朝井リョウのレビュー一覧

  • 星やどりの声

    Posted by ブクログ

    いつもの朝井リョウさんの社会への風刺やある種の残酷感・現実感とはまた違った、兄弟の心が温かくなる物語で、とても新鮮でした。

    0
    2025年04月20日
  • ご本、出しときますね?

    Posted by ブクログ

    番組Pの佐久間宣之の『おわりに』が印象的だった。作家さん達の考え方の違いが面白く、文字だけで伝わる人柄みたいなものに押されて何冊か本をポチった。

    0
    2025年04月12日
  • 桐島、部活やめるってよ

    Posted by ブクログ

    17歳という輝かしい未来を想うような、現実を見始めるような、楽しい今を目一杯楽しむ、楽しめない自分を認めたくない、でも認めなくてはいけない、色々な自分を見つめる、歳を重ねた身からは輝いて見える、そんな瞬間を上手に切り取って提示してくれる作品。
    朝井リョウ氏は若者の表現がとても上手いと思います。そしてこの作品はその力がいかんなく発揮されている。
    タイトルにある桐島くん、その本人は登場せず、周囲の人物視点で物語は進む。
    タイトルも確かに桐島の周囲の噂話だもんな。そしてそれだからこそ、桐島がそのコミュニティにおいてなかなか重みのある人物だったんだなと感じさせられる。そんな奴いたよなぁ。
    桐島はバレー

    0
    2026年03月13日
  • 星やどりの声

    Posted by ブクログ

    父を癌で亡くした6人兄弟の家族の物。
    それぞれの視点で描かれる物語は最後に全ての像を結び、本当の家族の物語になった。
    それぞれが優しさを持って家族に接しているところが胸がじんと熱くなった。

    0
    2025年03月25日
  • ご本、出しときますね?

    Posted by ブクログ

    オードリーの若林と作家たちが対談し、”自分のルール”についてをメインに小説を書くにあたってのモチベーションや作品の映像化の話、小説には関係ない話まで色々と語る番組の書籍化。各回の最後にはオススメの本が紹介されています。それぞれのこだわりや持ち味が出ていて面白かったです。テレビで実際に話しているのを見たかったかな。

    0
    2025年03月21日
  • チア男子!!

    Posted by ブクログ

    男がチアをやる、ノリはウォーターボーイズみたいな話なのかなと思ったが、予想外に熱いスポ根モノだった。チアに関しては狭い認識でしか知らなかったが、この本で世界が広がった気がする。応援するのは全ての人。元気づけるためにここまでやるか。練習を積み、それぞれのチアに対する思いも、メンバーとの絆も深まっていくというなくてはならない描写もきっちり目頭を熱くさせてくれた。読者である俺もチアされてたわ。満足です。

    0
    2025年03月20日
  • 生殖記

    Posted by ブクログ

    別の本の記録で話したと思うが、
    私はバイセクシャルだ。

    今まで、同性とも異性とも関係を持った。
    私の生殖器は、いったい何回目の「ヒト」なのだろうか。

    作中に出てくる「同性愛者には生産性がない」という発言をした議員。

    朝井リョウのいいところは、事実をちゃんと架空の世界に落とし込むところだ。
    おかげであの発言があった時、私が何を思っていたか思い出すことができた。

    バイの私は、あの時
    「そもそもそ両性愛なんてアウトオブ眼中か」
    と思ったのだ。

    結局、異性と付き合えば生産性が生まれ、同性と付き合えば生産性のない人間になるだけ。

    同性愛者と比べて、全然いいじゃん。
    なんて思えなかった。


    0
    2026年04月02日
  • 世界地図の下書き

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    評価の高い作家の、評判のいい作品でしたが、わたしには合いませんでした。

    両親を事故で亡くした小学校3年生の太輔は、「青葉おひさまの家」で暮らすことになりました。
    実はその前に伯父夫婦に引き取られたのですが、暴力という虐待行為を受けたため、施設入所となったのです。

    小学生から高校生まで何十人もが暮らしている施設ですから、割と大きい施設だと思いますが、太輔は1班のメンバーとして、共同生活を送ります。
    1班は太輔と同じ年の淳也、淳也の妹で小1の麻利、お母さんの暴力からの一時避難的入所の小2の美保子、親戚に病気の弟の入院費用を託し、自分はここに入所した中3の佐緒里の5人。
    まずこの5人で大部屋って

    0
    2025年02月22日
  • 武道館

    Posted by ブクログ

    武道館を目指すアイドルのお話
    スキャンダル、炎上、卒業、脱退、アイドルだって普通の女の子!恋愛もしたい、ラーメンも食べたい、遊びにも行きたい!そんな欲求をおさえ夢に向う日々。なんのため?誰のため?夢のため?アイドルの裏を見たようで面白かった
    推しには、有名になってほしい、夢を叶えてほしい、ヒロインにしてあげたい、幸せになってほしいと願う反面、ちっとした出来事で、勝手に裏切られたと、SNS炎上、心ない攻撃、不幸になれ、悲劇のヒロイン、そんなファン心理が矛盾しているような、そんな世界なのかなって
    昔NHKで「だから私は推しました」ってドラマあって地下アイドルとファンの話で、推しがいる生活は人生を豊

    0
    2025年12月29日
  • ご本、出しときますね?

    Posted by ブクログ

    若林さんは不思議な人だ。
    めっちゃ自意識過剰で自己防衛本能が強くて、見栄っ張りでカッコつけ。本音は言わない。
    だけどスッと人の懐に入ってくる可愛げもあるんだなぁ。
    この本では、若林さんのそんな部分が遺憾無く発揮されていて、終始ほっこり見守る気持ちで読むことができる。
    人が死ぬ本ばっかり読んでたアタマが癒される〜。

    私が好きなのは、羽田圭介さん&藤沢周さんの回。
    この回は、若林さんが話すボリュームも多くて、羽田さん、藤沢さんとの相性の良さを感じる。話してることもほどよくカタくて、良い意味で、男同士っぽい感じ。小気味よくてずっと読んでたい。一冊丸ごとコレでもいいなぁ。
    あとは角田光代さん

    0
    2025年02月13日
  • チア男子!!

