朝井リョウのレビュー一覧

  • イン・ザ・メガチャーチ

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    ちょうどライトな小説を読む時間ができた、となった時に本屋大賞受賞の情報をみて購入。この作者は久しぶりだなあと思いながら『もういちど生まれる』を発売直後に手にとった時の気持ちを思い出していた。

    最近のSNSでみるような心情の描写や、物事の説明の仕方が多く続いていて、たまにSNSをみているのか小説を読んでいるのかよくわからなくなることがあった。それもあってか、読み終わるまでにけっこう時間がかかってしまった。
    この作者のすごいところはこういう描写と構成のバランスにあると思うのだけれども、今回は展開が他の書籍よりも「読者であるこちらに(先に)読めすぎて」しまうような気がした。話はずれるけれども、こう

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    2026年04月20日
  • 正欲(新潮文庫)

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    ネタバレ

    やっとこさ、読み終わりました。ちまちま読み進めて一か月間くらいこの作品と向き合っておりました( ´∀` )
    いやー、難しい。思想書、みたいな本ですわ。

    確かに、「多様性」って難しいよなー、「正義」って何なんだろう、と考えさせられる本。
    大好きな作品である「進撃の巨人」を思い出す内容だった。

    なんで、星3の評価かというと、世間から見て「特殊」な性欲を持つ人たちが、社会との対話を拒絶しているように感じられたから。きっと話してみても、気持ち悪いって思われてしまうだろう・・・私たちは「普通」とは違う存在だ、と自ら殻に入りすぎなのではないか、と。
    勿論、その殻から出ることが一番勇気の必要なところなの

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    2026年04月20日
  • 何者

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    就活生5人の物語。
    主人公が頭いいかと思いきや就活浪人してるし、面接で全然ダメだし。痛いと思ってた女子に言われ放題で言い返せないところが人間らしくて良い。

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    2026年04月20日
  • イン・ザ・メガチャーチ

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    推す側の心理構造を解剖されているような、ヒリヒリする鋭さがあった。推し活の解像度高すぎて本当に圧倒される。

    私もここ半年くらいすごくハマっていることがあるから、運営側からはこんな風に見えてるのか、私もコントロールされてるのかな、、ってちょっと悲しくなった。

    でも、視野を狭めて、何かに熱中する時って楽しいんだよなあ。日常の情けなくて退屈な自分から離れて、周りが引くほどの強烈なエネルギーを持てるって最高の遊びだと思う。深く潜る楽しさは、誰にも邪魔されない私だけの聖域としてこれからも守る‼️

    推し活の客観的な視点と盲目的な情熱に触れられる一冊。

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    2026年04月19日
  • イン・ザ・メガチャーチ

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    視点の数が増え、幸せの正解がその分増えた現在
    自分を消費し尽くすことが現代の幸せの形に最も近いのかもしれない
    その対象が何であっても

    正解がないのに間違えてはいけない空気感の窮屈さや不安の経験が痛いほど分かる

    間違わないように生きる=幸せ
    ではないのだから、いっそ間違いでも幸せの瞬間が1つでも多い方がいいのかも
    なんてやけくそにもなる

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    2026年04月19日
  • イン・ザ・メガチャーチ

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    ネタバレ

    現代の視点を切り取る作家的な紹介をされていて、著者本人の話しぶりが面白いので読んでみましたが、私が求めているものとは違ったのかも。

    離婚して元奥さんや娘から疎ましがられ、職場でも窓際部署で後輩からとも関係性が築けない冴えない四十代中年男性と、
    その娘は洋楽や洋画が好きという父親からの影響で自分も好きな気がして留学しようとしていたが、内向的でうじうじうじうじしているから一歩が踏み出せず、周りの人間をうっすら下に見ている大学生と、
    推していた俳優が自死したことで、「氣づいた」派遣の三十代女性、
    の3人の視点が移り変わりながら描かれていく。
    推し活を作る側、推し活にのめり込む側、推し活から距離をと

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    2026年04月19日
  • 世界地図の下書き【電子特別版】

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    最後に泣けました。決してハッピーエンドではないけど、一人ひとりが自分の道を選んで進んで行く姿に。「この先また私たちみたいな人にきっと会える」って心に秘めて、この子たちは大きくなっていくのかな。

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    2026年04月19日
  • 世にも奇妙な君物語

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    ネタバレ

    面白かったです。一つ一つの短編自体は、面白いながらも少し物足りなさを感じていたのですが、まさか全ての話が伏線だとは笑
    タイトルに引っ張られずにそれまでの話を読み込んでしまったのは、さすがに朝井リョウさんの文章力だなと思いました。最後の章を読むまですっかり忘れていました笑
    いやー、面白かった!

