朝井リョウのレビュー一覧

  • そして誰もゆとらなくなった

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    アイデア〜! 比例〜!

    怒涛の文量!!!
    カロリーは高いのに後味は軽い。
    あとがきにもあったけど
    「文章を読むのは楽しいこと」だよほんとに。
    生み出してくれてありがとう。

    本のなかでもいろんなコミュニティとの
    関わりがある姿が伝わってきていいな。
    YouTubeなどでお姿を拝見する機会も多く
    あたらしい文章とのつながりを
    広げられている方のイメージ。木こり。

    サイン会の空回り戦記おもしろかったな。

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    2026年03月09日
  • 世にも奇妙な君物語

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    軽く読み始めた小説。
    確かに「世にも奇妙な物語」っぽくて面白かった。怖いとか不気味とかではなく、ただただ「奇妙」な物語。
    第1話 シェアハウさない
    第2話 リア充裁判
    第3話 立て! 金次郎
    第4話 13.5文字しか集中して読めな
    第5話 脇役バトルロワイヤル

    結末に驚いたのは第1話と第3話。教訓っぽかったのは第4話。そうであってほしいなと感じたのは第2話。そうきたかと感じたのは第5話だった。

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    2026年03月08日
  • どうしても生きてる

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    どうしても生きてる人たちの吐き出すことのできない繊細な心情を4Kの解像度で言語化したような作品。

    受け入れる、受け入れないの問題じゃない。外れ籤を引いて、それでもそこに根を張って生きなければならなかった者と外れ籤を引かされたことがない者の対比。
    人生をふっと辞めてしまいたくなる瞬間。それは決して正しい理論で繋がっているわけではないこと。
    もう戻れない過去と今この現実を行き来する思考。
    痛くて痛くてどうしようもない現実と自分。

    確かに「実」があった。

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    2026年03月08日
  • 正欲(新潮文庫)

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    多様性とかダイバーシティとかLGBTQとか、何かの力で急に流行りだした言葉にどこか感じていた違和感を、1本の小説を通して表現してくれた。本の世界に没入して楽しむというよりも、現代社会で生きるうえでの勉強になる本。

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    2026年03月07日
  • 時をかけるゆとり

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    朝井リョウさんのエッセイ。大学生時代を中心にエピソードがまとめられている。
    小説とは違った砕けた文体で、どのエピソードも笑わせられる。

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    2026年03月07日
  • 生殖記

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    audibleにて。設定のせいで冒頭から「な、なにかを全力で問いかけて来そう!!!!」みたいな警戒心マックスで進んでいったけど、説明の分かりやすさだったり物語の運び方の上手さからなのか、ドラマとして楽しく興味深く聴けた。(小説や映画から意味を見出し過ぎるのが苦手で警戒しただけなので、作品自体がやり過ぎている感じなわけではないです。小説はあくまでも余暇の消費というスタンスを忘れないようにしたいのです。)

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    2026年03月07日
  • 時をかけるゆとり

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    「正欲」「生殖記」を読み作者はどんな人なんだろうと興味を持ち、エッセイを読みました。
    もうファンになりました笑

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    2026年03月06日
  • 正欲(新潮文庫)

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    ままならないから私とあなた、を読んだあとだと別の考え方が芽生えておもしろい。
    しかし社会っていかに多数側になれるかのゲームだよな、とつくづく思わされる。けど同じ生物が共同で生きてればそれなりに傾向は似通ってくるわけで、そこに動物の本能が合わさってしまうとそういうゲームになるのも仕方ない気がしなくもない…

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    2026年03月06日
  • 武道館

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    「イン・ザ・メガチャーチ」が推し活をする側、そして推し活をさせる側を主に描いたものであるならば、「武道館」はその中心にいるアイドルそのものの間に見え隠れする人間関係が描かれている、と思う。
    舞台の外側にいた側が、やがて舞台に上がり、舞台を去っていく。そして再び舞台に戻ってくる。
    自分自身は変わらないはずなのに、同じ行動をしていても、立場や年齢が変わると、周りの見る目は変わっていく。幸せの形も、変わっていく。
    その残酷さとある種の清々しさのようなものが描かれている作品だと思った。

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    2026年03月06日
  • 何者

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    ネタバレ

    危なかった。もし1年前の自分がこの本を読んでいたら、ズタズタにされていたかもしれない。
    ラスト30ページを読んだとき、傍観者である自分自身を強く突きつけられた。

    この本は自己啓発本ではない。
    人のことばかり気にして評価し、自分は「本気を出せばできる」と言いながら何もしない人間を容赦なくえぐり出す。そして最後に残るのは、結局ガムシャラにやるしかないという現実だ。

    ただ、この物語にはヒントも散りばめられているように感じた。
    結局は、自分の足元を見て、自分と向き合い続けるしかないのだと。

    登場人物たちは皆、他人の評価を気にしながらも、自分の軸とのバランスの中で揺れている。
    その「他人軸」と「自

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    2026年03月06日
  • 何者

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    自分が就活してた時に読んでいたら撃沈していただろうなと思いながら読んだ。
    私自身、就活中に病気を患ったため、1回全部リセットされてしまって毎日不安になりながらスーツを着ていた頃のことを思い出した。

    今自分は選べる立場になったけど、あの時リセットされたことによって、自分ですら求めてくれる会社を選んで、今も働いている。
    最後らへんの2階でのやり取りは当事者じゃないのに具合が悪くなるかと思うほどリアルだった。

    朝井リョウ先生に日常の何気ない会話を書かせたら1番リアルだなと思った。

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    2026年03月06日
  • 正欲(新潮文庫)

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    まず、作者が年齢も近いっていうのもあるからか読みやすい。あと、中学の同級生などの周囲の人々への皮肉たっぷりの表現が結構面白い。芸人の永野さんが推してただけある。多様性って近年使われる外面だけいい言葉だが、想像しうる範囲内の話であって、理解したつもりでいるだけなのだと、自分自身も思い当たる節が。多様性を受け入れない人も受け入れるのが多様性であって…多様性ってなんなんと考えさせられた。後半の口論してぶつかり合うとこが好き。後は、ニュースとかでは分かりようのない事件の背景の小説好き。この世の正義は法律でそれで成り立ってるけど、それだけが正義じゃないよなってなる話好き。どれだけ自分の都合の良いように世

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    2026年03月06日
  • 生殖記

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    ネタバレ

    きっかけ
    アンリミテッドだったのと、朝井リョウだったから!

