朝井リョウのレビュー一覧

  • 生殖記

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    ネタバレ

    同性愛者の生殖器目線からみたお話。
    社会の成長・発展に貢献することを放棄した同性愛者が、社会の発展に前向きに取り組む同性愛者と出会って成長するお話。

    私は同性愛者ではないけれど、主人公と似ているところがあると思った。結婚する予定もないし、社会と繋がるために、やりたくもないお仕事を「やってる風」に毎日流れに身を任せてこなしてる。「擬態型」っていう言葉も、私にしっくりきた。社会に恨みを持ってる訳でもないので、ジョーカーみたいになる衝動はないけれど、消えてしまいたいと思う瞬間がある。
    前向きに自分ができることをしようとするスタンスの違いで、幸福度が全然違うから、なんでもかんでも社会のせいにするのも

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    2026年05月19日
  • 正欲(新潮文庫)

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    性ではなく、正。
    理解されないことはきっとどうしようもなく苦しいんだな。なにかマイノリティの人の救いになりますように。少なくとも私は初めての理解の段階にきました。

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    2026年05月19日
  • 何者

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    就活ホラー。
    これが朝井リョウへの入口だった。
    著者が持つ潜在的なテーマって「想像力」なのかなあと思った。

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    2026年05月19日
  • 死にがいを求めて生きているの

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    ネタバレ

    まじで誰も明確に悪者って言えないのになんか嫌な人っているよね。。。最終的にこいつが本当に悔い改めて、毎日看病してるんじゃなくて自分のなんかいいことやってる感のために消費されてるって感じて胸糞やったわ。

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    2026年05月19日
  • ご本、出しときますね?

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    作家の人たちってこんなに話上手いんだなと驚く。
    飲み会の場で話しているようなフランクさもありつつ芯を食った内容になっている。
    紹介されている本も面白そうなものばかりで、ウォッチリストにたくさん入れた。話し手さんの本も未読のものは代表作くらいは読んでおこうという気になった。

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    2026年05月19日
  • 正欲(新潮文庫)

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    ネタバレ

    文体に独特な癖があってところどころ読むのにひっかかる部分があったけど、内容はとってもおもしろかった。

    最初に事件の記事とかがでてきて、なんだろうこれって気になって、読み進めるうちに外側から埋まっていって真相に近づいていって、全てが繋がるっていうプロット、やっぱり面白いな〜引き込まれてしまう。推理小説とかもだけど。

    みんな不安なんだっていうのが、核心ついてるなと思った。この生き方で合ってると思いたい、だから愚痴をいい、はみ出るものを拒絶・排除する。

    夏月と佳道の関係が良かった。
    いなくならないから。

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    2026年05月19日
  • スペードの3

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    3つの視点からの物語 
    人間の汚さ、欲の深さと本人も無自覚な素の感情がそのまま出ていて、男の人がこんなに女性の汚い部分を描けるのかと凄く驚いた。
    まだ言語化されていない感情を言語化してしまう朝井リョウに恐れ入った、、、
    最後の歌劇団の女の人視点での、不幸話を売りにしないと評価して貰えない話が印象的だった、確かに現代では不幸から這い上がった人はとても評価されているが、不幸じゃないと努力をしても褒められないし評価されない、という立場からの考えにスポットが当たるのは珍しくて、印象的だった

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    2026年05月18日
  • 桐島、部活やめるってよ

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    情景描写が良かった。高校時代の些細な出来事を思い出した。だけど、高校時代部活や人間関係、勉強に全力でぶつかれなかった自分にとっては少し苦しい本だった。

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    2026年05月18日
  • 正欲(新潮文庫)

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    私たちがマイノリティーだと思っているものは、マイノリティーの中ではマジョリティーと認知されているものということにハッとさせられた

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    2026年05月18日
  • 死にがいを求めて生きているの

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    誰かを支えたい
    誰かを止めたい
    誰かを救いたい

    そんな一見きれいな感情が
    いつの間にか“自分を保つ装置”になっていく。

    問題を抱えた相手がいることで
    自分の空白を見なくて済む。

    朝井リョウ作品は『他人を観察しているようで、自分の危うさを見せられている』物語ばかり。

    あとがきでは平成を生きた人なら誰もが知る事件の死刑囚が、とある事件の受刑者の最終意見陳述に対して述べた見解にも触れられていた。
    こういう事件の犯人は男性が多い、と、男性作家が書いてくれるのは女性として心強く思う。

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    2026年05月18日
  • 死にがいを求めて生きているの

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    ネタバレ

    3.7くらい

    まず思ったのは、タイトルと内容が合ってない。(個人の感想です)
    最初は植物状態の智也も出てくるし、命の大切さ系なのかなあ、、と思っていたら。
    海族、山族、目の色が青い、耳が大きい、歴史的対立
    ん?ファンタジー???
    と、なり。

    てか本をめくって最初に書かれてた〈螺旋プロジェクト〉とはなんだ??私なんかこのプロジェクトに途中参加しちゃった系?と若干戸惑った。

    とかいいつつ、読みやすかった。
    人気者の雄介から痛い雄介への堕ちようがすごい。
    頭も良くてスポーツもできる一軍系男子かと思いきや、いつしか「アイツ」呼ばわり、、
    そういう意識高い系の大学生とかいたなーなんて思ったけど、実

