紙魚の手帖Vol.01

紙魚の手帖Vol.01

1,500円 (税込)

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「ミステリーズ!」の後継誌ついに創刊。コンセプトは、国内外のミステリ、SF、ファンタジイ、ホラーを刊行してきた東京創元社による「総合文芸誌」。『蝉かえる』で第74回日本推理作家協会賞、第21回本格ミステリ大賞W受賞の櫻田智也が贈るシリーズ最新作。第21回本格ミステリ大賞の全選評も一挙掲載。さらに、第18回ミステリーズ!新人賞受賞作「三人書房」ほか、充実の創刊号。/【目次】『紙魚の手帖』創刊にあたって/【創刊記念特別エッセイ】投げ込みマガジン〈紙魚の手帖〉戸川安宣/【受賞作決定!】第31回鮎川哲也賞 選評 辻 真先・東川篤哉・麻耶雄嵩/第18回ミステリーズ!新人賞 選評 大倉崇裕・大崎 梢・米澤穂信/【第18回ミステリーズ!新人賞受賞作】三人書房 柳川 一●第18回ミステリーズ!新人賞受賞作。若き日の江戸川乱歩を描く、流麗な謎解き譚/【第21回本格ミステリ大賞全選評】第21回本格ミステリ大賞受賞作決定!/第21回本格ミステリ大賞選考経過/受賞の言葉 [小説部門] 櫻田智也 [評論・研究部門] 飯城勇三/選評 小説部門/選評 評論・研究部門/【日本推理作家協会賞&本格ミステリ大賞受賞第一作】白が揺れた 櫻田智也●ハンターたちが狩りをしていた山で起きた、悲劇の真相は?〈エリ沢泉〉シリーズ最新作!/【読切】ゼロ 加納朋子●私の元にやってきたのは、カフェオレ色の天使だった。少女と犬の絆を描く最新ミステリ!/スフレとタジン 近藤史恵●コロナ禍の影響で志村さんが講師で始めた〈パ・マル〉の料理教室。タジン鍋を使うモロッコ料理を……。/フォトジェニック 秋永真琴●カメラを構える彼女の目に、この世界は、僕は、どんなふうにうつっているんだろう? 気鋭が贈る傑作掌編。/108の妻 石川宗生●点描の妻、夢見る妻、革命家の妻、お品書きの妻……様々な「妻」をお楽しみください。/セリアス 乾石智子●ひっそりと暮らす魔道師夫婦、彼らの秘密とは……/魚泥棒は誰だ? ピーター・トレメイン 田村美佐子 訳●修道院の厨房で起きた二件の事件をフィデルマが解き明かす/【INTERVIEW 期待の新人】千田理緒『五色の殺人者』/大島清昭『影踏亭の怪談』/【BOOKREVIEW】[文芸全般]瀧井朝世/[国内ミステリ]宇田川拓也/[翻訳ミステリ]村上貴史/[SF]渡邊利道/[ファンタジイ]三村美衣/『紙魚の手帖』創刊記念読者プレゼントキャンペーン/執筆者紹介/編集後記・次号予告

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紙魚の手帖 のシリーズ作品

1~19巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~19件目 / 19件
  • 紙魚の手帖Vol.01
    1,500円 (税込)
    「ミステリーズ!」の後継誌ついに創刊。コンセプトは、国内外のミステリ、SF、ファンタジイ、ホラーを刊行してきた東京創元社による「総合文芸誌」。『蝉かえる』で第74回日本推理作家協会賞、第21回本格ミステリ大賞W受賞の櫻田智也が贈るシリーズ最新作。第21回本格ミステリ大賞の全選評も一挙掲載。さらに、第18回ミステリーズ!新人賞受賞作「三人書房」ほか、充実の創刊号。/【目次】『紙魚の手帖』創刊にあたって/【創刊記念特別エッセイ】投げ込みマガジン〈紙魚の手帖〉戸川安宣/【受賞作決定!】第31回鮎川哲也賞 選評  辻 真先・東川篤哉・麻耶雄嵩/第18回ミステリーズ!新人賞 選評 大倉崇裕・大崎 梢・米澤穂信/【第18回ミステリーズ!新人賞受賞作】三人書房 柳川 一●第18回ミステリーズ!新人賞受賞作。若き日の江戸川乱歩を描く、流麗な謎解き譚/【第21回本格ミステリ大賞全選評】第21回本格ミステリ大賞受賞作決定!/第21回本格ミステリ大賞選考経過/受賞の言葉 [小説部門] 櫻田智也 [評論・研究部門] 飯城勇三/選評 小説部門/選評 評論・研究部門/【日本推理作家協会賞&本格ミステリ大賞受賞第一作】白が揺れた 櫻田智也●ハンターたちが狩りをしていた山で起きた、悲劇の真相は?〈エリ沢泉〉シリーズ最新作!/【読切】ゼロ 加納朋子●私の元にやってきたのは、カフェオレ色の天使だった。少女と犬の絆を描く最新ミステリ!/スフレとタジン 近藤史恵●コロナ禍の影響で志村さんが講師で始めた〈パ・マル〉の料理教室。タジン鍋を使うモロッコ料理を……。/フォトジェニック 秋永真琴●カメラを構える彼女の目に、この世界は、僕は、どんなふうにうつっているんだろう? 気鋭が贈る傑作掌編。/108の妻 石川宗生●点描の妻、夢見る妻、革命家の妻、お品書きの妻……様々な「妻」をお楽しみください。/セリアス 乾石智子●ひっそりと暮らす魔道師夫婦、彼らの秘密とは……/魚泥棒は誰だ? ピーター・トレメイン 田村美佐子 訳●修道院の厨房で起きた二件の事件をフィデルマが解き明かす/【INTERVIEW 期待の新人】千田理緒『五色の殺人者』/大島清昭『影踏亭の怪談』/【BOOKREVIEW】[文芸全般]瀧井朝世/[国内ミステリ]宇田川拓也/[翻訳ミステリ]村上貴史/[SF]渡邊利道/[ファンタジイ]三村美衣/『紙魚の手帖』創刊記念読者プレゼントキャンペーン/執筆者紹介/編集後記・次号予告
  • 紙魚の手帖Vol.02
    1,500円 (税込)
    米澤穂信、シリーズ最新作。第18回ミステリーズ!新人賞優秀賞、村嶋祝人「百円玉」。倉知淳、酉島伝法、空木春宵、川野芽生などの読切掲載。若島正、エッセイ新連載ほか。/【目次】【小鳩君と小佐内さんが活躍する、シリーズ最新短編!】羅馬(ローマ)ジェラートの謎 米澤穂信●《紙魚の手帖》でも続きます。年に一度のお楽しみ、シリーズ最新作。なんと山田風太郎賞受賞後第一作!/解説「羅馬ジェラートの謎」 北原尚彦/【第18回ミステリーズ!新人賞優秀賞】 百円玉 村嶋祝人●団地の一室での清掃が、13年前の記憶を掘り起こすーー。第18回ミステリーズ!新人賞優秀賞受賞作。/【読切】ウィッチクラフト≠マレフィキウム 空木春宵●その者の二つ名は、《魔女達の魔女》。『感応グラン=ギニョル』で鮮烈なデビューを果たした著者最新作。/さいはての実るころ 川野芽生●機械の身体を持つ青年の前に現れた、植物に身を覆われた少女。注目の幻想作家・川野芽生最新作/一等星かく輝けり 倉知 淳●悪徳プロモーターを手に掛けた歌謡界の元スター。証拠は全て葬り去ったはずが、死神めいた刑事が現れて……/天地揺らぐ 戸田義長●安政江戸地震で亡くなった藤田東湖。その死の真相を丁寧な筆致で描いた、著者最新作/無常商店街 酉島伝法●姉に猫の世話を頼まれ、曰くつきの町に滞在することになった翻訳家の主人公。「商店街には近づかないように」と警告されていたが……/曼珠沙華忌 弥生小夜子●鬼の伝説が伝わる寺で起きた殺人。美貌の双子にまつわる悲劇の真相はーー耽美と残酷が彩る実力派による佳品/431秒後の殺人 床品美帆●第16回ミステリーズ!新人賞受賞者が、現代の京都を舞台に贈る本格×青春ミステリ新シリーズ/沈黙のねうち  S・チョウイー・ルウ 勝山海百合 訳●言語能力を売買できるようになった近未来。移民の母は娘の将来のため、重大な決断を迫られる/新世界(ニュー・ワールド) パトリック・ネス 樋渡正人 訳●目の前に広がる美しい惑星、入植船から新しい世界を見た少女ヴァイオラは……。『心のナイフ』前日譚にあたるスピンオフ短編/『旅書簡集 ゆきあってしあさって』刊行告知 高山羽根子・酉島伝法・倉田タカシ●今回は著者のお三方から、絵葉書をお預かりしました。書簡集からひらりとすべり落ちた三通。刊行間近の『旅書簡集 ゆきあってしあさって』の世界をのぞいてみるつもりで、お楽しみください。/【ESSAY】乱視読者の読んだり見たり 第1回 続いている小説と映画 若島 正ホームズ書録 全く未知の「ミス・ホームズ捕物帖」 北原尚彦/【COLUMN】ひみつのおやつ*アイスクリーム 降田 天私の必需品*ウェットティッシュ 河野 裕/【INTERVIEW 期待の新人】犬飼ねこそぎ新名 智/【INTERVIEW 注目の新刊】『トリカゴ』 辻堂ゆめ/【追悼・松坂 健】小山 正・新保博久・白井久明・戸川安宣/【BOOKREVIEW】[文芸全般]瀧井朝世[国内ミステリ]宇田川拓也[翻訳ミステリ]村上貴史[SF]渡邊利道[ファンタジイ]三村美衣/執筆者紹介編集後記・次号予告
