朝井リョウのレビュー一覧
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ネタバレ孤独な中年と推し活を、残酷な構図で描く。
自身と、久保田が重なる部分や、
澄香、道哉のINFPに重なる部分もあり、
物語全体を俯瞰ではなくどちらにも飲み込まれそうになりながらだった。
その上で、特に国見の説明:物語を活用する手法 は、信徒相手の心理および集団心理を最大限活用しようとしていたところ。
罪としては描かないが、触れてはいけない部分に触れかかっているというそら恐ろしさがあった。
ただ、国見のマーケターとしての対応には感心するところがたくさんあった。
物語を没頭させるには出す順番。
プロデューサー、アナリスト、学級委員長、疑似恋愛、信徒の5分類。など。
なお、オーディブルで聴取 -
Posted by ブクログ
また最近新しい号が出ていてちゃんと続いていることにホッとする。
でも調べてみたらめっちゃ売れているらしい。今まであまり本を読んでなかった20~30代がよく手に取っているらしい。
仕組み面白い、紙質へのこだわりも凄いし、何と言ってもめちゃ安い。これ、採算取れてるのだろうか。今時文庫本も普通に1000円する時代だけど?雑誌のキャラもめっちゃ可愛いので女子や可愛いもの好き男子にも絶対ささってそう。
今回のテーマ悪は前回の愛より断然面白かった。自分は愛よりの人間だと思っていたのに悪寄りだった事に気付いて少し愕然とした。前回も書かれていた小川さん、ショートだとまた全然違う雰囲気醸し出してて割と好き。 -
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ネタバレ
自分を使い切ることで幸福を得る説は真実か。それを誰かを推すという行動で遂行するという。子ども、他人を介しないと自己肯定できないのはつらくない?ましてや陰謀論なんて。隅川の切ない展開に貧困からの沼化は国の施策の問題でしょうと怒りを覚える。
ファンダム経済に乗っかる素質がない醒めてる私は目の前に膨大な海原が広がってる。それでも間違えない平凡な幸せでもいいって心から思えたらいいんだけどな。
国見みたいな人に操られて経済活況って言ってる間はいいけど、匿名で活動する自衛意識の強い人たちの盛り上がりで戦争が引き起こされたりしたら本当に悪夢。
現代日本の押し活の光と闇の教科書ぽくもあり、押し活界隈の言葉 -
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INFP激ヤバ物語
オタ活が終わる人と、オタ活が始まる人と、オタクを産み出す人の三人のストーリー。三人の視点がバラバラなように見えて、実は繋がっていた。
でも結局はINFPがヤバいって話だった。
自分は強火オタクでは無いからどの考えも共感できなかったし(むしろ冷笑する側)、自他境界が曖昧になっていく姿には薄っすら腹が立ちながら読んでいた。
最後までは描かれてなかったけど、多分みんなバッドエンドだと思う。生涯孤独で貯金も果てて信用も無くしてるからね。
ストーリーは面白かったし、朝井リョウの言葉選びが天才的すぎたんだけど(『上半身は骨格ストレートで下半身は骨格ウェーブ』なんて表現は現代女 -
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ネタバレ「何者」のスピンオフの本著、前作の登場人物の過去やその後を描いていて、どれも心にチクっと刺さる話ばかり。あくまで本人視点で進んでくのは光太郎と里香だけで、他は更に遠い関係者の視点。沢渡はまだしも、登場が少ない烏丸の親族や最後の面接シーンの彼、話題のみの登場の瑞月の父の不倫相手など、かなり前作との関係は希薄に見えるものの、スポットで印象に残る人々の話。各々の葛藤が生々しく伝わってくる。光太郎と里香、沢渡は納得なエピソードで、かなり人間像がくっきりした。個人的に最後2作品。私だけでなく誰もが心当たりがあるような心情を主人公が持つものだから堪らなかった。「むしゃくしゃしたやった、と言ってみたかっ「何
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ネタバレ「同性愛個体の生殖器」というこれまでにない視点から人間社会を描いた作品であり、その独創的な発想に強く引き込まれた。
この作品は、同性愛個体を取り巻く社会の在り方について問いを投げかける一方で、読者に答えを押しつけることはない。そのため、読み終えた後も、自分自身の価値観について深く考えさせられた。
突き詰めた際に辿りついたのが「多様性」というテーマであり、「私もまた多様性の一部である」という結論に辿り着く。
この本を読んで再確認することができたのは、私は多様性共同体の一員として、社会の発展や成長に貢献したい寄りの個体であること。そして(マットの四隅の一部を持たされ)社会のシステムに流されて