朝井リョウのレビュー一覧

  • 少女は卒業しない

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    非常に面白かったです!!!
    短編集であり、全7話で構成されています。面白かったポイントは3つあります。
    1つ目は全て同じ高校かつ時間軸も同じ卒業式を舞台にしている点。7人の少女たちの視点でそれぞれの想いを抱えた状態で卒業を描いており、1つ前, 2つ前に出てきた内容が次の短編小説で登場してくることが多々あり読み進めていくのが楽しかったです。
    2つ目は7人の少女たちの視点で同じ卒業式を描いていること。複数人が同時に迎えるイベントである「卒業式」をそれぞれの思いや立場で経験しており、色んな感情を味わうことができました。そして、自分の高校の時の卒業式でも他の人たちは色んなエピソードや思い出があるのかな

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    2026年05月17日
  • イン・ザ・メガチャーチ

    購入済み

    推し活も宗教もアクティビズも。

    推しができた人、推しを失った人、推しを運営する側の人の三人が絡み合いそうで絡まない話。人はどういうときに推しにハマり、失うとどうなるのか?同じ推しの話でも『推し、燃ゆ』が個と推しとの関係の話なのに対し、こっちは社会全体の話だ。

    「メガチャーチ」とは、週末の礼拝への出席者が2,000人を超える超巨大プロテスタント教会のこと。礼拝と言っても『牧師様のありがたい説教を厳かに聞く』というような多くの人にとって退屈と感じるイベントではなく、もっとエンターテイメント性あふれたイベントを行っている。
    例えば、プロの奏者によるオーケストラ演奏であったり、ロックバンドのライブだったり。巨大なコンサートホールで

    #じれったい #深い

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    2026年05月17日
  • どうしても生きてる

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    『健やかな論理』
    かなり短い話なのに、読後にずっと残るタイプだった。
    主人公は、自殺した人のSNSを遡り、死にたくなる前触れを探すのではなく、むしろそこに因果関係が存在しないことを確認して安心している。
    普通に投稿し、再配達を頼み、日常を続けていた人が、ある時突然死を選ぶ。
    その不安定さを確認することで、「人間はそもそも説明できない存在なんだ」という感覚に安心しているようにも見えた。
    この話の面白さは、「死にたい理由」だけではなく、最後に「生きたい理由」も同じように説明できないものとして描いているところ。
    人は大義名分や明確な理由だけで生きているわけじゃない。
    読みかけの本、明日の予定、何気な

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    2026年05月16日
  • そして誰もゆとらなくなった

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    流石!言葉を武器にしているだけの事はある〜!とこちらが唸ってしまう程の語彙力を遺憾無く発揮し繰り広げられる日々の軌跡。神に愛されてる。ハプニングの。
    朝井リョウさんのエッセイはこれで3冊目!どのページも気を抜けないくらい、もう30文字ごとに笑かされていたような気がする。

    面白い話(体験談)をより面白くしてくれる技術(文章力)と愛され力(愛され力)を持ち合わせた天才!よっ!
    本を読むのが苦手な友達に是非読書を好きになって欲しい時、買って押し付けたい本ナンバーワン!

    明日はなんか面白いことないかなァ〜。木こり。

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    2026年05月15日
  • チア男子!!

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    自分に自信が持てない人は沢山いると思う。仲間と一緒に何かに取り組み成し遂げた経験を持つ人は、少なからずその人に力をくれますね。チアが上達するにつれて皆んなの心が満たされていくメンバーの描写に後半は特に引き込まれて読みました。

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    2026年05月13日
  • 何様(新潮文庫)

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    まず、光太郎の話で泣いてしまった。「何者」の時からすごくいいキャラクターだなと思ってたけど改めて光太郎視点で進む物語はより本人のことを知れて好きが増した。サワ先輩もより好きになった!!!
    最後の話もよかったなぁ。「何様」って本のタイトルとも同じ章、”答え”は提示されないけど背中を押してくれるような言葉があって素敵だった。

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    2026年05月13日
  • スター

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    すっごく大学時代が懐かしくなった。
    書評もOGの南沢さんで、なんだか大学の大好きな居場所を思い出してしまった

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    2026年05月13日
  • そして誰もゆとらなくなった

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    最高に楽しかった!!
    朝井リョウという新しい友達ができた気分だった。
    友達と話したいな〜って気分の時に読んで、「もう〜朝井リョウってば〜」と友人のおもしろエピソードを聞いてるようですごく良かった…!
    また朝井リョウと話したいから他のエッセイも読む!

