朝井リョウのレビュー一覧

  • イン・ザ・メガチャーチ

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    朝井さんは生きるための原動力についてずっと考えているんだろうなと思うし、それをポップに描けるのはとてつもない才能だなと思う。好き。

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    2026年04月19日
  • イン・ザ・メガチャーチ

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    ネタバレ

    現代社会を生きる様々な人種をリアルに表現していて興味深く面白かった。
    自分の経験から共感できる感情も多々あった。
    最終的に「どのような生き方が幸せか」といったヒントが得られるかと期待していたが、そのような結論は自分の中では見出すことはできなかった。
    兎に角、今、身近にいる家族や友達を大切にしようと思った。

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    2026年04月19日
  • イン・ザ・メガチャーチ

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    本屋大賞作品。
    出てくる人は自分でもある。
    そう感じられる作品。
    推しとか、共感とか、現代のキーワードとなるものがたくさん入っている。
    みんなつながりたい、何かに夢中になりたいという気持ちがあり、そうでありながらどこか孤独、そんな気持ちや人々が鮮やかにかかれている。
    個人的には久保田がすみかに気づいたのか我気になる。

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    2026年04月19日
  • 正欲(新潮文庫)

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    水が出るのに興奮するって、世の中いろいろあるんだな。性癖って厄介だし皆実は何かあるのかもと思ってしまう。隠す一方、同じ嗜好の人とはより愉しんで共有したくなっちゃうもんなのか。登場人物たちが少しずつ歯車が噛み合っていく。朝井リョウワールドに引き込まれた。

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    2026年04月19日
  • 正欲(新潮文庫)

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    何が正欲なのか
    多様性の時代、色んなことが受け入れられるようになったと表面的に思い込んでいるが、本当の意味での多様性の理解には程遠かったことを思い知らされる一冊。
    色んな性的嗜好を持つ人物が登場する度に、異性に対しての性欲が正欲、という定義がいかに限定的でそれに当てはまらない人たちを追い詰めて排除しているかということに気付かされた。


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    2026年04月19日
  • 正欲(新潮文庫)

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    多様性について考えさせられた。どんな環境の人にも良い繋がりがあればいいと思う。

    私も人に言いたくないことはあるし理解してほしいとも思わない。何でも話してほしいと言われたとしても話さない。踏み込んでほしくないしそっとしてほしい反面、再生数目的でセンシティブなところを荒らそうとする人もたくさんいる。

    そんな自分と登場人物が重なるところがあり、読んでてしんどい部分もあった。

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    2026年04月18日
  • そして誰もゆとらなくなった

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    同じゆとり世代として、朝井リョウに親近感を覚えているし、このエッセイ三部作は最高に面白い!
    お腹いたい時は絶対朝井リョウの事考えてるし、痔かも?!って時も朝井リョウの事考えてる。朝井リョウも同じなんだから大丈夫だよ私…!って思ってる。なんか勇気を貰っているのだ!
    朝井リョウは、どうにかなると思っていた事もどうにもならない事があるという事を知ってるし、
    ホールケーキの乱が私はすき。

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    2026年04月18日
  • 時をかけるゆとり

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    ネタバレ

    時をかけるゆとりは、一見すれば軽妙なユーモアに満ちたエッセイでありながら、その奥底には“時代”と“個人”の関係性を鋭くすくい上げる、確かな観察眼が息づいている作品である。

    本作に連なる数々のエピソードは、どれも取るに足らない日常の断片に過ぎない。だが、その「取るに足らなさ」こそが、読み手の記憶を強く揺さぶる。大学生活、家族とのやりとり、ささやかな失敗や過剰な自意識――それらは決して特別な出来事ではないにもかかわらず、朝井の筆致によって鮮やかな輪郭を与えられ、「かつて確かにそこにあった時間」として立ち上がってくる。

    とりわけ印象的なのは、徹底された自己戯画化である。著者は自身を笑いの対象へと

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    2026年04月18日
  • スペードの3

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    ある舞台女優と、彼女のファンクラブを取り仕切る女性の会員、そして新しく加わった会員。3人の女性の語るそれぞれの人生、悩み、苦しみ、そして悟り。自分にも少なからず心当たりがある人の心の嫌なところがむき出しになるので、うっとなるけれど、最後はそれぞれが自分の人生を取り戻せるような終わり方で良かった。

    3章の舞台女優のお話が特に好きだったし、共感できた。本来は羨ましがる要素などないのに、不幸なエピソードを持っていて、みんなから注目を集めることができる人、そこに強烈な物語と理由を生み出せる人をずるいと思ってしまう感情。どん底を知ってるからこそ人に優しくなれる、ってよく言うけど、じゃあどん底を知らない

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    2026年04月18日
  • 何者

    購入済み

    これぞ朝井リョウ

    朝井リョウ氏が、ある対談企画で「人間のことが好きか嫌いか」と問われ、少し困ったような表情を見せたあとに「大好きではないと思います」と答えたのが印象に残っています。
    本作は、その言葉の背景にある感覚の一端に触れられるような内容だと感じました。
    今のような“大冷笑時代”だからこそ、手に取ってほしい一冊です。

