澤村伊智の作品一覧
「澤村伊智」の「比嘉姉妹シリーズ」「潰える 最恐の書き下ろしアンソロジー」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「澤村伊智」の「比嘉姉妹シリーズ」「潰える 最恐の書き下ろしアンソロジー」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
ホラー文庫創刊30周年を記念した、全作書下ろしのホラーアンソロジー。どれもこれも粒よりです。
鈴木光司「魂の飛翔」には驚かされました。「リング」にまつわる、本当のような裏話。そしてあれから30年も経ってしまっているのか……ということがリアルに怖い(笑)。
澤村伊智「ココノエ南新町店の真実」、阿泉来堂「ニンゲン柱」、小野不由美「風来たりて」あたりは、もう作家さんのファンだし間違いのない作品という感じで、どれもが怖いし面白いし最高です。まだあまり読んでいない原浩「828の1」は、実は一番怖かったかも。あの「死神の声」があまりにそれっぽくないだけに、余計に怖くて嫌でした。初読み作家さんの一穂ミチ「に
Posted by ブクログ
映画にもなった話題作。田原秀樹の幼少期、認知症の祖父の下に来訪した不可解な存在。それは時代を超えて、結婚して幸せな家庭を築き上げていた秀樹の元へもやってくる。妻と娘を守るために、秀樹はありとあらゆる人々に協力を仰ぎ、霊能者真琴の元へと行き着く。3部展開になっており、夫して父親として努力している秀樹は、妻の目線から見ると「立派な夫で父親」という自分に酔っているだけだった。秀樹の周囲を巻き込み、徐々に迫り来る「ぼぎわん」の恐怖と、真琴と「ぼぎわん」との戦いは読んでいて恐怖に引き込まれる。3部は謎解きという感じだが、琴子が突然、国家権力すらも屈服させたり、実家に到着した途端に霊視で真相に全て辿り着い