朝井リョウのレビュー一覧
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面白かったな〜!
スペードの3、なるほどね、そう来たか。と唸ってしまった。
ハートの2。これはあんまり刺さらなかったな。もうちょっと先まで見たかったような。でもきっとこの終わり方が一番キレイ。何だか映像みたいだなと思いました。これは映画で観たら絶対面白いと思う。
ダイヤのエース、が一番共感できた気がする。羨ましいけど自分の持ってるものに自信は持てない。人って「本当にこれでいいの?」って疑う瞬間って山程あると思うんだよね。あと“持ってる”人への羨望。
朝井リョウは鬱屈していてて好きじゃない、と知人に言われたんだけど、わたしはやっぱりこの鬱屈して拗らせてる感じが好きなんだろうな。 -
Posted by ブクログ
ネタバレこれをどんでん返しって言うんじゃないのかっていう。
一人称の小説を読んでいても、これが主人公の目線を通して描かれた物語だと意識する機会は少ない。
その見え方しかしていないのだから、主人公から見て悪役なら悪役だと思うし、主人公が正しいと思っているのなら正しいと、読者の目線も語り手と同一になっていく。
それが覆された時の気持ち良さがもの凄い。そこら辺のミステリーより余程どんでん返ししてる。
だって観察眼に自信を持つ主人公と同じ目線になって、読者も知らず知らずのうちに「ああそういう人間っているよね」って優越感に浸ってると思うのですよ。自分のことなんて微塵も考えずに。
ほぼ登場はしていないギンジのこ -
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SNSよりもリアルの方が繋がれるはず、
AIが作る作品は心がない、、
そんな、世の中に溢れる一般論や、自分の中にある一般論をバッサリと切られるような感覚を覚えた作品だった。
ラストの畳み掛けとこの後味は、まさに朝井リョウ。笑
リアルの繋がりが、すべて本当とは限らないし、案外表面的にしか関わりのない人の方が、さらけだせる気持ちだってある。
便利さが、人とのつながりを希薄にすることもあるけど、その便利さは、誰かが誰かを思う故に生み出されたものだったりする。そして、そこから生まれるつながりもまた、存在する。
結局のところ、根底にある、人が人を思う気持ちは変わらないのかもしれない。
表面的な世界 -
Posted by ブクログ
幾つかの短編で全体が構成されており、各章の登場人物の繋がりがあることで人物の見え方が章によって変わってくるのが見応えがあり面白かった。
ある人から見た自分と自分の思う自分は全然違う面を持っていて、だからこそ今の自分というのは構成されていて、もがきたくもなるし変わりたくもなるしでも"自分"でいたい。
何者かになりたくて、何者にもなれず
在り方を探りながら人知れず葛藤を繰りかえす
あの子を羨んで比較をしては劣等にやられ
特別がただひたすらに眩しい
大人でも子どもでもない不思議な時期:若者ならではの瑞々しさを様々な境遇にある大学生男女を通して表された作品。
どんなに劣等感