朝井リョウのレビュー一覧

  • 何者

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    ネタバレ

    オーディオブックにて。
    人間の裏の顔、汚い部分が垣間見える。自分のことは棚に上げて、人の粗をあげつらってばかり。
    そんな調子で話が進んでいき、最後に衝撃の展開。
    自己評価が高く、承認欲求が高い。若者特有の、何者かになりたい願望。
    そのうちわずかながらも、何者かになれる人は出てくるが、
    大抵はごく平均的な人生に安住する。

    就活をすると、自己分析や自分の強みを意識することになる。その際に自己認識と他者評価のすり合わせをするのは大事な過程。
    何者というタイトルが最後に回収された。
    若い頃の感覚を思い出して、懐かしくなった

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    2025年12月26日
  • 桐島、部活やめるってよ

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    ネタバレ

    Audibleで聴いたことで、文字以上に「生身の人間」の気配を感じ、スクールカーストの残酷さが耳からダイレクトに入ってきた。特に、カースト上位の人間が放つ言葉の「針」のような鋭さや、映画部の面々に対する冷ややかな視線が生々しかった。

    ​1. 映画部の「痛々しさ」と異物感
    映画部の彼らは、決して「隠れたヒーロー」としてカッコよく描かれているわけではない。最後まで周囲に溶け込めず、その姿は最初から最後まで痛々しかった。彼らが浮いているのは、単に趣味が違うからではなく、スクールカーストという閉鎖的な社会における「異物」として扱われているからだと感じた。

    ​2. 「想像力の欠如」という残酷さ
    カー

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    2025年12月26日
  • 何者

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    ネタバレ

    『何者』は、大学生の新卒就職活動を題材に、「自分は何者なのか」という問いを鋭く突きつけてくる物語だ。
    主人公の二宮拓人は、自らを「観察者」と位置づけている。就活に苦しむ周囲の人間を冷静に分析し、その考察をTwitterに投稿する。彼の言葉は的確で、就職活動の本質を突いている。
    > 「就活がつらいものだと言われる理由は、試験に落ち続け、誰かから拒絶される経験を何度も繰り返すことが辛いのと、そんなに大したものではない自分を、大したもののように話し続けなくてはならないことだ。」
    > 「想像力が足りない人ほど、他人に想像力を求める。他の人間とは違う自分を、誰かに想像して欲しくてたまらないの

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    2025年12月26日
  • 死にがいを求めて生きているの

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    SNSに流れてくる人を見て、この人イタイな、このノリずっと続けてるな、って感じていた違和感の正体を事細かく言語化された。そしてその要素、自分も持っているのでは??と気付かされて耳が痛い。
    自分も雄介みたいな発言してないかな?痛くないかな?けど、それって本当に悪いことなのかな?と反面教師的な目線で読んでいた。
    世間が良いものとして掲げているものの、裏にある闇を突きつけられた感じ。でもそれがやみつきになる。

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    2025年12月26日
  • そして誰もゆとらなくなった

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    文章が好き ◯
    作品全体の雰囲気が好き ◯
    内容結末に納得がいった ◯
    また読みたい
    その他◯

    知らんかった。痔って死ぬんですね‥
    そんなことに衝撃を受けたクリスマス2025。

    息子がデコレーションしたケーキを家族で喰らいつつ、ホールケーキを食べまくるエピソードを思い出しました。

    日常に疲れるたびに本書を取り出して少しずつ読み進めていました。
    気がついたら便意と肛門の話ばかりでしたが、
    ありがたく笑かしていただきました。
    近しい人に、同じ悩みを抱えている人がいるので、その痛みをほんの少しはわかるつもり。
    誘惑に駆られて、また別のエッセイにも手を出すことになると思いますが、そこにも便意

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    2025年12月25日
  • 風と共にゆとりぬ

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    第二部はあまり面白くなく読み飛ばしたが、第三部の肛門記は最高

    自分の未来に希望を持てなくなる出来事があり、未来のための読書をどうしてもする気になれず、この本を手に取ったがこの本を読んでいる時だけは心が楽になりました。ありがとう

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    2025年12月25日
  • 何者

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    就職活動の記憶が思い返される本でした。とても面白かったと思います。今読んでも面白いです。10代20代で読むべき本の1つではないでしょうか?

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    2025年12月25日
  • 死にがいを求めて生きているの

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    病院以外それぞれの年代で雄介みたいな人が誰かしら思い浮かぶ。他の人物はそうでもないので世の中の雄介率が高いのかもしれない。
    海山の話が苦手で退屈だったけれど、他がかなり面白く読めた。

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    2025年12月25日
  • 桐島、部活やめるってよ

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    ネタバレ

    同じ出来事を複数の視点から見ることって面白い。体育のサッカーとその後の昼休み。やっぱりそれぞれが全く違うことを考えている。自分は自分の視点からしか物事を見れないことが残念。こういうのを見るとやっぱり感想を人に聞いたり話したりすることは面白いなと思う。
    最後の瞬間、2人の目が合うのが感動的。まさに邂逅、という感じ。

