朝井リョウのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
産後に読んだ一冊。赤ん坊を世話する合間にサクッと読み進められ、しばらく本離れしていた私をまた読書の世界に引き戻してくれた。
さまざまな人が本作について、笑ったと評しているが間違いない。何度も声を出して笑った!
文章で人を笑わせるのは存外難しい。
トークの場合は声の抑揚やリズム、身振り手振りでさまざまな情報を付け加えられる。しかし文章の場合、その場の空気感や言葉のニュアンス、会話のリズムまでを文字のみで伝えなければならない。
LINEやSNSを見ていると、文章で人を笑わせるのが上手い人がたくさんいるもんだなぁと感心させられる。しかし本作を読んでいると、プロはそんじょそこらのネットの有名人とはレ -
Posted by ブクログ
Audibleにて。
こんな作品があったんだと、旅行の道中で見つけて移動時間で聴いてみました。
オムニバス形式の作品それぞれに主人公がいて、青春どストレートだったり、そこにまた淡い感じがあったりと毎回キュンx2させてくる系。出てくる高校生たちも当時私が高校生だった頃に近い年代だったから、感覚が当時に少しタイムスリップした。
私が今まで読んできた朝井リョウ作品は、毎回どこかしらに刺々しさや鋭い針のような文節や表現が沢山あって、でもって読者への問いかけが激しかったんだけど、これはサラサラいける。捻くれていない。中学生から高校生になるだけで、身体も心もとんでもなく大人になるんだなぁ(自分はどうだった -
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Posted by ブクログ
ネタバレ笑えるし泣けるしで面白かった。
男子だけでチアをやるっていうのも良いし、メンバー1人1人に個性があって魅力的。
面白い事をしたい、誰かのために何かがしたい、自分を変えたいなど動機はそれぞれだけどみんなで練習して目標に向かって努力している姿はカッコよかった。最初は楽しい雰囲気で和気藹々としていたけど、目標が高くなるにつれてメンバー同士の意見が合わなくなる感じもリアルで良かった。それでも最後までみんな辞めずに続けて、最高の演技が出来て良かった。感動した。
特に最後の儀式はめちゃくちゃ泣いた。今まで聞けなかったメンバーの本音や努力の軌跡が見えて本当に泣ける。最後の演技の途中にノートの話が挟まれてて余 -
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Posted by ブクログ
「ナンバーワンにならなくてもいい、
もっともっと特別なオンリーワン」
SMAPのあの唄の歌詞。
人と違うこと、個性的であることが求められたあの空気。
みんな自分だけの何かを探しながら、同じ方向を見ていた。
ほんとうは、苦しかった。
なんにも特別じゃなかった。
オンリーワンを目指していたつもりでいたけれど、
本当はきっとナンバーワンになりたかった。
どっちを目指すのも、間違いじゃなかったのかもしれない。
あの時代を生きた私たちを否定もしない。
肯定もしない。
そっと背中に手を当ててくれる。
少し肩の荷が降りたような気がした。
ありがとう、朝井リョウ。 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ○○目線の問題作小説!?みたいな広告を目にして、何目線でどんな問題作なんだろうと、手に取りました。性器目線というのは予想通りでした。そして取り扱われているテーマに関しては、そうか「正欲」の作者さんだったと、途中でなりました。
「それで世界を否定した気になっても、周りから見ればそれって、ただそこにいる人なんです」
色んなものに認知能力を行き届かせないようにして、様々な感情を予め封じてきた自分と目が合います。
「意識してやらないでいたこととか、意識して言わないでいたこととかって、誰の目にも見えない分、自分にだけはめちゃくちゃ目につくようになると思うんですよ。これだけはしてやらない、やってやらない -
Posted by ブクログ
若林さんは不思議な人だ。
めっちゃ自意識過剰で自己防衛本能が強くて、見栄っ張りでカッコつけ。本音は言わない。
だけどスッと人の懐に入ってくる可愛げもあるんだなぁ。
この本では、若林さんのそんな部分が遺憾無く発揮されていて、終始ほっこり見守る気持ちで読むことができる。
人が死ぬ本ばっかり読んでたアタマが癒される〜。
私が好きなのは、羽田圭介さん&藤沢周さんの回。
この回は、若林さんが話すボリュームも多くて、羽田さん、藤沢さんとの相性の良さを感じる。話してることもほどよくカタくて、良い意味で、男同士っぽい感じ。小気味よくてずっと読んでたい。一冊丸ごとコレでもいいなぁ。
あとは角田光代さん