あらすじ
就職活動生の群像『何者』で戦後最年少の直木賞受賞者となった著者。初のエッセイ集では天与の観察眼を縦横無尽に駆使し、上京の日々、バイト、夏休み、就活そして社会人生活について綴る。「ゆとり世代」が「ゆとり世代」を見た、切なさとおかしみが炸裂する23編。『学生時代にやらなくてもいい20のこと』に社会人篇を追加・加筆し改題。
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Posted by ブクログ
とにかく笑える本
思わず声を出して笑っちゃうので読む場所注意
このシリーズを読み進めると痔に詳しくなれます。
気をつけようと思います。
個人的にお母さんのお話が1番好きです。
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インザメガチャーチを読んでからの時をかけるゆとりでした。朝井リョウってこんな面白い人なの!?電車や休憩時間に読むべきじゃなかった。本を読んで笑ったのは初めてでした。
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面白い。声に出して笑ってしまった。
そしてもし私が小説家を夢見ていたとしたら、朝井さんに対して半端ないコンプレックスを抱いたと思う。
早稲田大学在学中に作家デビュー、最年少で直木賞受賞、ダンスサークルに所属して夏休みには男女問わず仲間たちとアクティブにマラソンや京都までのバイク旅、車で北海道旅行(不発でしたが)などなど、陽キャすぎる……。
元のタイトルは「学生時代にやらなくてもいい20のこと(あやふや)」だったけど、絶対した方がいい。というかしたくてもできない。
メディアで見かける時もお喋りが上手すぎるし、生徒会長や応援団長も勤めていたらしい。きっとクラスでも人気者でいろんな人に囲まれていたんだろうな。
小説書かなくても十分素晴らしい人柄なのに、小説家としての経歴も凄まじい。
できる人というのは何でもできるんだな〜と凡人極まる感想を抱きました。
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朝井リョウさんってこんなにフットワーク軽い方なんだ!!!
正欲や短編集を読んだことがあるから感じたギャップだと思う。日々の中に潜む面白さ、面白さを掴みにいく姿に憧れた。
難しい言葉を全く使わない、そんな文章がとても読みやすくて、何度も何度も読んで学びたいなと思った。
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朝井さんの表現力(とエピソード)が凄すぎて圧倒されてしまう。
何度も吹き出してニヤニヤしてしまった。
終盤の直木賞受賞のエッセイは、グッと心を捕まれてしまった。
エッセイがあと2冊あるから次も楽しみ。
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笑った!久しぶりにエッセイで泣き笑いしました。細やかな描写、等身大の視点、こんなにも一瞬の感情を言語化できるなんて^_^
ゆとりシリーズ、続きを早く読みたいです
Posted by ブクログ
は〜面白かった〜!
初めて朝井さんの作品を読んだのですが、自分にもこんなキャンパスライフがあったのではって思うほどの没入感。とにかく言い回しが面白すぎて噂の朝井ワールドにまんまと魅了された1冊でした(笑)
Posted by ブクログ
2025.11.17
まだ読み終えていないもののもう星5をつけてしまいたくなるくらいおもしろかったのでなったので評価。
さくらももこのエッセイみがあるな、と思ったら案の定著者も同作が好きと知り、ますます好感が持てた。何度も声を出して笑ってしまうので今後さくらももこのエッセイ同様、何度も何度も忘れた頃に読み返してハハッと声に出して笑おうと思う。
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何気なく終わってしまう出来事でも こんな視点で見ると面白い出来事になるんだなぁと楽しく読ませてもらった。
こんな文章力がほしい。才能がほしい。
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今作、朝井リョウさんのエッセイ本ということで読ませてもらいましたけど…
もう笑った笑った。
自分のエピソードを書いているのだが、情景がきれいに浮かびつつ面白い。
ネタに事欠かない!って思わせる表現力が素敵で大変笑わせてもらいました。
いやー、ホントにこの方の表現力には嫉妬します!
