朝井リョウのレビュー一覧

  • 生殖記

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    新しい題材というか、視点の物語。
    三十代、ゲイであることをひた隠しにし
    資本主義の社会(共同体)のレースから降り
    生きやすいよう、見えるもの、感じることをトリミングし続けて自分にしっくりくる生き方で
    日々を過ごす主人公と
    その生殖器が語り部の話。

    私も取り止めのないことを
    悶々と考えるタイプなので
    読んでいてあてられて、ヒリヒリするような感覚がたくさん合った。

    世界はそんなに悪いものじゃないはず、なんて
    今でもどこかで信じているけど
    ヒトという括りを語られる部分に触れると
    哀れで醜いかも。なんて思ってしまったり。

    だからどう、結果こう、という物語ではないけど
    人の営み、人の人生における

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    2026年01月23日
  • そして誰もゆとらなくなった

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    面白いと評判だったので読んだ。最初のほうの、あめゆじゅとてちてけんじゃ
    が最高潮だった。他の話も面白いけど、この時の切迫感、焦燥感がものすごいリアルな映像として脳裏に浮かんだ。背景に賢治と妹まで見えた。

    蛇足だが私は著者と反対(出ない)方向の過敏性腸症候群で痔主であり、おしりに悩まされる日々に深い共感を覚えると共に反対(出すぎる)の人の方が色々と大変だな…と思った

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    2026年01月23日
  • 死にがいを求めて生きているの

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    ある人物を中心に、関わりのある人たちの視点で幼少期からの様子を描写していく。
    生きがいがないと生きている意味がないという考えにとりつかれた彼にとって周りの人々は翻弄される。生きがいとはなにか、生きがいがないとダメなのかを問う。

    こーゆー人いたよね、という感じの人物。側から見ると痛いやつだが、本人はいたって真剣で自分に酔っている面もあったりする。だんだんと暴走していく感じが面白い。
    一目置かれるのが気持ち良いのは心当たりがあったりするからこそ先が気になる。

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    2026年01月23日
  • 星やどりの声

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    家族や友達におすすめしたくなるようなお気に入りの一冊になりました。きょうだいそれぞれの想いが詳細に描かれていてどれも涙が出てきそうなくらいまっすぐで純粋でした。

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    2026年01月23日
  • 世にも奇妙な君物語

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    短編集でこんなに面白いと思ったのは初めてです。どれも奇妙でしたが、『シェアハウさない』の終わり方は特にゾッとしました。

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    2026年01月23日
  • 風と共にゆとりぬ

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    クスっと笑える場面がそこかしこに。
    ページをめくれば惹き込まれるので、あっという間に完読しました。
    自転車の旅最高でしたー!!
    ゆとりシリーズ、読むのが楽しみです

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    2026年01月21日
  • 何者

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    痛くて、痛くて、痛い。
    多分就活をしたことある人は全員どこか自分にも思い当たる節があって、目を瞑りながら読み進めるような本だったと思う。
    途中までは嫌悪なんだけど、すごくみんなのことが嫌になるんだけど
    最後の最後で、そうか、でもこれを受け入れていけばいいのか、自分も自分を受け入れていいんだ。っていう全然違う観点から理解できるようになって、すごく後味の良い本だった。
    途中が嫌悪なだけにどんなオチかと思ったけど、不思議な気持ちよさが残る本だったと思う。

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    2026年01月20日
  • 何様(新潮文庫)

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    ネタバレ

    令和8年1月

    何者と一緒に購入して、読み始める。

    何者で出てきた人の外伝もありつつ。楽しめた。
    って、裏表紙みたら、全部外伝やん。
    気づかなかった。
    就職を重点に置いた短編集

    朝井リョウさんの本を始めて読んだけど、面白いな。
    すごい引き込まれる話の書き方。

    子供のことって、男は他人事だよね、誠実であれ。肝に銘じます。ごたゃごちゃ考えちゃあかん。素直な気持ち。

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    2026年01月20日
  • どうしても生きてる

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    あまりにリアルすぎてしんどい。人間の隠れた本質が炙り出されていて、またしても鋭すぎると思った。
    一話目の「健やかな理論」は重くて自分の体験も思い出されて辛くなった。そう、再配達を頼んだからと言って死なないとは言えない。ほんとにそうだ。
    でも最後希望が少し見えて救われる。

    みんな辛くても生き抜かないといけないってことですね。

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    2026年01月20日
  • 何者

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    ネタバレ


    拓人、もしかして…?
    と思いながら読んでいたけど、そのまさかだった。
    だけど、カレを責める気持ちには私にはなれない。
    拓人のような気持ちや行動を取ることって誰にでもあるのではないだろうか。


    最後の、理香の拓人へのダメだしの数々は、結構きつかったね^^;
    でも、理香がただただ意地悪な発言をしているわけではない、ってこともちゃんと伝わった。
    理香も苦しんでる。

    結論!
    就活は身を削る!