  • 紙魚の手帖Vol.03
    1,500円 (税込)
    対談や短編掲載などで贈る、『短編ミステリの二百年』(小森収編)完結記念特集。気鋭・澤村伊智が贈る、長編新連載スタート! 近藤史恵、榊林銘、イザベル・フォールら読切ほか。/【目次】【特集】祝・完結!『短編ミステリの二百年』振り返り/対談 小森 収(『短編ミステリの二百年』編者)×杉江松恋(書評家)/ここだけの編集後記/『短編ミステリの二百年』全6巻編者解題/誰が配ったっけ? リング・ラードナー 直良和美 訳●『短編ミステリの二百年』ボーナストラックは、都会小説の名手による「語り」の極致/【新連載】特撮なんて見ない 第1回 澤村伊智●みんなと撮った青春映画のおかげで、わたしはここに立ってる――気鋭が贈る異色のミステリ長編、開幕!/【読切】運命女神(リトン)の指 乾石智子●小さな織物工房を営む三人の女性、その正体は……/解説/〈オーリエラントの魔道師〉年表/〈オーリエラントの魔道師〉地図/おうち 倉田タカシ●わたしがかつて暮らし、自ら出て行った家は、“人間の言葉を理解する”という猫たちの家になっていた/正義のための闘争 倉知 淳●これは重大な裏切りだ――信頼していた秘書を殺したタレント文化人の前に、死神めいた風貌の刑事が現れる/幻想のフリカッセ 近藤史恵●「メインは若鶏のフリカッセだ。これは絶対に食べてもらわないと」兄弟らしい二人はこんな会話をしていた/自殺相談 榊林 銘●いのちの相談窓口に、女子高生が電話をかけてきたが……。『あと十五秒で死ぬ』で話題の新鋭が贈る最新短編/銀が舞う 砂村かいり●家庭とパート先、現実と夢のあわいで揺れ動く心を描いた、期待の新鋭による最新短編/影たちのいたところ 松樹 凛●八月、夕暮れの浜辺で少女が出会ったのは、“影”を連れた少年だった。第12回創元SF短編賞受賞第一作/聖樹(せいじゅ)森谷明子●少年の濡れ衣を晴らすため、おなじみ秋葉図書館の司書探偵たちが立ち上がる! 秋葉シリーズ待望の最新作/星合(ほしあい)森谷明子●秋葉家の先祖が残した開かずの文箱。そこにはどんな秘密が? 少年と司書たちが、旧家の謎に挑む!/私の性自認は攻撃ヘリ イザベル・フォール 中原尚哉 訳●発表直後から大議論を呼んだヒューゴー賞候補の問題作、ついに邦訳/【ESSAY】ぼくたちが選んだ 第1回 有栖川有栖・北村 薫・宮部みゆき/翻訳のはなし 第1回 エンタメ翻訳党宣言 田口俊樹/乱視読者の読んだり見たり 第2回 ジーン・ウルフの「取り替え子」を読む 若島 正/【COLUMN】ひみつのおやつ*ポテトチップス 蝉谷めぐ実/私の必需品*今日の一本 風森章羽/【INTERVIEW 期待の新人】明神しじま/【INTERVIEW 注目の新刊】『残月記』小田雅久仁/【BOOKREVIEW】[文芸全般]瀧井朝世/[国内ミステリ]宇田川拓也/[翻訳ミステリ]村上貴史/[SF]渡邊利道/[ファンタジイ]三村美衣/執筆者紹介/編集後記・次号予告
  • 紙魚の手帖Vol.04
    1,500円 (税込)
    凪良ゆう『流浪の月』、映画化記念特集! 坂木司『きみのかたち』、長編連載開始。櫻田智也、君嶋彼方ら読み切り掲載ほか。/【目次】【特集】2022年5月映画公開記念 小説と映画でより深く楽しむ『流浪の月』の世界/映画『流浪の月』特別鼎談 凪良ゆう×広瀬すず×松坂桃李/流浪の月 シナリオ版(抄) 原作:凪良ゆう 脚本:李 相日/未来の月へ 凪良ゆう/書店員エッセイ『流浪の月』文庫化に寄せて 紀伊國屋書店新宿本店 丸森ひなの・紀伊國屋書店梅田本店 小泉真規子・三省堂書店池袋本店 早野佳純・今野書店 坂井絵里/【新連載】/きみのかたち 第1回 坂木 司●「いつも」が毎日から消えた時、はじめて見えたもの。コロナ禍に見舞われる現代を生きる少年探偵たちの物語/【小説】/特撮なんて見ない 第2回 澤村伊智●自主映画制作の資金調達のため、真帆が提案したアイデアが、湯浅組に思いがけない波紋を呼んでしまい……/ジャッカル 乾石智子●本の魔道師ケルシュが助けた少年はジャッカルを連れていた/青いワンピースの怪談 大島清昭●実話怪談作家・呻木叫子が博物館学芸員から聞いた怪異──第17回ミステリーズ!新人賞受賞作家の最新作/神の光 北山猛邦●一九五五年、一攫千金を夢見て忍び込んだ高レートカジノ。そこで遭遇した奇妙な“消失”事件とは──/ちゃんとしない息子 君嶋彼方●いつの間にか彼は、我が家にいつくようになった──新鋭が贈る、ちゃんとしない家族をめぐる物語/赤の追憶 櫻田智也●翠里が経営する花屋を訪れた客は、様々な事情を抱えていそうだったが……。〈エリ沢泉〉シリーズ最新作!/まるで渡り鳥のように 藤井太洋●動物は故郷を目指して“渡り”をする。そして宇宙に進出した人類も――現代SFの最前線!/北の詩人からの手紙 柳川 一●若き日の江戸川乱歩の姿を描いた 第18回ミステリーズ!新人賞受賞作「三人書房」の後日談登場/ハンブルパピー ジョーン・エイキン 三辺律子 訳●競売で手に入れた箱に入っていたのは?/シャンクスと鍵のかかった部屋 ロバート・ロプレスティ 高山真由美 訳●『日曜の午後はミステリ作家とお茶を』の名探偵、作家シャンクスがふたたび鮮やかな謎解きを披露します!/【特別企画】有栖川有栖×綾辻行人×今村昌弘『図書館でミステリー ミステリー作家(3(参上))』開催報告/第22回本格ミステリ大賞候補作決定!/第22回本格ミステリ大賞予選会選評・選考経過/【ESSAY】ぼくたちが選んだ 第2回 有栖川有栖・北村 薫・宮部みゆき/翻訳のはなし 第2回 仕事椅子の話 中原尚哉/乱視読者の読んだり見たり 第3回 ジーン・ウルフの“Suzanne Delage”を読む 若島 正/ホームズ書録 切り抜き合本から掲載号を推理した「探偵実話 村醫者」 北原尚彦/【COLUMN】ひみつのおやつ*菓子パン 菊石まれほ/私の必需品*雨の音 一本木透/【INTERVIEW 期待の新人】床品美帆/清水裕貴/【INTERVIEW 注目の新刊】『タイムマシンに乗れないぼくたち』寺地はるな/『獣たちの海』上田早夕里/【BOOKREVIEW】[文芸全般]瀧井朝世/[国内ミステリ]宇田川拓也/[翻訳ミステリ]村上貴史/[SF]渡邊利道/[ファンタジイ]三村美衣/執筆者紹介/編集後記・次号予告
  • 紙魚の手帖Vol.05
    1,500円 (税込)
