朝井リョウのレビュー一覧

  • 何様(新潮文庫)

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    『何様』
    採用担当として、この本は見逃せなかった。
    社会人3年目、これまで勤めていた部門から異動して採用担当となり、配属されてたった3ヶ月で人の人生を決める面接官となった。

    会社のことは知っている。けれど、自分が学生のことを評価していいものなのか。この葛藤を今でもふと思い出す。
    多くの学生は、中学、高校と目の前に一直線に敷かれた道をただひたすら走る。
    そして大学で自身の道をいくつも枝分かれさせながら、大きく広げていく。
    そんな矢先、目の前の道は霧で覆われ、
    「自己実現のゴールは?」などと聞かれ、否が応でも自分の人生を振り返りながら霧を晴らせないといけない。
    無理やり道を開けようとしている学生

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    2026年06月09日
  • 世にも奇妙な君物語

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    本家、世にも奇妙な物語のテーマ曲が頭の中に流れてくる1冊。

    イマドキのシェアハウス事情をリサーチしたかっただけなのに…。「シェアハウさない」

    コミュ力を判じられる世界。それでも私は…。「リア充裁判」

    主人公になりたいこどもばかりじゃない。親の願望とこどもの気持ちの板ばさみ「立て! 金次郎」

    ネットニュースの是非と息子の無邪気な眼差し「13.5文字しか集中して読めな」

    誰が有名劇作家の新作舞台の主役を勝ち取るのか?「脇役バトルロワイアル」

    シェアハウさない、はオチが読めましたが、後の4作はラストのどんでん返しが痛快!
    「リア充裁判」と「立て!金次郎」は、真面目に頑張れば報われるラスト

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    2026年06月09日
  • 学生時代にやらなくてもいい20のこと

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    本当に頭空っぽにして、楽しく読めた作品。若くて体力があって、時間があって、友達も多くて、いろんなことにチャレンジできて、すがすがしいまでの人生謳歌っぷりだなぁ。ほかのエッセイも読んでみたいと思った。

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    2026年06月09日
  • どうしても生きてる

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    ネタバレ

    人生いろいろあるけれど、それでも生きていかなくてはならない。
    自分も感じたことのある様々な感情、分かるなあと思いながら読み進めた。
    最後の出生前診断で陽性が出てしまった妊婦の話が辛かった。ハズレを引き続ける人生だけど、生きていく上で力になっている部分もあって・・・。障害児が生まれるかもってなって逃げる男は本当に最低。勝手すぎる。

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    2026年06月07日
  • 世にも奇妙な君物語

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    頭の中で響き渡る"例のBGM"
    著者が世にも奇妙な物語が好きなこともあり高クオリティミステリアスワールドを体感できた!
    各話でえ、そうなるの?!と毎回驚嘆するのは本家同様。この世の中を少し誇張した、いや、近い未来にそうなるとも言える世界を描いた奇妙な物語達でした。

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    2026年06月06日
  • 死にがいを求めて生きているの

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    『イン・ザ・メガチャーチ』でも感じたが、朝井さんは時代の空気感の切り取り方が本当に秀逸なんだけれど、描きたいテーマや登場人物たちのエピソードひとつひとつを以って、最終的に何を書きたい、伝えたいのかが今ひとつわからない。
    ルポを読んでいるかのよう、と誰かが表現していたが、“物語”を書き切る胆力がないのではないか。
    ラストのその先が読みたいよ。

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    2026年06月06日
  • 世にも奇妙な君物語

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    短編が5つあります。

    全部思ってもみない所に着地する物語ばかりです。

    わたしにちょいと難しい。どういう事ってなるので読み返しが必要でした。

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    2026年06月06日
  • 生殖記

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    最初、めちゃ面白い!と思って引き込まれたけど、途中から小説というより論文みたいな感じで小難しくて、思ってた内容と違って読み飛ばしてしまった
    著者は日頃からこういうことを深く考えている人なんだなぁ、と思った

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    2026年06月05日
  • 何様(新潮文庫)

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     本書を読んでいく中で、自分が社会人として生きていく上で励まされた言葉。

        ー本気の1秒ー

     「この仕事やだな〜辞めたいな〜」とか思ってしまうことも私は最近あるのだが、思い返してみると、少し順調に仕事が進んでいる時は、一瞬よしやるか!って気持ちになる。その後は嫌だという気持ちが勝ってしまうのだが、、、。
     しかし、その一瞬頑張ろう!という思いを大切にしてあげて、つまらなくてもやる気が出なくてもその「本気の1秒」を守るために、全力で頑張ってみる。そう思うと、自然と心が軽くなる。社会人生活に疲弊することもあるけれど、この自分の「本気の1秒」を大切にして、生き抜いていきたいと思った。
     

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    2026年06月05日
  • 何者

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    高校受験も大学受験も就活も、自分が1番幸せでありたいことの逆側は、みんな自分よりは不幸であってほしいことであったし、
    働いて何年も経った今も職場でそう思っているから
    自分の腹の中を言い当てられたようだった。
    組織の業績でも成果につながった決め手は自分でありたいという考えから抜け出せないから、同僚は自分がのし上がるための仲間だと思っているし、
    のし上がるには清い心なんて持っていられないだろと思ってしまう。
    助けてもらっても、自分を助けたことがこの人の成果になるのかと思うと、チャンスボールを渡した気持ちになって悔しいから自分でなんとかする道を選ぶ。
    大学受験は学力次第だったから諦めるしかなかったけ

