プロフィール
- 作者名:朱野帰子(アケノカエルコ)
- 性別:女性
- 生年月日:1979年
- 職業:作家
「あけの・かえるこ」と読む。2009年『マタタビ潔子の猫魂』でダ・ヴィンチ文学賞大賞受賞し、デビュー。『駅物語』、『海に降る』、『真実への盗聴』などの作品を手がける。
値引き作品
配信予定・最新刊
作品一覧
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-1巻1,078円 (税込)「私の話かと思った」共感の声、殺到! コミックナタリー主催 タテ読みマンガアワード 2024 国内作品部門ノミネート 大注目のタテスクロール作品がフルカラーで書籍化! <あらすじ> 第1章『花嫁衣装』 たくさんの人に祝福され、幸せな結婚生活をスタートさせた朱莉。 しかし、結婚を機に変えることになった「名字」によって、 朱莉の日常は思ってもみなかった方向へと転がり始める―― 私は何も変わらないはずなのに、 別の「なにか」になってしまったように感じるのはなぜ? 女性が「くらやみ」へとしまい込んできた本音に寄り添い、 力強く解放してくれる…… 今を生きる私たちのための物語、開幕。 人生の節目で積もる不安、悲しみ、怒り、そして、恨み…… 誰にも言えない、でも誰もが抱える感情が姿を変え、暗闇からあふれ出す―― 朱野帰子の珠玉の怪談短編集をウラモトユウコにより待望の漫画化!
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-1~18巻0~66円 (税込)人生に訪れるたくさんの節目――進学・就職・結婚・出産・子育て・親の介護など、変化する環境や立場、人間関係の中で、女性たちが人に言えずにしまい込んできた気持ちがある。結婚で変わった「名字」への思い、はじめての恋愛で露になる知らなかった自分の本心……胸の奥に閉じ込めれば閉じ込めるほど、その気持ちは強く大きなエネルギーに育ち、「くらやみ」からあふれ出す――。朱野帰子による、女性たちの本音を静かに見つめ、解放し、寄り添う、珠玉の怪談小説を、ウラモトユウコが鮮烈にタテスクロール漫画化!
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4.1
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3.9
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3.4※本書は、角川書店単行本『くらやみガールズトーク』を加筆修正のうえ、文庫化した作品となります。重複購入にご注意ください。 なんだろ? この不平等感! そろそろ口に出してもいいんじゃない? 『わたし、定時で帰ります。』の著者が放つ、女子たちの本音満載の物語。例えば――。 女性には”もやもや”がつきものだ。たとえば何回か来る人生の通過儀礼。結婚では夫の名前になり、旧姓は消えてしまう。義理のお母さんから孫を早く生んでと言われる。けれど嫁だから、夫の実家をたてて、自分の本当の気持ちはしまい込む……。最初はちょっとだけのがまんのはずが……。出産、親の痴ほう、失恋、引っ越しなど、人生は常に変わっていく。大小問わず、ふいに訪れる人生の節目で、これまで築いてきた人間関係は変わってしまう。どうして、女性ばかりがそれらを全部背負わなきゃいけないの。普段、人に言えずしまい込んでいる嫌な気持ちを、見つめ、解放してくれる物語の数々。くらやみから聞こえてくるのは――女子たちの本音。私たちはもう一度、生まれ変わる。解放される。自分のために!すべての戦う女性たちのための応援歌!
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4.3家族のために「家事をすること」を仕事に選んだ、専業主婦の詩穂。娘とたった二人だけの、途方もなく繰り返される毎日。幸せなはずなのに、自分の選択が正しかったのか迷う彼女のまわりには、性別や立場が違っても、同じく現実に苦しむ人たちがいた。二児を抱え、自分に熱があっても休めない多忙なワーキングマザー。医者の夫との間に子どもができず、姑や患者にプレッシャーをかけられる主婦。外資系企業で働く妻の代わりに、二年間の育休をとり、1歳の娘を育てるエリート公務員。誰にも頼れず、いつしか限界を迎える彼らに、詩穂は優しく寄り添い、自分にできることを考え始める――。 手を抜いたっていい。休んだっていい。でも、誰もが考えなければいけないこと。『わたし、定時で帰ります。』の著者が描く、もう一つの長時間労働。 終わりのない「仕事」と戦う人たちをめぐる、優しさと元気にあふれた傑作長編! 「あさイチ」(NHK)紹介で大反響!共感の嵐! みんなそれぞれ違っていても大丈夫と思え、気持ちが楽になりました!(20代女性) いいですね、結末が。主人公の日常を大切に歩む姿勢が好きです。(30代女性) こんなに色々な立場から入れるにはなかなか出会えません。 読み終えて、なんだかすっきりしました。(40代女性) 世の中の男性がもっと読むべき本だと思う。私は読めてよかった!(50代男性) 巻末特別収録☆彡スピンオフショートストーリー
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5.0
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3.6「マイナスイオンドライヤーなどの美容家電製品は、廃止すべきです」 自分の主義に反するものを、あなたは売れますか? 大手電器メーカーに勤める科学マニア、羽嶋賢児は、 自社の非科学的な商品にダメ出しをしたばかりに、 最も行きたくなかった商品企画部に島流しに…。 空気を読まずに正論を言う。そんな賢児はやがて部の 鼻つまみ者扱いになってしまう。 賢児のまっすぐすぎる科学愛は、美容家電を変えることができるのか!? 自分の信念を曲げられずに日々会社で戦っている、 すべての働く人に贈ります。 『わたし、定時で帰ります。』で話題の著者が描く、お仕事小説。 解説・塩田春香 ※この電子書籍は2016年11月に文藝春秋より刊行の『賢者の石、売ります』を改題した文庫版を底本としています。
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3.5
ユーザーレビュー
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Posted by ブクログ
油断してた~~~~!!
めちゃくちゃ面白かった!
前作を読んだ記憶はあるけど、わりとさーっと読んじゃったので、今回もまあ、軽い感じで楽しめたらいいなと思いつつ(棚に差してあったので)借りたんやけど、なんやろう、今回は食い入るようにむさぼり読んだ。
前作と同じくアルコールをテーマにしたアンソロジーなんやけど、ほろよいになるのはアルコールじゃなくて恋愛やった。
恋愛やった。(二度言う)
まさかこんな恋愛短編ばかりとは思わず、いやいや、案外アルコールと恋愛は近しいものなのかもしれない。
恋愛小説が好きというわけではないけど、そうと思って読んでいなかったので毎回この「甘酸っぱさ」に「ワーッ」