朝井リョウのレビュー一覧

  • この部屋で君と(新潮文庫nex)

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    桐島や何者の朝井リョウさんとビブリアの三上さんに惹かれて購入。自分の中ではキャラ文芸と小説の間くらいを攻めているというイメージの新潮文庫nexってこともあって読んでみたけど、まさしく印象の通りだった。
    小説というカテゴライズがしっくりくる話から、これはもはやラノベだろって言いたくなるような話まで盛りだくさん。どれもこれもきっと作者の個性がありありと出ているに違いない。最初から最後まで様々なメニューを楽しめるお店に入ったような感じでした。個人的には「それでは二人組を作ってください」「ジャンピングニー」「月の砂漠を」「冷やし中華にマヨネーズ」の4作がお気に入り。
    こういうアンソロジー系って、作家さ

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    2018年11月01日
  • 武道館

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    今を切り取る

    朝井リョウ先生の作品は「今」を切り取るのがとてもうまいと感じます。
    この作品の中で特に共感したのが、「自分の中にいる複数の自分」です。
    アイドルとしての自分、1人の女としての自分。どちらも同じ自分なのに、それが共立することを世間は認めてくれない。
    価値観が多様化する現代、自分でさえ1つにまとまってくれない「今」の若者が描かれているのではと感じました。

    朝井リョウ先生の作品が好きなのは、その今のところ答えが出ていない「今の問題」に答えの例を提示しているところ。
    それが綺麗事でも理想論でも予定調和でもなくて、1人の人間の決断であること。

    生きにくい現実を生きるヒントを与えてくれます。

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    2018年07月18日
  • アイアムアヒーロー THE NOVEL

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    元ネタのアイアムアヒーローを読んだことも観たこともないのですが、好きな作家さんが多かったので手に取ったら個人的にはあたりのアンソロジー。
    朝井リョウくんの話もさみしい青春、恋愛小説ですき。いじめっ子と人気者と一匹狼的なこのカースト。
    藤野可織さんの話も久しぶりに読んだけどよかったな。やっぱりさみしい。仲間内って難しい。
    最高だったのは佐藤友哉、島本理生夫婦の合作。こんな豪華な作品が辞めるなんて…!!! よかった、かなりよかった。引きこもりと心に傷を負ったシスターの話でよかった

    全部にもちろんゾンビのような感染症の元ネタの設定が絡んでいるのですが話を知らなくても面白かったです

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    2017年09月26日
  • VS.こち亀 こちら葛飾区亀有公園前派出所ノベライズアンソロジー

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    おなじみの「こち亀」両さんを始めとするキャラクターと各作家のキャラとのコラボ作品短編6編集でしたが、今回は小説とは別にアニメ作品とのコラボも4編あって、不思議な感覚でしたが、それぞれによく「こち亀」の要素を邪魔しないように混ぜてあり面白かったです。
    その中でも朝井リョウや東川篤哉とのコラボは小説を飛び出した面白さがありました。
    特に「謎解きはディナーのあとで」と「こち亀」のコラボ作品というのは斬新でしたね!麗子つながりも良かったです!

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    2017年06月04日
  • 世界地図の下書き

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    子どもたちは残酷だ。平気で友だちをいじめる。いや、いじめるのは大人も同じ。大人も残酷だ。子どもたち一人一人は弱い存在でもいい仲間がいれば強くなれる。成長すれば強くなる。大人ではあきらめてしまうようなこともやり遂げてしまう一途さ。大人を動かし、大人を驚かせる。逃げる強さを得た子どもたちは最強。大人だって逃げる強さを持ちたい。いろいろ考えさせられた深い話。

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    2026年01月12日
  • VS.こち亀 こちら葛飾区亀有公園前派出所ノベライズアンソロジー

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    こち亀のアンソロジーとしては、2作目となるでそぅか…?

    前作では、お歴々?の警察小説の作家さんによる短編集で、
    例えば、『新宿鮫』の鮫島と両さんのコレボなど、
    なかなかに、骨太?な作品集でもありましたが…、

    本作では、ライトノベルより?の作家さんによる短編集で、
    『謎ディ』の1編を除くと、特には事件らしぃ事件もなく、
    若ぃキャラとのコラボも多く、華やか?な作品集でした…。

    ある意味ね、趣味人の両さん全開!?な感じでしたかね~。

    ただ…、『謎ディ』(6話)の中での中川のキャラ設定は、
    初期の中川のキャラ設定に近くて、少し違和感もあった…。
    中川が、宝生財閥を知らなぃわけはなく、
    影山も、

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    2016年09月29日
  • 18きっぷ

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    あらら、図らずも・・・またまたノンフィクションでしたねーw

    「選択というものは、くだしたその瞬間、一瞬だけ光る。
    だが、生きている限り、選択は続いていくのだ。
    私たちは、選び、生き続けなければならない。」

    意外と、怒らないコが多くてビックリでした。
    プロとして活躍している子もいれば、夢に向かって邁進中の子もいるし、地道に働いている子もいる。
    みんな一生懸命生きているんだよなぁ~!
    若いっていいなぁ!と思いつつ読んでいたけど、若い時は若い時で、いろいろ大変なのよねー。
    私は、歳くった今が結構楽しいですww

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    2015年11月03日
  • 時をかけるゆとり

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    如才ない人

    朝井リョウ。一言でいうと完璧ですね。直木賞の後のこのエッセイ。腹ただしい。朝井リョウの執筆したものは読破してやる

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    2015年09月27日
  • 桐島、部活やめるってよ