    そして、この作品。
    読んでいて、『 この作品が直木賞?』という印象だったけど、
    最後の最後にドカンときた。
    なるほど。
    直木賞にふさわしい作品です。
    朝井リョウはやっぱりすごいんだなあ。
    尊敬します。

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    2026年01月20日
  • 何者

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    話を合わせるために読んだけど、凄かった!ラスト20ページくらいで色々どんでん返し!
    就活って苦しいけど、ある意味通過儀礼なのかって思ったりもした。読書の気持ちを代弁してくれて助かった。

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    2026年01月19日
  • そして誰もゆとらなくなった

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    著者プロフィール欄が面白いとちょっとバズってて、気になって読んでみた。木こり(笑)

    エッセイの面白さがイマイチ分からない女を自認してるけど、(下品でごめんなさい)う〇この話は最高に面白かった!!電車の中で読んでたんだけど、なんかもう面白すぎて本で顔隠しながらプルプル震えてた。その時に居合わせた前と左右の方々、不審者ムーブすみませんでした。謝罪。
    自分もわりとお腹弱くて切実にトイレを求めたことがそれなりにあるから余計に共感。あとはほんの少しの同情と共感性羞恥で切なくなる(笑)

    序盤の『腹と修羅』が面白すぎた故に期待値上げすぎて、あとの話はちょっと面白みに欠けたというか、まぁ笑いのクオリティを

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    2026年01月19日
  • 何者

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    朝井リョウ、すごすぎるわ。きっとこの作品はSNSをやってる多くの人がぶっ刺さったんだよね。もちろん自分も含めて。タイトルがもう素晴らしすぎる。

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    2026年01月18日
  • 桐島、部活やめるってよ

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    自分の学生時代と重ねながら読みました。
    スクールカーストは当時気にした事はなかったけど、きっと無意識に意識して過ごしてたんだろうなと。
    ちなみに自分も同じように映画甲子園に出た事もあるけど、あそこまで熱は無かった。。

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    2026年01月17日
  • もういちど生まれる

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    懐かしい、と思った
    二十歳前後の時、何にでもなれるような、
    でも実際は、何になったらよいかわからず
    先が見えずに悶々とした日々
    悩みや不安、自分の気持ちを伝えるのは
    難しいね
    作家が描く瑞々しい世界は
    60過ぎの私が読むと、懐かしく
    分かりみが深くなる

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    2026年01月17日
  • 桐島、部活やめるってよ

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    覚えやすいタイトルで、当時とても話題になったのに読んでないなと思い遅いながらも読んでみたがそんなことはなかった。平成が詰まっていた。
     登場人物が多すぎて最初はこの人誰だっけとなりながら読んだけれど、思わず元に戻ってこの生徒かぁとイメージを膨らませながら読むことができた。
     当時の悩める子たちに順々にスポットライトが当たっていく。みんな表面上は分類されたりするけど、本当に一人一人悩んでることや考えてることが違って複雑だ。自分を形成していく上で発展途上だから他の人の価値観を真似してみたり、本当の自分を偽って苦しくなったり、なんか違う感でずっとモヤモヤイライラしたり。

    その瞬間を大切に切り取って

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    2026年01月17日
  • どうしても生きてる

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    「生きたい」じゃなくて、「生きてしまっている」
    生きる理由は語られないが、
    それでも、人は生きている。
    生きづらくても、生きてしまっている人がいるという現実を、
    
美化もせず、淡々と語り、そっと差し出してくるような短編集。

    朝井リョウさんの
    エッセイ読むとギャップにビビる。

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    2026年01月17日
  • 時をかけるゆとり

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    活字でここまで笑顔にさせてくれる作品に脱帽
    朝井リョウさんの並外れた感性と観察力で切り取られた日常を天性の言語化能力で紡ぐ最強のエッセイ第一弾

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    2026年01月17日
  • 何者

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    主人公と一緒になって俯瞰して冷笑していたら、いやお前がな、と突然刃を突きつけられどきー!っとした。みんな馬鹿じゃないものね、どんな自分も受け入れて、どんな嫌なところも受け止めること。受け入れなくても、抗ってもいいけど、受け止めることかな。

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    2026年01月16日
  • 風と共にゆとりぬ

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    ニヤニヤが止まらない
    ありとあらゆる現象、感情を可笑しく表現する力がえげつない
    例え話の例えが全部絶妙におもろい
    理解できなくて3回目でやっと理解できたとき快感
    てか普通に著者イケメンだった

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    2026年01月15日