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    2026年05月12日
  • スター

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    比べられないものを比べたがる感覚は、きっと誰もが当てはまる感性だと思う。
    本来見えなかったもの(世界)が見えるようになったり、好きなことが簡単に選べるようになった世の中で、我々は自分の心がわからなくなってきている。
    情報に溢れ、たくさんの人の意見を耳にし、自分の感性すら揺らいでしまう時代。
    自分の心は周りと違うんだと、間違っていると思うものを糾弾し、自分の考えが正しいんだと主張する。世間と自分を比べ、本来優劣なんてないはずの感性に口出しをしてしまう。
    朝井リョウさんはきっとたくさん悩んできたのだろう。
    誰かにとっての正しさが、誰かにとって間違いだと思われていたとしても、それを貫く強さ。自分と違

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    2026年05月11日
  • 桐島、部活やめるってよ

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    すごくよかった

    作者が同い年
    19歳でこれを書いただと…

    共学の同時多発的
    全員が全員の人生を生きてる

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    2026年05月11日
  • スター

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    「表現したい欲」と「社会のルール」みたいな、相反するものをぶつけるのが本当にうまいなと思った。

    特に朝井リョウって、どちらかを完全な悪や正義にしないから、自分の中にも両方ある感情として刺さってくる。

    自分はどちらかというと、精度を高めるよりも、とにかくまず出してみるタイプだと思う。勢いで動ける反面、社会人としては「ちゃんと詰める」「丁寧に積み上げる」みたいな部分が足りないと感じることもある。

    だからこそ、この作品を読んで、仕事に対してもっと熱量を持って向き合わないといけないなと思った。

    今は育休中で、仕事から少し距離がある時期だからこそ、「自分はこれからどう働きたいのか」を逆に冷静に

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    2026年05月11日
  • 桐島、部活やめるってよ

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    正直、題名と若い作者、そして映画化された話題作、というニュースで、なんとなくスルー(強めに言えば食わず嫌い)をしていたことを深く反省。もの凄い。中高生時代の苦しさ、残酷さをこれまでかと多面的に連打してくるのに、それでいて爽やかな風を感じる不思議な作品だった。菊池宏樹編の終盤近くにがつんときた。
    スクールカーストという言葉も知らない、または存在していなかった、あの時の自分に教えたい。ふと、読み終わってから、山田詠美の放課後のキーノートと、対になるような気がした。

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    2026年05月10日
  • そして誰もゆとらなくなった

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    「風と共に…」がまだ読み切れていないが、こちらも、引き続き面白い。

    トイレの悲哀と甘い物好き。トイレの方は人ごとで大変そうだなあで終われるが、甘党は自分に重なる部分もあり、わかるわかるの連続である。文庫ではクリスマスケーキのご予定の続編がついてくる。私もシャンティフレーズの四角はなんかわからないけどつまらないなあ、と思っていたところ、四角いショートケーキへの思いを言語化してくれる甘党の神あらわるという感じだった。そうか生クリームの足りなさだったのか…

    今回はエッセーを読みながらオールナイトニッポンの過去回と、現在進行形のポッドキャスト番組も同時に聴いており、更にちょうど「神保町で会いましょ

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    2026年05月10日
  • もういちど生まれる

