あらすじ
就職活動を目前に控えた拓人は、同居人・光太郎の引退ライブに足を運んだ。光太郎と別れた瑞月も来ると知っていたから――。瑞月の留学仲間・理香が拓人たちと同じアパートに住んでいるとわかり、理香と同棲中の隆良を交えた5人は就活対策として集まるようになる。だが、SNSや面接で発する言葉の奥に見え隠れする、本音や自意識が、彼らの関係を次第に変えて……。直木賞受賞作。
...続きを読む
就職活動に奮闘する大学生の青春群像劇だと思ったら、最後ものすごいスピードで私の期待を裏切っていった作品(いい意味で)。
就活自体もリアルで重い感じなのに、より話のコアとなるモラトリアムや自我や自意識についての語りがとにかく心をえぐってくるので、心当たりのある方はご注意ください。
「俺は企業に入るんじゃなくて個人として生きていく」と宣言しておきながら隠れて広告代理店を受けていた友達、平凡な日常をキラキラ&ポジティブに変換してSNSへ投稿する友人、夢を追いかけて芝居の道に生きる決断をしたもののネットで叩かれまくっている仲間。
理想の「何者」かになろうと必死な友人の姿は、冷静で客観的な主人公からするとどこか痛々しい。それは巷でよく言われる「意識高い」という悪口にも似ている。
でも本当に痛々しいのは、本当に仲間たちのほうなんだろうか。
誰かの行動に批評ばかりしていても、本人は一生「何者」にもなれない。理想に近づきたければカッコ悪くても、がむしゃらに行動するしかないのだ。
クライマックスでの友人との口論が、心をえぐりつつもとても心に沁みる。年明け1冊目としてはなかなか良い、今年も頑張ろうと思う作品だった。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
・ラスト40ページ鳥肌がたった。伏線は、確かにちりばめられていた。海外留学して1年浪人している理香や瑞月、1年休学していた隆良と、普通のような人物に見える主人公がなぜ同時期に就活をしていたのか違和感をもたずに読んでいたため主人公が就活2年目だと知った時は衝撃だった。
・それにしても「何者」ってタイトルもまさか主人公のこと指していたとは。最後にこれまで主人公が抱えていた悪意を全部投稿で振り返るところも恐ろしさと面白さが同時に込上がってきた。でも爽快感はあった。主人公は悪意抱えていながらも「大人」とか「団体戦」的なことを意識してか本人には敢えて言わなかったから、最後に理香が弾けてすごい気持ちよかった。
・理香の最後の言葉が刺さったな。何者にもなることができない。理想の自分にはなれない。でもかっこ悪い自分で勝負するしかない。確かにギンジもかっこわるいが、諦めずにチャレンジし続ける姿にはバカにすることはできない。何も行動せず自分を偽ってばっかりで何もしてない主人公が一番かっこ悪い。
・でもこういう冷笑するとこって人間の心にどこかあるし自分も就活の時に他人を下に見ることで自分が少しでも精神的に優位に立ちたい愚かさがあった。この小説は人間の嫌な心理描写を細かく描いており最後まで楽しんで読めたな。
Posted by ブクログ
就活未経験だけど面白い......なによりラストで傷跡残していきやがる。
就活は海原に放り出されるような、そんな怖い印象があった。実際、「自分がどの位置にいるか分からない」「誰も支えてくれない」という点は「やっぱりそうなんだ......」という声が出た。
自分は俯瞰する側にいたい。思えば当たり前ですやん。だって、就活って周りの人と能力を競うから、他人と比べて自分が勝ってると思わないとやってられない。でもそのアンチテーゼ的な立ち位置にいるのが、光太郎なんでしょうね。他者をあまり見下さず、知らず知らず周りから神様扱いされる人。父いわく、あるあるだそうで、それを知ったらため息が出た。
理香の無量空処が凄い。今までカギカッコは三行程度だったのに、アクセル全開だ。それがめっちゃ良い。カッコ悪く足掻かなきゃいけない。生きている以上これは絶対なのかな、と臆病な自分は思ってしまう。人と話すのですら億劫なのに。
だからいつまで経っても未経験なんだろうなぁ
Posted by ブクログ
朝井リョウさんはこれで2冊目。「正欲」で衝撃を受けて、またしっかり心に重たい一撃を喰らった。
大人の仲間入りをした自分たちには、過程なんて誰も評価してくれない。同じ視線を見てる人はいない。
瑞月の言葉が頭から離れない。
今回の登場人物、全員違ったが全員リアルに描写されすぎている。読み進めながら、あんな奴いたな、とその顔が思い浮かんでしまうくらい特徴を掴んでいた。かく言う自分も知らないうちに「観察者」になっていて、「何者」にもなれていないのかな。
Posted by ブクログ
自己投影しながら読んでました。
内政的なキャラ一人一人の言動が自分に刺さりました。
現実では本音をぶちまける瞬間がないからこそ、あの場面での居心地の悪さはいい意味で読むに堪えなかったです。
読むに堪えなかったけど、だからこそそこが今の私に投影され、一番刺さりました。
Posted by ブクログ
独特な文章構成で面白かったてす。
自分のことを見つめ直す機会にもなりました。
こうやって感想を書いて公開することは、私の意見に他の人も同調して欲しいんだろうなと思いながら書いてます。かっこ悪くてもそれが自分なんだと受け入れて生きていきたいと思いました。
この感じ観察者になってるイタイ拓人と同じ目線じゃないか…?
