朝井リョウのレビュー一覧

  • もういちど生まれる

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    ネタバレ

    3.5

    P34
    ふたりは、好きって伝え合える関係なんだよ、そんなしあわせなことってないよ。しかもこうやって第三者に相談できるくらいオープンにね

    P110
    楽しすぎる瞬間は、真っただ中にいるとなぜだか泣きたい気持ちになる。両手では抱えきれないこの幸福は、早く過ぎてしまって思い出になってほしいと思う。

    P143
    無責任を背負って、自由を装っている。

    P154
    こうやってひとは死ぬんだと思った。残された者に両手にありあまるほどの「そのひと」を残したまま、そのひとはもう二度とひっくり返されることのない砂時計になる。やがて記憶はどんどんこぼれていく。両手に何もなくなっても、もう、そのままだ。

    0
    2025年11月12日
  • ままならないから私とあなた

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    価値観の違いをテーマにした2つの物語。

    どちらも先が読めますが、サラッと最後まで読み進められました。

    どちらの物語も共感出来るのはあまり無かったし、スッキリはしない感じ。
    登場人物が好きになれなかったのかもしれません。

    ままならない~の方は、切なくなりました。
    30年後の話は要らなかったかな~と思いました。

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    2025年11月10日
  • ご本、出しときますね?

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    村田沙耶香さんのインタビューを読み漁っていたところこの番組を知り、当方リトルトゥースでもあるので是非観てみたいと思い、映像を探していたら書籍化されてるとの事で読みました。
    若林さんと仲の良い西加奈子さんや朝井リョウさんのインタビューも載っていてとても面白かったです。

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    2025年11月09日
  • 何様(新潮文庫)

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    最近何者を読んだばっかだったから登場人物たちの背景や関係してる人のその後がわかって面白かった
    個人的には最後の若林さんの解説が興味深かった
    自分は反対でにアクセルがどっちも強い人間だと思う1度踏み出したら止まらない栄子側だなって

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    2025年11月06日
  • 何様(新潮文庫)

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    短編集だった。
    朝井リョウの作品を初めて読んだが、文章が飛ぶ事がたまにあり、読み始めた時はそこに読みにくさを感じた。読み進めるにつれて、慣れていき、自然と内容が入ってくるように感じた。

    題材として、世間の言語化しにくいが、不満に思っていることが、全体的に扱われていた。思考が単純な自分にとっては、そういう考え方あるのかと、考えさせられることがあった。

    最後の何様では、ただの人間が、急に面接する側になったり、業界人っぽい言葉を使い始めたりすることに困惑する。しかし、それは誠実にすることの1歩であると。自分を認めてあげよ、みたいなことが描かれていた。

    若林の解説も面白かった。

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    2025年11月05日
  • もういちど生まれる

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    ネタバレ

    「若さゆえの瑞々しさ」
    登場人物が繋がっていくところに、不思議な気持ちになる。
    ある人から見たその人と、その人本来の姿は似ているようで全然違う。

    「僕は魔法が使えない」が特に印象的だった。
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    こうやってひとは死ぬんだと思った。残された者の両手にありあまるほどの「そのひと」を残したまま、そのひとはもう二度とひっくり返されることのない砂時計になる。両手に何もなくなっても、もう、そのままだ。

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    2025年11月03日
  • 武道館

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    『イン・ザ・メガチャーチ』とは異なった、アイドル側に注目した作品だったと思います。
    個人的にファンは推しを「選ぶ」ことができ、推しはファンを「選べない」と考えていましたが、それは主観的な視点でしかないと気づかせてくれました。
    現在、アイドルでも結婚している方は割といたり、活動を続けているので時代が少し変化したのかなとも思ったり...

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    2025年11月02日
  • 星やどりの声

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    純喫茶『星やどり』を営む家族のお話し。
    父親が亡くなった後の、三男三女の兄弟と母親が物語の中心。兄弟それぞれの目線で一章ずつ描かれ、全部で六章。
    父親や家族、『星やどり』へのそれぞれの思いが描かれていて、とても温かい作品でした。
    双子の姉妹のお話しが特に好きです。

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    2025年11月01日
  • ままならないから私とあなた

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    サラッと読めるけど、現代的というか近未来的というか、考えさせられる内容だった。時代と共に私たちは考え方を変えたり、でも少し立ち止まって本当にこれでいいのか?!と考えたりしながら生きていかなきゃいけないなかなと改めて思った。

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    2025年10月28日
  • 武道館

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    ほんとのことを言うときは、口元を隠したくなる。
    この表現がずっと頭に残っている。
    そういった、無意識下の言動を不意に意識する瞬間は、日常の中で時たま顔を出してくる。例えば、誰かに何かを伝える最中に、繰り返し同じ言い回しをしてしまう。そのことを意識してしまって空回りする。小さな自己嫌悪に陥りすぐ復活する。私にはたまにそんなことが訪れる。

