朝井リョウのレビュー一覧

  • 桐島、部活やめるってよ

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    19歳でこれを書いてしまうのかすごいな。

    自分が19の時はこんなに"ひと"の事を見れていなかった。
    こんなにも様々な、対極にいるような人間たちを描けるのか。

    でもただの世間的な目で見た時の枠組みとして見ると「対極にいる」とか、「カーストの上下」とか
    そういうのも実際本人達になってみないと分からないし、

    人にはそれぞれ"その人の状況"によって生まれる悩みや葛藤があって
    その反対に喜びや拠り所も人それぞれなのだと感じさせられた。

    そんなことわかっていても結局周りと比べてしまう
    自分の優れている場所を探し
    自分の劣っている場所を探す

    相手と比べ、世間

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    2026年03月10日
  • 世にも奇妙な君物語

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    吃驚した!朝井リョウのエッセイが大好きで、小説も読んでみよーってな具合でいたら、まぁー、嫌な終わり方するー笑 リア充裁判はもう見たくない。私は本読んでしんどくなりたくない!
    人間の持つ見たくない所をつついてくる、世にも奇妙な物語からわくわくキラキラ感を取り除いて、あったら嫌だな、でもあるのかもな、って世界だけが入った感じ。都市伝説的な。
    短編5編だけど、最後の話に今までの話がくい込んでてそこが面白い。すき。
    だけど私は嫌な気持ちになる事が人生で一番嫌な事なので、朝井リョウはエッセイだけを読みます!

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    2026年03月10日
  • スター

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    ネタバレ

    はなから小さな空間に向けて差し出したものだとして、それがどんな1点から生まれたものだとしても、素晴らしいものは、自然と越境していく。だから、どんな相手に差し出すときでも、想定していた相手じゃない人にまで届いた時に、胸を張ったままで居られるかどうか。

    表現する者にとって素敵な言葉だとおもった

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    2026年03月10日
  • 武道館

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    正欲からの武道館。
    タイトルが直球だから読み易いかなと読み始めて。
    やっぱり浅井りょうさんの作品だなと。
    目を背けたくなるような言葉の表現が
    いい意味で作家性がでてるなと。
    個人的には
    インザメガチャーチとか正欲とかの方が
    読み易いかなぁ。
    この作品には関係ないけど、
    「生殖記」はタイトルからして身構えてしまっているので、しばらくしたら読む予定です。

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    2026年03月08日
  • 桐島、部活やめるってよ

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    17歳、5人の高校生を描いた群像小説。

    朝井リョウさんが語る他の作家さんの様子が面白く、観察眼が良い人だなとは思っていたけれど、大学生で17歳の心情をここまで描かれると、冷静な分析力もある人だなと思った。

    タイトルに出てくる「桐島」は一度も登場しない。
    桐島が部活を辞めて5人それぞれが受けている余波を描くことで、タイトルを表現しているのが面白い。

    17歳、高校生。
    「カッコいい」と「かわいい」が唯一の評価基準。
    そんな「今」だけを見て、楽しさや勢いで生きられる時期である17歳が、稚拙でもあり羨ましくもあった。

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    2026年03月07日
  • スペードの3

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    この中なら1番、ハートの2が共感できた気がする。
    ずるいやり方かもしれないけど、表に立つ勇気はないけど、誰かのためといいかながら、自分が得意なことをアピールしたい気持ちはわかる。

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    2026年03月06日
  • 世にも奇妙な君物語

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    うわべの情報だけでなく、人の本質をきちんと見抜こうとする姿勢。
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    某長編を読むのに疲れたので息抜き
    やっぱり朝井リョウは軽くて読みやすいなぁ。

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    2026年03月28日
  • 桐島、部活やめるってよ

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    ネタバレ

    私が中学生の時に話題になり、題名だけは知っていて、ようやく読めました。
    桐島が主人公かと思いきや、一度も登場しないまま終わっていった。。

    青春を沸々と思い出させる表現力に圧倒されました。
    大人になった今では、気にする機会もないけど、
    学生にとっては、クラスの中で自分が「上」なのか「下」なのかで世界が決まるような、学校が世界の全てのような、そんな感覚だったなぁと思い出しました。

    その中で、叶っている恋もあれば、眺めるだけの恋も交錯していて甘酸っぱい気持ちになりました。

    最後、宏樹がいろんなことにイライラしているのは、
    自分が「上」の立場にいると自覚しながらも、そんなことは全くの無意味で、「

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    2026年03月04日
  • スター

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    エッセイしか読んだことがなかったので本格的な小説はお初。彼を知るにわたりどの本を読もうか悩んだあげく、なんとなくタイトルと文庫表紙に惹かれてこちらの作品を。
    普段、何気なしに触れているSNSやメディア。
    時代の移り変わりで色々と思うことはあるが、それをズバッと見事に言語化してくれ、どの立場からも納得させてくれる、どの登場人物も心にグサッとささるフレーズばかりだった。改めて朝井さんの力量に脱帽。
    クリエイティブな人たちの会話だらけで少々疲れた感はあったが…色んな切り口で多くの問いを投げかけてくれた、今までにない鋭い作品だった。

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    2026年03月03日
  • チア男子!!