    石持浅海、大倉崇裕、倉知 淳などの競演で贈る、倒叙ミステリ特集! 第22回本格ミステリ大賞全選評掲載ほか。/【目次】【特集】人気作家による豪華競演! 名探偵と名犯人の攻防を描く倒叙ミステリの最前線/五線紙上の殺意 犯罪相談員〈1〉 石持浅海●[新連載]そのNPO法人には、犯罪に手を染めるべきか悩む人が相談にやってくる――/ギガくらりの殺人 相沢沙呼●あの名探偵キャラが本誌初登場。くらりとの奇跡のコラボも実現!/空ろの匠 大倉崇裕●芸者のために美しい髪飾りを五十年以上つくり続けた老職人。唯一人の弟子を殺した彼の心理を福家警部補が探る/世界の望む静謐 倉知淳●付き纏ってくる同僚を手にかけた美術予備校の講師の前に、死神めいた刑事が立ちはだかる/吾輩は犯人である 似鳥鶏●吾輩は猫である。名前は「トラさん」である。多彩な作風で知られる著者はじめての倒叙ミステリ/[ブックガイド]『Shooting Columbo』の衝撃 町田暁雄/【第22回本格ミステリ大賞全選評】第22回本格ミステリ大賞受賞作決定!/第22回本格ミステリ大賞選考経過/受賞の言葉[小説部門]芦辺拓・米澤穂信[評論・研究部門]小森収/選評 小説部門/選評 評論・研究部門/【小説】きみのかたち 第2回 坂木司●コロナウイルスの流行で小学校は休校。外に出られないし、友達にも会えない。これって、いつまで続くの?/特撮なんて見ない 第3回 澤村伊智●“残念な美形”の男子生徒を主演にスカウトした真帆が、次に声を掛けたのは……/小瓶の魔族 廣嶋玲子●人間嫌いの魔族と自由を愛する女船長の出会いの物語/台北パテーベビー倶楽部 溝渕久美子●一九三二年、台北。家族に疎まれ海を渡った二人は、この街で出会った。第12回創元SF短編賞優秀賞受賞第一作/【ESSAY】装幀の森 第1回 アルビレオ/ぼくたちが選んだ 第3回 有栖川有栖・北村薫・宮部みゆき/翻訳のはなし 第3回 持ちこみ成功! 越前敏弥/ホームズ書録 切り抜き合本にはまだ翻案が 『単編集 乙一』『単編集 乙四』北原尚彦/【COLUMN】ひみつのおやつ*おやつの時間 白尾悠/私の必需品*使い古しのペン 潮谷験/【INTERVIEW 期待の新人】京橋史織/川野芽生/【INTERVIEW 注目の新刊】『馬鹿みたいな話! 昭和36年のミステリ』辻真先/『空をこえて七星(ななせ)のかなた』加納朋子/【BOOKREVIEW】[文芸全般]瀧井朝世/[国内ミステリ]宇田川拓也/[翻訳ミステリ]村上貴史/[SF]渡邊利道/[ファンタジイ]三村美衣/執筆者紹介/編集後記・次号予告/※電子書籍版には、フランシス・ハーディング「悪魔の橋」は収録されておりません。
  • 紙魚の手帖Vol.06
    1,500円 (税込)
    大注目の翻訳ミステリ&真夏のホラー特集。高田大介、歴史ミステリ新連載スタート。近藤史恵、小田雅久仁、久永実木彦、雛倉さりえ読み切りほか。/【目次】【特集】今こそ見逃せない! 大注目の翻訳ミステリ/印象的な男 ピーター・スワンソン 務台夏子 訳●ランチタイムに毎日現れるクレーマーの謎/アマポーラ ルイス・アルベルト・ウレア 門野 集 訳●MWA最優秀短編賞受賞作!/2022年東京創元社の翻訳ミステリ刊行リスト/2022年上半期翻訳ミステリの動向 若林 踏/ジャナ・デリオン 〈ワニ町〉シリーズ応援イラスト 松島由林/名作ミステリ新訳プロジェクト・パーフェクトガイド/祝 翻訳ミステリー大賞および読者賞決定!/【特集】慄える・惑う・憑かれる 真夏のホラー/古池町綺譚 小田雅久仁●奇妙な町に迷い込んだ男/紹興庵 幻想文学会の思い出 南條竹則●怪奇幻想の時代を築いた人々の記録/赤虫村の怪談 大島清昭●8月刊行新作、一部先行掲載!/芦花公園『とらすの子』刊行記念鼎談!/多彩な恐怖の探求者たち――新鋭ホラー作家ガイド 朝宮運河/創元ホラー長編賞 応募規定/【新連載】/記憶の対位法 第1回 高田大介●〈多声音楽〉の誕生を巡る長編ミステリ/【小説】夫の罪と妻の罪 犯罪相談員〈2〉 石持浅海●犯罪に手を染めるか悩む者が訪れるNPO法人/きみのかたち 第3回 坂木 司●現代の小学生の探偵行/間の悪いスフレ 近藤史恵●ビストロ・パ・マルでプロポーズ/わたしたちの怪獣 久永実木彦●父が死んだ日、東京湾に怪獣が出現して……/ホロウ・ダンス 雛倉さりえ●吸血鬼狩りと吸血鬼のおだやかなふたり暮らし/刑事何森 逃女 丸山正樹●ベトナム人技能実習生が起こした事件の真相は/【ESSAY】装幀の森 第2回 アルビレオ/ぼくたちが選んだ 第4回 有栖川有栖・北村 薫・宮部みゆき/翻訳のはなし 第4回 スウェーデン語─英語─スウェーデン語 柳沢由実子/【COLUMN】ひみつのおやつ ラムネ 八目 迷/私の必需品 オフの環境 阿泉来堂/【INTERVIEW 期待の新人】藤 つかさ/五十嵐律人/【INTERVIEW 注目の新刊】『汝、星のごとく』 凪良ゆう/『夜の道標』 芦沢 央/【BOOKREVIEW】文芸全般 瀧井朝世/国内ミステリ 宇田川拓也/翻訳ミステリ 村上貴史/SF 渡邊利道/ファンタジイ 三村美衣/執筆者紹介/編集後記・次号予告
  • 紙魚の手帖Vol.07
    1,500円 (税込)
    ■第32回鮎川哲也賞&第19回ミステリーズ!新人賞選評、ならびに第19回ミステリーズ!新人賞受賞作・真門浩平「ルナティック・レトリーバー」掲載。■ダブル新連載スタート! 芦辺拓『明治殺人法廷』、加納朋子『1(ONE)』。■特別企画「新訳版『長い別れ』刊行記念対談! 田口俊樹×杉江松恋」、「鮎川哲也賞受賞者特別対談 青崎有吾×今村昌弘」掲載。■秋永真琴、榊林銘、櫻田智也、ネイサン・イングランダー読切ほか。/【目次】【受賞作決定!】第32回鮎川哲也賞 選評  辻 真先・東川篤哉・麻耶雄嵩/第19回ミステリーズ!新人賞 選評 大倉崇裕・大崎 梢・米澤穂信/【第19回ミステリーズ!新人賞受賞作】ルナティック・レトリーバー 真門浩平●名門大学学生寮で、日食の最中に巻き起こった事件を描く。第19回ミステリーズ!新人賞受賞作/【新連載】明治殺人法廷 第1回 芦辺 拓●新聞記者、そして弁護士──自由民権運動を支えた知識人たちが挑むのは「謎」と「権力」! 待望の長編ミステリ新連載/1(ONE) 前編 加納朋子●ぼくはあの子にとっての一番になりたかった──。日本各地を移住する家族と犬をめぐる物語。短期集中新連載!/【小説】ねじれ位置の殺人 犯罪相談員〈3〉 石持浅海●あの夜の出来事は事故なんかじゃない──双子姉妹の妹の死を巡り、残された者たちの間で殺意と愛情が交錯する/きみのかたち 第4回 坂木 司●小学五年生になったはずなのに、まだ一日も学校に通えていない。でも、悪いことばかりでもなく……?/特撮なんて見ない 第4回 澤村伊智●「映画製作を中止せよ」という脅迫状が、撮影クルーに影を落とす。そんな中、撮影で思わぬ問題が浮上し……/記憶の対位法 第2回 高田大介●亡き祖父が隠れ暮らした小村を訪れたジャンゴ。祖父の家に眠るのは、フランスの「苦い記憶」そのものだった……/ファインダー越しの、 秋永真琴●ペンケースの中の、そんなに使わない色のペンみたいに持ちつづけている、あの子への微妙な気持ち/『昭和ふしぎ探訪』 愛蔵版に寄せて 榊林 銘●かつて世間を騒がせた『奇跡の少女』。記者は取材のため、彼女の入院先である病院を訪れるが……/黒いレプリカ 櫻田智也●埋蔵文化財センターに、工事現場から不穏な埋蔵物が出たという連絡が……。〈エリ沢泉(えりさわせん)〉シリーズ最新作※(「エリ」は「魚」偏に「入」)/二十七番目の男 ネイサン・イングランダー 小竹由美子 訳●拉致され、投獄された作家や詩人。だが二十七人のうち、最後の一人は……フランク・オコナー国際短編賞受賞作家の衝撃作!/【特別企画】新訳版『長い別れ』刊行記念対談! 田口俊樹×杉江松恋/鮎川哲也賞受賞者特別対談 青崎有吾×今村昌弘/【ESSAY】装幀の森 第3回 アルビレオ/ぼくたちが選んだ 第5回 有栖川有栖・宮部みゆき・北村 薫/翻訳のはなし 第5回 短歌と小説、どちらがこわい 金原瑞人/乱視読者の読んだり見たり 第4回 死人に口あり 若島 正/ホームズ書録 これはホームズ翻案なのか?「探偵小説 二重棺の秘密」 北原尚彦/【COLUMN】ひみつのおやつ*季節限定パフェ 敷島シキ/私の必需品*パーソナル密室 北山猛邦/【INTERVIEW 期待の新人】荒木あかね/【INTERVIEW 注目の新刊】『仕掛島』 東川篤哉/『録音された誘拐』 阿津川辰海/【訃報】追悼 松田道弘氏、三田皓司氏、島崎 博氏、光原百合氏 戸川安宣/追悼 Noribou(唐仁原教久)氏 編集部/【BOOKREVIEW】[文芸全般]瀧井朝世/[国内ミステリ]宇田川拓也/[翻訳ミステリ]村上貴史/[SF]渡邊利道/[ファンタジイ]三村美衣/執筆者紹介/編集後記・次号予告
