朝井リョウのレビュー一覧

  • VS.こち亀 こちら葛飾区亀有公園前派出所ノベライズアンソロジー

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    おなじみの「こち亀」両さんを始めとするキャラクターと各作家のキャラとのコラボ作品短編6編集でしたが、今回は小説とは別にアニメ作品とのコラボも4編あって、不思議な感覚でしたが、それぞれによく「こち亀」の要素を邪魔しないように混ぜてあり面白かったです。
    その中でも朝井リョウや東川篤哉とのコラボは小説を飛び出した面白さがありました。
    特に「謎解きはディナーのあとで」と「こち亀」のコラボ作品というのは斬新でしたね!麗子つながりも良かったです!

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    2017年06月04日
  • VS.こち亀 こちら葛飾区亀有公園前派出所ノベライズアンソロジー

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    こち亀のアンソロジーとしては、2作目となるでそぅか…?

    前作では、お歴々?の警察小説の作家さんによる短編集で、
    例えば、『新宿鮫』の鮫島と両さんのコレボなど、
    なかなかに、骨太?な作品集でもありましたが…、

    本作では、ライトノベルより?の作家さんによる短編集で、
    『謎ディ』の1編を除くと、特には事件らしぃ事件もなく、
    若ぃキャラとのコラボも多く、華やか?な作品集でした…。

    ある意味ね、趣味人の両さん全開!?な感じでしたかね~。

    ただ…、『謎ディ』(6話)の中での中川のキャラ設定は、
    初期の中川のキャラ設定に近くて、少し違和感もあった…。
    中川が、宝生財閥を知らなぃわけはなく、
    影山も、

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    2016年09月29日
  • 18きっぷ

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    あらら、図らずも・・・またまたノンフィクションでしたねーw

    「選択というものは、くだしたその瞬間、一瞬だけ光る。
    だが、生きている限り、選択は続いていくのだ。
    私たちは、選び、生き続けなければならない。」

    意外と、怒らないコが多くてビックリでした。
    プロとして活躍している子もいれば、夢に向かって邁進中の子もいるし、地道に働いている子もいる。
    みんな一生懸命生きているんだよなぁ~!
    若いっていいなぁ!と思いつつ読んでいたけど、若い時は若い時で、いろいろ大変なのよねー。
    私は、歳くった今が結構楽しいですww

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    2015年11月03日
  • 時をかけるゆとり

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    如才ない人

    朝井リョウ。一言でいうと完璧ですね。直木賞の後のこのエッセイ。腹ただしい。朝井リョウの執筆したものは読破してやる

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    2015年09月27日
  • 桐島、部活やめるってよ

    購入済み

    現実

    夢や希望に溢れる青春物語ではなく、高校という狭い社会でもがく物語。

    作者の朝井リョウさんと同世代のため、非常に共感を覚えました。

    嫌われたくないから空気を読む。

    イケてるヤツ、イケてないヤツ。

    大学?みんな行くから、行く。

    他にも、高校の頃の懐かしい悩みを丁寧に書いてくれています。

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    2014年07月27日
  • 学生時代にやらなくてもいい20のこと

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    朝井リョウ君、小説も面白いがエッセイも別の意味で面白かった。

    私が学生のときは文化構想学部などという何を勉強するのか分からない学部はなかった。それ故に、どういう学部で、彼が何を学んだのか全く見当もつかないが、学生時代だからこそできる馬鹿馬鹿しい行いは昔も今も変わらないようだ。

    それにしても、自動車で青函トンネルを通れると思っていたお馬鹿さ加減や、京都までの自転車旅行の滅茶苦茶な計画、はたまたピンク映画館初体験などは抱腹絶倒、大いに笑わせてもらった。

    なかでも“100キロハイク”の面白さを改めて教えられた部分。
    私はそのチャンスがあったにも拘らず「疲れるだけじゃん」と参加しなかった。
    自分

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    2015年12月29日
  • 桐島、部活やめるってよ

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    原作&映画にくらった身として、漫画も読んでみた。
    小説のかなり正確な漫画化で、漫画という画になった分鮮やかに見られる。短編一作ずつ別の漫画家に任せているのも「桐島」の作品観に沿っていてよい。
    原作者と同じ地域に住んでいる者としては、原作の方言を生かしてほしかった。

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    2012年09月18日
  • 桐島、部活やめるってよ

    Posted by 読むコレ

    主人公が登場しない物語もありだなぁ。読み応えのある作品です(^O^)/是非映画も観に行こうと思います!

