朝井リョウのレビュー一覧

  • イン・ザ・メガチャーチ

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    推しの尊い物語をありがたく受け取っていた自分の脳天を殴られる物語だった。久保田から伝わる「中年の孤独」がとにかく辛い…いたたまれない…
    「視野が狭い」=良くない事と思い込んでいたけど、そういう幸せの導き方もあるんだと、ハッとさせられた感じ。国見が不気味な存在で、しかも芯食った事を言う。身近にいたら、萎縮してしまいそう。

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    2026年05月10日
  • イン・ザ・メガチャーチ

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    月並みですが人との繋がりを大事にしたいなと。
    今だけ良ければ良い、自分だけ良ければそれでも良い、という思考の危うさにも気付かされた。
    そして、思い込みの怖さにも。
    内面を振り返り、今後の人生に向けた示唆を与えてくれる。

    理由もなく会える友人を大事にしよう。

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    2026年05月10日
  • イン・ザ・メガチャーチ

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    令和に広がる”推し活”を題材とした作品として、描写がリアルすぎて怖くなるほどでした…笑

    Z世代、ガザ地区、進次郎構文…ネットやメディアで日々見かけた言葉の数々が、この作品のリアルさを際立たせており、正に現代日本を描いた作品です。
    推し活をする者と推し活を斡旋する者、かつて推し活にのめり込んだ者たちの物語は、恐ろしい方向へ向かいます。これがフィクションで良かったと心から思いました…。

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    2026年05月10日
  • 正欲(新潮文庫)

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    作者の気迫を感じる、凄みのある作品でした。世間は多様性を謳っているが、結局謳っている側の想像できる範囲内での「多様性」でしかないんだと気付かされた。人を受け入れる、許すという考え方そのものが傲慢だよね。

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    2026年05月10日
  • 正欲(新潮文庫)

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    ネタバレ

    読んでしばらく病んだ

    世の中にはいろんな趣味嗜好の人がいるとは思うけど、一歩間違えると犯罪に繋がるような趣味嗜好を持って生まれた人はどうすれば良いんだろうか、疑問を投げかけられて終わったような感じ
    病気じゃないから治せないし、、

    それに限らず、世間一般とは異なる趣味嗜好を持つことで社会に自分の居場所がないと感じる人は一定数いるんじゃないかなあ
    干渉されたくなくても他人に干渉されてしまうのが社会だし。。
    居場所を見つけるって難しい

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    2026年05月10日
  • イン・ザ・メガチャーチ

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    朝井リョウ作品は、"個"の不安や違和感を社会全体のトレンドで包み込んで食べられるようにしてあってついつい「あと一口。」食べてしまう。

    いやー、面白かった。ここでは書ききれないから雑感だけ。

    MBTIに関しては、人間を雑に分類して、動物園の紹介文みたいなラベルを貼り付けるような嫌悪感を抱いていた。それでいて、一応診断自体は受けておいて誰かに聞かれた時に備えておく自分にも嫌気がさす。共感の範囲がどんどん広くなり、ただ同じ答えを選んだだけでも共感を呼んでしまうような流れを感じる。それでも、その答えを導き出した過程やバックグラウンドで感じる共感は強度を増し、深く刺さる。

    人を

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    2026年05月10日
  • スター

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    世間への発信方法が多様化してきている中で、人それぞれにとってのトップスターは大きく変わってきている。逆に言えば誰もがトップスターになり得る可能性を秘めているということだ。そんな世の中に適応せざるを得ない状況に、2人の映画監督がどう向き合っていくか。その過程を描いた物語。2人とも譲れないものを持つ中で、厳しい現実にぶち当たって、様々な葛藤の中で折り合いをつけていくそんな過程が見ててとても面白かった。

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    2026年05月10日
  • 生殖記

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    生殖本能が語り手というぶっ飛んだ設定の小説。「吾輩は猫である」みたいな感じ。

    設定がぶっ飛んでいるし、語り手の立ち位置からして、どんな降らない話を話しても面白い。しかし語り手の性質上、社会の上でめちゃくちゃ厄介な話を掘り下げてくる。

    降らない話になるような振りをしておきながら、深いテーマに持って行かれてしまう感じで、ソフトなのに味わい深い。

    朝井さんの他の本も読んでみます。

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    2026年05月10日
  • 死にがいを求めて生きているの

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    作者の朝井さんと同い年でがっつりゆとり世代なので耳が痛い言葉が多くあった。
    自分は死ぬまでの間何のために生きてるのか。
    自分から出てるつながりの糸はなにか。
    考えさせられる作品でした!

