【感想・ネタバレ】イン・ザ・メガチャーチのレビュー

あらすじ

☆2026年本屋大賞受賞☆

【第9回未来屋小説大賞】
【第2回あの本、読みました?大賞】

沈みゆく列島で、“界隈”は沸騰する――。
あるアイドルグループの運営に参画することになった、家族と離れて暮らす男。内向的で繊細な気質ゆえ積み重なる心労を癒やしたい大学生。仲間と楽しく舞台俳優を応援していたが、とある報道で状況が一変する女。ファンダム経済を仕掛ける側、のめり込む側、かつてのめり込んでいた側――世代も立場も異なる3つの視点から、人の心を動かす“物語”の功罪を炙り出す。
「神がいないこの国で人を操るには、“物語”を使うのが一番いいんですよ」

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感情タグBEST3

購入済み

恐ろしいまでの言語化能力

読み始めてすぐに、恐ろしいと感じた。
ストーリーがではなく、文字.文章そのものが。
生きている上でなんとなく享受しているソレ、うっすら嫌悪感のあるソレ、社会に蔓延るソレらが次々と言語化され 定義され 文字となり頭に入ってくる。なんて恐ろしい。
読む者に確実に影響を与え、見える世界すらも変える力のある一冊。最高です。

#深い #タメになる #怖い

2
2026年02月13日

Posted by ブクログ

最初ずっと暗くて苦しくて、久保田が新たな仕事に携わるまでしんどかった。しかしながら、途中からこれは破滅に向かっていく、ハッピーエンドにはならないと気づいてからビクビクバクバクしながら読んだ。朝井リョウ自身がハロプロの推し活をしているから自嘲も混じってるのかなとストーリーとは関係ないことも考えながら読んだ。

孤独が人を追い込む。
視野狭窄を生む。

間違いなく、令和の今のある一面を切り取っている。


追記:澄香とのビデオチャットでのバカ殿の場面が一番笑えた。笑えたのは、ここだけ(泣)

0
2026年07月13日

Posted by ブクログ

久保田が本格的に推し活を仕込む展開になってから捲るページが止まらなかった。
最後、渋谷で澄香が仲間たちと写真撮ろうとしているあたりで嫌な予感はしていたんだけど、最後の1行で「やめてー!」と思わず声が出てしまいました笑。読み終わった後もしばらく胸が苦しかった。

作中に「人を動かすのは正誤を撥ね除ける強度の思い込みだ」とあるけれど、その通りだなと思います。我を忘れて物事に取り組んでいる時って、もはやその行動が客観的に見て正しいとか間違っているとか関係なく、「自分がしたいからする、楽しいからやる」という気がします。人は結局のところ感情を抜きにして情報を処理するのは難しい生き物だなと改めて再認識しました。

0
2026年07月13日

Posted by ブクログ

めちゃくちゃ面白かった、ここ最近読んだ本で1番、推し活してる身として、流行る前に見つけだしてみたかった。
一つの 推し活 をこんなに色んな目線で考えたことがなかった。現代の推し活文化、ファンダム文化の解像度が高く、それの危うさをここまで明快にひとつの作品として収めたのがすごい。

楽しく推し活してるうちは、アンチなんてありえないと思う。でも単なる推す気持ちが愛情に変わり正義感に変わり他者の排除へ変わる、その構造が本当に怖い。私もそれを見たことがあるからわかる。
そのメガチャーチは何者かによって操られてできているものである、物語は作られている、そして私も完全にメガチャーチの中の一人だと思った。

0
2026年07月12日

Posted by ブクログ

孤独を埋めるため「誰かと繋がっていたい」と切望する現代人の心理構造がリアルに描かれている。人が物語に依存し、信仰へハマっていくメカニズムが痛烈に理解でき、その恐ろしさに一気に読んだ。さすが本屋大賞の作品!おもしろかったー!

