている。生きがいを求めないと自分の存在確認ができない、他者との好善なつながりを担保でき

    0
    2026年01月29日

    Posted by ブクログ

    大学生の時、私も死にがいを求める症候群になっていたことを思い出した。今思えば、周りの人とは違うと自分を肯定してあげたかったことが理由だと思う。

    そんな私を変えてくれたのは夫で、社会問題は考え出したらキリがないし、誰かがかならず全力で解決してくれるのだから、自分の好きなように生きたらいいという、ある

    0
    2026年01月29日

    Posted by ブクログ

    雄介のイタいかんじ、めちゃめちゃ伝わってきた。友達にいたら引いちゃうと思うけど、じゃなんでコロコロ生きがいを変えちゃダメなのかはわからない。
    でも、人から感じる胡散臭さとか信用できない感じって、雄介みたいに自分の見栄とか理想を優先して追求しまくって、周りの人を自分を輝かせる照明的な存在としてしか見れ

    0
    2026年01月27日

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