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    2025年12月24日
  • そして誰もゆとらなくなった

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    何も考えずに読める本ですが、油断すると笑ってしまうので喫茶店とか電車とか、周りに人がいるところだと注意が必要です。文庫本は書き下ろしが2本追加されているのでお得な気分になりました。

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    2025年12月23日
  • 何者

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    各々の心情に共感出来すぎて、皆この物語に共感してることを想像して、特別な感性を持ってると思いたい私は不快になりつつ、本当に面白かった
    読み進める間にコロコロ心情が変わる自分が嫌だーーもっともっと、たくさん経験を積まないと、自分のカッコ悪さを受け入れられないから、怖がらず経験したい

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    2025年12月22日
  • 正欲(新潮文庫)

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    本を読んでここまで思考させられたのは久しぶりだった。この本について何を書いても角が立ってしまうような、自らツッコミを入れたくなってしまうような気がして書けない
    無理にでも嫌でもしんどくても話し合うしかないのかもしれないが、それがそう簡単じゃないから難しい

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    2026年01月06日
  • もういちど生まれる

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    ネタバレ

    どの話を読んだ後も、周りのことを傍観者として眺めていたはずなのに、はっとした瞬間に当事者となっている自分に気付かされるような感覚に陥りました。それは描かれている登場人物それぞれが、たとえ自分と正反対のように思えても、どこか自分と似た部分を持っているからなのかなと思います。人間らしい感情の機微が丁寧に描かれた小説だと思いました。特に表題作の「もういちど生まれる」が印象的でした。それまで双子の姉に対する劣等感でいっぱいだった梢が、今までの自分と決別するかのように飛ぶシーンが鮮やかに目に浮かぶ様でした。

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    2025年12月21日
  • 武道館

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    アイドルの内側が見えた気がして、おもしろかった。しかもリアルで想像が簡単にできちゃう。職業アイドルって大変。

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    2025年12月20日
  • どうしても生きてる

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    解説で万城目さんが語ったとおり、現実のままならない物語。理不尽な世界であるからこそ、読書は大団円を求めると思う。ただ、大団円はときに辻褄合いすぎという違和感を感じることもままあることも事実。辻褄の合わない世界でどう折り合いをつけて行くかを読者は考えながら読み進める。最も印象にのこった「籤」では逃げ出したバイトの藤堂に対し、主人公であるみのりに「私ならむしろこの籤(勤務交代によって強いられた地震後のお客様対応)をひけてよかったと思う」などと語らせてもよい場面だが、藤堂に自己弁明を語らせておいて放置する強さ、あるいは最も効果的な対応、あるいは自己の気持ちの整理のために身勝手に藤堂を活用したあたりが

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    2025年12月20日
  • 何者

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    完全に主人公の立場に立って読み進めていたら、急にこちらに焦点が当てられて、やられたと思った。最高にカッコ悪くてダサい姿に私はなれていない気がする。その姿で足掻くしかない、すごく記憶に残る言葉だ。きっと私も数年後には就活をしているのだろう。就活が始まる前に、自分の武器を身につけたい。

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    2025年12月19日
  • 学生時代にやらなくてもいい20のこと

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    『時をかけるゆとり』の改題前のものらしいこの作品。ゆとりシリーズ三部作の一作目。知らずに二作目から読んでしまった。その二作目に出て来た眼科医さんがとても気になり、早速一作目も読んでみる。

    この一作目の方が断然面白かった。そして気になっていた眼科医。期待を裏切らない面白さだった。何せ、この本で一番大笑いしたところが、眼科医とのエピソードでエンヤが出てきたところだったのだから。読んで良かった。

    そして、学生時代作者が行った大島への旅行での盆踊りについての章は、楽しい中にもしみじみとした趣があり心に残った。
    その地域の盆踊りなどの行事を受け継いでいくことの意味を考えさせられた。学校の音楽の授業で

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    2025年12月18日
  • 世にも奇妙な君物語

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    シェアハウさないは、推察しながら読んで楽しめた。先読みすることなく、作者の意図するタイミングでもしかしてと疑問を持ち、やっぱりと感じる感覚が心地良かった。再読して最後までの流れがほんとにきれいで、伏線も自然ですごいなと感じた。
    立て!金次郎は感動する場面もありながら、それでは終わらないところが、朝井リョウさんだなと感じた。最後のオチも好き。
    脇役バトルロワイヤルはこれまでの物語もすべて含みつつ、一つのドラマのような要素もあっておもしろかった。これも最後のオチがさすがだと思った。
    何度も読み返したい、おもしろい本だった。読書を始めたい人にもおすすめの本だと思う。

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    2025年12月18日
  • 桐島、部活やめるってよ

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    高校生の世界、こんなやったなー。狭い教室の中での世の中を毎日必死で人の目を気にしながら生きていたかも。懐かしい。でも、もうあの世界には戻りたくない

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    2025年12月18日
  • 世にも奇妙な君物語

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    エンタメだと思った。世にも奇妙な物語で映像化されたところが思い浮かぶように作られている。実際ありえないと言い切れないとも思える。

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    2025年12月18日