作品一覧

  • ここじゃない世界に行きたかった
    4.3
    1巻880円 (税込)
    SNSで大反響! 多様性の時代の新エッセイ集 29歳で移り住んだニューヨーク。 言葉も、これまで培ったスキルも通じない日々。 そんな中、大切な人たちと繋がらせてくれたのは 心の底にしまい込んでいた自らの美意識だった。 「本音をインターネットに置いておいて、本当に良かった」―― 世界の諸問題への視点、生活への美意識。 総フォロワー数15万人超のSNSで、独自の視点が信頼と感動を呼ぶ 文章を発信し続ける著者のデビュー作。 noteで大反響を呼んだエッセイに書き下ろし6編を加えた 新世代エッセイ集。 解説・谷川嘉浩(哲学者)。 ※この電子書籍は2021年2月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 小さな声の向こうに
    3.8
    1巻1,800円 (税込)
    現代社会でかき消されがちな小さな声に耳を澄ませる―― なにかを美しいと感じると呼吸が深くなる―― 深い感動を呼んだデビュー作『ここじゃない世界に行きたかった』から3年。 総フォロワー数15万人超のSNSで、ライフスタイルから社会に対する問題提起まで、独自の視点が人気を博す著者が贈る新世代エッセイ集! 不妊治療の日々、ポカリスエットの少女たち……大反響noteからよりすぐった珠玉のエッセイ―― ・秋の夕暮れ、桔梗の花 ・古く美しい暮らしは、なぜ消えた? ・弱った心にてきめんに効く、欲しかった言葉 ・スープストックで休ませて ・“意識高い系”おんなともだち ・“Farsickness”それは遠い場所への憧れ ・誰もが静寂の奏者となるこの場所で……etc. 現代社会でかき消されがちな小さな声に耳を澄ませると、新しい景色が見えてくる。 日常が静かに輝き出す“読むセラピー”本がここに。
  • わたしの名店
    3.6
    1巻726円 (税込)
    三浦しをん、西加奈子、道尾秀介、ジェーン・スー、朝井リョウ、瀬尾まいこ、畠中恵、はるな檸檬、小川糸、森見登美彦――全28名が競演する「おいしい」エッセイ集。キラキラとした幸福感が染み入る「鴨ロースト」、憂鬱の原因が汗とともに流れ出ていく「ガパオ」など、自身にとっての「名店」と大好きな一皿をエピソードを交えて綴る。お腹も心も満たされる食エッセイ。エッセイに登場するお店の情報も掲載。

ユーザーレビュー

  • わたしの名店

    Posted by ブクログ

    これはいいものを読ませていただきました!
    読んでいて幸せになれる本。

    やっぱりおいしい食べ物にまつわるエッセイが大好き。
    28人の著名人が実在する名店の思い入れのあるメニューを紹介してくれていて、すべての作品からその食べ物への愛が感じられて最高でした。

    初めて読む作家さんも何名かいらっしゃって、この方の文章好きだな、他の作品も読みたいなと思える作家さんに出会えるのがアンソロジーの好きなところです。

    同じくポプラ文庫さんから出版されている
    『3時のおやつ』も読みたくなりました!

    0
    2025年11月23日
  • わたしの名店

    Posted by ブクログ

    どなたの書いたお店も料理も飲み物もエピソードもとても良かった。
    目の前にお店があって実際に飲んで食べているようでした。
    それにまつわるエピソードもとても良かったなぁ。
    実際にあるお店ばかりなのでいつか行ってみたいな。
    皆さん作家なのでとてもいい文章なのですが、朝井リョウさんのエッセイ力はさすがでした。

    0
    2025年03月24日
  • 小さな声の向こうに

    Posted by ブクログ

    ブックファースト新宿店開店16周年記念「名著百選2024」で、まなもんがお薦めしていた本です。

    美術館で一人静かに絵画を鑑賞しているかのような感覚で読み終えたエッセイでした。

    暮らしとArtの話、不妊治療の話、海外での生活、夫婦生活の話など日常の些細なことや、著者がどう感じてどうしていったのか丁寧かつ美しい日本語で描写されており、千早茜作品を読んでいる時のように読み終えました。

    強烈に心に残ったのはp.139からの不妊治療の話です。

    色んな意見があっていいし、何が正解ということもないけれど、妊婦さんへのリスペクトや気遣いってホントに必要なものだなぁと感じました。

    あと、Artについて

    0
    2025年03月15日
  • ここじゃない世界に行きたかった

    Posted by ブクログ

    何度も手に取る本。
    静かで消え入りそうな、形のない煙の尻尾のようなものを掴もうと頑張ることで、正しい(かもしれない)感情が見えてくるものだ。
    書くってそういうことだなと思った。
    そして、書くことで世の中を変えられることは、きっとあるのだろうなと。

    0
    2025年02月02日
  • ここじゃない世界に行きたかった

    Posted by ブクログ

    文章が綺麗な本だった。

    30代前後の人がぶつかる、仕事や社会との向き合い方についての悩みと闘った様子が感じられた。
    著者は世間の決めた枠にはまりにいこうとせず、自分の感覚や特性を大切にしようとする。

    「美しくあること、とは」「競争社会で闘わないー私のルールで生きる」「ミニマルに働くということ」が特に面白く読めた。

    0
    2025年01月19日

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