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    2026年05月09日
  • 生殖記

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    読んでタイトルの意味がわかる。(深い意味はない)
    朝井リョウさんの作品を読むのは、「正欲」に続き、この本で2作目。
    2作品しか読んでいないながらに朝井リョウ作品の傾向がわかって、面白かった。内容も個人的に考え方が似ていて、面白いし読みやすい。
    その傾向というのは、性的マイノリティの人生を通して人間の存在意義や生きる意味のような哲学的な思考を繰り返し、基本的にずっと同じ主張を、抜群の言語化能力で、例えを用いたり言葉を変えながら繰り返す作品かなと思う。
    また、批判ではなくてそんなところも私は好きだが、この文章の構造は、上に挙げた主張(というか作者の脳内)を語るために、ストーリーを利用するという形だ

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    2026年05月09日
  • 正欲(新潮文庫)

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    途中までは星5で終盤は3。
    桐野夏生とかイヤミス系の人みたいに、他者の悪意を書くのがうまいよねこの人。特に意図しない悪意が不意に他者を傷つける、という現象を書くときの解像度たるや。
    検察官のキャラがキャラキャラしすぎだなと思うのはワイだけ?頭が硬いというか硬直的なキャラすぎて、リアリティーに欠ける印象。そこまで追い込まれたら柔軟にならざるを得ないというのがリアルな父親の姿ではないかなー。
    マイノリティの苦悩みたいな主題は自分にはあまりささらなかった。いやみんな折り合いつけて生きてるんちゃうん?そこまでシリアスになることある?って思っちゃった。
    別に現実に水フェチの友人いたら、噴水とか付き合うけ

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    2026年05月09日
  • 風と共にゆとりぬ

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    いや~、文章がおもしろい!!
    肛門記、おもしろすぎでしょ。大爆笑で涙を流しながら読んでしまった(笑)
    電車の中とか、外出中に読んでいなくてよかった。
    尿道カテーテル、あんなフォントのデカさ、びっくりだぜ(笑)

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    2026年05月09日
  • 時をかけるゆとり

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    なんだこれは
    めっちゃおもろい
    電車の中で読むと笑って不審者扱いされる!
    バスローブが水を吸うくだりとか

    他の作品を読んでみよう

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    2026年05月09日
  • そして誰もゆとらなくなった

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    どんな不運も屈辱もおもしろくなるのでOK‼️という気になるのでかなり元気が出る
    結婚式の余興を世界一楽しんでる

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    2026年05月09日
  • 桐島、部活やめるってよ

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    高校を舞台にした作品だが、いわゆるきらきらした青春小説ではなく、人間関係や立場によって揺れる感情がとてもリアルに描かれている。学校の中にはそれぞれの立ち位置があり、上には上の、下には下の優越感や劣等感がある。どちらが良い悪いではなく、それぞれの視点から見える景色や悩みが描かれていて、高校時代の空気感を思い出した。登場人物たちの繊細な感情描写が印象的で、朝井リョウさんの「人の心の深いところ」に入り込むような作風はデビュー当時からあったのだと感じる。さらに、この作品を19歳で書いたということにも驚かされた。

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    2026年05月09日
  • 生殖記

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    日本の今の空気感を言語化してくれるのが、最高に面白い。調子の良いリズム感も加わってループ。なんだかモヤモヤしながらもマインドセットして標準化させてきた自分がいることを突きつけられる。規格外れの生き方を大変そうと思い、必死に標準求めて頑張って100年生きるの?と。 相反する事を受け入れながらずーっと楽しめるようにしていくのか…ヒト また暇そうですね。2回目じっくりまた読みます。

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    2026年05月09日
  • 生殖記

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    斜め上からくる超メタ認知体験ができる本。
    人間とは、幸せとは、資本主義とは、繁栄とは、そんなことを改めて考えさせられる本。
    資本主義社会で成長、拡大、発展への要求が加速し、生きづらさを感じている人が多い。物語の中では、その中でそれぞれの答えを探して生きていく姿がとても勉強になった。
    結局、人が真に幸福に生きていくためには共同体感覚が必要だが、共同体感覚とは誰かの役に立ちたいとかそう言った狭義ではなくもっと深く幅広いものなのかなと思った。
    自分の殻に閉じこもってしまってはその場しのぎの幸福しか得られないがそうせざる得ない人たちがいるのも理解しなければならないと思った。また人は自分が理解されないこ

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    2026年05月09日
  • 正欲(新潮文庫)

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    ネタバレ

    世間一般の常識が万人に当てはまるかといったらそうではない。犯罪となれば正悪の判断は必要だけど、そういう世界に生きる人もいるのかと理解することは大切かもしれない。「普通こうだよ」とか「ちょっと考えたら分かるだろ!」って考えは控えようと思う。自分がマイノリティになった瞬間顔面の筋肉が重力に負けそうになるかもしれないので。

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    2026年05月09日
  • 正欲(新潮文庫)

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    最後の方でマイノリティー側の人がが初めて自分のことを語ったら、一般的な考えを持ってる人にふざけてる、バカにしてる、って言われたところがつらかったです。
    少数派の人がもし本音を話してくれるような機会があったら、しっかり耳を傾ける意識を持ちたいと思います。

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    2026年05月09日
  • 風と共にゆとりぬ

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    2026/05/08
    本当にこの人は面白い。
    超大作の肛門記も素晴らしいけれど、私は「大好きな人への贈り物」で涙が出るほど笑った。
    何も考えずに笑いたい人におすすめ。

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    2026年05月08日