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    2012年09月06日
  • 桐島、部活やめるってよ

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    同名小説のコミカライズ。
    オムニバス形式。

    5人の登場人物について、それぞれ違う漫画家さんが描いているので、話によって絵の好みとかはあるかもしれないけど、ストーリー自体はおもしろかった。(というか、原作が面白いのか?)
    原作読んでみようかなぁと思った。(そして読んだ笑)

    ていうか、桐島ってほぼでてこないんだな(笑)

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    2013年07月30日
  • どうしても生きてる

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    日常の中で
    ともすれば見逃しそうな燻った感情だったり
    認めたくなくて避けてる感情を
    炙り出される感覚
    精神的に辛いときに読むと
    気持ちを持っていかれそうで
    怖くなるくらい現実的

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    2025年12月22日
  • 正欲(新潮文庫)

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    本を読んでここまで思考させられたのは久しぶりだった。この本について何を書いても角が立ってしまうような、自らツッコミを入れたくなってしまうような気がして書けない
    無理にでも嫌でもしんどくても話し合うしかないのかもしれないが、それがそう簡単じゃないから難しい

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    2025年12月22日
  • イン・ザ・メガチャーチ

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    「推し活」にのめり込む極端な心理…。
    何かに依存しないと生きていけない…。
    依存させる"物語"を作る側と依存する側、表裏一体なのかなと感じた本だった。

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    2025年12月21日
  • 生殖記

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    軽快な語り口で、引っかかりなく読み進められる一冊でした。しかし、その語りの中身はかなり厭世的というかシニカルというか。。社会や人間関係、生き方そのものを斜めから見つめる視線が終始貫かれていて、読んでいて息苦しさを覚える場面もありました。
    作品としての完成度や面白さは十分感じられる一方で、個人的には感情的に強く刺さるところまでは至りませんでした。共感よりも距離を保ったまま読み終えた印象となったのは、「共同体感覚」故でしょうか。

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    2025年12月21日
  • 生殖記

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    誰目線で話が進んでるんだっけ? 
    って頭が混乱してしまった。

    異性個体と同性個体って、一文字しか違わないからこれは誰の主張だ?
    そうか、内容的にこっちね。
    みたいになった。

    朝井リョウは皮を剥いて、剥いて、剥いた後の核心を書くのがうまいなーと思う。

    その核心って、みんななんとなく気がついているんたけど、その言語化力がすごい。

    一文に、
    みんか自分の成果アピールしてる一方で、
    それ以外の人を下げてる、見下してる
    みたいなのがあるんだけど
    まさしく私がそれな気がしてしまった。

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    2025年12月21日
  • 生殖記

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    ストーリーは面白かったが、繰り返しの記述が多くくどいと感じてしまった。主人公にとっては、危機回避能力が高く核心に触れられないのは幸運だろうが、読者としてはその先が見たいと思ってしまう。

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    2025年12月21日
  • 正欲(新潮文庫)

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    これは、本当そう。
    マイノリティを想像する時、マイノリティの中のマジョリティが真っ先に思い浮かぶ。その部類に名前がついてる人。
    こういう環境で生きてきたらこういう人になるはずだとかそういう考え方をしたがる。なぜこの人はこういうことをするのか、なぜこの人はこういう嗜好なのか、何か自分が理解できる理由がないと安心できないんだよね。名前のない人種って不安要素になる得るから勝手に排除される。これが言葉の恐ろしさだと思う。

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    2025年12月20日
  • イン・ザ・メガチャーチ

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    どこか、現代一部を切り落としたような作品。なぜ、人はSNSに没頭してしまうか。問題提起しながら、人とのつながりの変化を分析できる作品。

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    2025年12月20日
  • 時をかけるゆとり

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    エッセイを集中的に読みたくなり、その一環で手に取る。
    大学在学中に新人賞で作家デビューし、最年少で直木賞と作家として華々しいキャリアを築く著者のエッセイ。
    小説家としての日常というよりも、活発な大学生として、20歳前半の青春を謳歌する若者としての日々が描かれる。
    起きた物事をコメディタッチで描かれているので、楽しく読める。
    本人の心理描写などもあるのだが、あくまでも作家朝井リョウとしての建前は崩していないイメージ。
    サラッと読めるエッセイ。

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    2025年12月20日
  • 死にがいを求めて生きているの

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    世の中でよく見かける違和感。

    彼らは何に対し怯え、何に対し声をあげ
    どうしてそこまで自分を卑下しながら要らないプライドを捨てられないのか。
    そんな矛盾を上手く表現してくれた本だった。

    自分が思い描く私という個体を他人に押し付け、理解させ受け入れて欲しいのかもしれないと感じた時全て腑に落ちた気がする。

    他人なんてどうでもいい。
    他人を気にしてる善人を演じ、私という個体を強調することだけに支配されてると考えると単純で頭の悪い思考のように感じてしまった。
    でも、私含め皆そんなもんなんだなと思うと
    とても肩の荷がおりた気がした。

    結局、私を認めさせたい個体も私が認められない個体も自分の事しか考

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    2025年12月20日
  • 星やどりの声

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    朝井リョウ作品の中では物語っぽさが強く家族のハートフルな作品でした。個人的には、現代社会を投影しているような作品が好きです。

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    2025年12月19日