  • 紙魚の手帖Vol.08
    1,500円 (税込)
    飛鳥井千砂、嶋津 輝、高山羽根子、寺地はるな、雪舟えまの豪華執筆陣による、テーマ読み切り競作「冠婚葬祭」。米澤穂信、シリーズ最新作「倫敦スコーンの謎」掲載ほか。/【目次】【小鳩君と小佐内さんが活躍する、シリーズ最新短編!】倫敦(ロンドン)スコーンの謎 米澤穂信●年に一度のお楽しみ、シリーズ最新作。今回は小佐内さんの小市民的スクール・ライフのために小鳩君が知恵を貸します/【読切特集「冠婚葬祭」】もうすぐ十八歳 飛鳥井千砂●〈冠〉“成年年齢”ってなんだろう。二〇二二年、智佳は十八歳の岐路を想う/ありふれた特別 寺地はるな●〈冠〉成人式の朝、果乃子は二十年前を思い出す。話題の著者が描く、じんわり温かな物語/二人という旅 雪舟えま●〈婚〉家読みのシガとクローンのナガノ。二人の旅が迎える“おわり”と“はじまり”/漂泊の道 嶋津 輝●〈葬〉 葬儀で出会ったうつくしいひとは、いつも彼女らしい喪服を着ていた/祀りの生きもの 高山羽根子●〈祭〉 神社のおまつりで手に入れた不思議な生きもの。その正体はゆらゆらと曖昧でよくわからないまま/【小説】明治殺人法廷 第2回 芦辺 拓●明治二〇年冬、保安条例によって東京を追われる民権派の人々。その中には探訪記者・筑波の姿もあった/かなり具体的な提案 犯罪相談員〈4〉 石持浅海●あいつは彼女を見捨てたうえ、私のことも裏切った。恨みを晴らすべく、相談員との会話にヒントを得て行動を起こすが……/1(ONE) 中編 加納朋子●町で起こった騒動を経て、我が家に仔犬がやって来たが……。〈駒子〉シリーズ最新作!/きみのかたち 第5回 坂木 司●待ちに待った、新五年生としての初登校。でも、学校ではいろんなことが変わっていて……/特撮なんて見ない 第5回 澤村伊智●脅迫状や主演の演技など問題が続出する中、真帆が怪獣のスーツアクターとしてスカウトしたのは?/記憶の対位法 第3回 高田大介●祖父の遺した黒い箱には、謎そのものが入っていた。ジャンゴは意外な人物の助力のもと、探究に乗り出す/モンドールの理由 近藤史恵●「松島くんが、この業界に残りたくなるような料理を作ってよ」羽田野さんの難題に三舟シェフはどう応えるのか……/刑事何森 エターナル 丸山正樹●飯能のラブホテルで発生した殺人事件。被疑者が残した「ラッソン」の意味とは?/オークの心臓集まるところ サラ・ピンスカー 市田 泉 訳●古いバラッドについての推理は、恐るべき真相に近づき……二〇二二年ヒューゴー賞・ネビュラ賞・ローカス賞受賞作/【特別企画】矢吹駆連作の舞台裏 笠井 潔/【ESSAY】装幀の森 第4回 アルビレオ/ぼくたちが選んだ 第6回(最終回) 北村 薫・有栖川有栖・宮部みゆき/翻訳のはなし 第6回 声が大事なんです 市田 泉/【COLUMN】ひみつのおやつ*砂糖湯と食パン 榎田ユウリ/私の必需品*たった4分のエール 内山 純/【INTERVIEW 期待の新人】荻堂 顕/【INTERVIEW 注目の新刊】『水底のスピカ』 乾 ルカ/『青木きららのちょっとした冒険』 藤野可織/【訃報】追悼 津原泰水 北原尚彦・紅玉いづき/【BOOKREVIEW】[文芸全般]瀧井朝世/[国内ミステリ]宇田川拓也/[翻訳ミステリ]村上貴史/[SF]渡邊利道/[ファンタジイ]三村美衣/執筆者紹介/編集後記・次号予告
  • 紙魚の手帖Vol.09
    1,500円 (税込)
    今村昌弘による、明智恭介の活躍を描くシリーズ最新短編。夕木春央、君嶋彼方、川野芽生、斧田小夜、床品美帆など注目新鋭の短編を掲載、特集「2023早春・若手作家の宴」ほか。/【目次】【明智恭介シリーズ、最新短編!】宗教学試験問題漏洩事件 今村昌弘●期末試験直前。神紅大学ミステリ愛好会は、待望の事件に遭遇したが――明智恭介シリーズ最新短編/【特集「2023早春・若手作家の宴」】酔来酔去 斧田小夜●漢の武帝の時代、天より麒麟が飛来した――第10回創元SF短編賞優秀賞を「飲鴆止渇」で受賞した新鋭が贈る/不死者の物語――肖像画家 川野芽生●その画家の青年は、時代や場所を超えてあちこちに現れる。定命の人々の間で、静かに長い時を生きている/バッグ・クロージャー 君嶋彼方●大嫌いな兄が結婚することになった。しかも、結婚相手は俺の初恋の人だった/今際(いまわ)の際(きわ)の断崖から 夕木春央●海面に衝突して死ぬまであとわずか、私は自分が突き落とされた理由を考察する。注目の俊英、本誌初登場!/血を綴じる書庫の殺人 京都辻占探偵六角 床品美帆●皮肉屋だけど頼りになる、名探偵・六角が帰ってきた――ミステリーズ!新人賞受賞作家が贈る21世紀型不可能犯罪!/懸命に努力するものだけが成功する ディーマ・アルザヤット 小竹由美子 訳●#MeToo運動以前のハリウッドで、ある女性インターンに起こった出来事――現代アメリカ文学の新鋭による鮮烈な一編!/【INTERVIEW 期待の新人】五十嵐 大/木江 恭/【小説】明治殺人法廷 第3回 芦辺拓●新天地・大阪でふたたび記者として奮起する新十郎。彼のもとに舞い込んだ「大事件」とは一体?/完璧な計画 犯罪相談員〈5〉 石持浅海●彼女は、わたしだけのものだ。だからわたしは彼女を殺す。〈犯罪相談員〉シリーズ最終回!/1(ONE) 後編 加納朋子●愛犬のワンも、子供たちも、世界で一番の存在なのだ――駒子一家と犬をめぐる物語、感動の大団円/きみのかたち 第6回 坂木司●コロナで消えた「いつも」が少しずつ戻ってきた。給食、友だちとの会話、塾や習いごと。ぜんぶはまだ、戻らないけど/特撮なんて見ない 第6回 澤村伊智●イメージボード破壊事件と二通目の脅迫状が生徒たちの心に影を落とすが、撮影は続いていき……/サエズリ図書館のワルツさん 電子図書館のヒビキさん 紅玉いづき●紙の本が貴重な文化財となった近未来。そんな時代に紙の本を愛し守る、私設図書館司書がいた。伝説のシリーズ、復活!/ベラベッカという名前 近藤史恵●〈パ・マル〉のスタッフは、どこか家族のような存在になっていて……/【ESSAY】装幀の森 第5回 アルビレオ/翻訳のはなし 第7回 グランジェ翻訳裏話――謎の翻訳家・高岡 真 平岡敦/乱視読者の読んだり見たり 第5回 小説の窓、映画の窓 若島 正/【COLUMN】ひみつのおやつ*祖母の醤油漬けにんにく 木犀あこ/私の必需品*仕込み杖 青本雪平/【INTERVIEW 注目の新刊】『明智卿死体検分』 小森収/『グッドナイト』 折原一/【BOOKREVIEW】[文芸全般]瀧井朝世/[国内ミステリ]宇田川拓也/[翻訳ミステリ]村上貴史/[SF]渡邊利道/[ファンタジイ]三村美衣/執筆者紹介/編集後記・次号予告
  • 紙魚の手帖Vol.10
    1,500円 (税込)
