ここじゃない世界に行きたかった

ここじゃない世界に行きたかった

880円 (税込)

4pt

SNSで大反響! 多様性の時代の新エッセイ集

29歳で移り住んだニューヨーク。
言葉も、これまで培ったスキルも通じない日々。
そんな中、大切な人たちと繋がらせてくれたのは
心の底にしまい込んでいた自らの美意識だった。
「本音をインターネットに置いておいて、本当に良かった」――

世界の諸問題への視点、生活への美意識。
総フォロワー数15万人超のSNSで、独自の視点が信頼と感動を呼ぶ
文章を発信し続ける著者のデビュー作。

noteで大反響を呼んだエッセイに書き下ろし6編を加えた
新世代エッセイ集。

解説・谷川嘉浩(哲学者)。

※この電子書籍は2021年2月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。

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ここじゃない世界に行きたかった のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    何度も手に取る本。
    静かで消え入りそうな、形のない煙の尻尾のようなものを掴もうと頑張ることで、正しい(かもしれない)感情が見えてくるものだ。
    書くってそういうことだなと思った。
    そして、書くことで世の中を変えられることは、きっとあるのだろうなと。

    0
    2025年02月02日

    Posted by ブクログ

    文章が綺麗な本だった。

    30代前後の人がぶつかる、仕事や社会との向き合い方についての悩みと闘った様子が感じられた。
    著者は世間の決めた枠にはまりにいこうとせず、自分の感覚や特性を大切にしようとする。

    「美しくあること、とは」「競争社会で闘わないー私のルールで生きる」「ミニマルに働くということ」が

    0
    2025年01月19日

    Posted by ブクログ

    こういう大人になりたいを体現している。
    どんな遠い場所に行ってもそこで元々暮らしていた人たちがいて、

    やはり本は、文字は、消費社会において一番重要かもしれない。蔑ろにされていそうだけど、きっと絶対に揺るがない。

    そういえば最近電車の中で本を読んでる人がこころなしか少しだけ増えてる気がする。みんな

    0
    2024年12月13日

    Posted by ブクログ

    タイトルに惹かれて読んだけど、凄く良かった、

    思わず表紙を撫でたくなっちゃう感じ、笑
    静かだけど、社会が見えていて、聡明で、力強く、でも弱さがある

    社会の三年一昔は、まだまだ20代の自分にとって尚のことそうである。
    時間を空けて読んだら、また違う感想を持つと思う。

    また違う世界に行きたくなった

    0
    2024年10月29日

    Posted by ブクログ

    まだ見ぬここじゃない世界への憧れ。
    以前いた、ここじゃない世界で起こった
    良き思い出。
    それらが胸を支配して、今この場所から
    逃げたくなる。

    しかしこの世界もここじゃない世界も
    どちらにも意味がある。
    そのことに気づけるか、
    ちがいを本当に理解できるか。

    その違いを理解しようとする中で、
    自分も

    0
    2024年08月16日

    Posted by ブクログ

    優しく語られる文章。
    その中にある、知らなかった真実や世の中のムーブメント。インターネットやSNSの長所短所。
    世界は自分が見ているものでしかないのでここじゃないどこかはないという著者の言葉。
    なるほどな、と思いながら読みました。

    0
    2024年07月08日

    Posted by ブクログ

    大学2年生になって忙しさと焦りから毎日いっぱいいっぱいな日々。
    家に帰れば疲労感に襲われて本を読む気力すらないけど、現実逃避したくて久々に手にとってみたエッセイ本。タイトルの「ここじゃない世界に行きたかった」という言葉がすっと心に沁み込んできた。

    夜型のわたしには、同じく夜型らしい塩谷さんの描く文

    0
    2024年05月18日

    Posted by ブクログ

     散文が続いた。でもこの著作は推敲を重ねたでもない、求められることを提供する彼女なりの能力があればこその1冊、良く書けている。
     見えない世界への憧れは人を前へと駆り立てる。旅に出るのも新しい挑戦をするのもきっとその延長線上にあるのだろう。
     世界は広く可能性は尽きない。大人になってもその好奇心を忘

    0
    2025年03月08日

    Posted by ブクログ

    今年であってよかった本最上位にランクインする本。五感とか共感とか、現代社会で蔑ろにされそうな感覚、だけどないと自分が壊れてしまう大事なもの…これを密やかに、だけどブレずに大切にされてる方なんだなというのが強く伝わってくる本。そして、エッセイという形式で自分の日々の心の移ろいの変化を見返して成長を感じ

    0
    2024年11月12日

    Posted by ブクログ

    多色な個性が存在する場所だが、ある時は赤と青に分かれ争いが始まる__ ニューヨークは一体どんな場所なのか。塩谷さんの視点から知る遠い異国の現実と痛み。言葉が通じないからこそ生まれる"感性の繋がり"は見知らぬ地に潜む希望のようだ。

    0
    2024年11月05日

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