    購入済み

    現実

    夢や希望に溢れる青春物語ではなく、高校という狭い社会でもがく物語。

    作者の朝井リョウさんと同世代のため、非常に共感を覚えました。

    嫌われたくないから空気を読む。

    イケてるヤツ、イケてないヤツ。

    大学?みんな行くから、行く。

    他にも、高校の頃の懐かしい悩みを丁寧に書いてくれています。

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    2014年07月27日
  • 学生時代にやらなくてもいい20のこと

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    朝井リョウ君、小説も面白いがエッセイも別の意味で面白かった。

    私が学生のときは文化構想学部などという何を勉強するのか分からない学部はなかった。それ故に、どういう学部で、彼が何を学んだのか全く見当もつかないが、学生時代だからこそできる馬鹿馬鹿しい行いは昔も今も変わらないようだ。

    それにしても、自動車で青函トンネルを通れると思っていたお馬鹿さ加減や、京都までの自転車旅行の滅茶苦茶な計画、はたまたピンク映画館初体験などは抱腹絶倒、大いに笑わせてもらった。

    なかでも“100キロハイク”の面白さを改めて教えられた部分。
    私はそのチャンスがあったにも拘らず「疲れるだけじゃん」と参加しなかった。
    自分

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    2015年12月29日
  • 桐島、部活やめるってよ

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    原作&映画にくらった身として、漫画も読んでみた。
    小説のかなり正確な漫画化で、漫画という画になった分鮮やかに見られる。短編一作ずつ別の漫画家に任せているのも「桐島」の作品観に沿っていてよい。
    原作者と同じ地域に住んでいる者としては、原作の方言を生かしてほしかった。

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    2012年09月18日
  • 桐島、部活やめるってよ

    Posted by 読むコレ

    主人公が登場しない物語もありだなぁ。読み応えのある作品です(^O^)/是非映画も観に行こうと思います!

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    2012年09月06日
  • 桐島、部活やめるってよ

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    映画があまりに素敵だったので手を伸ばした原作。映画版とは戦術(物語の構成、進行パターン)は違うものの、真ん中で描こうとしている17歳のリアルを、原作でも発見できた。

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    2026年06月25日
  • 桐島、部活やめるってよ

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    同名小説のコミカライズ。
    オムニバス形式。

    5人の登場人物について、それぞれ違う漫画家さんが描いているので、話によって絵の好みとかはあるかもしれないけど、ストーリー自体はおもしろかった。(というか、原作が面白いのか?)
    原作読んでみようかなぁと思った。(そして読んだ笑)

    ていうか、桐島ってほぼでてこないんだな(笑)

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    2013年07月30日
  • イン・ザ・メガチャーチ

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    何かスゴイ。とても壮大。頭のなかでグルグル回ってる。考えて考えて考えて出した答えがことごとく間違ってる。が、それは当人の判断ではなく周囲の判断。いや、これは止めらんないし、止まらない。止まらない方の感想を聞いてみたい。

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    2026年08月03日
  • 死にがいを求めて生きているの

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    あんまり進まなかったけど、面白かったっちゃ面白かった。多分、主人公がちょっと痛くて、自分があるようでなくて、浅はかで迷走気味で。あんまり感情移入できなかったんだと思う。

    バラバラの登場人物が、1人を通じて繋がっていくのが見えると、引き込まれていった。

    生きていく意味。自分の価値。人からどう見られるか。自分はどうしたいのか。

    そんなこと、あんまり自分は迷ってこなかったから大変そうだなーって感じだった。

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    2026年08月02日
  • イン・ザ・メガチャーチ

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    どのキャラクターにも肩入れできるところがあって、狂っていってもどこか言い分として理解できるところがあるのが面白い。
    いやーな人間関係あるあるを描くのが上手い。

    一方で人間愛みたいなものを感じられなくて、(最後の久保田のシーンは希望的な見方もできるが)ひたすら意地悪だなぁとも思う。
    人間ってもっと雑味があるような気がしている。

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    2026年08月02日
  • 星やどりの声

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    ネタバレ

    しりとり、上から見るための覗き窓。
    建築って残り続けるもので人の痕跡を感じられるから良いけど辛いのかもしれない

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    2026年08月02日
  • わたしの名店

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    実在の店について語られているから、ガイドブックにもなっています。

    書き手28名の中には物書きが本職の人もそうではない人も。中にはちょっと鼻につくなぁって感じであまり好きになれない人もいるけれど、総じて楽しい。

    余談ですが、数日前に『仮面ライダーゼッツ』でイカつ過ぎるミムラを見たばかりだったので、書き手の中に彼女の名前を見つけたときには笑ってしまった。ごめんなさい。

    私は大の酒好きゆえ、ついお酒の章に目が行きつつも、酒だけじゃアカン、美味しいものも食べたい。ほかの章との合わせ技で存分に楽しませてもらいました。

    コロナ下でアルコールの提供禁止になったとき、ノンアルコールの一人呑みじゃやっぱ

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    2026年08月02日
  • 世にも奇妙な君物語

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    幼稚園に通っている娘がいる身としては「立て!金次郎」が心に残りました。幼稚園の先生たちって心から凄いと感じます。
    ゆとり3部作をきっかけにハマってる朝井リョウさん12作目。既刊はあと9作かな?早く制覇したいです。

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    2026年08月01日