朝井リョウのレビュー一覧

  • チア男子!!

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    青春物語&知らなかったチアの世界を知る事ができた。が、ハルの姉に対する想いや鼻の形がよく似た…という形容に違和感があり、、、私は好みでは
    なかった。

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    2025年09月12日
  • 星やどりの声

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    とても綺麗な文章だな、と思いながら読みました。

    りょうまとその友達がかなり下品に感じましたが、リアルな中学生にはこんな感じの子もいるか…?と少し疑問に思いました。私には姉妹しかいなかったので新鮮でした。

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    2025年09月11日
  • チア男子!!

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    チア男子!!
    著者:朝井リョウ

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    **あらすじ**
    人を応援することで、主役になる。
    道場の長男として、幼い頃から柔道を続けてきた大学1年の晴希。怪我をきっかけに柔道をやめ、親友の一馬とともに男子チアチームの結成をめざすことに…!
    笑いと汗と涙の感動ストーリー。

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    **感想**
    大学生男子の青春物語。
    朝井リョウさんらしい、男子特有のおバカなところと、まっすぐで熱くなるところが、チアリーディングという題材を通じて丁寧に描かれています。作中にも出てきますが、「ウォーターボーイズ」のチアリーディング版のようなイメージで、笑えて泣けて、爽やかな読後感が魅力の一冊です。

    この年代

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    2025年09月09日
  • 世界地図の下書き【電子特別版】

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    児童養護施設で暮らす子どもたち。
    自分が遭遇したことのない不幸を経験し、自分の居場所を求めている。世界のどこかには、必ず自分の居場所がある、という前向きなメッセージが込められている気がする。

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    2025年09月09日
  • 世界地図の下書き

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    悲しい別れの中で希望を持ち直す子供たち。この子供たちが本当にまた自分を大切にしてくれる友達や家族と出会うことができるのだろか。主人公たちと同じように祈ることしかできない。
    朝井リョウさんの作風はいろいろなものがあるんですね。個人的には正欲や死にがいを求めて〜よように、淡々と人の渦巻いた感情の裏側を書き起こす作風が好きなので、★3にしました。

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    2025年09月05日
  • スター

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    クリエイターになったことないから、めちゃくちゃ共感出来る!とはならなかったけれど、表現が多種多様になっていることには、共感しました。

    YouTubeを含めたSNSで誰もが簡単に動画や文章をあげれる時代に、映画監督とか小説家が戸惑うのも理解出来ました。YouTubeも好きだし、映画も小説も好きな私としては、どちらも別物だと思うし、別の楽しみ方だと思う。

    YouTubeはもっと気軽に見れる感じ、なんならなにか作業しながらでも見れる。映画はよし見るぞって決意して、時間がある時にしか観れない。でもYouTubeで得られる情報も有益なものがあるし癒されるし、映画でも得られるものがたくさんあるし考えさ

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    2025年09月03日
  • チア男子!!

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    オーディブルにて。
    朝井リョウさんの作品はエッセイが大好きで、小説はあまり合わない。笑
    デビュー2作目ということで、表現も若いなあと感じた。ベタな青春話なので内容はハマらなかったが、ボケとツッコミのかけ合いが私の好きなエッセイのようで少し面白かった。

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    2025年09月01日
  • 少女は卒業しない

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    朝井リョウさんの書く青春群像劇が好き。だけどこの作品は人間から出たえぐみの煮凝りみたいなものが少なくて物足りなく感じてしまった。フレッシュで、儚くて、どこか諦観を持っている。そんな彼女らのこれからができるだけいいものになればいいと思った。

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    2025年08月30日
  • 少女は卒業しない

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    二度と戻れない、取り戻せない時間だからこそ感じるのか、高校生の頃のどこか切ない、あの憧憬。
    遠くに置き忘れた感情、皆人それぞれ多かれ少なかれあるんだろうけど、女子高生視点でそれがうまく描かれている。あの古い校舎に、吸い込まれそうな広い空の待つ屋上…。

    朝井さん、こんな本も描くのかぁ。少し新鮮味。

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    2025年08月30日
  • 死にがいを求めて生きているの

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    現代に多くある「生きているだけで偉い」という風潮に切り込む作品。

    ナンバーワンよりオンリーワンを重視されているけれども、自分のいわば上位互換がこの世界には存在していることに、目を背けることはできない。オンリーワンを目指す世界も、実質的には他人との差別化が意識される。そういう意味では、世界はまだ違う個性を比べて、より役に立つ個性を選ぶというナンバーワンの世界と何ら変わっていないのかもしれない。

