朝井リョウのレビュー一覧

  • そして誰もゆとらなくなった

    Posted by ブクログ

    めちゃめちゃ面白かった!
    寝る前に1章ずつ読んでいたけど、寝る前なのにプルプルするくらい笑ってしまい覚醒してしまうくらいだった。
    自分を俯瞰視している点と語彙力と独特の表現力が絶妙すぎて本当に好きになった♡
    エッセイであっても、こんなに★マークを乱立する人初めて見た。笑

    0
    2025年10月31日
  • 学生時代にやらなくてもいい20のこと

    QM

    購入済み

    朝井さんってあんなに賞をたくさんとってていかにも文学って感じなのにこんなテイストの本を書かれることにびっくりしたし、
    何より面白過ぎて絶対に人前では読めないなと思いました。

    0
    2025年10月31日
  • 死にがいを求めて生きているの

    Posted by ブクログ

    強烈な読後感だったのを覚えていて、たまに読み返してみたくなるものの、さらっと読み返すにはヘビーすぎるので諦める一冊。

    0
    2025年10月30日
  • 桐島、部活やめるってよ

    QM

    購入済み

    なんかすごく切なかったなあ!部活を辞める桐島と直接関係あるバレー部の人から、クラスメイトから、同学年の人から、友達の彼女まで。中高生特有のちょっとドロドロした感じとか、ダサいかダサくないかで人を振り分けたりとか。でもそういう感じの人が周りにいる中流されないように踏ん張ってるところとか。すっごく若い~~!あとミカの話はさすがに切なすぎ、あのあとちゃんと母と向き合えたのかな。

    0
    2025年10月28日
  • チア男子!!

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ・そう思ったとき、ノック三回分のシャーペンの芯がぽきりと折れた。
    ・キャラメル味の太陽が太陽に食べられていく。
    ・しかし、翔の短刀ほうがもっと直入だった。
    ・どうしてだろう、こういうときって、その人が話したいことよりも、話したくないことの方が伝わってくる。
    ・「これでいいんだ、これでいいんだ」そう呟き続ける晴希から少し離れたところで、一馬が世界一美しい形で土下座をしていた。

    ・序盤の、一馬の部屋に初見の溝口と三人でチアの話を始めるところで、もうちょっとだけ泣きそうになった。もうすでに、未来が見えてしまったからだろうか。青春って恐ろしい。朝井リョウって恐ろしい。

    0
    2025年10月27日
  • そして誰もゆとらなくなった

    Posted by ブクログ

    ここまでだと思っていなかったため電車やクリニックの待合で読んで爆笑してしまい冷ややかな目で見られました。
    クリニックの受付で「どんな本読んでたんですか?」と声をかけていただいたのは人生初です。
    笑いすぎてて気になって下さったのかも…!

    0
    2025年10月23日
  • 風と共にゆとりぬ

    Posted by ブクログ



    『正欲』を読んでいたので、まさか!!あの重くて深い作品を書いた朝井リョウさんが、こんなに面白いエッセイを書くなんて!?と衝撃でした。

    え!!ちょっと待って!!面白すぎるんだけど!!
    こんなに日常の出来事を軽やかに、しかも的確に笑いへ変換できる人いる?天才?いや、天才だから直木賞を受賞したんだろうけど。

    朝井さんの観察眼とテンポの良い文章に何度も吹き出しました。『正欲』で感じたあの重たさとのギャップも含めて、もう最高。文章力ってこういうことなんだなぁと改めて思いました。

    次もすぐ読む!!というか、これ第2弾だったのかぁ!

    0
    2025年10月23日
  • 風と共にゆとりぬ

    Posted by ブクログ

    通勤時間、オーディブルで聴いてたけど面白すぎて笑いを堪えるのが大変だった。
    結婚式場バイトの話がツボすぎて、満員電車の中でこれを聴き続けたらやばいと思って聴くの止めた。

    0
    2025年10月23日
  • スター

    Posted by ブクログ

    冒頭にあった「人は選択することに多大なエネルギーを費やしている」というスティーブ・ジョブズ的思考のとおり、彼らの選択への苦悩が痛いほど理解できる。ただこの苦悩を経ることも必要なんだ。

    0
    2025年10月21日
  • スター

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    2025/10/06
    正統派の映画にこだわる尚吾と、今の時代にフィットした動画編集をする絋。自分と違う土俵に立つ相手のことを羨み認めたくない気持ちで揺れる。尚吾と鉱のいいとこ取りする泉の事も認めない理由を探す…みんな得意なことが違い、それぞれのファンを持てばニッチな人たちのスターになり得る。話の本筋ではないがユーチューバーは限られた一部の人ではなく、その人にとってのスターになればいい、そのユーチューバーは手の届かない超高収入の人ではなく会社員的な稼ぎでやっていく人もいる、そんな見方は知らなかった。私も偏見で凝り固まってる。そんな知らない世界を朝井リョウの本ではいつも見せてもらえる。
    千紗の、自

    0
    2025年10月21日
  • 風と共にゆとりぬ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    前作より、話術(と言っても過言ではない人に話しているような文体)がパワーアップしてて、とにかく笑いました!
    サラリーマンとの兼業をなぜ辞めたのか、そして小説家一本になった結果、ハードなデスクワークが産んだお尻の悲劇の肛門記‥
    直木賞を受賞し売れっ子になってからも、考えてることは昔と変わらずそのままだよ!だけど、こんな経験もしたから裏側教えるね!とまるで旧友のように自分語りしてくれているようなエッセイです。