Posted by ブクログ
えぐい。自分の自意識がぶん殴られる。
読む前は就活のリアルみたいなことが書かれている本なんだろうなと思っていた。その要素もあるけれど、主人公の目を通して、キャラクター達を見ていたら、主人公の立場が変わっていって、主人公が受ける説教があまりに自分にも刺さりすぎた。
もうやめてくれってぐらい。観察者ぶるな。行動しろ。何者かに生まれ変わるのを期待するのではなく、自分というステージで、自分のカッコ悪さを受け入れてあがけよ。というメッセージを受け取った。「自分」として、カッコ悪くてももがき苦しんで頑張ります。
Posted by ブクログ
とても面白い、の一言では片付けられない。朝井リョウさんの人間観察力には心底驚かされた。高精度すぎる観察力ゆえ、登場人物の解像度がリアルすぎて、これまでの自分の愚かな行為や考えを何度も思い出される羽目となった。他人の不格好な努力を、まるで観客席に座っているかのような態度で分析して、嘲笑する。その上、自分はいつか他人とは違う特別な「何者」かになれると思っている。そんな主人公が何度も自分と重なり、その度に心が抉られた。自分はまさに想像力のない人間だったんだと思い知らされることになった。就活前にこの作品に出会えて本当によかった。
Posted by ブクログ
毎度思うが、著者は現代日本人は何を考えているか?を言語化するのがうますぎる。共感がすごい。
本作も素晴らしい切り口、表現だったが、読み進めるうちに自分ごとかが進み、辛くて惨めな気分になっていく…そんな読書体験だった。
自分の中に隠していた黒い感情が、引っ張りあげられて、晒されて、批判されて、最後は裸で放置されたような気分。そして、どうしようもないくせに、誰かに救ってもらいたいと思ってしまう。
それがまた惨め。
特に心に残ったポイントの備忘。
人は何者かとして承認されるために、頑張って、表現する。その過程を20,30点でこまめに表現できる人間もいれば、その過程は見せず完成した100点の状態で出す人間もいる。
前者のタイプは「頑張っているアピール」に見えて鼻につくように思うが、社会に出ると「過程」は外から見えなくなるので、自分をこまめに外に発信することは重要なことだと思った。
学生までは、学校や家庭が、常に誰かが並走して過程を勝手に見てくれていた。社会に出るとは、そういう環境から巣立つことであり、その過程を並走して見てくれる人が突然いなくなることだと感じた。
後者のような、完成した状態で出す人間には損である。自分はどちらかというと100点で見せたい性格で周りからはわかりづらい人間だと思われがち。今の自分にはこまめにでも発信する姿勢が必要だと気付かされた。
"10点でも20点でもいいから、自分の中から出しなよ。自分の中から出さないと、点数さえつかないんだから。100点になるまで何かを煮詰めてそれを実現したって、あなたのことをあなたと同じように見ている人はもういないんだって。"
Posted by ブクログ
社会人一年目の冬
正欲を初めて読んで朝井リョウを知ったけど多分読みやすいから合うんだと思う
自分が就活の時に読んでたら間違いなく病んでる
拓人に感情移入して自己嫌悪を発現してる
何者になりたいのは自分の心の永遠のお荷物
小学生くらいからずっと特別な人になりたいと思ってたけど、高校生くらいで現実がわかってくると途端に大人になりたくて一般人だよな自分って思う
けど心の中ではまだどこかで誰かが見つけてくれるんじゃないかって思う
街中のドラマの撮影を横目に見ながらもしかしたらスタッに声をかけられるかもとか、
渋谷のハチ公で友達との待ち合わせの時にインタビューを声をかけられた時とか、
歩いてたらストリートスナップの人に写真撮っていいですかって聞かれた時とか、
自分の痛さを痛感する
でもそこでそれを認められるかどうかも大事だしそれを人に言えるのかどうかが大事だなと感じた
初めてこんな短期間で一冊読み終わった
特別な一冊
ありのままで頑張ろ
格好悪いとしても、そのままの自分で頑張るしかないと、格好つけようとしても自分以外にはなれないんだと、突きつけられた。頑張るしかない、頑張ろ
リアル
現代の若者のリアルな姿。
SNSと就活。とても読みやすかった!多分、sns世代の私だからかな?
