朝井リョウのレビュー一覧

  • 桐島、部活やめるってよ

    Posted by ブクログ

    桐島は出てこない。彼を取り巻く高校生活が描かれているが、本人の素描はされていない。
    高校生の時に言語化できないが感じていたカーストが表現されており、現役の時に読めていたらな…と、思った。カーストが「下」とされている、映画部の二人の方が人生楽しそうだった。早く大人になって、それがいかにちっぽけな世界の上下なのか気づいて欲しい。

    0
    2026年09月05日
  • 死にがいを求めて生きているの

    Posted by ブクログ

    途中で少し飽きてしまったので星3だが、テーマはよかった。生きがいがないと自分の存在価値が危うくなるのか、そこまで必死になる必要があるのか、私にはよくわからなかったが、それはきっと私は私なりの社会的ステータスを得られてるからなのかもしれない。特にやりたいことも、なりたい姿もなければ、何かに縋ってしまうのかもしれない。ところどころ 何者 と似たような、若者ならではの真理に迫るエグさがあった。

    0
    2026年09月05日
  • どうしても生きてる

    Posted by ブクログ

    ありのままを受け入れるしかない世界
    みんなそうやって生きてる気がする。
    奇跡が起きて覆ることなんてなくて、その中で生きてる。

    0
    2026年09月03日
  • スター

    Posted by ブクログ

    朝井リョウの最新作インザメガチャーチにとても似ているテーマだなと思ったら、やはりその2年前に発行された本だった。モノやサービスをつくりあげる仕事をしている人が読むといたたまれない気持ちになりそうな本。そして相変わらず昨今の社会を鋭く描写している。泉がうざくて仕方がないな〜笑

    0
    2026年09月02日
  • 死にがいを求めて生きているの

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    できれば目に入れたくないような、生々しい剥き出しの人間を描いた作品。
    個人主義、自由主義が新たな価値観になりつつある今の時代は、自分で自分の生きていく足場を作らないといけないという危うさをも孕んでいるのかな。
    自分にとっての生きがい、死にがいはなんなんだろう。
    雄介のようにならない自信がない、馬鹿にできないのが恐ろしつつも面白いところだと思う。

    0
    2026年09月01日
  • スペードの3

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    三作全て女性目線の物語なんだけどなぜこんなに女性の気持ちがわかるんだろう。どれもハッピーエンドとは言い難いけど希望はある終わり方。
    朝井リョウさんが、学生時代の栄光にしがみついてる人は碌な人がいない?みたいなことを言ってたのを思い出した。スペードの3がまさにそんな感じ。
    他の二作のタイトルの意味が理解できなかった…大富豪知らないから?どなたか解説してください。。

    0
    2026年09月01日
  • 世にも奇妙な君物語

    Posted by ブクログ

    初めて朝井リョウさんの本を読みました。今まで読んでこなかったのは皆が口を揃えて彼の本は面白いというのでなんか読みたくなかったのですが、読み始めてたら彼の世界にどんどんのめり込んでしまいました。これを機に彼の色々な本を読みたいと思いました。

    0
    2026年08月31日
  • 世界地図の下書き

    Posted by ブクログ

    子供達がメインということで、どんな感じなのかな、と興味津々で読んでいった。
    子供、とは言っても、そこにはいろんな事情を抱えた子供達がいる。意地を張っても、見返そうとしても、相手の心は変わらなかったりする。むしろよけいに拗れることだってあるのが子供社会。大人の思うようにはいかない、し、子供だからって容赦のない朝井作品。
    だけど、そんな世の中だからこそ、たとえどんな道であろうと、その道幅は変わらない。これからどんな道を選ぼうと、自分の足で進んでいくのだ、と最後には元気をもらえました。

    0
    2026年08月29日
  • スペードの3

    Posted by ブクログ

    ネタバレ


    劇団のかつてのスター、つかさ。そのファンクラブを仕切る美千代。ファンクラブに後から入った、かつて美千代と同級生で目立たない存在だったアキことむつみ。物語はこの3人の視点で描かれる。

    ファンクラブという限られた世界でリーダーを気取り、決められた規律やルールの中でトップに立ちたがる美千代。井の中の蛙のような美千代に、アキが「小学生の頃から変わらないね」と呟く。

    つかさは、昔から優等生でエリート。挫折経験もない。同期で劇団に入団した円は、不幸な過去を持ち、問題児。だが講師勢が気にかけるのは円の方。挫折を乗り越えた経験や家族の離婚など、なんの物語も持たないつかさは、演技者としての深みのなさに苦しむ。

    所々共感ができる部分はあるが、3視点の繋がりがやや薄く、中途半端なところで終わっている印象。読み終えてもやや消化不良のような気持ちになった。

    0
    2026年08月29日
  • 桐島、部活やめるってよ

    Posted by ブクログ

    タイトルがキャッチーなので、前々から気になっていて、とうとう購入し拝読しました。
    読んでびっくり、この作者は現役の高校生かな?と思うぐらい繊細な内面を詳細に描写していました。
    辛いながらも、前向きに生きていく大切さを学びました。

