朝井リョウのレビュー一覧

  • もういちど生まれる

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    ネタバレ

    「さっきのシーンさ」
    「自殺のシーンっていうよりも」
    「この世界に生まれ落ちたみたいだったよ」

    誕生日おめでとう。便せんには、先生の下手くそな字でそう書いてあった。

    「もういちど生まれたみたいだった」


    ここが!良すぎる!堀田先生に救われたッ...

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    2026年05月31日
  • どうしても生きてる

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    想像以上に現実的で、休憩しながら読んだ。
    そんなの痛いに決まってる、のお話が個人的には印象的だった。

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    2026年06月19日
  • 武道館

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    朝井リョウさんの作品を読破したいという気持ちが湧いており選んだ作品。
    アイドルのリアルが詰まった物語。終盤に向けてどんどん面白くなっていき後半一気読みした。10年程前にドラマ化もしており過去の動画を検索したりもした。
    細かい心理描写はさすが!
    アイドルも普通の人間なんだなぁとこれから見方が変わりそう。

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    2026年05月27日
  • GOAT Summer 2025

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    やっと読み終わった…というのがまず感想。
    ボリュームがすごい。

    GOATは先発の「meets」と「愛」を紙の雑誌で読んだのだけど、今回は電子書籍で購入。
    比べてみて大変申し訳ないけど電子書籍の方が読みやすかった。紙の方はたぶん(絶対)狙ってデザインされているんだけど、それがとても読みにくかった。

    「悪」というテーマはとてもよかった。
    悪とは視点によって正義でもあったりするあいまいなものなので、そこにこそ人の感情の機微はあるんだと思う。

    ただほんとに、ボリュームがありすぎる。
    申し少しライトであるなら定期購読するんだけど。
    他の本が読めなくなってしまう。

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    2026年05月25日
  • スペードの3

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    推し活と推しと綺麗な女の話。諸々へのモチベが湧いた。
    美智代は「ファミリア」もとい舞台俳優香北つかさのファンクラブのまとめ役。クラブの規律は美智代含むリーダー格メンバーが取り決めており、違反する者には会員からの冷たい視線が注がれる。自分の一挙手一投足に会員たちが注意を向け従うことに、美智代は確かな充足感を覚えている。ところが、小学校時代のクラスメイト「アキ」の入会により、ファンクラブ内の序列は様変わりしていくこととなり…
    文と比喩がおもろかった。扱ってる内容が今はあまり興味の無いものだったので入り込めなかったのかもしれない。アキの中学校時代の話を読んで絵を描きたくなった。

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    2026年05月24日
  • 世界地図の下書き

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    第29回坪田譲治文学賞

    全く朝井リョウっぽくない作品で驚いた。
    様々な事情で施設に暮らす子どもたちの単純なほっこりストーリーというわけではなく、それぞれが自分の試練と向き合い、いづれは施設から旅立っていく厳しさも描かれている。
    安心して暮らせたり、仲間ができたりしても、結局は別れて個人で生きていかなくてはいけない。
    だけど彼らが学んでいるのは、どんな境遇になっても、希望の量や、仲間にで会える可能性の量は変わらないということ。

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    2026年05月23日
  • もういちど生まれる

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    朝井リョウ節ですね。いつの大学生もこんな感じで変わらないんだろうなー。大学生の複雑な心境や各々の境遇などが鮮明に描かれていて大人が読むとふーんって感じだと思うけど社会をまだあまり知らない高校生とか大学生が読むとブッ刺さる本だと思う。読む年代を少し選ぶ本だと思った。

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    2026年05月23日
  • 何様(新潮文庫)

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    サワ先輩のキャラクターが素晴らしい。救われる。
    きっかけなんて後からついてくるもの云々、みたいなところ。

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    2026年05月19日
  • 何様(新潮文庫)

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    就職したら何様?と言われても人を評価しなければならないのかもしれない
    個人的には最後の話が好きだった

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    2026年05月17日
  • スペードの3

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    ・物語が背景にある人ってズルい。この気持ちすげえわかる。そして物語は物語以上のものにはならないことも。結局、平凡な物語しかない自分は、平凡な自分として戦っていくしかない。たまたま直前にインザメガチャーチを読んで、物語が持つ力の大きさ恐ろしさについて思いを馳せていたのに、何の因果かその後に読んだこの本では物語の無力さについて考えさせられるような対比構造になった。なんとなく積読していた本書を、話題になってるからとインザメガチャーチを読みきった勢いでそのまま読み進めただけなのに勝手に連作気分を見いだしてしまった。同じ作者の本を読むとこういう楽しみ方もあるのか?いや、多分違う。

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    2026年05月14日
  • もういちど生まれる

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    感想で「瑞々しい」と例えようとしたら、西加奈子さんの後付けでやられた笑