文章で笑わせるって難しいと思うし、人によって捉え方とかも違いそうですが、多分この本皆さん笑いますよ?笑
エッセイ本なので読みやすいのも素敵でした。
大学時代を中心に書いていましたが、続編?もあるそうなので見かけたらそれも買いたいと思います。
Posted by ブクログ
天賦の才
解説で光原百合さんが、朝井リョウさんをそう褒め称えていますが、同感です。
先日読んだ「風と共にゆとりぬ」。
面白すぎで、「これは本棚に置いておかなければいけない」と思い、ゆとりシリーズを全て購入。
まずは一作目の「時をかけるゆとり」を読みました。
本のそでにある著者(自己)紹介、そして、もくじの後に突如として現れる年表。
この二つだけでも、この本がいかに面白いか、そして朝井リョウさんの天賦の才を見せつけられました。
仕事の休憩中に読んだり、ラーメン屋さんで注文した後に読んだりしていたのですが、面白すぎで、クスクスと笑ってしまいました。
今更ながらですが、同僚に陰で「ヤバいやつ」と噂されていないか、行きつけのラーメン屋で出禁を食らわないか、不安になってきました。
「直木賞を受賞しスかしたエッセイを書く」
のエピソードは、このエッセイの中でもとても真面目な内容になっています。
大好きな人生ゲームと今までの著者の人生を交えながら語られます。
朝井さんは本が好きで、物を書くのが好きなことがひしひしと伝わってきました。
小説家になるという夢を小学生になる時に掲げ、そして、それに突き進む。
そして、念願の小説家になっても、まだそこはスタート地点。終わりは見えない。これからも一歩ずつ進んでいくしかない。
そんな真面目なエッセイの次は
「直木賞で浮かれていたら尻が爆発する」
という痔のエピソード。
話の振れ幅が凄すぎます。
朝井さんのエッセイの中で度々出てくる痔のエピソード。
本人にとっては死活問題なのに、ふんだんな笑いを交えて語ってくれます。
痔にだけはなりたくないと、心からそう思わせてくれるエッセイでした。
Posted by ブクログ
朝井リョウさんといえば、直木賞作家受賞で、作品は映画化されるぐらいすごい方。
そんな方が書くエッセイはさぞ崇高なもの・・・と思いきや、違う意味で崇高だった!
気取ったものが一切ない!
わたしは今まで自身が書いたエッセイを数年後にセルフ添削するなんて見たことがない!
(といいつつ、そんなに冊数を読んでいるわけではないが)
斬新かつ、しらけさせずに笑いを取るところがあっぱれ!
朝井さんがさくらももこさんのエッセイが好きと言われるだけあり、自虐の書き方もどことなく似ているように思う。
なので、さくらももこさん好きにも合いそうだ。
何にもやる気が起きない時はこの本をお勧めしたい!
Posted by ブクログ
面白い!!面白かったとこメモしとこうと思ったけど、結局全部面白くて途中でやめた。文章でこんなにも人を笑わせるとこができるのか。内容は若さ溢れる感じだと思うが、読む人は年齢関係なく楽しめるはず。
普段本を読まないけどなにか読みたいと言ったらこの本をおすすめされました。
とても読みやすいですし、何より面白い!
カフェなど外で読む時笑うのを我慢しながら読みました笑
この方の別の作品も購入したいと思います。
Posted by ブクログ
とにかく声に出して笑ってしまう。
朝井さんの本は読みやすい。
世代も同じなので共感できる部分もある。
エッセイだが、どこかバラエティ番組を観ているような感覚。
Posted by ブクログ
あー面白かった!!