0
2026年07月12日

Posted by ブクログ

澄香が推し活にのめり込んで行く前は、同じバイト先のフリーター・ユリちゃんを「学がなくて、国際的なトピックスどころか日本のニュースも何一つ知らなくて、外国人のお客様に私が簡単な英語で対応しただけですごいすごいと褒め称えてくれる人。(p.123)」と見下している(その後にユリちゃんの働きっぷりを評価する文が続くため、完全に見下しているというわけではない)が、推し活を始めて以降は「ユリちゃんもかつて応援していたならデビューCDは買うべき」だの「YouTubeにアップされた動画の高評価ボタンを押して、それをスクショして私に送って欲しい」だの押し付けがましい行動を取った結果、ユリちゃんからやんわりと拒絶されてしまった。
見下していた対象から愛想を尽かされて拒絶されたこの時点で、仕事面でもユリちゃんより優れていない澄香は、端的に言えばユリちゃん以下の存在になってしまった。しかし、当の本人はそのことに一切気付かず「ユリちゃんがダメだったから学校のパソコンを使って再生数を増やそう」という思考になっているのが、澄香が推し活にハマって視野狭窄に陥っていることを雄弁に語っていて痺れた。


私は本屋大賞を受賞して話題になっていることを機に読んだ身だったが、そうなる前に読んでこの作品の秀逸さに酔いしれたかったなと思った。

0
2026年07月13日

Posted by ブクログ

面白かったです。
途中から一気に読みました。
私も推し活とは言えないけど、好きなオーディション出身のアイドルグループがいて、それに重ねてしまって。没頭できて羨ましい気持ちはわかるかな。自分はないから。色々考えてしまいました。

0
2026年07月12日

Posted by ブクログ

『人生で今後還ってくるのはこれまでやってきたことよりも、これまでやってこなかったことのほうかもしれない』
今までやってこなかったこと、に心当たりがあり、のめり込んでしまった。

物語を作る人、作られた物語にのってはまってしまう人。こういう戦略があるのかと、後半は怖くなりながら読んだ。

読み応えあり
朝井リョウさん、すごいです。

0
2026年07月12日

Posted by ブクログ

バツイチ•アラフォー•契約社員•低収入•CDを購入したことはないけど、再生回数のカウントルールを意識して推しのチッケムを回していたINFJのkpopファンです。三者三様の物語のどれもに片足を突っ込んでいたのかもしれないと心をざわつかせながら読みました。
エンタメ作品として、とても面白かったです。推し活界隈の人、全く縁のない人、性別年代問わず感想が出て来る作品だと思います。朝井リョウさんの作品は、読後に誰かに話したくなる、感想を聞きたくなるところが好きです。

0
2026年07月12日

Posted by ブクログ

凄まじかった。どの視座に立って読んでいても刺される。安全な場所がない。
個人的に朝井リョウ作品の中で一番好きです。

0
2026年07月11日

Posted by ブクログ

凄かった。凄いとしか言えないくらい、今の自分に、今の令和の時代に突き刺さる一冊だった。
私も澄香ほどアイドルを推して信仰いるわけじゃないけど、アイドルが好きで、推しがいて、推しの動画を見ては湧いて、広告を取りに行って、ファン同士で繋がって…と自分の経験があるからこそ、自分って外から見たらアイドルオタクってこんな感じなんだな…と思ったと同時に、熱狂は緻密に作られてるものなんだなと、実感してしまった。
私も今仕事をしてるけど、それは社会に貢献したいとか、人の役に立ちたいとかそんな耳障りのいい理由なんかじゃなくて、自分の将来のために、やりたいことの通過点のために今の仕事をしていると思ってるんだけど、アイドル(道哉)も同様に自分の居場所が欲しいから、って言う理由でアイドルになって、「アイドル」であってもやっぱり前提として人間だから、どんな理由でアイドルをしたとしてもおかしくないのに、やっぱりファンは物語がなければ応援したいと思えないし、勝手に物語を脚色してはそれに感動して、視野を狭めて応援する。どれだけ応援したとしても、別に道哉の本心はみんなからの応援が欲しい訳とかでもなく、ただ居場所が欲しいだけ。それはファンは知ることもなく、ただ時間とお金を溶かすだけの運営のカモとなっていく様子が描かれていて、きっと現実でもこういうこと、あるんだろうなと少し哀しくなった。
今よりかは昔の方がアイドルに肩入れしてたんだけど、振り返るとやっぱり自分も視野が狭かったと思う。だけど、何かに夢中で、そのためにお金や時間を使うことが本当に楽しかったなと思う。
今は何かに熱中することも減って、ちょっと物足りないなー、なんて思うこともある。視野が狭かったり、何かに依存することって、現代を生き抜く上では誰もが求めていることなのかもしれない。視野が広いことがいいってわけでもないし。とこの物語を読んで思った。
「依存先を増やす」ことが大事なんて言われてるけど、これってあながち間違ってない本質なのかも。と言いつつ、ものごとの本質ってなんなんだろうか。