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    2026年04月18日
  • 世にも奇妙な君物語

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    タイトルに惹かれて読みたかった作品!!
    【もし朝井リョウが勝手に『世にも奇妙な物語』を書いてみたら】
    と読まなくても面白味が溢れ出ているこの小説(笑)
    期待通り面白かった!!
    5つの短編それぞれに「世にも奇妙な物語的オチ」
    (ゾッとするオチもあればちょっと笑えるオチもあると言った、いかにも世にも奇妙な物語でありそうなオチ)があったり、数行書いてからタイトルを挟むなど、細部まで世にも奇妙な物語を再現していて、かなり楽しめました!!
    特に5話目(笑)笑わずにはいられなかったです(笑)

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    2026年04月18日
  • スペードの3

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    どんな人にも見せるようの表と見せたくない裏の人生がある。
    裏表ない人生の方が幸せそうな感じがするけど、そのギャップが大きいとつらい、小さいと楽しいとかいう訳でもない。
    そして、表と裏があることが良いわけでも悪いわけでもない。

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    2026年04月18日
  • スペードの3

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    今となっては小学生って赤ちゃんに近い存在だと思ってしまってるけど、わたしだってちょっとぞわぞわするような思考がかけめぐってたなあと思い出すなど

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    2026年04月18日
  • 時をかけるゆとり

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    ★★★☆☆朝井リョウさんを知ったのは「正欲」が初めてで、その暗さから興味を持って作者を調べたら若くてびっくり。そこからエッセイが面白いと知り読んでみました。
    正欲の暗さからは考え付かないような面白いエッセイで時々吹いてました笑
    続編はまた暗い小説を読んだ後のお口直しとして読みたいと思います。

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    2026年04月17日
  • 世にも奇妙な君物語

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    ネタバレ

    世にも奇妙な物語風短編集。

    ①シェアハウさない

    シェアハウス。

    特殊性癖の集団だった。伏線あるので納得。
    不気味な話。

    ②リア充裁判

    コミュ力優先の評価。

    就活への風刺かな。

    ③立て金次郎

    幼稚園の話。

    若干泣ける。

    ④13.5文字までしか読めな

    ネットニュースへの風刺。

    ⑤脇役バトルロワイヤル

    ギャグ系かな。

    脇役とは何か。

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    2026年04月17日
  • 桐島、部活やめるってよ

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    遠い昔、高校時代を思い出す、、、
    ウチはどうやったかなぁ、、、

    野球部に入部して、ついていけず挫折。
    誘われるままにサッカー部へ入部。それなりに活躍。ほんとそれなりにww
    ちょうどJリーグが開幕、サッカー部がモテモテ
    人生最初で、最後のまやかしのモテ期到来

    それ以外高校生活の記憶はないなぁ。当時の友人とも卒業以来会ってない。今あってもわからないだろうなぁ。おじさんになって



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    2026年04月17日
  • 世にも奇妙な君物語

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    1話目: なんでこんな怖いお話し書いちゃったの…
    2話目: 色々考えてしまうお話しでした。リア充かどうかは他人軸ではなく自分軸で捉えられるようにならなきゃな…

    3話目: 今読んでるところ

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    2026年04月17日
  • 世にも奇妙な君物語

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    世にも奇妙な物語的に5つのオムニバスで展開する小説。どれも不気味で後味の悪い終わり方だけど、それも本家の「世にもー」と同じかな。
    「シェアハウさない」と「13.5文字しか集中して読めな」は結構怖かった。
    最後の「脇役バトルロワイヤル」は誰だかわかりすぎるブラックユーモアー炸裂っていう感じだしコメディチックな展開になってて面白かった。

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    2026年04月16日
  • スター

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    途中までは、すごく読みやすかったし、面白かった。
    2019年から2020年にこれが描かれていることがすごいと思った。
    後半は、少し雰囲気が違っていて、理想論とか理念を言語化して議論したり説明したりする感じになっている。
    その言語化の仕方は、すごくわかりやすかった。
    ただ、終盤では、理想とか信念のあり方を言葉による議論で説得しようとしている感じがあって、私としては、納得はできたし、考え方としては、私もそう思うけれど、前半が面白かっただけに、尚吾がすんなりと言語で納得したのが意外だった。

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    2026年04月16日
  • 生殖記

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    はじめて感想を書いてみます。
    衝撃的な視点、どういう生き方や経験をしたらこんな思考を描けるのか、朝井リョウさんのエッセイを読むのがますます楽しみになりました☺️
    久しぶりに論理的な文章、思考、硬めの単語たちに触れて、何度も咀嚼しながら読み進めるのがとても楽しかった。
    "私"がこんなにも客観的に、ついている個体や周りの状況を永遠に論じている状況も改めて考えると可笑しい。
    ラストにかけて、なるほどなと思うことが多々。

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    2026年04月16日
  • 何者

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    就活の中での人間関係やSNSを題材に、大人になるということや、その為に腹を括って生きていくことの大切さ、難しさを描いた作品。自分はいつか何者かになれるはずと諦めきれない人間のリアリティがある。自分の持っているもの、持っていないものを受け入れて、認めて、開き直り、前進したくなる話

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    2026年04月15日
  • どうしても生きてる

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    心が疼く全六編。

    朝井リョウ『どうしても生きてる』新カバー版刊行 2026本屋大賞受賞で再注目

    死んでしまいたいと思うとき、そこに明確な理由はない。心は答え合わせなどできない。(「健やかな論理」)尊敬する上司のSM動画が流出した。本当の痛みの在り処が写されているような気がした。(「そんなの痛いに決まってる」)生まれたときに引かされる籤は、どんな枝にも結べない。(「籤」)等鬱屈を抱え生きぬく人々の姿を活写した、心が疼く全六編。

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    2026年04月15日