インザメガチャーチを読んでガッチリ心を掴まれ
すぐに購入に至ったエッセイ本。
11年前、朝井リョウが大学生の時に書いた
『他人のどうでも良い思い出話』でしかないのに
その文章力や比喩の絶妙さで
ゴロゴロしながら笑い転げさせてもらった。
突然吹き出すことになったりするので
電車では読まないほうがいいかもしれない。
【学生時代にやらなくてもいい20のこと】改題。
とのことだけど、改題成功。
若い時にしか味わえない青春が詰まっていて
羨ましい経験ばかり!やった方がいい!!
特に東京から自転車で京都を目指す旅は
真似できないだけに大いに擬似体験させてもらった。
黒ペンの話はグッときたなー。
シリーズ化されてるのであと2冊も購入して
年末年始にゆる〜く読もうと思う♬
Posted by ブクログ
話題のエッセイを読んでみた。
朝井リョウさんと同じくお腹弱い族なのでわかるわかると頷いたり楽しかった。
なんていうのかな、若さがいっぱいで滲み出てくるピカピカしたものを摂取できた感じ。続編も読みたい。
Posted by ブクログ
ずっと気になってて読んでみたかったけど、エッセイというジャンルを読んだことがなく、飽きずに読めるのかな?という不安があった。
読んでみるとクスッと笑えて、スラスラ読み進めることができた。
朝井さんの人柄の良さがすごく出てるので、読者も気持ち良く読めるんだろうな〜って思った。
Posted by ブクログ
読みやすかった。
学生生活の話なのに、初っ端から痔の話。
まだ若いのに…と思いながら気がつくと最後まで読み終わっていた。
2000年代の終わり、大学生活の振り返りと、あんまり時間が経過せずとも「なんで自分はこんな事をやろうと思ったんだろ…」と後悔するような、様々なイベントやハプニングを体験して学んだ?事を、ご飯食べつつ友達から聞いて、「バカすぎるw」と大笑いしながら聞いているようなエッセイ。
でも、そういう事ほどずっと覚えているし、年取っても昨日のように思い出せる。これもまた、高校とは異なる、大学生活の醍醐味。
Posted by ブクログ
すごく面白かった
朝井先生の本を初めて読み
尚且つエッセイというのも初めて読んだ
人生をすごく面白く描かれており
手が止まらず読み切った
同様の他の作品も読んでみたいと思った。
自分も日々の面白いことに気づける嗅覚を
育てようと感じた
Posted by ブクログ
朝井リョウさんのエッセイはどの話も本当に面白く
、ずっとニヤニヤしながら読んでしまう。
でも今作の中の「ルーレットの目」だけは少し空気が違って、思わずグッとくるものがあった。読むことは好きでも書くなんて到底できない自分にとって、「小説家になりたい人は、どんな瞬間に“書く側”へ踏み出すんだろう?」という長年の疑問があったが、初めてその気持ちがすとんと腑に落ちた気がした。
Posted by ブクログ
「あれ?コレ万城目学さんの本だったっけ?」
と、思わず著者を再確認しそうになった。
そして、
「いやまて。舞台は京都でなく東京だ。なんなら妙に懐かしい…」と徐々に冷静になった。
朝井リョウさんの名前は知っている。しかし、読んだことある作品は『桐島、部活やめるってよ』、『正欲』のみ。これから(今話題の)『イン・ザ・メガチャーチ』を読むつもりになっていた。朝井リョウさんは「切れ味鋭い社会派」作家さんイメージだったのだ。
そして、随分と前にオーディブルのライブラリーに「ゆとり三部作」を確保していたことに気づいた。「『イン・ザ・メガチャーチ』の前に読んどくか」とまず聴き始めたのがコレ。
言葉が巧だ。その意味では確かに「切れ味抜群」。徹底的に自虐に振ってるトーンだ。そんな自虐トーンの中で、若き朝井リョウさんが「綿矢りさ」、「金原ひとみ」という「少し上世代」の芥川賞同時受賞に激しく競争心を燃やしている姿は眩しかった。なんなら感動もした。
