朝井リョウのレビュー一覧

  • 少女は卒業しない

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    卒業に向かう複数人による多方面の気持ちの移ろいや考え方、青春時代の感情の動きを見ることができて面白かった。

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    2026年09月30日
  • 身体を記す

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    「身体を記す」とのテーマでエッセイを読み、テーマとの距離感が掴めない作家がいたり、上から目線で今ひとつ面白くない作家がいたり、なかなか同じテーマで作家それぞれのアプローチが面白い。

    「身体は大きかった」は、幼稚園児で便を垂れた、ペニスなど奔放で話が自虐的で面白い。
    「報酬系との戯れ」は、達成感や快感を刺激するスイッチを押し続けたラットの話はなかなか興味深い。
    「じ論」に至ってはナポレオンと痔、軍隊生活と痔など、痔を語る潔さが面白い。
    ロマンティック恐怖症
    「もしかして体育と運動」の逆上がりのグダグダ感も面白く読んだ。

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    2026年09月29日
  • 生殖記

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    尚成が颯との会話をきっかけに、考え方が変わっていった。

    自分の価値観を認めてもらえたことが、その変化につながったのかもしれない。

    誰かの役に立つことだけが幸せではなく、自分にとってしっくりくる生き方を見つけることも大切なのかなと思った。

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    2026年09月28日
  • 死にがいを求めて生きているの

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    周りを気にせず、でも迷惑をかけず、自分の評価軸で楽しく生きていくのって意外と最高だよなと思った。
    私が智也だったら雄介との友情はかなり初期で終わってただろうから、父親の呪縛があるとは言え苦手な部分がたくさんある相手にここまで尽くした智也はすごいよ
    本のテーマとはずれるけど、やはり対立が生まれそうな時は話し合いが必要だし、話し合いでも無理なら適度な距離を取るのが上手く生きるコツだと思うわ

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    2026年09月28日
  • 少女は卒業しない

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    短編集だが,それらの物語は,卒業を迎えた少女として繋がっている。
    朝井リョウがのちのち書く長編小説の練習台のようにも思えた。一つの出来事を多方面から見る――というやつだ。

    朝井リョウくんがNHK朝イチに出ていたので,久しぶりに何か読んでみたくて手に取った。耳で聴いた。2度聞いたけど,ステキな言葉がいっぱいだな。
    さすがです。

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    2026年09月28日
  • わたしの名店

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    実在しているお店なので、行きたくなりました。そして好きな作家さんにお会いしたらどうしよう、と(おそらくありえない)妄想までしてしまいました。

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    2026年09月28日
  • 正欲(新潮文庫)

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    しんどい。世の中には想像し得ない世界がまだまだたくさんあって。見えないこと、知らないことがたくさんあるんだなぁと思いました。なんか息苦しい。こちら映像化されていますが、そっちも気になりますね。ガッキー。
    audible

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    2026年09月28日
  • 何者

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    ネタバレ

    物語は就活に向かう、主に4人の話を織り交ぜた主人公 拓人 の主観ベースで進んで行く。読み進めるうちに4人の性格やダメな所、拓人の観察者気取りな嫌味な性格が分かってくる。そして、それを分かった気で本を読み進めていく、その自分こそが「NANIMONO」気取りだったことを突き付けられる。

    ような気がする。

    光太郎はかわいい。

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    2026年09月27日
  • 正欲(新潮文庫)

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    初朝井リョウ。テーマが面白かったし、文章も上手だなと思う。一見とても長い物語のようだけど、登場人物が少しずつ交代で動いて語っていくので、短編連作のように読みやすい。

    多様性を謳っている社会でも認められづらい超マイノリティの人たち(ザックリ)がテーマなので、とても興味深く、考えさせられる点はたくさんあったけれど、「男性作家の作品だなぁ」と感じてしまう部分も多かった。
    あくまでも個人的な好みでは、似たテーマなら、高瀬隼子さんの作品で感じる違和感の方がしっくりくる。

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    2026年09月27日
  • 世にも奇妙な君物語

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    良くも悪くも世にも奇妙な物語です。世にも奇妙な物語が好きなら読む価値あり。この小説を読んで、世にも奇妙な物語っぽいなと感じましたが、同時にあまり好きではないということにも気づきました。

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    2026年09月27日
  • 時をかけるゆとり

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    お願いがあります
    まずは公共の場ではないところで
    読み始めることを約束してください。
    最初の『年表』から吹きます…
    油断してはならないです。
    ウケるw

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    2026年09月26日
  • 正欲(新潮文庫)

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    普段読書しない私でもよく聞くタイトルで気になっていた本。
    1冊目にしては難しい内容だったかもしれない。

    多様性を理解してるつもりでも、想像できるマイノリティに入っていないものが、私の知らない世界がたくさんあるのだなと。
    マジョリティが想像できるマイノリティは所詮マイノリティの中のマジョリティなんだと。
    マイノリティの中のマイノリティを持つ人は異常なのか。

    その人たちは欲望を満たせないことよりも、それを言葉にできない孤独に苦しんでいるのかもと想像する力をつけたい。

    相手が自分をすべて理解してほしいとは思っていない可能性があるということを心に刻んで生きていきたいな。

    「自分が想像できる"多様性"だけ礼賛して、秩序整えた気になって、そりゃ気持ちいいよな」

    「読む前の自分には戻れない」とまでは思えなかった。
    読解力不足です。

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    2026年09月26日
  • 正欲(新潮文庫)