    #深い #タメになる #共感する

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    2026年04月17日
  • スター

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    「自分がいろんなカルチャーを好きな理由ってここにあるんだよな〜」と思えるようなフレーズが中盤くらいにあり、そのあたりから割とすらすら読み進められた。
    さまざまなコンテンツに触れるための媒体が多様化し、消費速度もみるみるうちに上がり続けていく現代で、作り手は何を大切にすればよいのか。日本でも有数の映画監督に弟子入りした尚吾と、YouTubeでの発信を行うことにした絋という二人の主人公の葛藤や学びを通して、受け手である我々にも疑問を投げかけてくる構成がとても良かった。
    めまぐるしくモノの価値基準が変わっていく世の中で最終的に信じられるのは自分の心だけ。自分がここまでの人生で触れてきたものすべてがこ

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    2026年04月17日
  • 世にも奇妙な君物語

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    タイトルから分かる通り、大人気テレビシリーズ「世にも奇妙な物語」をオマージュした短編集。テーマ曲をBGMに読めば完全にソレでした。

    コミュニケーション能力やモンスターペアレンツについてなど、世の中の問題を捉えた作品もあって、この問題に答えはあるのか、ないのかー。なんて考えちゃったり。ともすればメッタメタでで笑えるのもあったり。でも一貫性はないようで、実はある作品です。

    20〜30分くらいで一つのシナリオが読めるので、隙間時間にぜひ。

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    2026年04月17日
  • 正欲(新潮文庫)

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    多様性の尊重という言葉が孕む「排除」「差別」の意識に気づかされた。人は自身の想像の及ぶ範疇でしか物事を捉えられないということに自覚的にならなければいけないと思った。ただ、私は、自覚したは良いものの、「自分はマジョリティの岸におり、マイノリティを受け入れる側である」という傲慢な思考に早速陥っていることに気づく。
    欲望は自分の中から生まれるものだと思っていたけど、社会の価値観を内在化しながら形成される社会的な側面もあることがわかった。拠り所がなく不安だから、自分は正しいことを他者と確かめあうために、相手に秘密を差し出すというのは言い得ていると思った。

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    2026年04月17日
  • 時をかけるゆとり

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    ネタバレ

    audible
    噂には聞いていたが、本当に面白かった。
    朝井リョウさんの話すことが好きなので、エッセイが面白いのはわかっていた。朝井ワールド全開だ。

    《母がいろいろと間違う》には声が出てしまった。
    お母さんてなんで面白いのだろう。お母さんになると面白くなるのか、自分も含めて(?)おもしろエピソードはよく聞く。それでも朝井母はかなりの有段者だった。

    小学校のときに、朝井少年に手紙をくれた先生が素晴らしかった。がんばっていることに対して真摯に向き合ってくれる人がいるってとても素敵なことだ。

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    2026年04月16日
  • 少女は卒業しない

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     情景が目の前に浮かんでくるような描写で
     スラスラと読み進めた

     同じ時、同じ場所で
     色々な人のそれぞれの視点、良かった
     

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    2026年04月16日
  • どうしても生きてる

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    「健やかな論理」にやられた。
    直前まで健やかだった人々が自殺する突拍子もなさが、納得できるのだ。普通の構成だったら違和感しかないだろうな。この作品では、その唐突な行動を自然な流れとして描いている。
    ある日、急に死にたくなるのではない。意識の底でずっと流れていた希死念慮に気づいてしまった途端、その流れに乗るのが自然だと感じてしまうのだ。
    「もういいかなと思った」というセリフにはリアリティーが溢れていた。

    「そんなの痛いにきまっている」は、著者のメインテーマである性癖が描かれている。マジョリティーには見えない当たり前の壁。多くの人には見えず、素通りできてしまう空気の壁なのに、著者の描くキャラクタ

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    2026年04月16日
  • 星やどりの声

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    『星やどり』を経営する三男三女、母の物語。6章構成となっておりそれぞれの視点から亡くなった父や周辺の交友関係が描かれている。
    総括するとすごく心が温まる話だった。毎回言っているような気もするが朝井リョウは風景や感情を描くのが本当に上手い。思春期特有の感情だったり周りが内定をもらっている中自分は貰えていない焦燥感など、経験した感情が引き出されながら読んでいた。
    私は特に双子の話が好きだった。最後の『星やどり』に込められた思いも感動した。

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    2026年04月16日
  • 正欲(新潮文庫)

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    ダイバーシティの完全形はなく、人が人を受け入れられたり、拒絶してしまうのは仕方ない。理解できない人がいると理解することがヒントかもしれない

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    2026年04月15日
  • そして誰もゆとらなくなった

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    通勤電車で読んではいけない理由がやっぱりあった。
    クスッと、ふふッとあははと笑ってしまうところがたくさん。
    ワードセンスとさすがの文章力、スラスラ読めるし、笑えるしとてもよかった。
    ふだんエッセイはあまり読まないが、こんな感じなら他の作品も読んでみようかと思える。

    笑わせてもらいました。

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    2026年04月15日
  • 正欲(新潮文庫)

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    「多様性を認めるべきだ」という現代社会に広く浸透した価値観そのものに、真正面から異議を突きつけてくる作品である。その衝撃は、理想的とされる言説に対し「うるせえ、黙ってろ。」と読者に鋭い痛みを与えかねないと感じた。

    本作が焦点を当てるのは、私たちが属する共同体の枠組みから逸脱し、容易には理解され得ない価値観を抱えた人々である。読者は、その存在と向き合う中で、自らの「理解しているつもり」という前提を根底から揺さぶられる。単なる共感や受容では到底捉えきれない現実が提示され、自身の価値観そのものを問い直さざるを得なくなる。

    まさに劇薬と呼ぶにふさわしい一作であり、読後には世界の見え方がわずかに変質

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    2026年04月15日