    桜庭一樹、新連載『名探偵の有害性』スタート。乾 ルカ、近藤史恵、笹原千波、白尾 悠、雛倉さりえなど豪華執筆陣で贈る、読切特集「舞台!」。宮澤伊織、読切短編掲載ほか。/【目次】【新連載】名探偵の有害性 第1回 桜庭一樹●一世を風靡したかつての名探偵。わたしは彼の、助手だった――直木賞作家が贈る最新長編!/【特集 舞台(ステージ)!】ここにいるぼくら 近藤史恵●「キャス変」が、いかに大きな波紋を呼ぶか、ぼくはまったく気づいていなかった/宝石さがし 笹原千波●夢を諦めたデザイナーと、挫折を経験したバレエダンサー。ふたりが挑む新たなステージは――/おかえり牛魔王 白尾 悠●正しく目立つ、美しい同僚。空気を読まず、定時で颯爽と職場から消える彼女が、何より優先するものとは/ダンス・デッサン 雛倉さりえ●劇団に所属し、日々ミュージカルの舞台に立つ瀬木。心にはいつも亡くなった友人、理人の姿があった/モコさんというひと 乾 ルカ●二・五次元の観劇を生きがいにする真美。あるフォロワーの呟きに目が止まって……/『007/カジノ・ロワイヤル』宝塚歌劇にて舞台化記念 特別インタビュー 宝塚歌劇団 宙組トップスター 真風涼帆/【小特集 読む、味わう、絶対ハマる!〈猟区管理官ジョー・ピケット〉の世界】発砲あり C・J・ボックス 野口百合子 訳●広大な丘陵地帯でハンターの車が撃たれた。猟区管理官のジョー・ピケットが現場に向かうと……。大人気シリーズが短編で登場!/〈猟区管理官ジョー・ピケット〉シリーズの魅力 西部の大自然と心優しき正義の男 三橋 曉/ここだけの訳者あとがき 野口百合子/2023年6月刊行! 新刊『Off the Grid』紹介/【小説】明治殺人法廷 第4回 芦辺 拓●質屋一家六人殺しの現場は、あらゆる場所が内側から施錠されていた。惨劇の現場を訪れた二人を待ち受けるものは/きみのかたち 第7回 坂木 司●新学期になってからシュンが登校していない。今彼は、どこにいて、何を考えているんだろう?/特撮なんて見ない 第7回 澤村伊智●音無が主演女優として姉を連れてきたことで、湯浅組に新たな波紋を呼ぶことに……/記憶の対位法 第4回 高田大介●人種、出自、貧富、教育。さまざまな分断に抗い己のあり方を問う若者達の選択は――/ときときチャンネル#4【近所の異世界散歩してみた】 宮澤伊織●同居人の天才科学者・多田羅と動画配信を始めたさくら。なんだかんだで第4回、今回のネタは……?/【特別企画】第23回本格ミステリ大賞候補作決定!/第23回本格ミステリ大賞予選会選評・選考経過/日本推理作家協会賞の新部門「翻訳小説賞」スタート/【ESSAY】私の小さな地図帖 その一 海へつづく道 山崎佳代子/装幀の森 第6回 アルビレオ/翻訳のはなし 第8回 仕事と締め切り 杉田七重/乱視読者の読んだり見たり 第6回 『ロリータ』と映画 若島 正/ホームズ書録 蔵書の価値に十年以上気づかなかった『怪人魔人』 北原尚彦/【COLUMN】ひみつのおやつ*取引先からいただくお土産 なみあと/私の必需品*ブックカバー 砂村かいり/【INTERVIEW 期待の新人】真紀涼介/【INTERVIEW 注目の新刊】『赤い月の香り』 千早 茜/『花に埋もれる』 彩瀬まる/【BOOKREVIEW】[文芸全般]瀧井朝世/[国内ミステリ]宇田川拓也/[翻訳ミステリ]村上貴史/[SF]渡邊利道/[ファンタジイ]三村美衣/執筆者紹介/編集後記・次号予告
  • 紙魚の手帖Vol.11
    1,500円 (税込)
    浅ノ宮遼/眞庵、北山猛邦、京橋史織、久青玩具堂、大和浩則で贈る、初夏のミステリ読切特集。本誌初登場! 熊倉献によるコミック新連載スタートほか。/【目次】【特集「初夏のミステリ読切 5つの謎迷宮」】無間牢 浅ノ宮遼/眞庵●『情無連盟の殺人』のコンビが再び“架空の病”を描く。看護師が明かす衝撃の物語/未完成月光 Unfinished moonshine 北山猛邦●友人に渡された原稿。ポオが書いたというそれは、一晩で小屋が消失したところで途絶えていて……/予備校チューターの事件日誌「容疑者は生徒」 京橋史織●警察官受験コースの生徒から受けた奇妙な相談。予備校講師の真田とチューターの月島はその真意を探る/名刺は語らないCalling Card 久青玩具堂●日常に退屈していた僕は、雨宿りに入った喫茶店で探偵の名刺にまつわる奇妙な謎に出合う/矜持の期限 大和浩則●場違いな介護講座に参加した少女の目的は。新人賞受賞第一作/【コミック新連載】第1回 いさなとり 熊倉献●それがハンターの宿命だ――『ブランクスペース』で話題の著者、新連載開始!/【第23回本格ミステリ大賞全選評】第23回本格ミステリ大賞受賞作決定!/第23回本格ミステリ大賞選考経過/受賞の言葉 [小説部門]白井智之 [評論・研究部門]阿津川辰海/選評小説部門/選評評論・研究部門/【小特集】海食崖(かいしょくがい)ピーター・スワンソン 務台夏子訳●幼稚な競争心から、真夜中に崖を登ろうとする二人の男……。『そしてミランダを殺す』の著者が描く歪(いびつ)な心理/スワンソンが仕掛ける驚き 古山裕樹/2023年8月刊行! 新刊『Eight Perfect Murders』紹介/【小説】明治殺人法廷 第5回 芦辺拓●一家惨殺事件を生き残った子供たち。その証言を得ても事件の真相からはいまだ遠く……/きみのかたち 第8回 坂木司●いなくなった友達を探して聞き込みをする。これってちょっとした「冒険」じゃないか?/名探偵の有害性 第2回 桜庭一樹●吹雪のペンションに、サンタが殺しにやってくる――名探偵・五狐焚風第二の事件の真相とは?/特撮なんて見ない 第8回 澤村伊智●何者かによる撮影現場への妨害は、とうとう怪獣の着ぐるみとロボの破壊までに及んでしまう/記憶の対位法第5回 高田大介●祖父の家から発見された奇妙な紙片。ゾエが導き出した驚くべき結論とは?/ときときチャンネル♯5【エキゾチック物質雑談してみた】 宮澤伊織●ついにチャンネル登録一〇〇人達成! それを記念したごく普通の雑談回のはずが……?/【特別企画】2023年上半期翻訳ミステリの動向 若林踏/日本推理作家協会賞の「翻訳小説部門」試行第一回の受賞作が決まりました!/【ESSAY】私の小さな地図帖 その二 からたちの花 山崎佳代子/装幀の森 第7回 柳川貴代/翻訳のはなし 第9回 現地在住者の翻訳作業は社交から 久山葉子/乱視読者の読んだり見たり 第7回 映画の中に隠れている本たち 若島正/ホームズ書録 乱歩ら出演のホームズ劇『婦人科医プレトリウス博士』 北原尚彦/【COLUMN】ひみつのおやつ*パレード 川瀬七緒/私の必需品*千倉のゴーグル 野々井 透/【INTERVIEW 期待の新人】須藤古都離/【INTERVIEW 注目の新刊】『鈍色幻視行』 恩田 陸/『アイリス』 雛倉さりえ/『空想の海』 深緑野分/【訃報】追悼 小池 滋 戸川安宣/【BOOKREVIEW】[文芸全般]瀧井朝世/[国内ミステリ]宇田川拓也/[翻訳ミステリ]村上貴史/[SF]渡邊利道/[ファンタジイ]三村美衣/執筆者紹介/編集後記・次号予告
  • 紙魚の手帖Vol.12
    1,500円 (税込)
    アンソロジーシリーズ《Genesis》、『紙魚の手帖』に合流! 柞刈湯葉、円城塔、小田雅久仁、高山羽根子などで贈る、まるごと夏のSF特集号。/【目次】【受賞作決定!】第14回創元SF短編賞 選評 宮澤伊織・小浜徹也(東京創元社編集部)/【第14回創元SF短編賞受賞作】竜と沈黙する銀河 阿部登龍●2035年。〈竜の女王〉の影を追い、査察官ザーフィラは故国へ向かう。第14回創元SF短編賞受賞作/【小説】くらりvsメカくらり 青崎有吾●出版社を破壊するのは何者だ? W映像化で話題の著者が描くアクションSF/記憶人シィーの最後の記憶 柞刈湯葉●人類が消えて数百年。完全な記憶を持つ少年と喋る黒猫は、終わりのない旅を続けていた/ローラのオリジナル 円城塔●画像生成者の語り手が作り上げる「ローラ」。命令と選別によって生まれ、殖えてゆく、無数のローラたち――/扉人 小田雅久仁●雨の日の運命的な出会いから二年、男は突然私の前から消えた。国家安全局に追われる彼の正体とは/手のなかに花なんて 笹原千波●中学生の優花は、夏休みを祖母と過ごす。認知機能の低下が見られるなか、情報人格となった祖母と……/この場所の名前を 高山羽根子●大学事務で学生の要望を淡々と処理する私が夢中になったのは、ネット上で行う協力型場所当てゲームだった/ときときチャンネル♯6【登録者数完全破壊してみた】 宮澤伊織●ネットの紹介記事がバズって登録者数が急増! 一気に五〇〇人を目指し、今回は耐久配信をお届けします/冬にあらがう 宮西建礼●史上有数の大噴火発生。地球規模の苛酷な食料危機に、高校生とAIが立ち向かう/英語をください アイ・ジアン 市田泉訳●言語能力を売買できるようになった近未来。