朝井リョウのレビュー一覧

  • 何者

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    ほんとうにたいせつなことは、ツイッターにもフェイスブックにもメールにも、どこにも書かない。

    この本を読んだのは10年前だった。
    SNSでの呟き、就活、本音と建前。
    最初は「そういう人いるよね、わかる〜(苦笑)」なんてスカして客観的に読んでいたのに、最後の抉り方がすごくてちょっと目眩が…。笑
    『アンタ傍観者でいられると思ったの?』とクルッと銃口を向けられ鼻で笑われた気分です。
    俯瞰してる気になって結局何も生み出せていない奴が、がむしゃらに足掻く人を笑うなと。
    10年間一度も読み返していないけど ほんとうに大切なことはどこにも書かない という教訓だけは守っています。
    そろそろもう一度喝を入れて

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    2026年02月23日
  • もういちど生まれる

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    キラキラもしてるしドロドロもしてる、誰の気持ちもわかるー!ってなった。
    遥の最後、どんな想いがこもってても行動に移しちゃったらだめなんだよー。あー苦しかった。

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    2026年01月24日
  • 死にがいを求めて生きているの

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    人の細かな機微や言葉にまとまらない感情を言語化するのが、とてつもなく上手だなと感じました。初めは素敵だとまで感じた雄介と智也の関係性が、人物像がハッキリしていくにしたがって、ものすごくいびつであったことに気づきます。平成以降の対立をさせない教育方針に対する問題提起のようなテーマも含んでおり、個人の個性を伸ばしているようで、対立が見えにくく陰湿になったとも捉えることができるのではとも思いました。

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    2026年01月23日
  • 少女は卒業しない

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    朝井リョウさんは、学生たちの心情を書くのが本当に上手いなと思いました。男子だけではなく女子の心情も丸わかりな感じがします。

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    2026年01月23日
  • 何様(新潮文庫)

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    何者のアナザーストーリー。朝井リョウさんの作品は登場人物が魅力的だから何者の登場人物をもっと知れるという点でとても有り難い。

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    2026年01月21日
  • 死にがいを求めて生きているの

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    作品名に惹かれて買った。ちょっと長かった。途中で少し飽きてしまったけど智也の顛末を知りたかったため最後まで読んだ。
    他作品とキャラクターや発言がリンクするなと思う節が何個かあった。

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    2026年01月21日
  • スペードの3

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    ネタバレ

    舞台女優のファンクラブ幹部の女性、その女性の小学校時代の同級生、舞台女優。三人それぞれのお話。
    いずれも面白かったけれど、彼女たちはこれからどうなっていくのだろう…と気になったりはしない。想像する余白は十分にあるはずなのに、どうなろうがまったくもってどうでもいいな、と思う。
    このような読後感になるのは、とても物語的であった幹部の女性とその同級生のお話すら、舞台女優(のお話)が無化してしまったからなのかもしれない。彼女のやったことは、彼女のやったことを語るお話は、彼女自身だけでなく他人の人生の物語をも無化してしまう力を持っているのかもしれない。それならば、物語を無化する物語だと言えよう。
    この舞

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    2026年01月19日
  • わたしの名店

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    様々な著者一押しの名店紹介。
    居酒屋からカフェまで幅広く、
    食には皆さんこだわりを持っているもんなんだなぁ、と思いました。

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    2026年01月18日
  • 武道館

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    ネタバレ

    ・サイリウムを映した綺麗な表紙と「武道館」の文字に惹かれて購入
    ・朝井リョウさんは『何者』から入って『桐島』『正欲』『インザメガチャーチ』など何冊か読んでいるが、テーマの切り取り方が痛みを感じる程鋭いが、比較的マイルドな作品という印象を受けた
    ・売れ始めのアイドルグループが、夫々の思いを抱えながら、学校生活、ファン、スタッフなどと向き合いながら武道館ライブを目指す
    ・主人公以外のメンバーにも焦点を当て彼女らの関係性を絶妙な粒度で描きつつ、学友、ファン、スタッフ、印刷業者などの周辺関係者にまでふれていて、コンパクトにアイドルの世界を俯瞰した様な気持ちになる
    ・なぜ朝井リョウさんは、こんなに登場人

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    2026年01月17日
  • 生殖記

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    ⭐️3.6
    最初に思った感想は、「新しい」
    朝井リョウさんは多様性を観察して物語にするのがあまりに上手い

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    2026年03月14日
  • GOAT Summer 2025

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    初めて文芸誌を買った!
    このボリュームで510円はお得。

    「特集:キトヴォラの今」朝井リョウ
    キトヴォラって何?けみさゆろって何?って思って調べてしまった。きっとこれらに当てはまるのは読者それぞれの解釈なんだなぁと思った。すごく短いお話だったけど、朝井リョウ味があって考えさせられた。