    時代感やトレンドと言われるものによって、その時に正しいとされる価値観や倫理観が左右される。かつて正しかったものは、今はどれだけ疑わずに済むのだろう。かつて面白かったものは、今はどれだけ笑えるのだろう。そしてそれは今と未来に置き換えても同じことが言える。

    時代

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    2025年10月25日
  • 星やどりの声

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    3.8/5.0

    いい話、ではあったけど、若干薄味に感じた。
    それぞれの章の繋がりがもっとあったり、それぞれの苦悩や葛藤がもっと胸に迫るものがあると更に良かった。

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    2025年10月24日
  • 世にも奇妙な君物語

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    まさに『世にも奇妙な物語』を観ているような、不思議な没入感に包まれました。設定はどれもぶっ飛んでいるのに、比喩表現が驚くほど分かりやすく、気付くと自分もその異様な世界の一部になっているような感覚。勉強になるほどの鋭い描写で、日常の裏側に潜む「奇妙さ」を一緒に体験させてくれる一冊です。短編ごとに色が変わる、最高に贅沢な読書体験でした!

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    2026年03月27日
  • 星やどりの声

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    父を亡くした兄妹の物語。
    桐島、もういちど生まれると比較すると、ぐちゃぐちゃとした内情の描写よりは、爽やかさが作品全体に顕著に表れていた印象。

    ⭐︎3.5

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    2025年10月24日
  • ままならないから私とあなた

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    2作品とも、真逆の考え方を持った2人が意見をぶつけ合うことが主軸になっている。
    読者である私も、ハッとさせられる気づきを得ることもできた。
    ただ、2作品目の方は唐突な終わりに驚いた。
    はたしてこのあと主人公はどんな未来を選んで決断して進んでいくんだろう。

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    2025年10月17日
  • もういちど生まれる

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    大学を卒業して間もないからこそ感じられるこの物語の繊細さと尊さがあった。
    ストーリーの重さとしてはどこか物足りなさもあって、
    でも実際に彼らの生活にずっしりとした重さなんかなくて、
    それでもどことなく感じる重さが心地よく描かれてる。

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    2025年10月12日
  • わたしの名店

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    【三浦しをん、西加奈子、中江有里、美村里江、宇垣美里、清水由美、山田ルイ53世、塩谷舞、稲垣えみ子、道尾秀介、ジェーン・スー、岡崎琢磨、バービー、朝井リョウ、瀬尾まいこ、佐藤雫、清水ミチコ、あさのますみ、畠中恵、はるな檸檬、小川糸、久住昌之、川内有緒、澤村伊智、朱野帰子、最相葉月、藤岡陽子、森見登美彦】
    という顔ぶれの方々が、それぞれ"自身が名店だと思うお店"を紹介している一冊。その店はもちろん実在する店。(現在、閉店してる可能性はある)

    いやー、なんか人が好きなお店っていいやんね。好きって必ずしも「ここのこれが絶品!」っていうだけじゃなくって、別に特別美味しくなくても好

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    2025年10月09日
  • 世界地図の下書き

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    ネタバレ

    両親を事故で亡くしてしまった太輔を中心とした、施設の仲間たちの話。
    佐緒里の大学進学の話が無くなり、せめて夢を叶えさせたいと蛍祭のランタン飛ばし復活を子供達だけでがむしゃらにやり遂げようとする。まだまだ希望は形にならず、現実は厳しい状況に終始モヤモヤしてましたが児童文学という事知って少し納得しました!

    2025年9月23日

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    2025年10月06日
  • GOAT Summer 2025

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    出版区というYouTubeチャンネルで紹介されているのを見て本屋で探しました

    えーーこれ510円でいいの?

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    2025年10月05日
  • わたしの名店

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    気がついた、私はごはんにまつわるエッセイがとっても好きだ!お腹も心も満たしてくれるエッセイはきっと薬よりも体にいい。

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    2025年10月02日
  • もういちど生まれる

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    ネタバレ

    エッセイ以外で初めて読んだ朝井リョウさんの本。
    こんなにも青く瑞々しいお話を書かれる方なんだ、とびっくりしました。
    何者かになろうともがき、苦悩する若者達の物語。
    人から見られる自分と、なりたい自分、本当の自分。
    若くて何でも出来る時間と可能性を持っていながら、制限時間を感じ焦りを感じてもいる。
    若者のリアルが詰まっている作品です。

    タイトルにもなっている「もういちど生まれる」は好きではないけどすごく文学的で、この本のタイトルにぴったりだと思いました。
    「僕は魔法が使えない」の中で出てきた黄金のカレー。
    父親が亡くなって1年も経たずに母親が恋人連れて来たら普通に嫌だよね…。
    葛藤なんてする必

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    2025年09月28日