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2026年07月11日

Posted by ブクログ

傍から見れば歪んだ熱狂に思えても、当事者には幸福になる。しかも、自分だっていつそっち側へ行くか分からない……
視点が次々と変わっていくので、初めての単行本でしたが飽きずにスラスラと読み切れました。

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2026年07月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

アイドルのサバイバル番組を何度も見てきたので、物語に惹かれる気持ちすごくわかる。謙虚で努力してる人を推したくなるんだよね〜。それをみて自分も勉強や仕事頑張ろうって思うんだよね。
澄香が推し活によってどんどん明るくなっていって、視野が狭いことが必ずしも悪いことではないと思った。

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2026年07月11日

Posted by ブクログ

推し活をテーマにした物語で、徐々に飲み込まれていく様子が中々のホラーでしたね。

僕個人として、こう言う推し活とかはしたこともなければ、何かに熱中したこともないので、人が何故アイドルに熱中できるのか、多少なりとも学べました。
今回は多分特殊なケースだと思うが、方向性を間違えば中々恐ろしいことなんだなと思う一方、後半の久保田さんの「ちょっと羨ましいですね」という言葉がなんか分かる気がしました。
ラストの展開もハラハラしながら読めましたし、朝井リョウの作品は間違いないです!!


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2026年07月11日

Posted by ブクログ

「桐島」から15年 時代がだいぶ変わったなぁ と改めて感じた

スクールカーストから視野狭窄の推し活へ

コミュニティの下位層民の苦悩は深まるばかりなのかなぁ??

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2026年07月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

タイトルの「メガチャーチ」は、たくさん人が来る教会のような意味で、宗教的な、たくさん広める的な推し活にぴったりだと思った。

一番共感できた、武藤澄香は推し活で変われる的なところが好きだった。

久保田慶彦は「孤独」が嫌いで、アイドルの、商売で使う駒の垣花道哉を友達と思うところが好きだった。

しかし、会いに行くと垣花道哉にはもう仲間がいた。

この二人は武藤澄香を経由して仲良くなれる気がする。

隅川絢子は視野を狭める物がなくなると視野が広くなることがわかる存在。

わたし的にTomoyoさんに影響された隅川絢子は推しに出会う前の武藤澄香の、行動力進化版。

要するに世界は大変なのに安全圏から動かなかった元の武藤澄香に対して、隅川絢子は演説などの行動を起こしてる。

武藤澄香は、「ちゃみする」として、ネット上での違う姿を獲得する。

大学生になり、親が離婚し、父の影響が薄くなったことでできた武藤澄香の本当の姿だと思う。

武藤澄香と隅川絢子はどちらも「すみちゃん」。

途中ででてくる、すみちゃんという章はどちらも表せると思う。

それがどちらかで、変わるところもあると思う。

二人のすみちゃんは、最初は対極的で、隅川絢子→推し活、武藤澄香→大学という状態だったが、どちらも何もない大海原を経由し、いづみさんや花活仲間に助けられ、隅川絢子→ブルームマイセルフ、武藤澄香→推し活という正反対の道に進んでいく。

続編がありそうな終わり方。

ちゃみするになり、推し活を楽しむ武藤澄香をみた久保田慶彦の反応が知りたい。

0
2026年07月11日

匿名

ネタバレ 購入済み

刺さる側と分かっていながらも

かなり最悪な読後感だった。
でも、かなりおもしろかった。

昔ドルオタもしていたし、今もライブに行きやすくなるために上京して、私物グッズ入りガチャに6万使って、推しの音楽や言葉を勝手に人生の救済にしている時点で、自分の中に“信徒性”があること自体は前から自覚していた。

ライブ後に「神」と何度言ったかわからないし、作品や言葉を拡大解釈して、勝手に巨大な感情を抱いてしまう感覚も覚えがある。

ただ一方で、“推し”という言葉を安易に使いたくない気持ちもずっとあった。(現時点でドルオタではないから)
周りから見れば十分推し活をしている側なのに、「ただの消費や疑似恋愛とは違う」という意識でどこか斜に構えていたし、その“自分は少し違う側だと思いたがる感じ”も含めてかなり厄介だなと思った。