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    2026年06月06日
  • もういちど生まれる

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    朝井リョウにしては、いまいち面白くなかった。
    ほかの作品に比べて、登場人物の悩みや、思いが浅く感じた。

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    2026年06月04日
  • 武道館

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    女性アイドルグループの売れるまでの心の葛藤を描いた物語。ありきたりだが、自分の気持ちを優先させるのか、アイドルとしての矜持を優先させるのか、いかに。

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    2026年06月04日
  • どうしても生きてる

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    1話目から順に読み、最後の話を読んで、タイトルの どうしても生きてる が響くなぁ、と思った。
    どの話もなんかむき出しでリアルだと思った。触れると痛い感じがチラチラとかすめる時がある。読んでるとたまに重さみたいな、しんどいなぁと感じるけど、最後まで読もうと思った。
    読み終えて、自分のモヤっとした言葉にもならん気持ちを表したらこんな感じかも、という共感とかなるほど、みたいな気持ちが多かったかな。なんか、軽くなった気がする。

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    2026年06月03日
  • 何者

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    ネタバレ

    昔紙で読んでいた。就活生の青春群像がTwitterで描かれているということで、もう少し期待していたけど、人を非難ばかりする気持ちの良くない本だった。最後は反省していたけど、大してスッキリしなかった。5/10

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    2026年06月03日
  • 桐島、部活やめるってよ

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    30過ぎて初めて読んだ。チャットモンチーを聴いていた高校時代やラッドウィンプスが好きな友達カップルがとても懐かしく感じられる。
    振り返ってみれば学校という場所は本当に窮屈だった。上と下があった。転校して、はぶられないように悪口を言った。それが居心地悪くなって、クラス替えを気に違うグループと遊ぶようになった。それでも行動したらあの子からどう思われるかな、とがんじがらめになっていた。

    改めて朝井さんはその「時」を閉じ込めるのが上手いし、リアルだし、生々しいと感じた。
    桐島が部活をやめたことでみんなの生活が少し変わる、もしかしたら大きな変化をもたらすのかもしれない、おもしろい構成だった。
    登場した

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    2026年06月03日
  • 何者

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    ネタバレ

    多くの読者が主人公・拓人のSNS裏アカウントに自意識を刺されて悶絶する中、私は別の登場人物に、目を背けたくなるほどのシンパシーを抱いていた。口先だけで「クリエイティブな活動」を気取り、就活のシステムを冷笑する隆良だ。
    ​かつて、私にも「放送作家になりたい」と本気で願った時期があった。「なぜ皆と同じタイミングで、同じリクルートスーツを着て、人生の仕事を決めなきゃいけないんだ」と社会を斜に構えて見ていたあの頃の感覚。それは、何者かになりたい人間の、ただの言い訳だったのだと今ならよくわかる。
    ​私たちは、中学生から高校生、高校生から大学生へと進む中で、新しい肩書きを与えられるたびに、中身の足りない自

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    2026年06月01日
  • 桐島、部活やめるってよ

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    ネタバレ

    春やねぇ。こういう青臭い感じ、読んでいて懐かしい気分になり楽しい。ライトノベルと言われる範疇かな、めっちゃ軽い。想像とはだいぶ違った。桐島が辞めた経緯が描かれているかと思ったけど、桐島本人は出てこない。数人の高個性の日常とやりたいことがなく悩む様子が描かれている。

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    2026年06月01日
  • 風と共にゆとりぬ

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    ニヤニヤせずにはいられない。
    これこそ朝井リョウ。、これがいいんだよなぁ。
    ゆとりシリーズと他の作品とのギャップがありすぎて同じ人が書いたとは思えない笑笑
    自然と笑顔になれる作品^_^

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    2026年05月31日
  • もういちど生まれる

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    ネタバレ

    「さっきのシーンさ」
    「自殺のシーンっていうよりも」
    「この世界に生まれ落ちたみたいだったよ」

    誕生日おめでとう。便せんには、先生の下手くそな字でそう書いてあった。

    「もういちど生まれたみたいだった」


    ここが!良すぎる!堀田先生に救われたッ...

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    2026年05月31日
  • 死にがいを求めて生きているの

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    《摩擦を失ったこの時代に、どう自分を形作るのか》

    読みたいリストから手に取った。

    植物状態のまま病院で眠る智也と、献身的に見守る雄介。
    二人を取り巻く人達から徐々に浮かび上がる真実とはー…?

    大人の子どもに対するあらゆる善意が、子どもにとっては安全で優しい環境である反面、あらゆる経験まで先回りして取り除かれ、結果それが生きづらさに繋がる。
    「痛みを減らすこと」「生きる力を奪うこと」の境界線って難しい。
    暴力やいじめはもちろん減った方がいいけれど、人間が「自己」を作るには人間関係で生まれるある程度の痛みや摩擦は必要なんだな、と感じた。
    読みながらユニバース25を連想してしまったり、これって

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    2026年05月28日