    「財も力もない子どもという時代を生き抜く上で、本から授かる言葉そのものや、本の中の多くの言葉に触れるという経験は、自分を守る盾になりうると私は思っている」
    こんな素敵なコトバも伝えてくれて

    0
    2025年10月21日
  • 生殖記

    QM

    購入済み

    独特な目線から話してるなあ、人間のことを「ヒト」と読んだり〇個体とカウントしたり、、、新鮮で面白くて次々読んでいったらいつの間にか最後のページに。フレンドリーな口調が読みやすかったのかも。

    人間は成長とか変化しないことを恐れていて絶対今にとどまろうとしないし、後戻りなんてもってのほか、、、ほんとそうだよねぇ、と思いながら読んだ。脳が発展していて身の回りがある程度満たされているから、暇なときに「生きてる意味ってなんだろう」みたいなことを考え始めるの、すっごく人間らしいよねぇ、とも。
    ある事象に対する人々の見方や風潮の変化についての描写が興味深かった。

    0
    2025年10月20日
  • 風と共にゆとりぬ

    Posted by ブクログ

    こんなに声を出して笑ったエッセイは初めてだった。家族に何度も「は?何がそんなにおかしいの?」と言われてしまう始末(笑)
    作者の観察力と感受性の強さや言葉のチョイスが秀逸すぎて感心しきりでした。
    疲れている人、元気をもらいたい人にオススメの1冊。1つ1つが短いから気負わず読める。「初めてのホームステイ」まずは読んで欲しい。

    0
    2025年10月20日
  • 風と共にゆとりぬ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    前作「時をかけるゆとり」が主に著者の大学時代の出来事を綴ったエッセイだったが、第一部は就職してからの出来事が多く、会社を退社するまでのエピソードを綴る。
    第二部は2015年7月から12月まで日経新聞に連載していた、著者にしては少しお固いエッセイ。文化祭で自作の舞台を上演することになった高校生、NHK合唱コンクールの課題曲の作詞、若い世代読み手増やすため書き手の審査員になったことなど、自らよりもさらに若い世代に向けた視線に感銘を受ける。
    一転して第三部「肛門界激震の一大叙事詩」という「肛門記」は破壊力抜群。ここまで面白いエッセイを読んだことは今までなかった。

    0
    2025年10月19日
  • どうしても生きてる

    Posted by ブクログ

    短編集を読みたい気持ちと、SNSでの紹介があったなということで購入。朝井先生の本は2冊目だけど、生々しいという表現が今のところ1番しっくりくる気がする。共感できるけど、なんか痛くて、わからなくて、モヤモヤする。でもすごく身近なストーリーに感じる。うまく言葉にできないのがもどかしいけど、もどかしいと感じるこの気持ちで今はいいのかなと思う。難しい〜!笑

    0
    2025年10月18日
  • 風と共にゆとりぬ

    Posted by ブクログ

    前作読まずにいきなり読んだが楽しめた(が、順番通りに読んだ方がより楽しめると思う)
    声が出るほど笑った

    0
    2025年10月18日
  • 風と共にゆとりぬ

    Posted by ブクログ

    何者の映画は見たことあったけどそれしか知らなかった。そんななか、そして誰もゆとらなくなった。に続きまたエッセイを読むことになった。相変わらず面白すぎる。こんなに笑いながら読む本ってある?状況説明と気持ちの言語化が上手くてすごく想像しやすいのと、例えとか面白い言い回しが多くてツボだった。肛門とか尿道カテーテルとか触れたことない分野だったけど、とても辛そうででも失礼ながら面白くて最高だった。段々遡っている変な読み方してしまったけど、時をかけるゆとり次読む楽しみ!そのあとにエッセイ以外の作品も読む。ギャップ凄くて驚きまくりそうだな。

    0
    2025年10月17日
  • 死にがいを求めて生きているの

    Posted by ブクログ

    結構好きかも。
    ナンバーワンじゃなくてオンリーワン。でもこれは自己責任の入り口。
    自分自身、大体のことはできるけど、何か秀でたものがないことにいつも悩む。でもそれは自分が他人と比べた時にそう思ってしまうのかもしれない。つまり勝手に自分が人と比べて何も秀でてないと思い込んでる。でも人間は弱いからどうしても優位に立ちたがる。だから足を引っ張りあう。生きることに正解はないと思うけど自分自身を正解だとも言い切れずにもがく。人間はみんなそうやってもがいて生きていくしかないのかもしれない。

    0
    2025年10月17日
  • ご本、出しときますね?

    Posted by ブクログ

    BSジャパンのテレビ番組の書籍化。オードリー若林さんがMCする番組が好きな自分にとっては、読み進めてると声が聞こえてきそうな錯覚に陥った。作家の知らない一面が見えてとてもおもしろかった!読んだ章の中では村田沙耶香さんの変人度が群を抜いていた笑

    0
    2025年10月15日
  • もういちど生まれる

    Posted by ブクログ

    どの話も、あ、わかるってなる。見栄張ってるところとか、他人の努力を信じられず、自分だけ頑張ってるって思っているところとか、ぐずぐずしていることへの罪悪感とか、でも頑張ってる人見たら素直に認められないででも羨ましいところとか、ほんとにグサグサ刺さってここまで自分に近い作品に初めて会った。

    「あと20年経っても、私、鮭焼いてると思うよ。そう言うことだと思うよ、きっと」
    この文が言い得て妙の極み。全部内容を知ってもう一回これ読んだらじわじわくる。朝井先生の一文一文が丁寧でとても好き。

    0
    2025年10月13日