朝井リョウのレビュー一覧

  • 学生時代にやらなくてもいい20のこと

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    朝井リョウ君、小説も面白いがエッセイも別の意味で面白かった。

    私が学生のときは文化構想学部などという何を勉強するのか分からない学部はなかった。それ故に、どういう学部で、彼が何を学んだのか全く見当もつかないが、学生時代だからこそできる馬鹿馬鹿しい行いは昔も今も変わらないようだ。

    それにしても、自動車で青函トンネルを通れると思っていたお馬鹿さ加減や、京都までの自転車旅行の滅茶苦茶な計画、はたまたピンク映画館初体験などは抱腹絶倒、大いに笑わせてもらった。

    なかでも“100キロハイク”の面白さを改めて教えられた部分。
    私はそのチャンスがあったにも拘らず「疲れるだけじゃん」と参加しなかった。
    自分

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    2015年12月29日
  • 桐島、部活やめるってよ

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    原作&映画にくらった身として、漫画も読んでみた。
    小説のかなり正確な漫画化で、漫画という画になった分鮮やかに見られる。短編一作ずつ別の漫画家に任せているのも「桐島」の作品観に沿っていてよい。
    原作者と同じ地域に住んでいる者としては、原作の方言を生かしてほしかった。

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    2012年09月18日
  • 桐島、部活やめるってよ

    Posted by 読むコレ

    主人公が登場しない物語もありだなぁ。読み応えのある作品です(^O^)/是非映画も観に行こうと思います!

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    2012年09月06日
  • 桐島、部活やめるってよ

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    同名小説のコミカライズ。
    オムニバス形式。

    5人の登場人物について、それぞれ違う漫画家さんが描いているので、話によって絵の好みとかはあるかもしれないけど、ストーリー自体はおもしろかった。(というか、原作が面白いのか?)
    原作読んでみようかなぁと思った。(そして読んだ笑)

    ていうか、桐島ってほぼでてこないんだな(笑)

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    2013年07月30日
  • イン・ザ・メガチャーチ

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    読んでいて怖くなってきてしまった。朝井リョウさんの描く物語には現代社会の一面が切り取られていると感じてきた。今回もそう。しかし、今回は誰しもが心のどこかに持っているような孤独への恐れ、周りから外れることへの不安、そういったものが浮き彫りにされているように感じた。それを物語として提示できることには感服するが、僕は面白いよりも少し怖いと感じてしまった。

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    2026年03月16日
  • イン・ザ・メガチャーチ

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    読むのに凄く時間がかかった。

    ここ数年、漠然と思っていた事がこの作品で言語化されていて嬉しかったんだけど、同時にこんな作品が生まれてしまう今の日本という国に絶望。

    推しを作る者、推す者、推していた者、どこかしら立場の人に共感できるはず、自分と重ね、重ねた自分を俯瞰し、そしてわからせられる。
    下手に説教されるより効くかもしれない。

    それはそうと、何かに熱中できる人ってとても素敵だと思う。
    自分にはできないから余計にそう思う。







    ISTPワイ、INFPとは分かり合えそうにない模様

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    2026年03月15日
  • 何者

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    日常でなんか癪に障る人とか、何処か胡散臭い人と感じる人の解像度が高くて、言語化凄いな、ってニヤニヤしながら読んでいたのに、後半急に矛先が自分に向き始めて食らいすぎた。

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    2026年03月15日
  • 正欲(新潮文庫)

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    ネタバレ

    この本を読み終わった時、一番に思い浮かべた感想は、「この物語を呼んでどんな感想を持つのが正解なのだろう」であった。これは大多数の意見から漏れることを恐れる、朝井リョウさんが作中で風刺したかった人物像そのものなのではないかと気付いて鳥肌が立った。なぜこのような感想を思い浮かべたのか考えた時、この作品に出てくる登場人物の誰かしらの意見に賛同したとすれば、その対極にいる人物のアイデンティティを傷つけてしまいかねないことに気付き、全ての人物に配慮した結果八方塞がりとなり、正解の感想を求めてしまったのではないかと思った。「配慮する」などという、大也サイドから非難されそうな上から目線の言葉を取っ払った私の

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    2026年03月15日
  • 生殖記

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    朝井リョウさんの作品を読んだのは2回目で作風が良く分かってなかった。題名がちょっとアレだけどシリアスな話なのかなと思って読み始めた。
    最初の数十ページは「語り手は誰?!(困惑)」という感じだったが、ある一文から分かるようになる。題名も納得できた。
    3分の2ぐらいが生きることに消極的な主人公の日常の話で私は読んでてちょっとイライラした。でも語り手がその日常を実況していく形式なのだが語りが軽妙でなんとか飽きずに読めた。

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    2026年03月14日
  • 星やどりの声

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    終始、爽やかな海の風を感じました
    その中に人間の生活音や、会話、眼差しが紛れて見聞きしているような感覚

    朝井リョウはドロっとした人間の隠したい感情を時に鋭利すぎる言葉で綴るような本を先に読んできたので、
    それらと比べると刺激が足りないような、キレイすぎるように感じましたが、
    この初期の頃から、登場人物がいる景色や匂いまで思い浮かんでくる描写力があったんだなぁと、その才能を改めて感じました。