    感想
    ①生殖記の語り口が可愛い
    なんで可愛いのか考えたところ、多分これまでの何よりも人間(尚成)をフラットに見ており、その場限りの感情で何にも迎合せず独り言を発しているので、語り口が軽やかで、聞いてて読んででて心地よい。
    人間を客観的に描写する方法としてこんな手があったのか!!と衝撃を受けた

    ②生きる意味、将来への希望が人を幸せにする?
    最初読んだ時は、幸せの形は人それぞれ、尚成にも幸せが訪れてよかったと感じていたが、マッチポンプな暇つぶしだけでなく、科学技術の発展を心待ちにするという将来への期待が加わって、すごく心が晴れやかにな

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    2026年03月05日
  • 生殖記

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    「器」が「記」になってるから持ち歩ける本です。本書では「器」が、"しっくり"を求める宿主を第三者目線で語っていくものです。この宿主である尚成(しょうせい)は同性愛者で、判断・決断・選択・先導はまっぴらなヒトです。他人からどう見えるかは気にせず、ただ共同体に違和感なく紛れるために上手く立ち回っていました。こんな生き方はしたくありません。

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    2026年03月05日
  • 何者

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    ネタバレ

    ざっくりと就活生の話だと思いながら読み始めた。自分は対して就活せずに今の職を手にしたので、就活生の大変さみたいなものがわかるかなぁなんて思いながら読み進めてたけど、そんな簡単な話ではなかった。最後の視点が覆されるところが、おもしろかった。就職して、何者かになれていると思っている自分と、何者かになっていないと保たれない自分がそのまま小説の中にいて、なんだか虚しい恥ずかしい気持ちになった。でも、それが人間であることなんじゃないかなーと朝井リョウ先生の小説を読むと毎回感じる。誰かの何者かになっている時が1番自己肯定感もあがるし、人生の調子がいいとすら感じてしまう。自分だけが何者かになりたがってると思

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    2026年03月05日
  • 正欲(新潮文庫)

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    難しかったーー。
    高校の国語で文章を読んで理解できず問が解けない気持ちに久しぶりになった。

    最後の解説を読んで理解が少し深まった。
    「正欲は破壊的で暴力的」
    「正欲は醜い」
    単に正しく生きる欲ではなく、正しい性がテーマ。

    ありきたりではあるが、
    自分にとっての正しいは相手にとって正しいとは限らずときに人を傷つける
    人は多数派で居続けたい、それは難しくまともって不安
    自分は異物だと生まれた時から知っていて恵まれていた
    その感覚を異なる人間である他人が理解することは不可能
    などという点に気づいた。

    最後の大也と八重子の討論で、読みながら自分の立場が行ったり来たりしてしまった。それくらい、答え

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    2026年03月04日
  • 風と共にゆとりぬ

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    プレ講演会、そしてもちろん肛門記で笑いを抑えられなかった。
    第2部「プロムナード」の大人のための友達論や夏裁判は、個人的にはぐっと来た。なるほどと思わず唸った。

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    2026年03月04日
  • スター

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    ネタバレ

    何か創作活動をしている人には刺さることが多い作品なのではないかと思った。
    自分はその中におらず、YouTubeや動画配信サイトを享受している側の人間だか、そういう人を見て、この人たちは一般人なんだよな、とか、これでお金をもらってるんだよな、という感情を持ったことがないわけではない。
    その感情がいいものかと言われたらそうではない。羨望、妬み、軽蔑、、よくないどろっとしたような感情で、それを味わうのが嫌で、最近はYouTuberが配信する動画からは距離を置いていたこともある。
    この本は、そういった感情との向き合い方について、自分なりに考え直すことができた気がする。
    "騙されたい"

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    2026年03月04日
  • どうしても生きてる

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    「籤」が一番刺さった。
    「人生は選択の連続だ」とか言いながら、選択すらできないことがある。それは性別のはずれ籤を引いてしまったからで、引き直しもできないことで、なかったことにもできないこと。
    でもこれからもはずれ人生の中の当たりを探して、必死に生きていくんだろうな〜〜

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    2026年03月04日
  • 何者

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    就活していた頃の事を思い出しながら読みました。

    物語は読みやすくて展開も面白く、朝井リョウさんの鋭すぎる観察力に圧倒されました。

    就活って、自分を偽ってる気がして、嫌になったり、終わりが見えなくて不安になったり。
    私自身は就活仲間が新たにできる事もなかったしTwitterも地震の時見るくらいだけど、それでも共感、納得できる部分がありました。
    理香さんに似た女子にチクリと嫌味言われた事もありました。笑

    それで、だいぶ感情移入してきた時に、物語のラストが襲いかかってきます。これ、ほんとホラーでした。ホラーは身近にあるんだなぁ。笑
    頭をぶん殴られた気分です。でもそのまま終わらない。
    この物語で

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    2026年03月05日