朝井リョウのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレこの本の特徴はやはりスクールカーストのリアルさだと思った。自分の学校にもあるようなあのグループとそれ以外の壁。例えば運動部のエースとか派手な女子が教室の真ん中にいる中、端っこで空気を読んでいるような人たちがいるというヒリヒリと心臓に悪い描写。吹奏楽部の部長とか、映画部の前田とか。みんな何かに必死だけど、それが将来の役に立つのかもわかんないし、前田がゾンビ映画に情熱注いでる姿はすこし切なかった。中心にいた桐島がいなくなっただけで、周りの人間関係がボロボロ崩れていくのが怖かったし、みんな桐島を通して自分を見てただけなんだと思った。できる人もできない人もみんな足掻いてるんだと感じた!!
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Posted by ブクログ
初、朝井リョウ。
止まらなくて移動中も含めて1日で読んでしまった故にゆっくり自分の気持ちと向き合えなかったところが多々あるので絶対に読み返したい。
なので今はザッと読んでしまった初見の感想だけ。
“推し活”の話だけど、“推し活”の話ではない。
あなたに共鳴する物語は何ですか?あなたが深く共鳴して信仰するものは?仕事?育児?趣味?政治?その信仰で得られるものは何ですか?
視野が広いって良いことのようで自分をも客観視して動けなくなりませんか?……というか、“視野を広く持つ”こと自体も一種の信仰ですよね?
視野を狭めることで1歩踏み出したり誰かと連帯することが容易になることもありますよね?
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Posted by ブクログ
これ系は結構好き
改めて浅井りょうの今までの読後感想読んだら
好きな作家さんだった
確かに昔とくに中高ぐらいか
男子が集まって話すと何かというと競いたがる
風潮あったかも
くだんねー自慢話とか
どっちが酒が飲めるとか
原付免許持ってるとか
それも自分じゃない知り合いの先輩がどうとか
せめてお前の話をしろよと思った
ホントその中に存在することが苦痛だったけど
我慢してたな
だから集団じゃなくてもいい
自分で選択できる
大人になってからは
しあわせになった気がする
てか堀北君は試験の順位や運動で競ってんだから
むしろ健康的じゃないかw
ボクの周辺はもっとずっと低レベルだけど
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Posted by ブクログ
主人公 尚成の男性器目線が語るストーリー。
今までにない視点で面白かった
心の声が出てくる小説はよくあるけど、男性器ならでは(?)の声が漏れる場面もあり、面白い。
同性愛者の主人公が考える様々な場面から「多様性」について考えさせられるストーリー。
LGBTQ +の人たちに向けた制度整備をするためのNPO法人を立ち上げた後輩の「法整備が進むにつれ、LGBTQ+の人を苦しめる可能性もある。カミングアウトできた人たちにとっては良いことをしていても、出来ない人たちにとっては同性婚や色々な制度が出来ることによってより格差を感じる場面が出てくるかもしれない」といった考えにははっとさせられた。
多様性と -
Posted by ブクログ
ネタバレこれは難しい内容ですね。。
こんなにもレビューが難しいとは思ってなかったです。
多様性、、
マジョリティ側が作った「多様性」という言葉にどれほどの意味があるのでしょうか。
マイノリティ側が欲してすらいない(そっとしておいてほしい)多様性という枠組みはマジョリティ側が想像しうる範囲でしか機能しいないのだと思います。
そう考えると結局、少数派のためじゃなくて多数側、自分のためですよね。
少し話の主軸とはズレますが、不登校の息子とどう向き合うかってめっちゃ難しくないですか?
寺井啓喜の気持ちも分かるんです。古臭い考えかもしれないですが、父親ってそんな感じじゃないですか?
自分の「正欲」に