    0
    2026年08月29日
  • 星やどりの声

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    優しい家族愛の物語。6人の子供たちがみんな良い子すぎて愛に溢れてて、歪んだ私はちょっと冷めてしまったところある。家族の喪失は頑張っても綺麗ごとにできないんじゃないかとか、まだ幼い子供たちまでお父さんを想い続けているのはすごいなあとか思ってしまった。

    とはいえ、ラストの家族の話し合いシーンなど泣ける。

    夏が似合う海辺の街、景色の描写が多くて一緒に青春味わせてもらった。中でも凌馬とあおいちゃんが海辺にいるシーンが好きかなあ。

    「きらきらひかる青い海を背後に携えて、裸足で砂を蹴りながら走るあおいの姿は、どこかの国の童話の主人公みたいだった。太陽が落ちてゆくと、一瞬、駆けるあおいが光を隠す瞬間があった。そのときあおいは小さな小さなシルエットになって、海に焼きつく。さん、さん、さん、と足の指で砂を飛ばしながら、あおいは走っていた。」

    0
    2026年08月29日
  • スペードの3

    Posted by ブクログ

    どんどん、物語の後半話に引き込まれました。
    誰にでもある人の弱いところが描かれていて、共感出来ました。

    0
    2026年08月29日
  • 何様(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    「何者」の登場人物や家族、そして拓人を面接で落とした面接官などの、「何様」のアナザーストーリー編。学生だったあたりで読みたかったな。

    0
    2026年08月29日
  • ままならないから私とあなた

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「ままならないから私とあなた」
    題名に惹かれて買ったけどそのまま積んでた本。まさかこんな内容だったとは…!帯に"価値観を揺さぶられる衝撃作"って書いてあったけどまさにそんな感じで衝撃を受けた。読んでる途中も読後もあまり気分が良くない。気持ちよくなれる小説だけが小説だけじゃないから当たり前だけど、ずっと薫と雪子が違う価値観を抱いているし、都度違和感も増えていっていつ仲違いしてしまうんだろうと不安になったしそもそも何故二人は友達で居続けられるのか不思議だった。自分自身友達や家族、恋人など価値観が全く一緒なことなんてないし、寧ろ自分との違いを面白がりながらも人間関係を築いているけど、ここまで違うと仲良くするのって難しくない?と思ってしまった。どちらかというと人間らしさや曖昧な部分こそ良いなと思っている方なので雪子の方寄りになってしまう自分がいる。薫が雪子のことを大事な友達と思っているのは痛いくらい伝わってくるけど、想っているからこそ夢を叶えてあげようとするその方法が歪んでいるなと思って気持ち悪かった。「そんなに言うなら電車とか使わずに歩いていきなよ!」みたいな激昂してるところの台詞も流石にそれは極端すぎるだろと呆れてしまった。だけどどちらが悪い、どちらが正しいということではなくて薫も、雪子も、そして誰しもが実際はどうしようまなくままならないところがある。薫はそれを埋めたりコントロールしようとするけどその姿自体がままならなさとして自分の目には映った。そして私はその人のままならさを愛おしいと思う。最新技術にはありがたくあやかりながらも、何ともならない自分や他人の情けなさやだらしなさまでも許しながら生きていたいと思った。

    0
    2026年08月27日
  • スペードの3

    Posted by ブクログ

    最初は面白いけれど失速した感が…
    どうしても最後は少しだけでもどんでん返しや怒涛の盛り上がりが欲しいのかも

    0
    2026年08月27日
  • 世にも奇妙な君物語

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    リア充裁判のラストが面白かった。世にも奇妙な物語あるある?の夢オチ的なものではあったが、朝井リョウ先生の社会への皮肉が詰まっていた。結局最後に得をするのって無理やりにでも明るく振舞ったり、自分を曲げつつも環境に上手く適応できたりする人間なんですよね。他者から見て覇気のない人間はやはり社会では上手くやっていけないよなあ…と思いました。

    0
    2026年08月28日
  • 桐島、部活やめるってよ

    Posted by ブクログ

    あちこちオードリーを見て大学生ぶりに再読した。チャットモンチーもミサンガも懐かしかった。
    今の時代の桐島を巡る登場人物はどうアクションするんだろう。本人が言っていたけど、確かにデビュー作で連作は結構強気、と思いながら読んだ。

    0
    2026年08月24日
  • 風と共にゆとりぬ

    Posted by ブクログ

    やっぱりサクサク読めちゃう朝井リョウエッセイ
    ゆとり三部作の第二弾
    留学の話や退職の頃の話やバレーボールの話
    まぁ信頼できない語り手聞いてると聞き覚えのある、ではあるよね

    0
    2026年08月23日
  • 世にも奇妙な君物語

    Posted by ブクログ

    読んでる間、あの有名なドラマの効果音が、流れる。5篇どれも面白いが、ラストの脇役ロワイヤルが特に好き。他の話とリンクする箇所がクスってなる。

    0
    2026年08月22日
  • 桐島、部活やめるってよ

    Posted by ブクログ

    後半になるにつれて面白くなっていった。高校生の時の描写が色々共感できるものが多く、この観察力や視点が天才的だと思いました。

    0
    2026年08月20日