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    星5の価値が絶対にある本だとは思うけど、面白くはなかった。正直に言うと、難しすぎて私には解釈しきれない部分も多く、読んでいて苦しかった。解説を読んで、朝井リョウ作品は意地悪というのが大納得すぎた。もう少し経験を積んでから読み直したい作品。
    諸橋大也や、桐生夏月らからしたら、不快に思う意味での正欲の話だけど、私は最近変愛について考えることが多い。恋人のこと好きというよりは、恋愛という局面において、自分が正欲を振りかざしていて、なんとなくそのことを自覚していて苦しかったからだ。なんとなくだったけれど、自分の正欲の身勝手さやその欲がどのくらい正当なものなのかを考えていた。
    正当じゃないと感じていたから、掴みきれてないから嫌だなーー。
    自分が正しいと思う恋人の在り方をどうしても相手に求めてしまう。ズレがあるとイライラしてしまう。わかってても止められない。友達に相談すると、そう思うのは当たり前だよと言われる。語彙にできないけれど、世の中のカップルはどう成り立っているんだろうか。正欲のぶつけ合い??
    そんな、寺井啓喜のような人に絶対になりたくない。ぶつけ合わないのが正しいと思っている節もある、それが私の正欲でもあるから難しいよねん。

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    2026年09月26日
  • 学生時代にやらなくてもいい20のこと

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    朝井リョウのラジオで、昔のエッセイについて語られているのを聞いて読んでみた。
    「あの時代だから書いてしまったこと」「今の自分だったらとても書かないこと」というニュアンスで語られていた理由が分かった。作家って大変だね。

    それを差し引いてもセンスが流石。
    機種変の話が一番笑った。
    自転車京都旅の話では、やっぱりこんな凄いことを成し遂げられる人だからこそ、あんなおもしろい人間になれるし、度肝を抜く小説が書けるんだな…人間力…としみじみした。

    ちなみに。
    あれなんかこの話最近読んだぞ…??と思ってたら、時をかけるゆとりの親本だった。改題ってこんなに変えるのね。

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    2026年09月23日
  • 少女は卒業しない

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    とっても読みやすい短篇集、と見せかけて全部繋がっていて「なるほど〜」と言った感じで読み進められて楽しかったです。

    舞台は取り壊しが決まった高校の卒業式辺りのお話でした。読んでて、また高校生に戻りたいな〜としみじみとしました。

    内容としては、ものすごく青春を感じる作品でした。恋愛の話メインなのかな〜と思ったら、まあ全部が全部恋愛じゃないのでそれもそれで面白かったです。最後のお話は個人的には少し後味が悪いというか、最後にしないで欲しかったというかなんというか。。結果面白かったので良かったですが。。

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    2026年09月23日
  • 世にも奇妙な君物語

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    後味の悪い話が続くなぁと思いながら読み進めていたら、最後に想像もしてなかった方向からオチが降ってきてびっくりした。どこか聞き覚えのある名前の登場人物がよく出てくると思っていたら…

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    2026年09月23日
  • 何者

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    朝井リョウ『何者』

    就活時代を思い出した。私もやったなぁ、就活。

    同じような紺色のスーツを着て、同じような受け答えをして、少しでも自分をよく見せようと背伸びする。「サークルまとめてます」「バイトリーダーしてます」なんて、今、自分が選ぶ立場になったら、そんなに自分を出してくる人は逆にいやらしく感じてしまう。でも、あの頃はそれが当たり前で、一生懸命だったんよなぁ。

    頑張って、そこそこの会社に入っても、ちょっとしたことで「なんか違う」と嫌になって、あれだけ頑張ったのに辞めるときはあっさり。じゃあ、あの就活って何だったんやろう?って思う。たぶん、そんな人も少なくないんじゃないかな。

    だから就活生の皆様、無理せず、焦らず、イキらずに。肩の力を抜いても大丈夫やから!

    入ってからのほうが長いし、そこでずっと続く人なんて、案外少ないで。

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    2026年09月22日
  • 生殖記

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    ネタバレ

    『私』の話は朝井リョウさんの考えを覗いている気持ちになれる。大学入試の現代文を読まされてる感覚になって目で追うだけでは少々理解するのに難しかった。主観なのに第三者目線で書くのが上手だった。
    一方、尚成の物語としては大きな波乱もなく日常を描いているのになぜか引き込まれる話だった。
    最終章でもタイトルを回収でき、尚成の相槌のごとく、なるほど〜。って、本を閉じた。

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    2026年09月22日
  • スペードの3

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    ネタバレ

    さくっと読めて面白かった〜
    宝塚のファングループ(公式親衛隊?)に新しく入ってきた子は同級生の美少女と思いきや、外見から見下していたがめちゃくちゃ垢抜けた同級生というミスリードにまんまとやられた!
    すっごい癖っ毛の同級生が髪ストレートにして垢抜けて成人式でめちゃくちゃ可愛かったの思い出した
    宝塚のファングループの洋服を揃えるとかはモデルがあるんだろうなぁ...すごい世界

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    2026年09月22日
  • 何者

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    ネタバレ

    Twitterとかが出てくる今風の小説。ミステリ?
    主人公への感情移入の仕方が誘導的。
    内容は読みやすい本の部類か

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    2026年09月21日