朝井リョウのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
小説は読んだことがあるけれど、エッセイは初の朝井リョウさん。
何この人。面白すぎじゃない?と言うか、高校生から大学生あたり、めちゃくちゃ面白い男子とかアホな男子とか変なやつすぎて友達になりたい人(これは男女問わず)とかいるけど、朝井リョウってそうだったのか(男子への偏見が酷いけど、男児2人を育てた今、確信に近いものを持っている)。
って言うのがこのエッセイを読んでいる最中の感想。
そもそもなぜこのエッセイを今読んだかと言うと、長らく積んではいたのだけれど、某SNSで彼と柚木麻子さんとでか美ちゃんが歌って踊る姿が流れてきて、それを見ているうちに、なんだか愛おしくなってしまったからなのだ(何故)。
彼のキャラクターを知らなかったので、何故この人は踊っておるのだ…?作家では…?いや作家でも踊るのが好きな人はいるだろうけども何故こんな人前で、と言うか柚木さんは何で歌っておるのだ。となり、そうだこの人のエッセイあったなぁ、まだ読んでなかったなぁ、となったのである。
で、わかった。
彼はこう言う人なのだ。人前で変なことを公式でやりたい。そうエッセイにも書かれていた。しかも、柚木さんも同類だ。あんな、ゴリゴリの警察小説書いたりヤクザ小説書いたりするのに、おふざけ大好き朝井リョウと、同類だ。
しかもどうやら彼は、腹が弱いらしいじゃないか。著者近影に書くほどに。彼の略歴に添えたいほどに。
こんな、人前でふざけるのが好きなのに、腹が弱い。人前で踊る、少し前の彼の腹具合はいかがなものであったろうかと考えると、ちょっと切なくなってしまった。
お腹は弱いけど、数日もかかるイベントに参加したりする。あと、無計画である。
何故なんだ。大学生だからなのか?いや学生だっていろいろいるはずだ。だ、のに。類は友を呼ぶのか…?
ダメになったイベント、特に北海道のrising sunを逃したのは勿体無い話だった。
ちなみに、同じく小説が好きな友人に、朝井リョウにハマった旨を伝えたら、彼女は「私あの人嫌いなんだよね。変なやつだよね。バカだよね」とのこと。
何と。わたしとは逆だった。わたしはちょっと変でおバカな、面白い人が好きだ。しかも彼は、バカなことをするがバカではない。と言うか若い時は誰しもがバカをやったりするじゃないか。
『時をかけるゆとり』は、読んでいると何度も声に出して笑ってしまうので、外で読むのには適さなかった。そうでなくとも、おそらく始終ニヤニヤしていたであろう。
主に大学生の頃の彼の経験談しかまだ読めていないので、もう30代になった彼がどんなであるのかは、この後に出版されたエッセイを読んでいくことで知っていこうと思う。
ところでこれは、この本の感想なの…?
わたしが朝井リョウにどハマりした報告でしかなくない…? -
Posted by ブクログ
絵はスタジオジブリの近藤勝也。
初出は「小説すばる」2012(平成24)年11月号~2013(平成25)年06月号
集英社文庫刊「いつか、君へBoys」所収の「ひからない蛍」を、「三年前」の章として本作に収録
単行本化にあたり、加筆・修正あり。
「いつか、君へ Boys」は 2012/6/26発行の七人の作家の短編集。編集はナツイチ製作委員会。
集英社文庫創刊35周年記念の文庫オリジナル作品。
「ナツイチ」とは
集英社文庫が1991年から毎年夏に実施している文庫フェア。
目的:中高生を中心に読書推進
テーマ:「夏休みに一冊、本を読もう」
期間:毎年6月下旬から9月下旬。
参加書店で特設コーナーを設けて、夏にぴったりの文庫本を展開します。
内容:キャンペーン期間中に参加書店で特設コーナーが設置される。
毎年、注目の作家の作品や映像化作品など、おすすめの文庫本が選ばれている。
「ナツイチ」をテーマにしたオリジナルグッズや企画も実施されることがある。
ナツイチの日:「ナ(7)ツ(2)イチ(1)」の語呂合わせから、7月21日が「ナツイチの日」として日本記念日協会に登録されている。
なお2012年8月27日、前田敦子がAKB48を卒業。 -
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ネタバレ笑えるし泣けるしで面白かった。
男子だけでチアをやるっていうのも良いし、メンバー1人1人に個性があって魅力的。
面白い事をしたい、誰かのために何かがしたい、自分を変えたいなど動機はそれぞれだけどみんなで練習して目標に向かって努力している姿はカッコよかった。最初は楽しい雰囲気で和気藹々としていたけど、目標が高くなるにつれてメンバー同士の意見が合わなくなる感じもリアルで良かった。それでも最後までみんな辞めずに続けて、最高の演技が出来て良かった。感動した。
特に最後の儀式はめちゃくちゃ泣いた。今まで聞けなかったメンバーの本音や努力の軌跡が見えて本当に泣ける。最後の演技の途中にノートの話が挟まれてて余計に感動した。
自分も中学、高校で部活をやっていたから自分と重なる部分もあってより楽しめた。
今まで誰もしてこなかった新しいことへの挑戦、みんなで目標に向かって努力することの大切さや素晴らしさを再確認できた。 -
Posted by ブクログ
若林さんは不思議な人だ。
めっちゃ自意識過剰で自己防衛本能が強くて、見栄っ張りでカッコつけ。本音は言わない。
だけどスッと人の懐に入ってくる可愛げもあるんだなぁ。
この本では、若林さんのそんな部分が遺憾無く発揮されていて、終始ほっこり見守る気持ちで読むことができる。
人が死ぬ本ばっかり読んでたアタマが癒される〜。
私が好きなのは、羽田圭介さん&藤沢周さんの回。
この回は、若林さんが話すボリュームも多くて、羽田さん、藤沢さんとの相性の良さを感じる。話してることもほどよくカタくて、良い意味で、男同士っぽい感じ。小気味よくてずっと読んでたい。一冊丸ごとコレでもいいなぁ。
あとは角田光代さん回。角田さんがおっしゃることがいちいち納得感がある。難しいことは一切言ってないのに。伝わる言葉でなるべく正しく考えを伝えようとされてるのが分かる。
そしてこの回でも、若林さんが良く話す。
ホストがノッてる方が対談は面白くなるよね。
西加奈子がやたら作中で〈セックス〉という言葉を使うのはそういうことか。説明したがりだと言う朝井リョウは実際どれくらい読者を縛り付けてくるんだろう。羽田圭介、やっぱり(人間として)好き。そのイメージを崩したくなくて彼の本はあんまり読んでないのは内緒だ。中村航の〈100回泣くこと〉再読したいなぁ。でも中村文則の〈教団X〉再読はしんどいなぁ⋯
エッセイを通じて作家さんのキャラクターを垣間見ることはあっても、話す言葉を聞く機会はなかなかないので、そういう意味でもなんか新鮮。