受かる受からないに囚われすぎて、自分を見失うのは恐ろしい
Posted by ブクログ
怖い小説だなぁ笑
主人公に感情移入させといてひっくり返してくる。
ほんとに朝井さんの目の付け所が鋭くて、誰しもがぐさっと来たんじゃないかな。
ダメな自分をダメだと受け入れないとね。
Posted by ブクログ
朝井リョウにしてやられた!!!といった感じ。
主人公や、その周りにいる人々が就職活動をする…というお話。主人公がいつも一歩引いて周囲の人間を観察するため、一癖あるタイプの登場人物たちを揶揄しながら読み進めることになる。
このときに「あぁ、いるよねーこういう人。分かるわー。」などと思いながら読んでしまったため、私は朝井リョウの掌の上であった。お前が感じていることは、お前だけが感じていることではないぞと言われたかのように思った。私の浅はかな考えなど、周囲には筒抜けなのである。
何者かになろうとしている人を一歩ひいた位置で観察し、分析したフリをする我々こそ、何者かになろうとしているのではないか。このことを胸に、他人と関わっていくべきなのではないか。
Posted by ブクログ
物語終盤、理香が拓人に対し、裏アカでの呟きや観察者であることの格好悪さを真っ直ぐ指摘する言葉には、拓人の心を貫通して読者である自分の心を直に掴むくらいの痛さ・苦しさ・鋭さを感じた。「主人公の心情描写=SNS上でのポスト」というトリックは鳥肌モン。
Posted by ブクログ
観察者になって当事者から外れることで、自分を傷つけないように守ってる。外から他人を評価したところで、自分には何も残らないのに。
他者の行動を否定することで、自分がその行動を取らなくていい理由を、ダサい姿を晒しながら頑張ることをしなくていい理由を、探してる。
物語のラスト。きっと、カッコ悪い自分を認めたところであの面接に受かることはないだろうけど、でも、少しだけ理想の自分に近づけたと思う。自分のダサいところを受け入れたから、周りの人間のダサい姿も素直な目で捉えられるようになるんじゃないかな。
Posted by ブクログ
拓人の穿った目線は社会に出る上で捨てた方がいいものだと思った。物事を斜めに見たり尖った思想を持っている自分が「何者かになれる」「特別である」と信じていいのは学生までだなと社会人になって1年目の今、強く実感する。そんな目線を持っていてもなんの武器にもならないし、スカした奴というレッテルを貼られるだけだからだ。その一方で自分も「こういう奴は嫌いだな」と頭の中で色んな人を否定し続けてきたのも事実で、拓人に共感したくなくても共感してしまうのが悔しかった。ついこの間まで大学生だった自分にとっては共感できる状況や心理描写が多くて面白かったが、不安定な時期に読むと拓人に同族嫌悪的な感情を抱き、自己嫌悪に陥る可能性のある怖い作品だと思った。自分にとっては。
Posted by ブクログ
「長所は、自分がカッコ悪いということを、認めることができたところです」
ありのままの自分でいられるか、カッコつけて誤魔化して生きているか、、、
Posted by ブクログ
就職活動中の自分を思い出した。落ちるたびに、自分の全てを否定されているような、自信を削り取られていく感じがした。そんな時に、SNSで承認欲求を満たそうとする気持ちは、痛い姿と思うけれど、すごく共感する。
どこかに他人のアラを探して、自分の居場所を保とうとしてしまう。これも、他人事ではない気がした。かっこ悪くても自分のままで戦うしかない。理香のこの言葉が心に響いた。
Posted by ブクログ
拓人はあまり積極的に話さないけどみんなを冷静にみていて、優しい人なんかなと思っていた。人のことを分析して、嘲笑して、呟いていた。それを理香から指摘され、全てがばれていたということがわかる。裏垢はあかん。拓人に共感していた自分自身も、最後のほうであなたも同じじゃんって言われた感じがした。
コータローが良いやつ。
Posted by ブクログ
就活はしたことないけど、当事者が読んだら
さぞかし恐ろしいのだろう、と思ったけど、
いや、逆に勉強になるのかもしれないと思った。
みんな、誰もが自分のありのままで受け入れてもらえればそれに越したことはないだろうけど、
留学とかボランティアとか、肩書きや切り札を
用意して、武装して、
それでも敗れて自分自身が否定されたような
気になってしまう。
たくさんの×を踏み締めて、⚪︎に手をのばす。
もっといいシステムはないのだろうか?