    生きているだけでいいと、他人と比べなくていいと言うが、何を目指して生きていけばよいかわからない。生き方について考えさせてくれる作品。なぜ作者は「生きがい」ではなく「死にがい」というタイトルを選んだのか

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    2025年08月29日
  • スペードの3

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    打算ではどうしても勝てない存在がいたり、過去から逃れたくても逃れられなかったり、日陰者の辛さが嫉妬・自己顕示欲・自虐心などの感情を通して解像度高く描かれていた。一個目はスポットライトが自分から他人に向くパターン、二個目は望まない場面で照らされるパターン、三個目は常に隣が照らされているパターンと思えた。特に『ダイヤのエース』はお気に入り。評価されたり注目されるのに必要な物語を持つ者と持たざる者の戦い方が対照的で面白かった。

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    2025年08月26日
  • もういちど生まれる

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    【もういちど】生まれる。
    何かになろうとする物語。
    大学生というのは学生の終わりぐらいにやってくる時代だけど、義務教育ではない世界。
    誰かに何かになろうともがく、あがいていく。

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    2025年08月25日
  • わたしの名店

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    店に、料理に、店主に、お客さんそれぞれの情とか思い出とかがある。良さを感じるポイントもそれぞれで店主の動きや店の空気感、その店にしかない癖など、そうゆうところ見るんだーといろんな視点を楽しめた
    素敵な店、料理、発見したこと、感心したこと、その時自分が置かれていた状況とか気分とか合わせて言語化することでより深く色褪せない思い出に残るように思う。そうやって少しでも言語化してみたい。

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    2025年08月22日
  • GOAT Summer 2025

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    なんかすごい文芸誌が出たらしいと、文芸誌読んだこともないのに見たくなって買ってしまった。
    たしかに本としても頑丈で紙も色々使われていて通勤時に毎日3週間くらい持って行っていたが、鞄が本当に重くなった(笑)

    そして今回の特集は「悪」だったために、その内容はおかしい笑えるハッピーとは少し違った暗い、不幸せ、理不尽…などといったいわゆる比較的ダークサイドのお話がやっぱり多くて、帰りがけに読みながら快適な気持ちにはあんまりなりづらかった(笑)

    「全身政治家」は割と面白く、「サンクトペテルブルクの鍋」に至っては、闇鍋のようなお話であって途中からうまく追えなくなってしまった。しかし短編の間に挟まれてい

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    2025年08月19日
  • 少女は卒業しない

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    まさかの映画の方を先に見てしまった。
    映画のほうは、全体的によく意味がわからなかったけど、こういう話だったのかって改めて理解できた。

    最近、読んでる本がことごとく異性目線で話を書こうとしてるのか不思議。男性なら男、女性なら女でいいのに、なぜか異性が描く話ばかり最近読む。面白くない。

    せめて、異性目線がほしいなら『冷静と情熱の間』みたいな感じで書いてほしいと思う。

    映画のほうもラストの意味がわからなかったけど、小説でもラストの意味がわからなかった。
    唐突すぎない???
    前フリとかなくいきなり、なんの話してるのか混乱する。

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    2025年08月19日
  • どうしても生きてる

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    不安を抱えながら、死にたいと思いながら、でもやっぱり、「どうしても生きていくしかない」って思う瞬間がある

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    2025年08月15日
  • どうしても生きてる

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    時間を空けながら読んでしまったのでもう一度読み直したい作品。
    フィクションでありながらもノンフィクションのような短編集。
    最後の「籤」が1番好きだった。ハズレくじばかり引いてきた主人公と、今まで順風満帆に生きてきて急にハズレくじを与えられた男たちの対比が見事だった。

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    2025年08月13日
  • スペードの3

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    3.8/5.0

    小説全体を覆うテーマ性が、少しバラバラな気がした。
    結局なんだったんだろう、と感じる箇所がいくつかあった。

    つかさが抱える、自分には分かりやすい悲劇や物語がなく、それなりに恵まれて育ってきたという「コンプレックス」は、比較的平和な現代のこの国で育ってきた人々が共通して抱える思いな気がする。
    大事なのは背景や物語ではなく「今、何をやるか」だ、というこの小説の姿勢には勇気づけられた。

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    2025年08月13日
  • 世にも奇妙な君物語

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    朝井リョウ節は炸裂してるけど、短編集だからだいぶ軽め。少し物足りなさはあるけど、やっぱり朝井リョウは天才だと思った。リア充裁判がめちゃいい。

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    2025年08月12日
  • スペードの3

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    ネタバレ

    ・上手くいかなくても社会人は進まなければいけない
    ・小学生のときの女子独特の世界は大人になっても続く
    ・革命を起こすのは自分だ
    ・ハートの2、ダイヤのエースも読みたい!

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    2025年08月11日