序盤では骨格診断やMBTIみたいな、令和の若者にとって身近な話題もかなり多く出てきて、「現代」を詰め込んだ空気感がすごかった。
身近に見る言葉や価値観だからこそ読みやすくておもしろい反面、「こういう要素を入れると若者は読み進めやすい」という作者の意図を少し感じて、若干冷めた部分もあった。

ただ、読み進めるほど単なる“令和あるある小説”ではなくなっていく。
人が何かを信仰し、共同体に救われ、依存し、選民意識を持ち、それでも孤独なまま生きていく話としてどんどん複雑化していって、自然と考えさせられた。

あと個人的にかなり考えさせられたのが、“楽しかった”だけでライブを終われなくなった感覚。

彼の音楽を聴くと確実に心を掴まれるし、好きか嫌いかで言えば比較するに値したいくらいに純粋に好き。
でもその一方で、自分の時間やお金や生活を削ってライブへ行っている感覚もずっとあって、手放しに「楽しかった!」だけでは終われない瞬間がここ数年かなり増えた。

ステージ側は「いつでもここにいるから」と言ってくれる。
でも、実際に消費されているのはこちら側でもある、という感覚もどこかにあった。

その曖昧な違和感をかなり言語化されていて苦しかったし、同時に「自分はまだマシな方なのかもしれない」と安心したくなる感覚まで含めて、かなりこの作品の“信徒”そのものだった気もする。

「疑似恋愛」「プロデューサー」「アナリスト」「学級委員長」「信徒」みたいに、同じオタクでも依存や執着の向きが細かく分けて描かれていて、解像度が異様に高い。

オタクにとってのホラー小説だった笑

#怖い #ダーク

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2026年05月26日

購入済み

推し活も宗教もアクティビズも。

推しができた人、推しを失った人、推しを運営する側の人の三人が絡み合いそうで絡まない話。人はどういうときに推しにハマり、失うとどうなるのか?同じ推しの話でも『推し、燃ゆ』が個と推しとの関係の話なのに対し、こっちは社会全体の話だ。

「メガチャーチ」とは、週末の礼拝への出席者が2,000人を超える超巨大プロテスタント教会のこと。礼拝と言っても『牧師様のありがたい説教を厳かに聞く』というような多くの人にとって退屈と感じるイベントではなく、もっとエンターテイメント性あふれたイベントを行っている。
例えば、プロの奏者によるオーケストラ演奏であったり、ロックバンドのライブだったり。巨大なコンサートホールで、優れた映像・音響設備を駆使し、ド派手な演出を行う。そのため、高い動員力と集金力を持ち得ている。

そうなるとできることが増える。教会によってはこれまで行ってきた食料配布をドライブスルー形式にして効率化したり、オンラインで礼拝を配信して参加のハードルを下げたりと、活動の幅を広げ、多角的に人を集めていけるようになっているのだ。
そうして、裾野を広くすることで、熱狂的な信者が生まれる土壌を作る、というわけだ。

推し活もメガチャーチと同じ構造だというのがタイトル。

推し活も、宗教も、アクティビズムも参加人数が違うだけの話で、「生きる意味を考える」ということや「精神的な充足感を得る」という目的でみると本質は同じだな、と思った。

#深い #じれったい

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2026年05月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

グロい
私アイドルもオーディションも大好きで、今も鯖番みてるし、昔の鯖番落ちた子が最近デビューしたからそれも追い始めたし結構人生アイドルに捧げてるタイプだから本当に全部の文が刺さった。

昨日今日で読んだんだけど、読み始めたタイミングが最悪で
・今見てるオーディションの推しが最近人気になってきたけど次の順位発表式で落ちそう
・今日は前見てたオーディション落ちた子が別事務所からデビューしたからそのファンミ
・週明けは本命のファンミ
という全力オタ活中に読んだから具合悪くなった^ ^

この本を知ったきっかけがオーディション出演中の人がビハインドで読んでたからなんだけど、これを出演中に読めるメンタル凄すぎない?
ーーーーーー
鯖番終了しました。私の推しはなんだかんだファイナルまで行くことが出来ましたが、デビューはできませんでした。
インザメガチャーチに書いてあることが全てで、私の推しはビジュアルは凄く褒められてたけど内面フォーカスが一度もなくて。ダンスも歌も器用にやるか
ら出来ないところからの成長が見えなくて、票に繋がらなかったかな〜
私みたいにその子を好きで注目して見てればその中に物語を見つけられるけど、結局なんとなくで見ている層にはその物語は見えないからね。
番組が終了してから約11時間が経ちますが狂っているので他人のことなのにまだ泣いてます^ ^インザメガチャーチを読んでオタ活にマイナスイメージを持った方にはこいつ気狂ってるなと思われていることでしょう^ ^