    始めは椿ちゃん好きじゃないなー、ハルはツンツンしてて感じ悪いなー、と思っていたけど、読んでいるうちに別の一面が見えてきて登場人物達に申し訳なくなった。

    でも、椿と梢のお母さんはひどい。
    名前にしても椿は花で梢は木の枝の先端。生まれて早々姉妹の格差を感じる(椿の花はポトリと落ちるので、少し不吉な名前ではあるが)。


    私がもっと若ければもっと共感できたのにな。
    もっと早くこの本に出会えばよかったな。

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    2026年05月15日
  • スペードの3

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    物語がある方がヒトは動くきっかけになり、応援する動機になる。が、まぁ大型後付けや打算だある。何となくだって立派な理由だ。

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    2026年05月14日
  • 何様(新潮文庫)

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    "水曜日の南階段はきれい"

    このタイトルを見ただけで、直感的に絶対に私が好きなストーリーだと思った。本作も、母が勧めてくれたのだが、「光太郎が好きになるのも分かるっていう初恋相手のお話があるよ」と言われていたので楽しみにしていた。初めは、いかにもフィクションの世界にしか存在しないような女の子だと思った。屋上につづく踊り場付近の窓の掃除を1人でしている儚い子。そんな印象だった。2人のやりとりが微笑ましいなと口角が徐々に上がってきた矢先、終盤では突然ボロボロと泣いてしまった。自分でもびっくりするほど泣いた。私も夕子のように、人に夢を語ることはあまりしない。するとしたら、だいぶ

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    2026年05月13日
  • GOAT Summer 2025

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    せっかくの紙の本でほとんどが読み切りなのに「続きはWebにて」がちょっと不満。

    気に入った話
    ◎おやすみなさい、小羊ちゃん 一穂ミチ
    ◎願えば叶う 染井為人

    紹介と広告で気になった本
    ◎銀座で一番小さな書店 森岡督行
    ◎ピクニック部 嶽本野ばら
    ◎寝ても覚めても 柴崎友香
    ◎記憶喪失になったぼくが見た世界 坪倉優介

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    2026年05月13日
  • 少女は卒業しない

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    ぼちぼちでしたね。
    卒業式の女子高生の短編集。
    淡々と読み進みましたが、感情移入出来ない
    まま読み終わりました。
    あまりひねりも感じないままでした。

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    2026年05月11日
  • 世界地図の下書き【電子特別版】

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    親に頼り、依存することが当たり前であるはずの小学生時代。しかし、本作に登場する子どもたちは、さまざまな事情から家族と離れ、施設という場所で暮らしています。彼らは幼くして「自立」を余儀なくされ、逃れられない運命と対峙しながら、懸命に自分の足で立とうとしています。その姿には、胸を打たれるようなたくましさがあります。
     物語のなかで、それぞれに深い傷や問題を抱えた4人の子どもたちが、自分たちで立てた計画を協力して実行に移す場面は、まさに彼らの精神的な成長の証と言えるでしょう。
     結末として、彼らは別々の道を歩むことになります。しかし、施設で共に過ごし、もがいた経験こそが、これから広がる真っ白な世界地

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    2026年05月10日
  • 武道館

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    ネタバレ

    朝井リョウがアイドルをどう思っているのか、アイドルと大衆の関係性をどう思っているのか、みたいなものが描かれてたなあと思う。アイドルものとしては終わり方が主人公脱退、センターも脱退、って感じだからあんまりだな…… アイドルと大衆、芸能人と大衆、ってこういう関係で最悪だよねみたいな話だなと思った

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    2026年05月10日
  • スペードの3

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    スペードの3の切なさね。
    これはまた読み直したくなる。修学旅行のシーンを読むと胸が苦しくなるのはなぜだろう。
    人間のドロっとした感情、嫉妬というか、何と言ったらよいかわからないどうしようもなさみたいな、そんなものを表現しているような気がする。

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    2026年05月07日
  • 何様(新潮文庫)

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    ネタバレ

    『何者』のアナザーストーリーであり、正直前作を知らないと掴みどころがなく面白くないと思う。私が『何者』を読んだのは何年も前のことですっかり記憶になく、あらすじや登場人物を調べながら読んだ。
    以下、印象に残ったエピソード。

    「きみだけの絶対」
    生きづらさを抱えている人に寄り添いたいというギンジ(主人公の叔父さんで作家)の話を聞いて。
    “叔父さんが何かを差し出すことができているとして、その相手は、土日にきちんと自分の時間を持つことができて、この舞台を観に行くお金と身体の使い方ができる、本当にごく一部の人だけだ。”

    「むしゃくしゃしてやった、と言ってみたかった」
    友人に正しい姿しか見せたことがな

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    2026年05月06日
  • 何様(新潮文庫)

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    何者のスピンオフ短編集だったが、別の話として面白かった。
    個人的に印象に残ったのは「仕事ができる能力は、目に見えない」というフレーズ。まあ確かになあと思った。

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    2026年05月04日