Posted by ブクログ
美容師さんの食べれるんですよぉ〜面白いな、結局お金取られるとかもあるんですね。チャリ旅京都まで行ったのえぐすぎる。峠何個も越えるのとんでもない、雨降ったりしたら絶対に諦めたくなるのにど根性すごい。京都での思い出も忘れられないものになりそう。痔になってしまう結末辛い。
Posted by ブクログ
電車の中や人前で読む際は注意が必要である。
なぜなら、この作品には思わず声を出して笑ってしまうような箇所が多くあるから。
最近は哲学書や本格ミステリー、SF小説など少し小難しい本を読んでいたので、このように気軽に、脳みそを使わずに読めるような作品は久しぶりであった。そして、最高の読書体験だった。
疲れてる時や笑いたい時、リラックスしたい時にはピッタリの本である。
Posted by ブクログ
機内で読んでいたのだが、ときおり吹き出しそうになるのを我慢するのが大変だった。
青春のバカっぽさ、おかしみが満載。映像が見える。
でもところどころちょっと真面目に考えさせられる、そんな本でした。
Posted by ブクログ
朝井さんの小説は気になりつつもまだ読んだ事が無く、まずは気軽に読めそうなエッセイから…
なるほど確かにこれは面白いかも!
自分の過去の出来事を惜しみなく、そしておかしくさらけ出せるって素敵だなあ。そしてそれが面白いってさすが作家さんの表現力は凄いなぁと。
朝井さんの行動力の凄さやアホらしいけど青春ぽい部分とかは頭の良い大学生がやってそうなイメージそのままだった。
さくらももこさんのエッセイと似たような雰囲気もありつつ…
特に美容院のモデル体験の話が面白かったかな。
Posted by ブクログ
話題になっていたので読んでみた。
朝井リョウさんの小説は、気になりながらもまだ手に取れていない。
ほぼ同世代ということもあり、当時のブームや学校生活などで似たような経験があるな…と共感しながら楽しく読めた。
100キロハイキングや京都まで自転車で行ってみるなど、とにかく面白いと思うことに対して行動力があり、フットワークの軽い方なんだなぁと思った。
個人的に笑えたのは、お腹を下して民家に駆け込む話。
「もしおじさんが私を不審人物だと見なしトイレの使用を断っていた場合、私は絶望と共に脱糞し本当の不審人物になっていただろう」
というフレーズ笑
これ以外にも、さすが作家さんというべき面白おかしい言い回しがたくさんあって楽しかった。
ジーンときた章もあった。
朝井さんが「1番カッコつけて書いた」というエッセイ「ルーレットの目」。
この中に出てくる、当時小学生だった朝井さんが書いた小説に対して3枚分の便箋にびっしり感想を書いて渡してくれた先生の話だ。
いつもの日記に対する返事は赤ペンなのに、その便箋には黒文字で、丁寧に書かれていたというところにもグッときた。
教師になるべくしてなった方なのだと思う。
Posted by ブクログ
SNSで朝井リョウのエッセイ ゆとりシリーズが面白いとあったので読んでみました。
著者の大学生から新社会人そして賞を受賞したとこまでとても面白く書かれていました。
何にも考えず軽ーく読めます。
息抜きに読むのにちょうど良いです。
他のゆとりシリーズも読んでみたいです。
Posted by ブクログ
こ、これが「正欲」を書いた著者...?人格が2つあるとしか思えない...と衝撃を受けた。
どの説もめちゃくちゃ面白かったし、本読みながら声出して笑ったの久々かも。私は「モデル(ケース)体験をする」で一番笑ったな、全く予想していない方向の答えで笑
事件体質なのかなぁと思いつつ、事細かに覚えていられるのはやっぱ日記のおかげなんだろうなぁ。生活の中に面白ポイントを見つけるのもきっと才能なんだろう。
次は朝井さんの小説読みたいけど、この本のこと思い出してしまいそうで冷静に読める気がしない、、笑