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Posted by ブクログ
祖父・麟太郎の突然の死から話は始まる。麟太郎の孫で法学部の大学生・りんは、親族たちが集まった席で祖父の遺産の相続手続きを成り行きから引き受けてしまう。遺産といっても古い家とわずかな貯金しかないんだからと高を括っていたりんだが、麟太郎の隠し子だという青年・植田大介が現れると次第に話は紛糾し、仲良しだと思っていた真壁家の人々の相続をめぐる醜い争いが始まる・・・
「駅物語」から注目していた朱野帰子さん、今回もなかなか抉ってくれました。
小説家の植田大介の実体験に基づく小説を作中に入れ込みながら、相続というものの恐ろしさ、親族であるが故のこじれたときの修復の難しさをひしひしと感じながら読みました。
うちは遺産なんでないから大丈夫と安心しきっている人にこそ、読んでもらいたい作品です。骨肉の争いにならないためにも、温かい思い出を醜い諍いで汚してしまわないためにも、それぞれがあとあとのことをしっかり考えて、できれば生前に冷静に話しておくことが大事なのかな・・・という感想。
ラストは小説だからこそで、実際はもっとドロドロするのかもしれないけど、フィクションではこのくらいで勘弁してほしい。そう来たか!の爽快感は小説ならでは。
家って、家族って何だろう?というごく当たり前なことをしみじみと考えるきっかけになりました。
Posted by ブクログ
ある日、大学生の真壁りんは、祖父の死を知らされる。急いで葬儀会場へ向かい、真壁家の一族が集まったところで、一人の青年が現れる。彼が「隠し子」と名乗ったことがきっかけで、一族は揉めに揉めることに。
一人一人はいい人なのに、相続の話し合いで一族は崩壊寸前にまで陥る。
真壁家一族で笑い合える日々を取り戻す為、りんが解決に奔走する!
ドロドロの遺産相続のお話でした。
ほんの少しの財産しかなくても、お金を前にすると豹変する親族たち。
少し引いてしまうところもあったが、これが現実なのかな!?という気もした(^^;;
やや冗長と感じたので★は3つで。
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小説・文芸
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