自分のリソース云々の話があったけど、その通りだと思う。どっかでふと正気になった時にアホらしくなるから気が付かないフリして布教してた。
社会人になって自分が頑張る機会がなくなったから練習生に自分を重ねて頑張って欲しくなっちゃうんだよね。しかも鯖番ってこっちも頑張らなきゃいけないから部活とかしてる気分になるの^ ^
自分もダンス習ってたから余計に重なる部分があるんだよね
インザメガチャーチ読んだくせに何やってるの?って感じだけど、私は推し活大好きだし、生活が脅かされない範囲でなら全然いいと思ってる。
ふと正気になった時にアホらしくなるって推し活以外もそうじゃない?彼氏も何が好きだったんだろうってなるし、お酒でもなるし、部活でも、勉強でもなるしそれって推し活に限ったことじゃないよな〜と

最近母にオタ活をやめれば的なことをずっと言われていて。母も本命のグル一緒に推してるけど、鯖番みて泣いてる私をよく思ってないみたい^_^
でも私あんまりオタ活が悪とされている理由がわからなくて。鯖番毎週泣いてだんだけど、それは感動する映画を観て泣くのと同じ感覚なわけで。情緒おかしくなってるよって言われたけど、感動するもんみて泣くことの何が悪いの?って思っちゃう。これで仕事休んだり私生活に影響が出てたら問題だけどね。
あとは人の人生で一喜一憂するんじゃなくて、自分の人生で一喜一憂しろって言われたけどこれってオタ活以外も全部そうじゃない?
父は野球が好きで、毎日観てるけど勝ったら上機嫌、負けてる時はイライラするわけで。でもそれっていくら自分が応援しても結果は変わらないし他人に左右されているわけでしょ。
恋人だってそうで、自分がどんなに頑張っても浮気する人はするし、裏切る人は裏切るじゃん。結局相手の行動次第で感情は変わるわけで。
その相手が近い人なのか遠い人なのかってだけじゃないの?それが遠い人なのが良くないって言いたいんだろうけどね。
でも現実の人間に裏切られるとめっちゃショックだけど、推しに裏切られたところで所詮赤の他人だし、
その気軽さから私はアイドルを推したくなっちゃう
あとアイドルって嫌な面は見なくていいし、無理って思ったらすぐになられられるしね
私は見る目がないからこれまで応援したきた推しはもれなく全員女関係暴露されてるけど全然どうでもいいしね^ ^初めて推しが暴露されたときは流石にショックだったけど、最近はあ〜こいつもか〜って感じ
鯖番の推しもどっちも女遊び系の暴露だったけどその時は一般人なんだしあたしには関係ないしな
暴露出てても好きなところだけ見て全然推し続けられるのが推し活のいいところだよね〜^ ^

あと、母は最近スポーツを始めたらしいから、その影響で自分でできる趣味を見つけろとも言いたいんだろうな。母はスポーツをしてる時が楽しいって思ってるわけでしょ。
私はそれと同じようにオタ活してる時が楽しいって思うし、別にそれが以外に趣味がないわけでもないしな〜って思う。
私ももちろん運動は好きなので社会人になった今でもたまにスタジオ行くし、ジムも行ってるし、それ以外にもお酒が好きだから友達と飲み行ったりもするし、1人でふら〜っと出掛けたりもするし、それと同じ位置にオタ活があるだけなんだよね。
年がら年中狂ってるわけじゃないし、名前忘れたけどアクスタ盗まれた子みたいに生活の中の娯楽としてオタ活がある感じ。感動したり悲しかったら泣くけど、それはオタ活以外も全部そうでしょ?
それなのにオタ活だけなんでこんな言われようなんだろう。
オタ活以外も、恋人も、野球観戦も、スポーツも全部娯楽の範疇ならいいけど私生活脅かされるならそれは良くないことなんじゃないの?なんでオタ活だけは私生活の中での娯楽に収まってたとしても悪だとみなされちゃうんだろう。

