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Posted by ブクログ
THE青春小説。
個人的に青春小説が好きだからなのか、
最後は電車の中で泣くのをメチャクチャ我慢しながら読んだ。
チアのことを全く知らなかったけれど、演技の様子を何となく想像しながら読み進めることができた。
全員が同じ価値観、モチベーションではなく、一人一人違った感情や葛藤がしっかり描かれているのが良かった。
学生時代って、自分が世界の中心で、自分が一番悩んでいるように思ってしまう。
でも、周りにいる一人一人にも、それぞれの人生やドラマがあるんだよな…
当時一緒にいた友達やクラスメイトにも、それぞれ自分には見えていなかった悩みや事情があったんだろうな…
とかそんなことを読みながら考えてしまった
Posted by ブクログ
晴希、一馬と少々アクの強い愉快な仲間達で送る男子チアの青春群像劇。代表作『何者』や『イン•ザ•メガチャーチ』とは打て変わって、自分たちの演技を誰かに見て貰いたいや出来なかったことが出来るようになりたいという登場人物たちの正の感情をエネルギーに前へ進んでいく物語です。仲間内で懇意にしている定食屋があったり、メンバーそれぞれが活動に求める意義やレベルに食い違いがあったりなど大学の部活動あるあるも随所で描かれており、朝井リョウならではの学生生活に対する解像度の高さは本作でも健在でした。個人的には無尽蔵の箴言で場をいなしつつも、たまには本当に良いことを言う溝口のキャラクターが好きすぎます。
運動経験やモチベーションもバラバラ、当初は勢いと寄せ集めで始まったBREAKERSでしたが、練習や最後の儀式を通じて互いの過去や背負う想いが解き放たれ、終には全国大会という一つの舞台で結実するという締め方はスポーツもの、群像劇両面で王道と言え、爽やかな読後感が味わえます。
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