    Posted by ブクログ

    夏に新島の空港の本棚にあったのをちょっと読んで、続きが気になって石垣島で買った。

    動きも人数も多いチアを文字だけで表現していて文章力の高さを感じた。とてもすごいが、あまりに馴染みがないので光景のイメージはなかなか難しかった。一番はじめにイラストつきで用語の紹介がされているので、行ったり来たりしながら読めばなんとか……。あと私は半年かけてちまちま読んだが、むしろ一気に読むのが良いのかもしれない。とにかく私の読解力が追い付かなかったので、アニメか映画も見てみたいなと思った。

    筆者の作品はシリアスな雰囲気のものばかり読んでいるので、真っ直ぐな若者を描いているのが新鮮で面白かった。終盤みんなの思い

    0
    2025年01月22日
  • この部屋で君と(新潮文庫nex)

    Posted by ブクログ

    ルームシェア、同棲、長期出張のホテルとか、いろんな形の「ふたりぐらし」を描いたアンソロジー

    最初に部屋の間取り図と最寄駅とか築年数とかの情報が載ってるのが部屋をイメージしやすくてありがたかった
    備考欄の内容が結構面白くて、ストーリー想像してから読んでた

    どの話も面白かったけど、18階の神様と月の沙漠の話が特に好き

    0
    2025年01月04日
  • 公式トリビュートブック 『チ。 -地球の運動について-』 第Q集

    Posted by ブクログ

    原作を読んで、わからなかったことが少し整理できたか。
    まだわからないことも多いが、単なる地動説の異端審判物ではないことを理解する。

    0
    2025年01月02日
  • 正欲(新潮文庫)

    購入済み

    自覚

    自分になかった考えを、この本を通して知ることが出来た。

    0
    2024年12月23日
  • 何者

    匿名

    何者を読んで

    朝井リョウなので電子書籍で読了。現在大絶賛就活中の身近の悩める大学生に贈本しようかと思って読んでいましたが思いとどまりました。就活しているとあるよね、自分の価値がESや面接の1発勝負で白黒つけられるわけないなんて。「対策」をたてて高評価をもらえるよう企業の求めているであろう人材を演じる自分は本当「何者」なんだろう。でもご安心を。うちの新入社員の子は配属半年で髪がウェービーになって革ジャン・ブーツでアンニュイな表情で仕事をしています。ちゃんと地に足つけて顔をもっていますから。

    0
    2024年12月15日
  • 正欲(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    多様性が叫ばれる時代だけど、私たちが思いも及ばないような欲を持つ人(例えば、水に性的に興奮する登場人物)たちは救いとれないんだなぁ。

    きっと私の祖父母の時代の、例えばゲイの人たちは、捕まってしまった3人のような思いを抱えていたのだろうな…

    時代によって人々の認識や常識は変わっていく。
    異性愛は良くて、小児愛はなぜだめか?
    そんなの社会のルールやその時代の認識で変わったりもするんだよなー
    司法も『異性愛者を正とする社会』に合わせたものになってるから、それ以外の人を本当の意味で理解して次に繋げるものになればいいんだが、難しいんだろーなー

    検事やってるお父さんこどもともっと向き合おうよ…

    0
    2026年04月18日
  • 公式トリビュートブック 『チ。 -地球の運動について-』 第Q集

    Posted by ブクログ

    漫画を一気に大人買いして一夜漬けで読んでから、完全にファンなので、こちらも手を出してみました。漫画を他角度から掘り下げる企画は面白いし、改めて作者さんの構想の凄さが滲み出ていました。

    0
    2024年11月13日
  • ご本、出しときますね?

    Posted by ブクログ

    西加奈子さん、朝井リョウさん、加藤千恵さん、羽田圭介さんなど、多数の著名な作家さんとのトークがとにかく面白い。
    みなさん言葉選びが秀逸で何気ない話でも深さが出て思わず笑ってしまう。
    親交の深い若林さんだからこそ聞ける攻めた質問も多数あって興味深かった。
    いろんな作家さんの人間性が垣間見れる。
    マイルールやオススメの一冊などを紹介してくれていて、読みたい本も見つけらた。

    0
    2024年11月03日
  • 少女は卒業しない

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    朝井リョウさんってどちらかというとドロドロしたような人の心の嫌な部分を書くことが多い印象だったけど、こちらの小説では卒業を控えた高校3年生の切ないような淡いような恋愛の話を書かれていて新鮮だった。
    その中でも朝井リョウさんらしい例えを含む表現によって、透き通っているような文に感じた。
    そして毎回のごとく書き留めておきたい文章がいくつもあったので、以下抜粋。

    ーーー私が身振り手振りをつけることによって、たまに重なる影は、手をつないだり、腕を組んだりしているようにも見える時がある。絶対に私ができないことを、のっぺらぼうの私はいとも簡単にこなしてしまう。

    ーーー目的地に向かって、まっすぐに歩いて

    0
    2026年04月02日
  • 公式トリビュートブック 『チ。 -地球の運動について-』 第Q集

    Posted by ブクログ

    『チ。 -地球の運動について-』公式トリビュートブック!!
    漫画家、音楽家、小説家、詩人、芸人、声優、学芸員、哲学者、宇宙飛行士まで、各界を代表する執筆陣が『チ。』への思いを記す。

    0
    2024年10月08日