あとこれは最低発言だけど、鯖番って人の人生を賭けた自分に影響の少ないギャンブルだから楽しいんだよね
あんま自分の人生に影響ないのに、のめり込めるところが本当に面白い
今回私が見てた鯖番はずっと順位変動が激しくて誰デビューするかわからなくて本当にギャンブルだったしね^ ^
まあこの考えがオタ活に支配されてるからやめろってことなんだろうけど、私生活に影響が出ていなくて彼氏がいた時よりも、部活を頑張っていた時よりも今の方がネガティブな感情を抱く機会が少なくて私は幸せだな〜って思うよ。

私の推しは落ちたのでグループは追いませんが毎週運営の思い通りに楽しませていただきました。私の推しにも物語作って欲しかったけどね。
インザメガチャーチを読んでもなお、自分でもういいやとなるタイミングまではオタ活をしようと思います。
今までの鯖番はfdには入ってたけど見るだけだったけど、今回はfd入って必死にコラボもして、必死に布教したよ〜この必死っていうのが良くないんだろうけど、普通に仕事終わり映画観てた時間が布教に変わっただけだから別にいいんじゃない?とも思うけどね。
あとあたしは現実世界にオタク持ち込むのが嫌だから周囲の人には布教しないしね。Twitterで布教求めてる人にリプするのは需要と供給の一致だと思うし。

まあこうやって正当化しようとしている時点で、非オタクには狂ってるなと思われるだけなんだろうけどね^ ^
でもそれは他のことにも言えることで、私は料理が趣味の人にあり得ないすごいなって思うし、毎日10km走る人に正気?って思うし、筋肉のためにタンパク質ばっか取る人にマジで?って思うし、それと同じ感覚なんだろうな
みんな自分が1番なんだからそりゃそうだし、他人が何してようが関係ないしね〜

ちなみに鯖番出演中にこれを読んでいた子はデビューしましたよ。おめでとう

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2026年07月12日

ネタバレ 購入済み

「推し活」の光と闇を抉る物語

俳優への心酔やファンダムの熱狂を、個人の孤独を埋めるための「巨大な教会(メガチャーチ)」に見立て、その救いと危うさを鮮烈に暴き出します。
「視野を広げすぎると不安になるが、狭めすぎると狂う」というジレンマに、現代を生きる誰もが戦慄するはず。信じることでしか自分を保てない人間の脆さを残酷なほど美しく描いた、2026年を象徴する衝撃作です。

#深い #アガる #共感する

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2026年04月24日

ネタバレ 購入済み

色々な意味で刺さった

INFP気質があり、学生で、現在進行形でオタク仲間とオタ活に励んでいる自分には深く深く刺さりました。途中の描写は少し、いやかなりダメージを負いながら読みました。でも、その痛みも含めておもしろかった。
印象に残っているのは、久保田さんと道哉がカフェで会話しているシーン。道哉の台詞がつらつらと続く中で、「つまり何が言いたいの?」と思いながら読んでいたら、まさに同じようなことを久保田さんが漏らしていてびっくり。この時の道哉のような台詞って意図的に書けるものなんだ、と唸りました。朝井リョウさんの文章力に脱帽です。

#深い #タメになる #共感する

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2026年03月05日

Posted by ブクログ

推し活の話か⭐︎
と思って気軽に読み始めたら、
重めの信者マーケティングの話だった。

神様が居ないこの国で、
神様の代わりを見つけた人たち。

100万人のファンよりも、
1万人の信者の方が圧倒的に強い。

信者は提供された1の物語を100で解釈し、
勝手に布教してくれる。

本質的にはほとんど価値のないものにすら、
彼らは価値を見出して対価を払う。
自分の生活はどんなに苦しくても。払う。

視野狭窄の極みなのに、
信者たちは幸せそう。

推し活から入ったのに、
幸せってなんだっけ?
と考える。

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2026年07月12日

ネタバレ 購入済み

推し文化の切り取り

推しにまつわる様々な人たちの話がつながっていく物語。正直怖い。のめり込みは気づくとそこにあるもの。そういう怖さを感じながらのめり込んで読んでしまった。

#ドキドキハラハラ #怖い #ドロドロ

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2026年01月01日

購入済み

面白くて一気読みでした。
なんでこんなにリアルで解像度の高い文章が書けるんでしょうか、、
まだまだ登場人物達の生活が見たいと思いながら読み終えました。

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2025年10月13日

Posted by ブクログ

「推し活」という社会現象を3人の登場人物の各目線でリアルに鮮明に描かれていました。見事な構成力と描写力でした。

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2026年07月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