Posted by ブクログ
一歩引いた冷笑スタンス、俯瞰する側、自分は馬鹿にされる側じゃなくてする側だという勘違い、自分もその危険性を持ち合わせてるからこそヒヤッとした。本当に仲のいい友人のことすらも冷めた目で見てしまう一瞬、共感するから余計にゾッとした。この小説を読んだことが自分への警報だと思って、今後気をつけよう。にしても理香のほうが一枚上手だったということかー。鋭い。
Posted by ブクログ
「まだまだ語りたい」というその熱量、素晴らしいですが、あえて言います。
「拓人のようにならないために、今夜の感想はあと1つだけで締めましょう」
…と、Geminiに言われたので笑
長々と語りたい気持ちを飲み込んで、20点でも10点でもいいから教訓に落とし込んでみる。
他人の粗探しをするヒマがあるなら、自分の足先に集中して歩き続ける者でありたい。何者に見下されたとしても、笑顔で「ありがとう」と後ろ手を振れるぐらい、しなやかでありたい。
Posted by ブクログ
初めて朝井リョウさんの本を読みました!
就活を終えた身なので、手持ちの手札を強く見せるダウトのようなゲーム、と合ったときあ~確かに、、と思っていました。
共感できるできる部分が、たくさんあるのでどんどん読み進めたくなってしまう。
でも、話が進むにつれて、自分に置き換えてしまうので読みたくなくなってくるというジレンマがあります。
タクトとリカが、ピックアップして描かれていたし、実際みんなああいう面は持っていると思う。
だけど、ミズキやコウタローが清廉潔白なわけではなくて、きっと2人も心の中で人を分析したり笑ったりはしていると思う。
それでも上手く行ったのは、就活や人付き合いが上手かったとしか言えないのではないかなと思った。
わかる、、となるからこそ読み進めるのが楽しくなった
匿名
何者を読んで
朝井リョウなので電子書籍で読了。現在大絶賛就活中の身近の悩める大学生に贈本しようかと思って読んでいましたが思いとどまりました。就活しているとあるよね、自分の価値がESや面接の1発勝負で白黒つけられるわけないなんて。「対策」をたてて高評価をもらえるよう企業の求めているであろう人材を演じる自分は本当「何者」なんだろう。でもご安心を。うちの新入社員の子は配属半年で髪がウェービーになって革ジャン・ブーツでアンニュイな表情で仕事をしています。ちゃんと地に足つけて顔をもっていますから。
Posted by ブクログ
普通の就活をしていない自分には、就活を巡る彼らの悩みが新鮮であった。と同時に、就活からある意味逃げた感のある自分の弱さが少し痛かった。という流れで、残りのページが少なくなってどうなるのかと思ってたら、思わぬところからえぐられた。指摘の部分は元々気になっていた部分ではあったが、自分の弱さを改めて文章化されるのはやはりきつい。しかし、それでも自分は匿名で本の感想を書いてるのであり、成長を見せる主人公には勝てないとまた凹むのでした。
Posted by ブクログ
就活をしている学生の話しだが、自分にとっては何十年前の事ではあるが、直木賞作品との事で読んでみた。
この作家の作品を読むのは2作品目ですが、物語の流れが軽くてリズミカルでテンポが早い感じがします。情景や心情の表現が端的で分かりやすく、読み始めは付いていけないかと思いましたが、サラーっと読み進められました。
内容的には入り込むような話しではなく、学生の成長を表現したポップな感覚で、最後もサラーっと終わってしまいました。
若い人には受けるのでしょうね。
Posted by ブクログ
ちょうど就活が終わったタイミングだったので、読んでみた。
ありのままの姿でいられる人間がいる一方で、自分を取り繕って生きている人間や他人を俯瞰して観察する人間がいる。そういう人たちは、本当の自分ではない『何者』かになることによって自分を守っている。
自分で守らないと誰も守ってくれないのが社会人。
学生までの間は、周りの大人が見守ってくれていた。
でも、別に『何者』かになろうとすることは社会で求められていない。
