朝井リョウのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
普段読書しない私でもよく聞くタイトルで気になっていた本。
1冊目にしては難しい内容だったかもしれない。
多様性を理解してるつもりでも、想像できるマイノリティに入っていないものが、私の知らない世界がたくさんあるのだなと。
マジョリティが想像できるマイノリティは所詮マイノリティの中のマジョリティなんだと。
マイノリティの中のマイノリティを持つ人は異常なのか。
その人たちは欲望を満たせないことよりも、それを言葉にできない孤独に苦しんでいるのかもと想像する力をつけたい。
相手が自分をすべて理解してほしいとは思っていない可能性があるということを心に刻んで生きていきたいな。
「自分が想像できる"多様性"だけ礼賛して、秩序整えた気になって、そりゃ気持ちいいよな」
「読む前の自分には戻れない」とまでは思えなかった。
読解力不足です。
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Posted by ブクログ
星5の価値が絶対にある本だとは思うけど、面白くはなかった。正直に言うと、難しすぎて私には解釈しきれない部分も多く、読んでいて苦しかった。解説を読んで、朝井リョウ作品は意地悪というのが大納得すぎた。もう少し経験を積んでから読み直したい作品。
諸橋大也や、桐生夏月らからしたら、不快に思う意味での正欲の話だけど、私は最近変愛について考えることが多い。恋人のこと好きというよりは、恋愛という局面において、自分が正欲を振りかざしていて、なんとなくそのことを自覚していて苦しかったからだ。なんとなくだったけれど、自分の正欲の身勝手さやその欲がどのくらい正当なものなのかを考えていた。
正当じゃないと感じていたから、掴みきれてないから嫌だなーー。
自分が正しいと思う恋人の在り方をどうしても相手に求めてしまう。ズレがあるとイライラしてしまう。わかってても止められない。友達に相談すると、そう思うのは当たり前だよと言われる。語彙にできないけれど、世の中のカップルはどう成り立っているんだろうか。正欲のぶつけ合い??
そんな、寺井啓喜のような人に絶対になりたくない。ぶつけ合わないのが正しいと思っている節もある、それが私の正欲でもあるから難しいよねん。
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Posted by ブクログ
朝井リョウのラジオで、昔のエッセイについて語られているのを聞いて読んでみた。
「あの時代だから書いてしまったこと」「今の自分だったらとても書かないこと」というニュアンスで語られていた理由が分かった。作家って大変だね。
それを差し引いてもセンスが流石。
機種変の話が一番笑った。
自転車京都旅の話では、やっぱりこんな凄いことを成し遂げられる人だからこそ、あんなおもしろい人間になれるし、度肝を抜く小説が書けるんだな…人間力…としみじみした。
ちなみに。
あれなんかこの話最近読んだぞ…??と思ってたら、時をかけるゆとりの親本だった。改題ってこんなに変えるのね。 -
Posted by ブクログ
朝井リョウ『何者』
就活時代を思い出した。私もやったなぁ、就活。
同じような紺色のスーツを着て、同じような受け答えをして、少しでも自分をよく見せようと背伸びする。「サークルまとめてます」「バイトリーダーしてます」なんて、今、自分が選ぶ立場になったら、そんなに自分を出してくる人は逆にいやらしく感じてしまう。でも、あの頃はそれが当たり前で、一生懸命だったんよなぁ。
頑張って、そこそこの会社に入っても、ちょっとしたことで「なんか違う」と嫌になって、あれだけ頑張ったのに辞めるときはあっさり。じゃあ、あの就活って何だったんやろう?って思う。たぶん、そんな人も少なくないんじゃないかな。
だから就活生の皆様、無理せず、焦らず、イキらずに。肩の力を抜いても大丈夫やから!
入ってからのほうが長いし、そこでずっと続く人なんて、案外少ないで。