読めば読むほど自分のことのようで目を背けたくなる。
ファンダム経済の本質と生々しさに目が覚める。
やっぱり朝井さんの言語は鋭く、いい意味で苦手だ。

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2026年07月12日

Posted by ブクログ

推し活に関する各視点でテンポ良く話が進んで内容は面白かった。
その解釈しか取りようがないように、しつこいくらい説明的な描写がされていて、余白や行間がなく、小説というより社会派ルポタージュのようだった。何でも解説や正解がほしい時代に求められている小説の形なのかなと思った。
クライマックスに近づくほどに、セリフと独白が交互になる文体が頻出しすぎで、さすがにくどすぎた。

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2026年07月12日

Posted by ブクログ

事柄や感情の言語化がすごい
なんだっけ、この気持ち
というのを上手く分解してくれてて、そこが人を惹きつけるのだろうか

推し活という現代的なテーマ、今読めて良かったと思う
今まで推しがいたことがなく、ちょっと推し活に憧れがあり読んだ節もあるが
この本の通りならやはり推し活は自分には理解し難いかも

朝井さんの作品はこちらとエッセイ1冊のみ読んだが
エッセイの方が好みかな

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2026年07月11日

Posted by ブクログ

推し活がこんな展開になるなんて!!
様々な視点からの話でテンポよく進んで気づいたら読み終わっていた。
どの人物も心理描写が圧巻だった!

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2026年07月11日

Posted by ブクログ

スルスル読めた。
久保田に共感した。
推しとかにそこまで熱意とお金を注ぎ込める人達の思考は理解できないけど面白かった。

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2026年07月11日

Posted by ブクログ

2026年の本屋大賞受賞作。
朝井リョウさんといえば、なんでこんなに人の気持ちがよく分かるんだろう?っていうくらい心理描写が秀逸で、自分の心の奥底に隠していた気持ちに気付かされてしまうみたいなことがあったりします。
今作は"推し活"の物語ということで、朝井リョウさんが今の推し活をどのように描くのかをとても楽しみにしていました。

本作を読み、推し活ムーブメントを作り出す側の策略というものを初めて認識したのですが、推し活は必ずしも自然発生的に過熱していくものではないんだなと驚かされました。
推し自身の魅力ももちろん大事ですが、それに付随する物語に没入させ、視野狭窄に陥らせることでより熱量の高いファンを生み出すことができるのだと。

この策略どおりにまんまと推し活にのめり込んでいく女の子や、推しをなくしたショックで怪しげな団体に心酔してしまう女性も登場するのですが、彼女たちは現実と向き合うことを恐れ、物語のなかにいたいと願っているように見えました。
それほどまでに物語が人を動かす力は大きくて、同じ物語を共有するコミュニティは安心感を与えてくれるものなのでしょう。

"推し活"に対しては華やかな印象を抱きますが、そうではない側面を少し見ることができた気がします。

朝井リョウさんの観察眼、恐るべし!(笑)

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2026年07月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

三者の視点から話が進んでいく。朝井リョウさんの作品は正欲に次いで、2冊目だけど、どうしてここまでに人の心理の内面が書けるのかと驚いた。そして、いろいろなことを考えさせられたり、はっとした。

Tomoyoさんの「基本的にメディアって、私たちの目を世界の真実から逸らすために使われている。〜このタイミングでそれを流行らせることがどの立場の人に都合がいいのか、一旦考えてみたほうがいい」
「日本の社会システムは十分に弱体化させたから、次は日本人自体を弱らせようとしているんだと思う」に納得。

広く見渡せば、自分も含め目先のあれこればかり考え、深いことや日本の行く先まで考えずにいる人が多いと思う。日本人の精神年齢も下がっているのも間違いない。これも大きなものに後ろで動かされている故と、ぞーっとする思いになる。

「彼らは戦えるのだろうか。こんなにも痩せさせられて、肌や髪やケアすべき部分を自ら増やして、資金も時間も思考力も容姿の調整のために溶かされて、いざというときに日本を守れるのだろうか。〜」「349ページ)街で外国と日本人の男性の体格の違いにも愕然とするが、その内面の違いからも有事になったら日本はころりとまけてしむいそうと暗々たる気持ちになる。

