朝井リョウのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
初めてエッセイをよんだけどとてもおもしろかった。
友人のおもしろエピソードトークを聞いてるみたいな感覚で、声出して笑えるタイプの本。
とにかく気楽でいい。
とはいえやはりここまで成し遂げてる人は特別で、学生のうちから自意識が高いというか、大人なんだなという感想。
自分が26になってようやく見えてきた人生の楽しみ方、物事の見方みたいなことが、朝井リョウには学生の時(なんなら小学生くらい)から見えていて、底なしのエネルギーがある状態でいろんなことに向き合えているので、こんなにも面白い経験ができているんだろうし、文章にすることができるんだろうね
小説では感じない、自分もこういう文章を書きたいと -
Posted by ブクログ
ネタバレ書店に並んでいるのを見て、内容が面白そうだったので購入。
帯に書かれていた『オチにやられる本ランキング1位』の印象とは少し違ったが、皮肉っぽい少しダークな笑いがあったり、現代のSNSや人間関係への解像度があまりにも高かったり、かと思えば最後には各話の脇役同士でオーディションが開かれるフィクション感の強い展開があったりと、最後までまったく飽きずに読み終えることができた。
個人的に一番好きなのはシェアハウさないの何かがおかしいけれど、最後までそれに気づくことはできない不穏な空気感。あとはリア充裁判も読みながらなんだか他人事ではなくてソワソワした。
この表紙も意味ありげだが、何か意味があるのかな? -
Posted by ブクログ
ネタバレラストがとても不気味だと思いました。
完璧に擬態できていると思っていても、実は違和感を持たれていた尚成。
自分自身の成長は諦めていても、それを外に託すことで納得でき、幸せになれる…のか?
「自分の外に成長を託す」ことで生きられるという感覚は、私自身にもすごく当てはまると思いました。
ただ、それを体現する尚成を客観的にみると、本当に幸せなのか分からなくなりました。
結局、人間は「より良く」ならねばならないというある種の強迫観念があるのか?
でも、自分より下の世代にそれを植え付けたくないな〜。
主人公の声がcv朝井リョウで脳内再生されました。