Posted by ブクログ
太古の昔の就活惨敗の記憶が蘇ってきて苦しかった。
この会社で働くならどんなことがしたい?とか聞かれても、そもそもここで働きたくないからウソつくのが嫌だったし、みんな絶対本心じゃないのに上手く言うよなーっていちいち考えてしまっていた。
逆に本命のところは力が入り過ぎてしまって、でも自分を虚飾することはできなくて飾る材料もなくて、空回りばっかりしてた。
この本を読んで、みんな多かれ少なかれその迷いはあるし、上手く言うなぁとか同じ格好してつまらないなぁとかを思われてるのは知りつつも、それでも敢えてそれを選んでいるんだってことがわかった。
要はそれが近道だったってことか。ならばそのことをなぜ一律で教えておいてくれないのかな、大学のキャリアセンターとかただただ入りにくいだけの場所やったで。
ってことですごいつらい気持ちになった。けど面白かった。
Posted by ブクログ
10年以上も前の小説だというのに驚いた
現代でも十分に共感できてしまう内容で、今だとルッキズムに関して主人公のようにTwitterに呟いて、他人の容姿について観察して勝手に批評して安心してる人たちはたくさんいるのかもしれないと感じた
そんなことしている時間があるのであれば、今すぐにでも自分の人生のために頑張らなきゃいけない、
Posted by ブクログ
正直、半分くらいまではひたすら日常が描かれていて、日常小説か???って思いながら読み進めてた。
そしたら、わたしの中で直視したくない部分を見せられて、でもこれってどうしようもなくない?ってちょっとむかついて、最後、あぁなるほどね…こうやって生きれたらいいよなあ…ってなった。
頑張ってる人をバカにするんじゃなくて、自分も頑張れよってことだね。
Posted by ブクログ
ちょっと古い作品かなと途中で思ったけど案の定
昔の就職ドラマを見ているような感覚
ドキドキする部分の表現の仕方が良かった
もう一度読み返す時はどの部分が主人公の投稿として切り取られているかを注意深く読みたい
Posted by ブクログ
ラスト、胸ぐらを掴まれる。
頭の中にあるうちはいつだって傑作なんだよな
綺麗な言葉で並べたってなんにも変わらない
自分の中から自分を出すこと
かっこ悪い自分を出して足掻き続けることができる人は必ず成功する
「短い言葉の向こうにある人間そのものを想像してあげろよ、」
これは今の時代に忘れてはいけない必要な力だと思い出させてくれた。
Posted by ブクログ
就活において自分の何をアピールするのか、企業選びに何を重視するのかが登場人物それぞれ異なっており、これまで経験したこと、育ってきた価値観がこんなにも色濃く反映されるのかと感じた。
最後の理香と拓人のやり取りには、ひりひりするものがありぐっと惹きつけられた。と、読者という第三者の視点で読み進めていたら、理香の言葉に、「あなたは何者なのか?私たちを評価できるほど高尚な人間なのか?」といきなり銃口を向けられたような感覚に陥った。
何者にもなれない、なれないからこそ、かっこ悪い自分のままできることをひたすらやるしかない。人に馬鹿にされたとしても、馬鹿にした人よりも確実に頑張っている自分であると胸を張れるように、もがいて生きていきたい。
匿名
内定出ないと、自分が周りから拒絶されてる
自分はそんなに魅力のない人間なのかと怖くなりますよね。
人の表と裏をSNSを使って描かれている。昔より今の方が簡単に発信できるからこそ怖いものがあるなと感じました。
全く面白くない
他の方の評価は、総じて高いのですが、私個人は全く面白くありませんでした。
単なる、就職活動でありがちな「自分を勘違いしている学生」の小説でしかありません。
自分は他人とは違う。
自分は特別な人間。
上記のようなことを思っている学生は、多数いると思います。
ただ、真面目に学業に励めば分かると思いますが、多くの場合「上には上がいる」ことを思い知らされ、現実を理解していく学生がほとんどだと思います。