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    ネタバレ

    久しぶりに結構いいなと思った本
    すごく痺れたし、いま読めて良かった
    また読み返したいと思う
    淡くて暗くて儚い時代の物語たちなのに、
    もう大人に入ってきてしまった自分にもすごく刺さる
    いつまでも淡くて大切なものを、わすれたくないと思った
    自分だけの感情と向き合うこと、人には人の黒さや美しさがあること
    すべて、こぼしたくないね
    そんななかで混ざりあって、溶けて、こぼれていくものもあるけど、大丈夫だよって
    自分にも他人にも言いたい

    最後のお話でたくさん泣けた
    仕事や日常で、生きるために苦手なことを頑張っている自分をえらいと抱きしめてみたくなった
    きらきらを夢みても、たくさん考えていても、今はできな

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    2026年05月10日
  • チア男子!!

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    息が、汗が、気持ちが、グイグイ伝わってきた。
    全力で打ち込む姿は眩しく、羨ましい。

    著者の「●●●のような」という表現がキレキレ。素朴な小ネタも侮れない。「朝井リョウ、さすがだな…」など冷静なフリをして読み進める。しかし、終盤の臨場感はすごかった(オーディブルで聴いていたからだろう)。気持ちよく、その臨場感に包まれた。
    そして、改めて「朝井リョウ、さすがだな」と感じた。

    冒頭は少しだけ、あだち充の『陽あたり良好!』を思い出したかな。

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    2026年05月09日
  • 死にがいを求めて生きているの

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    ナンバーワンよりオンリーワンだと言われた平成という時代。けれど、自分で自分自身の価値を見出せる人はいったいどれだけいるのか。まして子供達にそれができるのか。大人ですら、難しいのに。
    競争をなくしたことで生まれた新たな生きづらさ。競争から漏れた、のではなく、価値を見つけることから漏れてしまった人たち。
    ありのままでよい、と言われても、結局は誰かと比べて、誰かに見つけてもらわなくては、生きるのは難しい。
    競争から解放されて自由になったはずの平成という時代の生きづらさの根底にあるのは何なのか、それが見事に表現され、章が進むごとに相関図がはっきりとし、ピースの1つ1つがはまっていくような感覚でした。

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    2026年05月09日
  • スター

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    おもしろかった!どうなるのか気になった!
    ラストの後もどうなるなか気になるなー

    お互い、お互いが持ってないものを欲してて、
    みんなそうなんだろうなと思った

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    2026年05月09日
  • 何様(新潮文庫)

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    すごくおもしろかった。何者では、あんまり好きになれないなーって思ってた人もこの何様を読んで見方が変わった!
    光太郎の話で泣き、理香の話でうわあ、わかる、それつらいよなってなった。

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    2026年05月09日
  • 世にも奇妙な君物語

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    AIの感想の通りなんだけど、結末が本当に「そうきたかww」だった。

    あくまで物語の設定ではあるけど、子供って本当に親を見てるんだなって思うし、純粋な捉え方の表現が面白かった。

    個人的には第三話が好きだった
    ★★
    「子どもに降りかかる情報をせっせせっせと振り払うより、たくさんの情報を浴びた子どもが何を選び取り、何を捨てていくのかを見守り、ときに助言をするのが親の役目ではないのだろうか。」
    ★★

    この言葉は親としての自分も考えさせられたし、与え過ぎずに子供に自分の考えを主張できるようになってもらいたいと思えた。

    そして自分もそうなりたい40代父親。。

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    2026年05月08日
  • 桐島、部活やめるってよ

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    美しい…。
    フィルムカメラでワンシーンごとに切り取られたみたいに、情景や感情が表現されていて、その意図をはっきりと読み取れるように、一文一文、丁寧に何度も読み直した。
    リアルタイムで進む現実とモロローグが交錯する形で話が進むことが多くて、頭の中の映像がより鮮明になった。気がする。
    菊池の何度も繰り返し使われていた、見て聞いて感じたことを、全部殴り書きにしたようなモノローグ。焦燥感も自己陶酔も劣等感も全能感も、何もかもが加工なしでダイレクトに私たちの胸に投げかけられて良かった。

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    2026年05月06日