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    2026年05月19日
  • 生殖記

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    「生殖への強迫観念からの解放」を願う主人公と、「ただ遺伝子を遺したい」だけの生殖器。この両者の目的が全く噛み合っていないのに、なぜかお互いが満足してハッピーエンドのように着地するねじれ構造が見事すぎる。マジョリティへのアイロニーが、肉体側には「生殖への意欲」として都合よくハックされる。この究極のすれ違いと歪な調和にこそ、本作の最高にシニカルな面白さが詰まっている。

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    2026年05月18日
  • 学生時代にやらなくてもいい20のこと

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    最高だわ…くだらなすぎて、自分には眩しすぎて。こんなネタがゴロゴロ転がっている日常ってどんなんだろう。それとも気付いてないだけで案外あったりするのか…?声出して笑ってしまった。
    やらなくてもいい、けどやったら楽しいだろうな〜。

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    2026年05月17日
  • 何者

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    これを出た当時は大学生であまりにも当事者すぎて手に取れなかったことを覚えている。
    気がついたら刃が読者にむけられているような作品で、それでも読後感はすっきりとした不思議な読み心地のある作品だった。
    生身で傷つけ合うことが時には人生の壁を打ち破るきっかけになったりしていて、自分も似たようなこともあったなあと学生時代をちょっと懐かしむような気持ちにもなった。

    泥臭く頑張っている人をそのままいくしかないと肯定し、殻を破りきれない人にはそれでいいのかと背中を押している作品だった。

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    2026年05月17日
  • 生殖記

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    いろんな種を輪廻転生している生殖器の一人称視点で進む話。生殖器から見たヒトの生態や生き方への観察が鋭く社会について考えさせられる。

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    2026年05月17日
  • スペードの3

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    《その歪みは、きっと誰の中にもある》

    書店で「朝井リョウの隠れた名作は推し活小説!?」という全面帯に惹かれて手に取った。
    「インメガ」が本屋大賞を受賞したら読もうと思っていました✧*。

    有名劇団のかつてのスターのファンクラブの幹部、彼女の元同級生、かつてのスター…一見キラキラしている彼女たちの過去や現在の歪み、一歩踏み出そうとする様を描いた連作短編集。

    短編のタイトルがいろんな含みを持たせていそうで秀逸。
    特に「スペードの3」が秀逸すぎてお気に入り。

    読み始めてすぐ、うわ、この切れ味朝井リョウさんだ…!と思った。
    (偉そうに言ってますが、朝井さん歴は浅いです。シャレ?)
    人間の見たくな

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    2026年05月17日
  • 正欲(新潮文庫)

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    先に実写映画を観て、いまいちよく変わらなかったから、原作を読みたくなって買いました。
    結果ちゃんと原作を読んでよかった!映画だと脚本がどうとかではなく、仕様上、どうしても心の中は分かりづらかった。

    多様性と声高に叫ぶあなた、本当にぜんぶを受け入れられるの?と突き付けてるのかなと感じました。

    私は女で、性に関しては多数派です。で、八重子みたいな女の子がいちばん嫌いです。大也くんがすごいブスでも同じようなセリフを吐けたのかな?個人的には他人の性が何に向けられていようと、どんなトラウマがあろうと、まっっったく興味がない。でも不法侵入で捕まるのはそりゃそうでしょ、勝手にキスしたりセックスしたら捕ま

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    2026年05月17日
  • スペードの3

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    「イン・ザ・メガチャーチ」の原石のような作品に感じた。2014年ということなので、朝井リョウさんの中には人生における「物語」というテーマが一貫してあるのかもしれない。主人公3人の危うさ、表に出したくない心の内側が巧みに表現されている。
    連作のようでしっかり繋がっており、ミステリー要素、伏線回収、びっくり展開も用意されていてお得です。

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    2026年05月17日
  • 正欲(新潮文庫)

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    感情の機微が赤裸々に綴られているので
    本を読むという行為の喜びを存分に噛み締めることが出来た。

    全く分かり合えない人間同士だとしても
    言葉の限りを尽くしてなるべく正確なニュアンスで感情を伝えようとすることは
    多くの発見に溢れており無駄なことじゃないのかもと思えた。

    一見して所謂わかりやすい生命力に満ち溢れた作品ではないように見えて、
    人間讃歌というかなんなのか不思議な活力がムクムクと漲っていくのを感じた。

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    2026年05月17日
  • そして誰もゆとらなくなった

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    実は初 朝井リョウ。しかも彼のエッセイ本も初めて。ところが今作はエッセイ3部作の最終巻だという。なぜこんなことに──?

    という事情があるので、朝井リョウのエッセイ、どころか小説すら1冊も読んだことがない私の、どこに需要があるのか分からない感想をメモ。

    文章が上手くて内容も表現も面白かったが、ちょいちょい挟まれる(一応)自虐風の「若くして売れっ子作家になった優越感」みたいなものが鼻についた。エッセイ全体がそういう作風ならば申し訳ない。

    とはいえ、大の甘党というところは個人的に好感が持て、関連のエピソードも微笑ましかった。

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    2026年05月17日