中国から移住してきたジリアンは単語を切り売りしながら生活しているが――/※芦辺拓「明治殺人法廷」、坂木司「きみのかたち」、桜庭一樹「名探偵の有害性」、澤村伊智「特撮なんて見ない」、高田大介「記憶の対位法」は休載です/【コミック】第2回 空中楼閣 熊倉献●告白の権利を賭けて競うSF研男子部員たちは、高嶺の花に手が届くのか――/【創元SF60周年記念】特別対談 草創期の創元SF 高橋良平×戸川安宣/特別寄稿 四十三年めの『星を継ぐもの』 加藤直之/【ESSAY】翻訳のはなし第10回 銀河帝国の方々(ほうぼう)――新訳裏話 鍛治靖子/乱視読者の読んだり見たり第8回 異星(性)との遭遇――レムとル=グィン 若島正/※山崎佳代子「私の小さな地図帖」、柳川貴代「装幀の森」は休載です/【COLUMN】ひみつのおやつ*コンビニのクレープ 品田遊/私の必需品*外出を楽しく! おでかけに持っていきたいアイテム7選 野﨑まど/【SF BOOKREVIEW】国内SF 渡邊利道/翻訳SF 鯨井久志/【特別企画】第23回本格ミステリ大賞贈呈式レポート/【INTERVIEW 期待の新人】前川ほまれ/水庭れん/【INTERVIEW 注目の新刊】『君の六月は凍る』 王谷晶/『あなたは月面に倒れている』倉田タカシ/【BOOKREVIEW】文芸全般 瀧井朝世/国内ミステリ 宇田川拓也/翻訳ミステリ 村上貴史/ファンタジイ 三村美衣/執筆者紹介/編集後記・次号予告
  • 紙魚の手帖Vol.13
    1,500円 (税込)
    第33回鮎川哲也賞&第1回創元ミステリ短編賞選評掲載。新野剛志、連作ミステリ連載スタート。今村昌弘による、〈明智恭介〉シリーズ最新短編ほか。/【目次】【受賞作決定!】第33回鮎川哲也賞 選評 辻 真先・東川篤哉・麻耶雄嵩/第1回創元ミステリ短編賞 選評 大倉崇裕・辻堂ゆめ・米澤穂信/【第1回創元ミステリ短編賞受賞作】嘘つきたちへ 小倉千明●小学校卒業以来、久方ぶりに東京で再会した三人。自然とあの日、あの事件を思い出す……/朝からブルマンの男 水見はがね●喫茶店で週三回、一杯二千円のコーヒーを注文する奇妙な客。彼の目的とは一体何か?/【新連載】粒と棘 第1話 幽霊とダイヤモンド 新野剛志●元飛行士の担ぎ屋を尋ねて闇市には怪しい男の姿が。終戦から間もない東京を活写する連作/【〈明智恭介〉シリーズ最新作!】泥酔肌着切り裂き事件 今村昌弘●明智恭介からの電話着信は、厄介な事件が持ち込まれる前兆だ。ただ今朝はいつもと様子が違って……/【小説】明治殺人法廷 第6回 芦辺 拓●一家大量殺人の容疑者の弁護に立つ決意を固めた迫丸。かくして法廷の扉が開く――/きみのかたち 第9回 坂木 司●シュンの自宅であるマンションを訪れた大地とイリコ。だが、小学生にとっては問題は山積みで……/名探偵の有害性 第3回 桜庭一樹●第三の事件で絶体絶命の危機に陥った名探偵。三十年後の今、その場面を私たちはテレビで見ている――/記憶の対位法 第6回 高田大介●紙片の謎を調べる一方、新聞記者としても飛び回るジャンゴ。そして友人の身に思わぬ事件が……/※電子書籍版には、フランシス・ハーディング「悪魔の橋」は収録されておりません/※澤村伊智「特撮なんて見ない」は休載です/【コミック】第3回 レーザービーム・ステッチ 熊倉 献●「パーカーの袖を、4本にして欲しいの」奇妙な頼みごとに想像は膨らんで……/【特別企画】日本推理作家協会賞2023年 翻訳小説部門賞 受賞記念翻訳者インタビュー/【ESSAY】私の小さな地図帖 その三 子供たちの旅 山崎佳代子/装幀の森 第8回 柳川貴代/翻訳のはなし 第11回 『失われたものたちの本』 田内志文/ホームズ書録 パリの実録であるかのようなホームズ翻訳 北原尚彦/※若島 正「乱視読者の読んだり見たり」は休載です/【COLUMN】みすてりあーな・のーと その1 フィルポッツとクリスティ 戸川安宣/ひみつのおやつ*芋けんぴ 市川哲也/私の必需品*古本あれこれ 柳川 一/【INTERVIEW 期待の新人】岡本好貴/【INTERVIEW 注目の新刊】『ヴァンプドッグは叫ばない』 市川憂人/『でぃすぺる』 今村昌弘/【BOOKREVIEW】文芸全般 瀧井朝世/国内ミステリ 宇田川拓也/翻訳ミステリ 村上貴史/SF 渡邊利道/ファンタジイ 三村美衣/執筆者紹介/編集後記・次号予告
  • 紙魚の手帖Vol.14
    1,500円 (税込)
    秋永真琴、織守きょうや、越谷オサム、西條奈加、千早茜、深緑野分の豪華執筆陣で贈る、読切特集「料理をつくる人」。フレッド・ヴァルガス、短編掲載ほか。/【目次】【特集 「料理をつくる人」】向日葵の少女 お蔦さんの神楽坂日記 西條奈加●〈お蔦さん〉シリーズ最新作/白い食卓 千早 茜●水族館で出会った女の提案/メインディッシュを悪魔に 深緑野分●悪魔を満足させる至高の料理/冷蔵庫で待ってる 秋永真琴●とっておきの食器に盛り付けた手料理/対岸の恋 織守きょうや●姉の結婚の日、弟が取った行動は?/夏のキッチン 越谷オサム●カレー作りに一人で挑戦する少年/【小説】明治殺人法廷 第7回 芦辺 拓●激動の時代を舞台に贈る長編ミステリ/名探偵の有害性 第4回 桜庭一樹●20年ぶりに再会した探偵と元助手/特撮なんて見ない 第9回 澤村伊智●映画撮影を描く青春ミステリ/粒と棘 第2回 少年の街 新野剛志●終戦まもない東京を活写する連作/記憶の対位法 第7回 高田大介●〈多声音楽〉の誕生を巡る長編ミステリ/ディオニソス計画 宮内悠介●1968年、二重密室殺人の謎/クリスマス・イヴ フレッド・ヴァルガス 藤田真利子 訳●CWA賞受賞作家が贈るクリスマス・ミステリ/【コミック】倍々の冒険 熊倉 献●しゃべる蛇からの依頼とは? 第4回/【特別企画】〈日本推理作家協会賞・翻訳部門〉 応援メッセージ/【ESSAY】私の小さな地図帖 その四 銀河鉄道(ぎんがてつどう)の夜 山崎佳代子/装幀の森 第9回 柳川貴代/翻訳のはなし 第12回 大好きな作家の傑作選を編む 谷垣暁美/乱視読者の読んだり見たり 第9回 浴槽で発見された本 若島 正/【COLUMN】みすてりあーな・のーと その2 北村薫さん、泉鏡花文学賞を受賞 戸川安宣/ひみつのおやつ きのこたけのこ戦争 中村あき/私の必需品 冬の夜ひとりの旅人が 酉島伝法/【INTERVIEW 期待の新人】麻宮 好/【INTERVIEW 注目の新刊】『誰かがジョーカーをひく』 宇佐美まこと/『唐木田探偵社の物理的対応』 似鳥 鶏/『夜明けのはざま』 町田そのこ/【訃報】追悼 池 央耿 高見 浩・戸川安宣/【BOOKREVIEW】[文芸全般]瀧井朝世/[国内ミステリ]宇田川拓也/[翻訳ミステリ]村上貴史/[SF]渡邊利道/[ファンタジイ]三村美衣/執筆者紹介/編集後記・次号予告
  • 紙魚の手帖Vol.15
    1,500円 (税込)