最後の頃の慶彦の立場が不憫であった。

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2026年07月11日

Posted by ブクログ

「やっぱさ、人間って完全な無宗教状態で生きていくのって難しいんだよ。何かを信じてた方が楽っていうか。」

朝井リョウはモヤっとしていた、解像度を上げようともしなかったところを言語化して、今の時代を切り取り文章で表現する文才者。

小説として没入できる良作品でもあるが、あまりに言語化が的確かつ自分ごとに落とし込めてしまうので、三度現実世界に引き戻される感覚もあった。
それは、「自分は今どんな状態に陥っているか」を俯瞰せざるを得ない、非常に身近な話題だからか。

この本について深く考えてしまうほどに、朝井リョウという沼に入ってしまいそうなのがまた、視野を狭められてるというか、朝井リョウの術中にハマっているというか…

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2026年07月11日

ネタバレ 購入済み

苦しくなった

自分の仕事に活かせるのではないかと読み進めましたが、どちらかというと「オタク」側に寄り添ってしまって苦しくなってしまいました。

孤独を自覚することの辛さ、それを何かで埋めて自分を使い切る、そうさせるための物語…
世の中はそれらで満たされているってことなんですかね。

#切ない #共感する

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2026年06月14日

ネタバレ 購入済み

一気に読める!!

朝井リョウさん、5冊目かな。相変わらず、サクサク読める展開。会話しながら、脳内思考が繰り広げられるところが、臨場感があって好き。私はユリちゃん側の熱量の低い人だから、推し活で楽しんでいる人が羨ましかったけど、やっぱりバランス良く推さないと人生詰むわな、、、。視野が狭くも広くもバランス大事。個人的には、アイドルプロデューサーが冷静すぎて、リアルに感じた。てか、最後の終わり方!!続き書いてーー!!バレるのかな。家族関係の再構築できるのかな。あー気になって寝られなくなっちゃった。これが、視野の狭くなる感覚かな。朝井リョウさんの自叙伝が個人的に一番面白いよ。

#深い #怖い #ドロドロ

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2026年04月12日

購入済み

推し活にハマる人、推し活を仕掛ける人、推しが死んだ人の3人の視点で次々と描かれる物語です。
内向的で理想主義でまさにINFPのわたしは読んでいて揶揄されているような批判されているような気持ちになりましたが、最後には推し活の良い側面にも目を向けられます。変わってしまった娘の姿を目にした父はどうなってしまったのか。

#ドキドキハラハラ #ドロドロ

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2026年01月24日

Posted by ブクログ

朝井リョウさんの『イン・ザ・メガチャーチ』を読んだ。何度も挫折しかけて踏ん張って最後まで読んだ。何とも言えない読後感だけが残った。「皆、自分を余らせたくないんです」の一言が効いていた。何が幸せかは人それぞれだけれど、少なくとも自分の大切な人とは同じことに光を感じていたいと思った。

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2026年07月12日

Posted by ブクログ

時代に合った小説だなという印象。
ファンダム経済について学べた点も
とても良かったし、
登場人物の弱い部分やハマっていく過程も
中々に共感でき、怖くもなった。
一番大切なものは間違えないようにしたい。

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2026年07月12日

Posted by ブクログ

 扱うテーマと、それに切り込む作者の視点の鋭さは素晴らしい。特に登場人物のキャラクターのリアルさは目を見張るものがある。これらはすべて現実の社会や人々のプロファイリングの結果であろうから、作者は構造を俯瞰し、要素を分析することが得意なのだな、という印象を受ける。ただ、ストーリーや表現そのものはやや平凡で、読んでいて自分の語彙や想像力が広がる感覚はない。読み終わったとき、「おもしろかった!」と興奮する体験は得られなかった。しかし、自分のものの考え方に影響を与えたことは確かであり、読書体験には満足している。

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2026年07月12日

Posted by ブクログ

推し活とはこういうものなのかなと言う印象。
これに対して特に意見がないので、誰に感情移入もできずルポを読んでいる気分になった。
登場人物の行動はどれも間違ってないと思うし、それを間違っていると言えるような高尚な人間でもないのでそれぞれの正義がそこにあるんだなーとだけ思った。
推し活系の物語は理解が難しいのでどれもこのような印象になってしまうのですが、心の深い部分まで描写してくれるので理解は深まったかなと思います。

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2026年07月12日

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