    「落ち着いて」小川哲
    すごいリアルだと感じた。
    『優しさは冷たさでもある。「君に文句を言わないよ」という温かいルールの裏には、「だから僕にも文句を言わないでね」という冷たいルールが存在する。誰かに対して怒ってしまうのは、誰かのことを期待して信じているからで、怒るのをやめるためには、他人に期待しないように生きな

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    2026年01月16日
  • 公式トリビュートブック 『チ。 -地球の運動について-』 第Q集

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    トリビュートの中には哲学的で難しい話もありましたが、宇宙飛行士の野口聡一さんとの対談が、実際に宇宙空間を経験した人にしかわからない孤独や常に死と隣り合わせだったということが感じられてとても興味深かったです。

    朝井リョウさんの小説は読み始め、なんのことを言ってるのか頭の中が「?」でしたが読み進めていくうちに『チ。』の世界観の現代・未来版のようで着眼点が素晴らしいと思いました

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    2026年01月15日
  • 世界地図の下書き【電子特別版】

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    ネタバレ

    「そう思ってないと、負けそう」。
    最後の佐緒里の言った一言が心に刺さった。
    自分もそう思うことがあるから。

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    2026年01月11日
  • どうしても生きてる

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    ネタバレ

    まだ途中だけど、1作目の「健やかな論理」が良すぎて、2作目に進む前に止まってしまった。

    希死念慮というか、なんかもういいな、みたいな感覚、長らく忘れていた気がするけど、久しぶりに刺さったな。パッと終わらせてしまう勇気は最後まで出なくて、その瞬間には足が竦んじゃうんだろうけど。

    この2年間大事な人と過ごして、こういうことを考えずに生きてこられたんだなと思った。これから大丈夫かな。

    「自分にも見えないものが、ずっと積もってるんだよ。最後の一滴が何なのかは、誰にもわからない。」

    最初の話がよかったな。全体を通して暗くて救いがなくて、引っ張られそうになった。

    「考えても仕方のないことなのだか

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    2026年01月13日
  • 世にも奇妙な君物語

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    頭を空っぽにしてスラスラ読めるエンタメ作品。
    昔『世にも奇妙な物語』が好きで毎回観ていたことを思い出した。
    本書も、このまま映像化してもまったく違和感がなさそう。

    モンスターペアレントやネットニュースなど、現代社会に即した題材が使われていて、身近な日常の出来事から物語を膨らませていく着眼点がとても良い。
    気軽に読める一方で、ありそうと思わせる怖さや皮肉もあり、エンタメとして完成度の高い一冊だった。

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    2026年01月08日
  • 学生時代にやらなくてもいい20のこと

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    他のエッセイ集は読んだ事があったけど初めてのエッセイ集だけ読んだ事がなくて読んでみた。安定の面白さで今回も声を出して笑ってしまった。本当に外で読んだらダメな本だと思う笑

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    2026年01月06日
  • 世にも奇妙な君物語

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    どこか新鮮な短編集

    毎回最後にぞくっとさせられます。いい意味でこんなに後味の悪いお話も書かれるんだな…と、エッセイを2冊読んで朝井さんのことをわかったつもりになっていた私を底知れぬところへ持って行ってくてたような気持ちです。

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    2026年01月05日
  • 世にも奇妙な君物語

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    初めての朝井リョウさん。
    動画で朝井さんの話してる姿を見て、とても物腰が柔らかい話し方をする方だと知り、気になってとりあえず短編集を読み始めました!
    色んなパターンの奇妙さが表現されていて、オチの度にそう来たか!と感心!!

    「 姉の声は、オーブンから出したばかりのスポンジケーキのようにやわらかくてあたたかい。」

    このフレーズが凄く好きで、朝井さんの話し方から連想される文体だなぁ。と、しみじみ思いました!

    次は長編を楽しみたい!!

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    2026年01月04日
  • チア男子!!

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    2026年再読。
    青春時代の、部活動のキラキラをギュッと凝縮したような小説でした。
    登場人物が多いため、それぞれの動きを頭の中で整理するのが大変でしたが、内面が丁寧に描かれていて、キャラクターの個性が出ていました。チアのことは全く詳しくありませんでしたが、1つのことに向かって全力に進むキャラクター達の姿に、自分の過去を思い出しつつ、元気をもらいました。

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    2026年01月04日
  • 世界地図の下書き【電子特別版】

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    ネタバレ


    最後まで子供の綺麗事が美しくて良かった。

    それなりに生きれる道を見つけて、それなりに不平不満抱えながら、それなりに幸せ感じながら、
    いつかこの時間を思い出して、あの時ほど特別素敵な人間関係は築けないだろうって懐古厨になりそう。
    でもまあそれで良いもんなのかな

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    2026年01月03日