    ■今号より『紙魚の手帖』がリニューアル! 人気イラストレーター・飯田研人による新カバー。鮮やかな色で彩られた、唯一無二の不思議な世界を描き下ろし。■錯綜する証言、圧巻の心理劇! 貫井徳郎、待望の新連載『不等辺五角形』。■伊吹亜門、今村昌弘、北山猛邦、白井智之が贈る、最新ミステリ短編。■サマンサ・ミルズ、2023年ヒューゴー賞受賞作「ラビット・テスト」掲載。■創立70周年記念企画、連載エッセイ「わたしと東京創元社」ほか。/【目次】【新連載】不等辺五角形 第1回 貫井徳郎●避暑地の別荘で起きた一件の殺人事件。証言から浮かびあがる事件の全貌は──長編新連載/【小説・連載】明治殺人法廷 第8回 芦辺 拓●絶対的不利にも負けず、次々と証拠を繰り出す弁護人・迫丸。白熱する法廷でついに明かされる衝撃の事実とは──/きみのかたち 第10回 坂木 司●子供の頃からよく知っている「いいひと」を本当に信用していいの? 大地とイリコの意見はすれ違い……/名探偵の有害性 最終回 桜庭一樹●かつて、わたしたちは名探偵とその助手だった。いま、あの日々の終焉と同じように、それぞれの道へ向かう/特撮なんて見ない 最終回 澤村伊智●星崎神楽によって告発された撮影妨害事件の犯人は、動機を語り始めるが……。衝撃の最終回!/粒と棘 第3話 手紙 新野剛志●GHQで手紙を検閲する男の元にまわってきた一通の手紙には懐かしい名前が書かれていた──終戦後の東京で生きるひとびとを活写する連作/記憶の対位法 第8回 高田大介●聖誕祭近づく冬の日。祖父の遺品を巡る記憶の旅は終盤を迎え、ジャンゴは新たな問題にジャーナリストとして立ち向かう/【小説・読切】仇討禁止令 伊吹亜門●仇討禁止令への太政官からの反発に頭を悩ませる江藤に師光が語るのは、一寸変わった仇討の話/とある日常の謎について 今村昌弘●商店街の古いビルが高額で売れた──喫茶店を営む久夫は、いきつけの飲み屋で奇妙な話を聞かされる/藤色の鶴 北山猛邦●3つの時代で起きた消失事件の周辺には、「藤原」という少女の姿があった──千年の時を越える祈りの物語/眼球は水の中 白井智之●「盲目のミロ」が殺された──両の眼球を抉り抜かれて。鬼才が放つ、端然たるフーダニット/ラビット・テスト サマンサ・ミルズ 渡辺庸子 訳●ヒューゴー賞・ネビュラ賞・ローカス賞・スタージョン記念賞受賞の衝撃作。女性の身体の決定権をめぐる三千年以上に及ぶ闘い/【コミック】第5回 煩悩と甘味 熊倉 献●お菓子作りが得意な彼女のことを、実はよく知らないのかもしれない。例えば煩悩が本当に108 個あったりして……/【創立70周年記念企画】エッセイ 「わたしと東京創元社」●豪華執筆陣による一年限定特別連載! 笠井 潔、北村 薫、田口俊樹、辻 真先、エドワード・ケアリー/【特別企画】米澤穂信による学園ミステリ〈小市民〉シリーズ TVアニメ化決定!/舞台 『銀行強盗にあって妻が縮んでしまった事件』のお知らせ/【ESSAY】私の小さな地図帖 その五 きらきら光る石 山崎佳代子/装幀の森 第10回 柳川貴代/翻訳のはなし 第13回 晴遊雪翻と妄想めいた野望の日々 高橋恭美子/乱視読者の読んだり見たり 第10回 本当のような話 若島 正/ホームズ書録 贋コナン・ドイルの正体見たり! 北原尚彦/【COLUMN】ごほうびごはん*牛ほほ肉のワイン煮込み 藤ノ木 優/行かない旅の栞*「点」の旅、204号室 三崎亜記/読書日記 岩下悠子/【INTERVIEW 期待の新人】坪田侑也/松樹 凛/【INTERVIEW 注目の新刊】『四重奏』 逸木 裕/『地雷グリコ』 青崎有吾/【BOOKREVIEW】[文芸全般]瀧井朝世/[国内ミステリ] 宇田川拓也/[翻訳ミステリ] 村上貴史/[SF]渡邊利道/[ファンタジイ]三村美衣/執筆者紹介/編集後記・次号予告
  • 紙魚の手帖Vol.16
    1,500円 (税込)
    ■朝倉宏景、君嶋彼方、砂村かいり、額賀澪で贈る読切特集「駅×旅」。■新連載 オールブラックス入りした日本人ラガーマンを描いた物語、開幕! 堂場瞬一『フルハウス』。■読切 冷戦末期を舞台に繰り広げられる、異色の陰謀劇。赤野工作「“たかが”とはなんだ“たかが”とは」。雪の降り積もる屋敷で女優が企む殺害計画を描く、本格ミステリ。東川篤哉「暮林紅子の誤算」。■芦辺拓『明治殺人法廷』、高田大介『記憶の対位法』、感動の連載最終回。■創元ホラー長編賞選評ほか。/【目次】【読切特集「駅× 旅」】〈弁天島駅(浜松)〉 きみは湖 砂村かいり●毎年同じ日に同じ場所で購入された切符。いなくなった恋人が集めていたそれを頼りに、わたしは「湖に浮かぶ駅」に降り立つ/〈甲子園駅(西宮)〉 そこに、私はいなかった。 朝倉宏景●高3の夏、真央の応援にたどり着けなかった「私」。彼の一軍初登板の今日、再び西に向かう/〈山鼻19条駅(札幌)〉 雪花の下 君嶋彼方●突然、子供を連れて実家に帰ってしまった夫と、夫の兄。翠と義姉は、それぞれの夫を追ってふたり北海道へ/〈明洞駅(ソウル)〉 明洞発3時分、僕は君に撃たれる 額賀 澪●不倫報道から一年後、ソウルの街で再会した二人と、その跡を追う週刊誌記者。これは果たして逃避行なのだろうか――/行かない旅の栞*妄想鉄は時空も超える 山本巧次/【新連載】フルハウス 第1回 堂場瞬一●日本人選手が初めてオールブラックス入り! 早見剛大、ゴーがその人だ。堂場瞬一、渾身のラグビー小説開幕/【小説・連載】明治殺人法廷 最終回 芦辺 拓●代言人退廷命令により万策尽きた弁護側。起死回生の手段を求め筑波が向かう先は――堂々の大団円!/青い鳥 お蔦さんの神楽坂日記 西條奈加●望は別の高校に通う幼馴染・洋平と一緒に点心屋を訪れる。そこで遭遇した洋平の同級生とおばあさんには秘密があって……/きみのかたち 第11回 坂木 司●マンションとコンビニで耳にした「いやな子供たち」の出没はシュンに関係があるのか? 悩む大地に声を掛けてきたのは……/粒と棘 第4話 軍人の娘 新野剛志●紙芝居の出版社で働く女性は、左足を失った許婚とともに義兄の消息を待つ――終戦後の東京で生きるひとびとを活写する連作/記憶の対位法 最終回 高田大介●信仰、祖国、そして歴史をめぐる記憶の旅路が、最後に見出す〈答え〉とは――/不等辺五角形 第2回 貫井徳郎●五人の幼馴染みのうちひとりが被害者に、ひとりが加害者となった――残された三人の証言は/【小説・読切】“たかが”とはなんだ“たかが”とは 赤野工作●祖国ソビエトを捨てた技術者グリゴリー・キーロフ。彼が抱えるトランクの中身とは――/暮林紅子の誤算 東川篤哉●雪の降り積もる屋敷で女優が企む殺害計画。そのためには密室をつくらなければ――/【コミック】第6回 鵺の記録 熊倉 献●ここに、私が出会った愛しい“鵺”たちとの日々を綴る/【受賞作決定!】創元ホラー長編賞 選評 澤村伊智・東 雅夫・東京創元社編集部/【創立70周年記念企画】エッセイ 「わたしと東京創元社」●豪華執筆陣による一年限定特別連載! 芦辺 拓/綾辻行人/貫井徳郎/日暮雅通/宮部みゆき/ピーター・スワンソン/【特別企画】第24回本格ミステリ大賞候補作決定! 第24回本格ミステリ大賞予選会選評・選考経過/【ESSAY】私の小さな地図帖 その六 光る水たまり 山崎佳代子/装幀の森 第11回 柳川貴代/翻訳のはなし 第十四回 翻訳していて出遭った食べ物あれこれ 三角和代/乱視読者の読んだり見たり 第11回 本当の ナボコフの「スタイル」――『セバスチャン・ナイトの真実の生涯』の書き出しを読む 若島 正/【COLUMN】みすてりあーな・のーと その3 艋舺謀殺事件 戸川安宣/ごほうびごはん*朝のフルーツ 十三 湊/読書日記 澤田瞳子/【INTERVIEW 期待の新人】白川尚史/真門浩平/【INTERVIEW 注目の新刊】『家族解散まで千キロメートル』 浅倉秋成/【BOOKREVIEW】[文芸全般]瀧井朝世/[国内ミステリ]宇田川拓也/[翻訳ミステリ]村上貴史/[SF]渡邊利道/[ファンタジイ]三村美衣/執筆者紹介/編集後記・次号予告
  • 紙魚の手帖Vol.17
    1,500円 (税込)
    今こそ読みたい!大注目の翻訳ミステリ特集。川野芽生、読切短編掲載。第24回本格ミステリ大賞全選評、一挙掲載ほか。
  • 紙魚の手帖Vol.18
    1,500円 (税込)
