塩谷舞のレビュー一覧

  • ここじゃない世界に行きたかった
    言葉の重ね方がしつこくなく、表現方法が柔らかで頭で理解するのではなく胸に優しく馴染んでくる。
    難しい言葉は使ってないのに、私には言語化できない想いをさらりとどんぴしゃで表現してくれている。
    感性に敏感であり、葛藤に真摯に向き合い、きれいごとじゃない日々の中に飾り気のない美しい生き方を感じる。
  • ここじゃない世界に行きたかった
    心に残る本。
    何回も読み返すと思う。

    強いようで弱いようで、大胆なようで繊細なようで。
    親近感が湧くというか、共感できる。
    色々な世界で活躍してる人も往々にして弱い部分を持っているというから、あぁ、このままで良いんだと、胸を撫で下ろす感覚になる。

    紡ぐ言葉、伝える空気感が、なんだろう、、、
    洗練...続きを読む
  • ここじゃない世界に行きたかった
    大切に読みたい一冊
    作者の言葉が読む人、読む時によってどこが引っかかるのか、変わると思う。

    2022年9月に読んだ私が気になった言葉
    p10
    「美しく見える景色が内側までも美しいとは限らない」
    パンデミック中のタイムズスクエアのことを言っていたけれど本当に色々なことに対して言えると思う

    p30
    ...続きを読む
  • ここじゃない世界に行きたかった
    綺麗な文章なのが印象的。
    欲張らず、慌てず、一日一編を、声を出さずに一文字一句読むようにした。
    フレーバーが長持ちする美味しいガムのように楽しめた。
  • ここじゃない世界に行きたかった
    NYと言う街について教えてもらった。ギャラリーが沢山あって、歩いて出かけるとあちらこちらを見て回りそう。
    異文化が交わるところだから、自分のオリジナルな文化を語ってもそれに関心を開いてもらえそう。こちらが、何か迎合しなくていい。だから、世界中の文化と芸術の競い合いが起きると感じました。そういう土地で...続きを読む
  • ここじゃない世界に行きたかった
    33.

    コロナの世界で
    私の仕事の状況も一変して
    考える時間が増えた中で
    自分の頭の中かと思うくらい
    共感するエッセイだった
    本屋で偶然出会って良かった

    タイトルもカバーも表紙も中身もとても好きでした
  • ここじゃない世界に行きたかった
    言いたいこと沢山ありすぎるけど
    (精神的に)持続可能な人生を歩むのにとにかく参考になる言及がたくさんある。何度も読み返したい
  • ここじゃない世界に行きたかった
    同年代である著者の塩谷さん。
    よくTwitterでお見かけしていたので、本を見つけてすぐ手に取ってしまった。Twitterでは鋭いけどしっくりくるようなひと言を投稿されているイメージだったが、こうして本という形でまとめられていると、ご自身の思いが丁寧に、そして探るようにまとめられていて、より著者の考...続きを読む
  • ここじゃない世界に行きたかった
    優しいだけではないエッセイ。

    最近、思うことがある。
    なぜ貴方は人の話を聞けないのだと。つまり、自分と違う意見を受け容れられない。否定に近い扱いを受ける。そんな場面に度々出会うようになってしまった。
    もちろん、それは私の話し方も悪いのかもしれない。そうだとしても、他の意見に耳を傾けられないのはあん...続きを読む
  • 小さな声の向こうに
    前作を読んだ時よりも、塩谷さんの言葉がスッと心に入ってくる、そんな感覚があった。柔らかい表現ながらも、より心が籠もっているというか、自然体に近づいたというか。(自然体を知らないからあくまでもそう感じたというだけなのだけど。

    同世代の女性の言葉として、ただ共感するというよりはテーブルを挟んで会話をし...続きを読む
  • わたしの名店
    オールドタイランドが出てきて嬉しかった!
    わたしも大好きなお店。ガパオも食べたことあるけどいつも頼むのはパッタイ。
    他のタイ料理屋さんでも食べたことあるけど、ここの甘みと酸味が絶妙なのよ大好き。

    こんどランチに赤坂のやぶそばに行ってみよう。
    京都ではキッチンゴンにも行ってみたい。ピネライスとはなん...続きを読む
  • わたしの名店
    行きつけのお店。人に自慢するものでも無いが、あればいいよね。座れば気の置けない人達がいて落ちつく事が出来る場所。家族とは違う距離感の店主など。まさに絶妙。
  • わたしの名店
    表紙に惹かれて手に取った本。
    目次を眺めると、有名な方のお名前がズラッと並んでいて、テンションが上がりました。

    いずれも実在している(していた)お店なので、片っ端からGoogleマップの行ってみたいリストに追加しました。
    当然ながら皆さまの文章が巧くて、どれも美味しそうで……気になります! この本...続きを読む
  • わたしの名店
    「わたしの名店」 は、好きなお店と、そこで味わえる特別な一品について、28人の作家の個性的な文章で綴られているエッセイ集です。三浦しをんさんのエッセイを読んだ後には、きっとあなたも、自分にとっての「名店」を探しに行きたくなるでしょう。
    三浦しをんさんの作品 は、どれも読みやすく、心が温まるものばかり...続きを読む
  • ここじゃない世界に行きたかった
    「大統領選、その青と赤のあわいにある、さまざまな色たち」がよかった。
    常々「立場によって考え方は変わる」を肝に銘じて仕事をしているが、同じことがどのレベルでも、アメリカの大統領選(バイデンvs.トランプ)ですら言えるんだと。私も当時はバイデンに賛成、トランプの意見はクレイジーだと思っていたけれど、「...続きを読む
  • わたしの名店
    こういう本を読むと、つい場所をチェックしちゃったりするんだけど、わりとそれだけで満足しちゃうタイプw

    今回、いちばん行ってみたくなったのは久住さんの餃子屋さんだったけど、めっちゃ遠いので即諦めたwww

    知ってるお店が登場してほくそ笑んだり、楽しみはいろいろあるわけだけど、すっかり引きこもり体質に...続きを読む
  • わたしの名店
    28名の著名人エッセイ集。
    お気に入りのお店を思い出やその出会い、魅力について綴っている作品。
    なかなか読む機会のない方々がどんな風に書くのかも知れてお得感。

    藤岡陽子さんのお話が好きでした。
  • わたしの名店
    28人の著名人が、大好きなお店をそれぞれのエッセイで教えてくれる素敵な一冊でした。

    みなさん心が休まるいきつけのお店を求めている。でも常連さんがワァワアというところはちょっと、、、
    すごく共感しました。

    食べるって元気の源ですよね。何があってもおなかはすく。食べれることは本当に幸せだ。

    龍朋、...続きを読む
  • ここじゃない世界に行きたかった
    自分を見直すきっかけをくれた本。新しい環境に移ったばかりということもあり、勇気をもらう表現がたくさんあった
  • わたしの名店
    28名の方が紹介するお店の全てが魅力的に感じました。人によってお店に関わる思い出をメインに伝えたり食事そのものの良さを書いたりと、紹介の仕方も様々なので面白かったです。

    食事では宇垣美里さんの「鍋焼きうどん」がとても美味しそうに書かれていて、ぜひ味わってみたくなりました。
    思い出では藤岡陽子さんの...続きを読む