あらすじ
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僧侶、バンドボーカル、自衛隊員など46人の18歳の素顔を紹介しながら、それぞれの「人生の選択」に迫る。巻頭には朝井リョウの書き下ろしエッセイ、文中には「朝井リョウからの質問、最近怒ったこと」などがある。朝日新聞名古屋本社版連載の書籍化。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
前書きを読んで、『桐島、部活やめるってよ』を読んだ時の印象が間違っていなかった、と知った。
不安だらけでも、前に、新たな世界に踏み出さなければならない、苛立ちのようなもの。
Posted by ブクログ
あらら、図らずも・・・またまたノンフィクションでしたねーw
「選択というものは、くだしたその瞬間、一瞬だけ光る。
だが、生きている限り、選択は続いていくのだ。
私たちは、選び、生き続けなければならない。」
意外と、怒らないコが多くてビックリでした。
プロとして活躍している子もいれば、夢に向かって邁進中の子もいるし、地道に働いている子もいる。
みんな一生懸命生きているんだよなぁ~!
若いっていいなぁ!と思いつつ読んでいたけど、若い時は若い時で、いろいろ大変なのよねー。
私は、歳くった今が結構楽しいですww
Posted by ブクログ
てっきり朝井リョウの小説かと。
でも読んでよかった。
冒頭の彼のエッセイはとても力強くて、なんだかこれまでの自分が歩んできた道を肯定してくれるような、味方でいてくれるような何かを感じました。
今の自分は、これまでの自分が選択し続けてきた自分なんだよなぁ。
迷い、悩んで、時に自暴自棄になりながら、私はずっと何かを選びとってここまで生きてきてる。
正解かどうかは全く自信が無いし、後悔していることも正直たくさんあるけれど、どこかでふと今の私で良かったと思える日が来るのかもしれないですね。
ここにでてくる18歳の少年少女のように、どんな大人になりたいか、もう一度考えてみたい。
私が当時想い描いていた理想は、昨日のことのようにありありと思い出せます。
だけど今は?今の私は何になりたいんだろう?
18歳という時期を経て、今だからこそ分かることもある。
自分自身と向き合うのは、きっといつだって遅く無い。
Posted by ブクログ
新聞に連載のシリーズ。いろいろな18歳たちに質問とインタビュー。朝井リョウは、巻頭の文章と質問をひとつしているだけ。
2年後の彼らも巻末にレポート。
Posted by ブクログ
朝井さんのエッセイ!ではなかった。
最初に載ってただけだった。
残念。
18歳という年齢に
スポットをあてた面白い作品だった。
大人でもなく子どもでもなく、
そして結構重要な人生の岐路。
選択するのは自分自身。
自分の人生を歩いてほしいなぁ。
そうだ、もう選挙権が与えられる年齢だものね。
大人の入り口だな。
Posted by ブクログ
朝井リョウさんのエッセイが読めると聞いて手に取ったけど短すぎたなー。だけど短すぎるのにガツンときた。十七歳が踏み出す一歩は、世界を跨ぐほど大きい。そのことに気づいていたかったし、数々のたくさんの選択、今後も、十七歳をとっくに終えたわたしはきちんと対処していかなくてはならないんですよね。
ポートレート写真、見ごたえあります。こんなにも違う十八歳の子たちよく集めたなーと思う。
Posted by ブクログ
人生の岐路を迎える18歳を撮影したモノクロのポートレート写真と彼らの声を書き留めた一冊。46人の18歳、職業は学生、自衛官、バンドマンなど様々。朝井リョウからの5つの質問に答える若者は現代の子といった感じである。私の18歳の頃よりしっかりした子たち。みんな、目標を持って生きている。すごくかっこいい。将来を担うであろう、18歳たちに期待をしたい。