会社を綴る人

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715円 (税込)

3pt

普通の人ができることがうまくできない――はたから見ればポンコツのアラサー男子・紙屋がなんとか内定をもらったのは老舗の製粉会社だった。案の定、配属された総務部では仕事のできなさに何もしないでくれと言われる始末。しかし紙屋は唯一の特技「文章を書くこと」で社内で起こる小さな事件を解決していく。すこしずつ自分の居場所を見つけていく一方で、会社は転換期を迎え……。

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会社を綴る人 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    これだったら少しはできるかも

    自分や周りが見つけて
    それを生かしていけるありがたさみたいなのを感じた。
    ラストの方の文章は、それまでのことが本当のことだったのかと思わせてくれるようなリアルさで。
    良い人ばかりではなかったのに、全員嫌いになれない魅力があるなと
    読後感はとてもよかった。

    0
    2025年08月14日

    Posted by ブクログ

    「比較優位と月をさす指」

    フォローしている読書家さんの本棚に面白そうな本を見つけて早速購入。こういう出会いがあるのも屹度SNSの醍醐味なのでしょう。

    主人公の紙屋くんは仕事ができない。
    唯一の特技、文章を書くことも中学の読書感想文コンクールで佳作を取った程度である。しかし他に何もできないが故に言

    0
    2023年05月24日

    Posted by ブクログ

     作家、朱野帰子さんの作品でドラマにもなった「わたし、定時で帰ります」3部作は、IT企業働く労働者の辛労辛苦を、インパール作戦、忠臣蔵、女工哀史を対比しながら現在のクリエイティブなIT企業の光と闇を小気味よい展開綴り、会社組織で働く女性の活躍を描いた。

     本作は、帯のキャッチコピーによると総務部の

    0
    2022年10月29日

    Posted by ブクログ

    仕事は仕事。食べて行くためには必要だから働いてる。どんな理由てあろうとそこにいるのは自分なのだと思った作品でした。
    会社で働くために必要な事は、
    年月が経つにつれて知らず知らずに吸収されていく。それが当たり前な事だと思っていたけれど、
    本を読んでいて本質はなんだろうと立ち止まる瞬間が何度かありました

    0
    2022年10月01日

    Posted by ブクログ

    帰子さんらしい作品。
    面白かったし、菅谷さん、好きでした。
    最近、定時で帰れてないなあ...定時で帰れるように頑張ろ。次は、定時シリーズ読みたいなあ。

    0
    2022年09月23日

    Posted by ブクログ

    普通の人ができることがうまくできない――はたから見ればポンコツのアラサー男子・紙屋がなんとか内定をもらったのは老舗の製粉会社だった。案の定、配属された総務部では仕事のできなさに何もしないでくれと言われる始末。しかし紙屋は唯一の特技「文章を書くこと」で社内で起こる小さな事件を解決していく。すこしずつ自

    0
    2025年07月25日

    Posted by ブクログ

    できればその後、も読みたかった。
    物足りず3よりの4。


    御徒町でやっていた文庫本ガチャ500円で巡り合った本。思っていたよりお仕事小説ではない。(かなりフィクション感ある)どちらかといえばラノベっぽい。リアル感はないけど、なんだか自信を貰えるような、そんな感じ。

    対岸の家事の人なんだね、読みた

    0
    2025年04月01日

    Posted by ブクログ

    真面目すぎて融通が利かず普通の人ができることができないアラサー男(紙屋)がなんとか就職できたのは老舗の製粉会社で、配属されたのは総務部!
    営業部からは目の敵にされた総務部で、何か会社の役に立てるのかと思いきや、絶望的にポンコツ過ぎ。
    他部署からも同僚女性からも馬鹿にされ、どうなるのかと思ったけど、唯

    0
    2025年02月28日

    Posted by ブクログ

    特にこれといった劇的な展開が待っているわけではないけど、自分なりの正義を貫く紙屋さんの姿は個人的に好き。現実の世界で出来なさそう、みたいなことも思いつつ、ただそれって自分の偏見だよなーとも感じた。
    ライバル女性の卑屈な面は、何でそうなってしまうんだろう、という疑問と、現代はそうなっているのかもしれな

    0
    2024年09月27日

    Posted by ブクログ

    文字を、文章を書くことの小ささを自覚していて、それでも書かずにはいられない「ものかき」の端くれとして、主人公・紙屋さんの奮闘ぶりが心地よいやら歯痒いやら。
    欲を言うともっと紙屋さんの文筆エピソードを読みたかったなあ。

    0
    2023年07月27日

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