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    朝井さんの経歴についてあまりよく知らないまま、「ずいぶん”若い”感じがするなー」と思って読んだら、なんとデビュー後1作目の作品だった。
    ちょっといろいろできすぎてるかも、という感じはどうしても否めないが、この作品を書いたことでその後の朝井リョウが作られたのだ、という吉田伸子さんの解説には唸らされた。
    自分は早稲田の「SHOCKERS」を知っていたので、男子だけのチームがどれほど珍しいのかあまり実感がなかったが、男子ならではの魅力(パワーで押していける)や難しさ(混合チームなら体重の軽い女子がトップを務めるが、それも男子がやらないといけない)など、なるほどなと思うところが多かった。そもそも大会で

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    2026年03月02日
  • 世界地図の下書き

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    リアルな小説だった。
    ハッピーエンドではないけれどバッドエンドでもない。やるせない気持ちが残る。
    何事も上手くはいかないし、人間の難しさを感じる。

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    2026年03月02日
  • 風と共にゆとりぬ

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    朝井リョウのエッセイ第2弾。
    今の私と同い年くらいの時に書かれたものだと思うとより親近感が湧いた。

    あんなに重い、現代社会に対して問題提起するような小説を書く人なのに、エッセイを読むと凄く明るくて変な人だと分かる。人となりが知れて面白い。

    くだらないけどふっと笑えるので軽い気持ちで読めた。

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    2026年02月28日
  • 何様(新潮文庫)

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    思ったよりスピンオフでは無かった。短編集って感じ。
    スラスラ読めて面白いけど、「何者」よりは刺さらなかった。一般的な社会人を過ごしていないからか、自分が社会人になって、学生と数年しか変わらないのにやっている事が何様なんだと感じる機会がないからだと思う。
    これはそんなにだったけど、朝井リョウの作品には心奪われているので色々読みあさりたいと思う。

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    2026年02月27日
  • スペードの3

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    誰しもがあるだろう心の中のbadな感情が感じられた。最初の学級委員長の心情は私と似てた笑ひっそりと共感

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    2026年02月24日
  • どうしても生きてる

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    痛い時に痛いと言える状況は
    自分に無関心な人しかいない環境である
    たまにそんな環境を猛烈に欲しいと思うことがある

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    2026年02月24日
  • わたしの名店

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    出先でちょっと読み物が欲しくて電子書籍で読みました。行ってみたいお店を探ししたいわけじゃなくて、美味しいものとそれにまつわるお話を読みたくて。
    藤岡陽子さんのコラム、胸がきゅーっとなったな。
    読んでみたいな、小説。
    美味しい思い出って素敵だな!

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    2026年02月17日
  • 死にがいを求めて生きているの

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    ネタバレ

    智也があえて口にしない静観する選択をとったことで、雄介の精神的成長に繋がらず、幼稚さが今も健在しているように思えた。気づきを与えてくれる人が1人でもいればまた変わったのだろうか。

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    2026年02月16日
  • 世界地図の下書き

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    いいお話だった
    自分の力ではどうしようもないことに出会った時、
    それでも立ち向かうことができるような勇気を貰える本

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    2026年02月15日
  • 何様(新潮文庫)

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    ネタバレ

    個人的には1番最初の光太郎の初恋相手との話がよかった
    あの歳であんな別れ方をすることができてしまう彼女は末恐ろしい笑
    光太郎といつかまた会えるのを祈ってます

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    2026年02月11日
  • 正欲(新潮文庫)

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    ネタバレ

    夏月や佳道がとにかく社会への恨み言ばかりで鬱屈としている様子に辟易としながら読んでいたので、終盤の八重子と大也のシーンがあって安心した。

    「そうやって不幸でいるほうが、楽なんだよ」
    私自身、自分の性格や環境の難を語る人を目にする度にこう思ってきた。
    性癖であっても、性格でも環境でもなんでも、自分の不幸に甘んじて、自分が一番不幸なんだって嘆いていれば何の努力もしないでいられる。
    「そうやって全部生まれ持ったもののせいにして、自分が一番不幸って言ってればいいよ」
    だけど、朝井リョウ氏がこの作品を通して描きたかったことはきっとこんな身も蓋もない言葉ではない。
    物語は次々と視点を変えて、細かくブロッ

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    2026年04月12日