死にがいを求めて生きているの

死にがいを求めて生きているの

968円 (税込)

4pt

誰とも比べなくていい。
そう囁かれたはずの世界は
こんなにも苦しい――

毎日の繰り返しに倦んだ看護師、クラスで浮かないよう立ち回る転校生、注目を浴びようともがく大学生、時代に取り残された中年TVディレクター。交わるはずのない彼らの痛みが、植物状態の青年・智也と、彼を見守る友人・雄介に重なるとき、歪な真実が露わになる。自滅へひた走る若者たちが抱えた、見えない傷と祈りに触れる物語。

文庫版特典:特別付録/本作と螺旋プロジェクトに寄せて
解説/清田隆之

【電子版巻末に特典QRコード付き。〈螺旋プロジェクト〉全8作品の試し読みを読むことができます】

※〈螺旋プロジェクト〉とは――
「共通ルールを決めて、原始から未来までの歴史物語をみんなでいっせいに書きませんか?」伊坂幸太郎の呼びかけで始まった8作家朝井リョウ、伊坂幸太郎、大森兄弟、薬丸岳、吉田篤弘、天野純希、乾ルカ、澤田瞳子による前代未聞の競作企画

〈螺旋〉作品一覧
朝井リョウ『死にがいを求めて生きているの』(本作)
天野純希『もののふの国』
伊坂幸太郎『シーソーモンスター』
乾ルカ『コイコワレ』
大森兄弟『ウナノハテノガタ』
澤田瞳子『月人壮士』
薬丸岳『蒼色の大地』
吉田篤弘『天使も怪物も眠る夜』

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  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    中央公論新社
  • 掲載誌・レーベル
    中公文庫
  • タイトル
    死にがいを求めて生きているの
  • タイトルID
    1242064
  • ページ数
    552ページ
  • 電子版発売日
    2022年10月21日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    18MB

閲覧環境

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死にがいを求めて生きているの のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    純粋に自分の中で「生きがい」と感じてやってることばかりじゃない。どこかで「これを生きがいに頑張ってる自分」に酔ってる時があるかもしれない。意識したことはないけど今まで生きてきてゼロじゃないと思う。
    雄介の行動に嫌悪感を覚えながらも、自分の中にも同じような感情がゼロではないと感じて、自然と自分自身を振

    0
    2026年06月01日

    Posted by ブクログ

    人は何かに所属していたいし、認められていたいし、発展していたいと思う生き物だから。
    極端な描き方ではあったものの、みんな人にラベリングして生きてるんだなあ、自由や多様な生き方があると苦しいよなと思わされた。

    0
    2026年05月30日

    Posted by ブクログ

    自分を斜め上から覗いている感じ。登場するキャラクターに自分を重ねながら読んだ。私の過去を見ているようだった。生きがいは、探して見つけるものではなくて、日々を過ごしていくなかで、発生するものだと思った。そして、自己否定は良くないなぁと思った。ありのままの自分を好きになることが大切なんだと思う。そして、

    0
    2026年05月25日

    Posted by ブクログ

    どこかで聞いた「複雑なものを複雑なままに描く」という朝井リョウの言葉が体現されているような小説だった。

    何が輝かしいかなど、年齢とともに変わっていくし、そこに他者の視点など本来必要ないのに、それを快楽のように求める人間らしさに苦しくなる。

    0
    2026年05月22日

    Posted by ブクログ

    様々な考え方が広がった現代を生きる人々の心の深い部分にある悩みや葛藤を描いた至極の一冊。朝井リョウさんらしい観点から結ばれる内容に夢中になった。生きがいではなく死にがいを求めるという一文には自身にも想うところがあり、共感せざるを得なかった。自分の生きがい、死にがいを改めて考えさせられる忘れられない著

    0
    2026年05月22日

    Posted by ブクログ

    ナンバーワンよりオンリーワンだと言われた平成という時代。けれど、自分で自分自身の価値を見出せる人はいったいどれだけいるのか。まして子供達にそれができるのか。大人ですら、難しいのに。
    競争をなくしたことで生まれた新たな生きづらさ。競争から漏れた、のではなく、価値を見つけることから漏れてしまった人たち。

    0
    2026年05月09日

    Posted by ブクログ

    なんだか深掘りしてはいけないような人間のめんどくさい部分をめいっぱい深掘りしたような作品。
    こんな感覚的なことを的確に文章化できるって、作家さんというのは本当にすごい。
    生まれてきた意味も生きる意味も死ぬ意味も本当はなんもなくて、そういう現象があるだけなんだってわかっているつもりでも、なんとなく周り

    0
    2026年04月19日

    購入済み

    深すぎる

    雄介を見て存在意義とは、生きがいとは、といった難しいことだけど、少しは誰もが考えたことはあるようなことになんとも言えない気持ちになった。生きがいとはなんだろう、読み進めていくほど考えさせられる本だった。

    0
    2023年01月15日

    Posted by ブクログ

    勝手に他人と比べて何か秀でて安心したい。雄介は極端すぎるけど、でも、なんだか分かってしまって心が痛い。自分は自分で生きてるだけでOKって思えるのって、めちゃくちゃ難しい。平成を、ナンバーワンじゃなくてオンリーワンだ、っていうからこそ苦しくなった時代っていうのは初めて捉えたな。智也は冷静でいるようで、

    0
    2026年05月26日

    Posted by ブクログ

    ある程度の競争(対立)はやはり必要である
    順位をつけてもらえない 他人と比較するのを良しとしない風潮はいいこともあるが悪いこともある

    そして、その代償が自分で自分の価値を見つけなればいけない世界になるというのはものすごく苦しい

    しかし、この苦しみというのは正直ゆとり世代より前の世代にはわかっても

    0
    2026年05月20日

死にがいを求めて生きているの の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    中央公論新社
  • 掲載誌・レーベル
    中公文庫
  • タイトル
    死にがいを求めて生きているの
  • タイトルID
    1242064
  • ページ数
    552ページ
  • 電子版発売日
    2022年10月21日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    18MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
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