    朝井リョウは時代と当時の自分の感情をうまく作品化してきたんだな、と思います。出版する度に、成長して、脱皮している感じで、読み飽きないですね。

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    2026年03月14日
  • 生殖記

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    性的マイノリティとマジョリティの間には断絶がある。らしい。
    お互いに立ち位置が違いすぎて、同じ場所に生きていても世界の感じ方がまるで違う。

    『正欲』を読んだ時も決して交わらない、お互い理解されないという世界観は同じだった。その時も思ったことだが、本当にそうなのかなぁ?もっと歩み寄ることもできないのかなと思ったが、それも恵まれたマジョリティゆえのおめでたい視点なのだろう。

    物語として面白くはない。けれど朝井リョウの世界は独特で、好きになれるかもしれませんよ。たまにブルーチーズや酒盗、からすみなどの珍味を食べるみたいに。

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    2026年03月14日
  • 世界地図の下書き

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    ネタバレ

    施設で暮らす子どもたちが、それぞれの家庭の事情やクラスでのいじめなど困難に直面しつつも、互いを思いやり、支えあう様子を描いたストーリー。

    同じ施設のお姉さん的な存在、佐緒里は家庭の事情で、高校卒業後、進学を諦め地元に戻って働くことになる。その前に佐緒里の夢を叶えようと、子どもたちは、学校でランタンを飛ばす計画を立てる。

    施設を離れる子どもに対し、佐緒里が、
    "私たちはまた私たちみたいな人に出会える"、"いじめられたら逃げればいい。笑われたら笑わない人を探しに行けばいい。逃げた先にも、同じだけの希望があるはずだもん"と語るが、最後に"そう思っ

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    2026年03月14日
  • 生殖記

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    軽妙な語り口に反して理屈をこねくり回す思想の強い下半身らしからぬ下半身だな〜と思った。
    本体の方も幼少期の経験は気の毒だが、異性愛者を一括りにしがちなあたり拗らせてるなあと。

    個人的には人間の意義を図るのに生産性を持ち出すのは止めたほうが良いと思っている。際限がないからだ。生産性が絶対の世界で結婚して子供を設けたとしても、その子供が生産性に結び付かなかったらどうなるだろう。無駄だったねと心無く謗られるだろうか。そんな理論が罷り通るようになれば最終的には質を追い求めて究極的には自身や子孫が人類史に名を残さなければ価値なしになりかねない。そんな世界は誰も望みはしないだろう。結局人はよく知らないマ

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    2026年03月13日
  • 何者

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    文系就職活動したことなさすぎてファンタジー読んでるみたいだった でもインターネットの描写もTwitterアカウント2桁持ちが普通の世界に生きすぎてあんまりわかんなくてファンタジーみたいだった……

    正欲も生殖記も「じゃない」側の人間の話だったけど、何者にもなれない側も別に何も考えてないわけじゃないの、もちろん何者でもないわたしは知ってるはずなんだけど改めて文章にされるとそれはそれで面白さがあって良かった でももう読み直さない

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    2026年03月12日
  • 桐島、部活やめるってよ

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    ネタバレ

    青春を切り取って、各視点から高校生の等身大の気持ちを描く作品。
    映画部の話と、亡き妹を演じる子の話が好き。皆一生懸命に生きているのだということを、信じられるような作品群。

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    2026年03月12日
  • わたしの名店

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    読んでいる度に食べたいなっと思いました☺️♡
    ひとつひとつの作品を読んでその後にごはんの絵が書いてあって、もっと食べたくなりました!
    読み応えがあってとても面白かったです!

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    2026年03月11日
  • 世にも奇妙な君物語

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    題名どおりに世にも奇妙なショートストーリー集。
    一つ一つのストーリーもサラリと読み進められるので、隙間時間で読むのに適した本。
    毎話の着地地点は、なるほどそうきたかと思わされるが、後味が薄くあまり余韻はないと感じた。

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    2026年03月11日
  • 正欲(新潮文庫)

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    衝撃だった。
    全然知らない世界すぎて、ほんとの話?
    ほんとにそんな嗜好の人がいるの?って驚いたけど、
    見た目や少し関わっただけではきっとわからなくて、
    きっと人のことは分かり得ないんだなって思った。
    だからこそ見えてる部分や一部だけをみて、
    人をカテゴライズしたり、羨んだりもちがうなと思った。

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    2026年03月10日
  • 生殖記

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    何のために生きているのか。
    共同体の拡大、発展だなんて意識したことなかった恐ろしさ。確かに学生時代と社会人になってからは変わるし、学生時代の方が所属意識が如実だった。
    自分は登場人物たちの誰に近いのか考えながら読み進めた。
    自分の「新商品化」は新たな視点。
    自分にとってのしっくりは何なのか考えたい。

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    2026年03月10日
  • 桐島、部活やめるってよ

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    19歳でこれを書いてしまうのかすごいな。

    自分が19の時はこんなに"ひと"の事を見れていなかった。
    こんなにも様々な、対極にいるような人間たちを描けるのか。

    でもただの世間的な目で見た時の枠組みとして見ると「対極にいる」とか、「カーストの上下」とか
    そういうのも実際本人達になってみないと分からないし、

    人にはそれぞれ"その人の状況"によって生まれる悩みや葛藤があって
    その反対に喜びや拠り所も人それぞれなのだと感じさせられた。

    そんなことわかっていても結局周りと比べてしまう
    自分の優れている場所を探し
    自分の劣っている場所を探す

    相手と比べ、世間

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    2026年03月10日