    書き下ろしアンソロジーシリーズ《Genesis》が『紙魚の手帖』に合流して2年目。今年も夏のSF特集をお届けします。■新連載・彩瀬まる。■赤野工作、阿部登龍、斧田小夜、飛浩隆、松崎有理、宮澤伊織、レイチェル・K・ジョーンズらの豪華執筆陣による読切短編。■第15回創元SF短編賞選評および、受賞作・稲田一声「喪われた感情のしずく」掲載。■翻訳家・古沢嘉通による2023年ヒューゴー賞騒動解説記事。■創元SF文庫の成り立ちを語った代島正樹×小浜徹也(東京創元社編集部)対談など。/【目次】【受賞作決定!】第15回創元SF短編賞 選評 飛浩隆・宮澤伊織・小浜徹也(東京創元社編集部)/【第15回創元SF短編賞受賞作】喪われた感情のしずく 稲田一声●人工感情調合のカリスマ、セクワ・ジュン。天才が世に問うた新作には、驚くべき秘密が隠されていた。第15回創元SF短編賞受賞作/【新連載】道の花 彩瀬まる●傷口からは、小さな双葉がのぞいていた/【小説】これを呪いと呼ぶのなら 赤野工作●遊ぶと呪われると噂のゲームがある/狼を装う 阿部登龍●創元SF短編賞受賞後第一作/ほいち 斧田小夜●意識を持った自動車と謎の”声”の話/WET GALA 飛浩隆●2024年から60年にわたるロボット未来史/アルカディアまで何マイル 松崎有理●少年はガチョウ兵と楽園を目指す/ときときチャンネル#8 【ない天気作ってみた】 宮澤伊織●動画配信者SFシリーズ/子どもたちの叫ぶ声 レイチェル・K・ジョーンズ 佐田千織訳●その日、教室に銃声が響いた/※西條奈加「お蔦さんの神楽坂日記」、坂木司「きみのかたち」、新野剛志「粒と棘」、堂場瞬一「フルハウス」、貫井徳郎「不等辺五角形」は休載です※熊倉献 コミックは休載です/【創立70周年記念企画】エッセイ 「わたしと東京創元社」大森望/高山羽根子/田中芳樹/酉島伝法/宮内悠介/マーサ・ウェルズ/【対談】創元SF文庫になった頃 代島正樹 小浜徹也/【解説記事】人間的な、あまりに人間的な 二〇二三年ヒューゴー賞騒動 古沢嘉通/【ESSAY】翻訳のはなし第16回 ホーガン翻訳裏話 内田昌之/※山崎佳代子「私の小さな地図帖」、若島正「乱視読者の読んだり見たり」、北原尚彦「ホームズ書録」、リレー連載「装幀の森」は休載です/【COLUMN】ごほうびごはん*メキシカン・チキンのワカモーレ添え 久永実木彦/行かない旅の栞*十年経っても見つからない 新馬場新/読書日記 篠原悠希/【SF BOOKREVIEW】国内SF 渡邊利道/翻訳SF 鯨井久志/【特別企画】第24回本格ミステリ大賞贈呈式レポート/【INTERVIEW 期待の新人】宮西建礼/篠谷巧/【INTERVIEW 注目の新刊】『ムーンシャイン』円城塔/『ホロニック:ガール』高島雄哉/【BOOKREVIEW】文芸全般 瀧井朝世/国内ミステリ 宇田川拓也/翻訳ミステリ 村上貴史/ファンタジイ 三村美衣/執筆者紹介/編集後記・次号予告
  • 紙魚の手帖Vol.19
    1,500円 (税込)
    第34回鮎川哲也賞&第2回創元ミステリ短編賞選評掲載。本誌初登場の古矢永塔子が贈る読み切り、新野剛志『粒と棘』連載最終回ほか。■第34回鮎川哲也賞選評、および第2回創元ミステリ短編賞選評&受賞作・歳内沙都「桜越しに空を撮る」掲載。■本邦初訳短編掲載などで贈る、特集「美しくも歪(ゆが)んだ世界へようこそ― ジョン・コナリーの物語」。■気鋭による傑作読切 古矢永塔子「私たちの愛の巣」、嶋津輝「稲子のカフェー」掲載。■新野剛志が贈る、終戦まもない東京を活写する連作『粒と棘』、堂々の連載最終回ほか。/【目次】【受賞作決定!】第34回鮎川哲也賞選評 青崎有吾・東川篤哉・麻耶雄嵩/第2回創元ミステリ短編賞選評 大倉崇裕・北村 薫・辻堂ゆめ/【第2回創元ミステリ短編賞受賞作】桜越しに空を撮る 歳内沙都●中学校の卒業式。萌は、親友の美緒が不登校になってしまった、二年前の事件を思い出す……。第2回創元ミステリ短編賞受賞作/【特集 美しくも歪(ゆが)んだ世界へようこそ― ジョン・コナリーの物語】身元不明者の解剖(一六三七) フランス・ミアー ジョン・コナリー 田内志文 訳●この文章は、『身元不明者の解剖』と題された絵画の分析である――しかし、何かがおかしい/鼠(ねずみ)の王 ジョン・コナリー 田内志文 訳●むかしむかし。私たちの町で鼠がどんどん増え続け、鼠の王はすべてを見守っていました――異世界冒険『失われたものたちの本』に連なる一編/2024年10月刊行!『キャクストン私設図書館』文庫化/【小説・連載】渦中の人 お蔦さんの神楽坂日記 西條奈加●望が家に帰ると、世間を騒がせている有名人がいて……/きみのかたち 第13回 坂木 司●小学六年生のあいだで噂になっている転校生。彼はいったいなにを企んでいる?/粒と棘 最終話 何度でも 新野剛志●終戦から十年以上が経った東京で生きる“かれら”は、今どこで何をしているだろう。戦後を活写する連作、完結/フルハウス 第3回 堂場瞬一●膝が痛む……。大会本番までには絶対に回復する。俺と須山の夢のために/不等辺五角形 第4回 貫井徳郎●証言者のなかで歪なずれを来した互いの認識と関係。事件はさらなる迷宮へ/【小説・読切】私たちの愛の巣 古矢永塔子●同じ団地の別棟に暮らす、手芸作家の千尋と主婦の芽依。二人が守ってきた生活が、徐々にほころび始め――/稲子のカフェー 嶋津 輝●活気のない商店街にある、カフェー西行。意を決して入店した主婦・稲子は、目当ての女給の姿を探す――/【コミック】第8回 左利きの帝国 熊倉 献●左利きの左利きによる左利きのための社会を目指して/【創立70周年記念企画】エッセイ 「わたしと東京創元社」●豪華執筆陣による一年限定特別連載!中村有希/凪良ゆう/法月綸太郎/東 雅夫/廣嶋玲子/フランシス・ハーディング/【ESSAY】私の小さな地図帖 その八 すべて立ちすくむものの上に 山崎佳代子/装幀の森 第13回 山田英春/翻訳のはなし 第十七回 演じること、奏すること。 高橋 啓/乱視読者の読んだり見たり 第13回 キャット・レイディたちをめぐって 若島 正/ホームズ書録 三上於菟吉の「這う男」翻案を収録の単行本 北原尚彦【COLUMN】みすてりあーな・のーと その5 長沼弘毅氏のこと 戸川安宣/ごほうびごはん*黒いカラアゲ 静月遠火/行かない旅の栞*人類の叡智(えいち)は消えたのか? 永嶋恵美/読書日記 王城夕紀/【INTERVIEW 期待の新人】井上先斗/【INTERVIEW 注目の新刊】『彗星を追うヴァンパイア』 河野 裕/『少女には向かない完全犯罪』 方丈貴恵/【BOOKREVIEW】[文芸全般]瀧井朝世/[国内ミステリ]宇田川拓也/[翻訳ミステリ]村上貴史/[SF]渡邊利道/[ファンタジイ]三村美衣/執筆者紹介/編集後記・次号予告

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紙魚の手帖Vol.01 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    22/1/14 三人書房
    22/1/15 セリアス
    初めての乾石智子。シリーズの他の作品も読んでみたい
    22/1/16 コラムいろいろ
    22/6/23 108の妻
    22/11/18 フォトジェニック
    vol.7の『ファインダー越しの、』の前日譚。順番逆で読んでしまったけど、みらいの「好きなものは撮り

    0
    2022年11月18日

    Posted by ブクログ

    近藤史恵さんのパ・マルシリーズは、コロナ禍のパ・マルを描いた、今を感じる作品。今回は志村さんが主役かな?
    蝉かえるで数々の賞を受賞した、櫻田智也さんのエリサワシリーズは相変わらず丁寧な表現で、狩猟について何も知らない私でも、情景を思い浮かべつつ、なるほどなるほど…と細かい知識を得ることができた。ただ

    0
    2021年12月01日

    Posted by ブクログ

    こちらは、創刊第1号に敬意を表して購入。
    今月は財布のひもがゆるゆる。
    なんといっても、ビストロ・パ・マルの最新作が読めるのが楽しみ♪

    0
    2021年10月24日

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