あらすじ
現役大学生作家として『桐島、部活やめるってよ』でデビューした著者初のエッセイ集。ただ単純に笑いたい貴方に!
社会の荒波におびえつつ振り返るのは、学生時代の数々の思い出。カットモデルをすれば失意を味わい、熱い青春を求めて出かけた自転車の旅では尻の痛みを得る。そうして万事無為、やらなくてもいいことばかり為した日々の総決算、就職活動をついに迎え……。華々しい「大学生作家」の看板の陰で繰り広げられる意外と残念な日々を綴った、爆笑エッセイ20篇!
感情タグBEST3
朝井さんってあんなに賞をたくさんとってていかにも文学って感じなのにこんなテイストの本を書かれることにびっくりしたし、
何より面白過ぎて絶対に人前では読めないなと思いました。
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愛すべきキャラクターという感じで、お腹が弱いところはかなり共感し一気に仲間意識を持ちました。お腹が弱い者はお腹に支配される人生だと思う。
思わずブフッと笑ってしまうようなエピソードが詰まっています。
ありのまま、ざっくばらんに軽い語り口で、気取らず(誇張はしてるかも?笑)おもしろエピソードを書いてくれているので、読むとストレス発散になる気がします。
著者の作品は初めて読んだのですが、他の作品も読んでみたいです。
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ほんと朝井さんのエッセイおもしろすぎます。笑
電車で読むのは笑い堪えるの必死になります。笑
大学生が特にしなくていいことなのですが、ほんといわゆる大学ノリなところが当時の自分を思い返すところも含め、面白いです!!!
ほんとノリで生きてる人の話面白すぎます。大学生ぐらいなら、無茶もたくさんできますからね!
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読みながら思い切り吹き出した本は初めて!電車では読めない!
エッセイは今まであまり読まなったけど、朝井リョウさんのエッセイは全部制覇したい。
同世代の面白話盛りだくさんで疲れが取れる本☺️
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2021年5冊目 何度もクスッと声を出して笑ってしまった。THE早大生!って感じの素敵な大学生活を過ごされた方なんだな、と思った。私はキラキラした大学生活を過ごせた気なんてさらさらないけれど、もっと大人になってからいまを振り返ったらそう思えるかなあ。他の方も呟いていたけど、さくらももこ・朝井リョウほど面白いエッセイを書ける作家さんは日本にいないのでは、、!!
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なんだこれ面白い、、、!
一章一章声出して笑えるエッセイなんて初めて。
朝井リョウさんの小説が大好きで読んでいたけど朝井さんのお人柄も好きになりました。
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とってもおもしろかった。
北海道への旅とか500キロバイクとか島への旅とか大学生ってこういう無謀でアホみたいな行動力でなんでもしちゃう所があるよなぁ~~!って思った。(褒めてる)
カットモデルとカラーモデルの話は個人的には1番好きでした☺️
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しばらく本から離れていたが、この本を読んでまた本をたくさん読むモチベーションが上がった。朝井リョウのエッセイは本当におもしろい。今大学1年生だが、こんなたくさんのエピソードが残るような学生時代を過ごしてみたいと思う笑。
商学部の授業をずっと受けていたのが本当に1番面白かった。
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電車で読んじゃいけないのって
赤ずきんチャチャ、今日から俺は と今まで漫画だったけれど
エッセイでもそうなるとは。。。
美容師試験前のカットモデル
自転車で京都までいく下り
が特に。。。
今はもう専業作家らしいが当時は兼業作家として就活も経験されてたのか。
文庫となり、いくつか追加あるそうなので
ぜひ読みたい。
部活~も 文庫化にあたり 1作追加されてるそうで
気になる。。
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フリとオチがしっかりしていてとても読みやすく、面白かった。随筆は今まで読んだことが無かったので、「おすすめに出てきたこの本で随筆の雰囲気を感じられたら良いな」くらいに思っていたのが良い意味で裏切られた。随筆を読むきっかけになった。面白かった。
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「桐島部活やめるってよ」「何者」といった有名な作品の作者でどんな意識高いこと言ってるのかな?と思って読んでみたら学生時代のバカ話をまとめたものだった。読んでて大変面白く作者に好感が持てた。
さくらももこ の「あのころ」の大学生版といった感じで作者が体験したあれやこれやを面白おかしく書いている作品だった。個人的には「眼科医」「母」「地獄の100キロハイク」あたりが面白かった。
バカ面白いアンドくだらない
インスタで本を発見して読んでみたけど、めちゃくちゃくだらなくてめちゃくちゃおもしろい。
自分の恥部を曝け出すタイプが大好きなので爆笑しつつほっこりしてしまった。
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大学生である著者の学生生活や旅行の話など、面白いエピソード満載である。
好奇心の固まりなのかな、とにかくいろんなことにチャレンジしているのが凄い。
読んでいるだけで、少しテンションがあがった。
年配の方が、若い子と話をすると若返る、というが、そんな感じ、若いっていいなあ。
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面白かった。ちょっとお疲れな人にオススメ。
ときどき声を漏らして笑ってしまった。
冗談みたいな、適当にやっているノリのいい話だけど、何気ない事に対してもアンテナが張り巡らされていて、巧みな言葉で丁寧に笑いにしてあり、さすが作家さんだと感心した。
なんか、近所のお兄ちゃん的で、親近感が湧いたので、この作家さんの作品をたまに読んで見ようと思った。
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あ〜面白かった!
という感じの読後感。
朝井リョウさんのエッセイは、その辺の漫画よりも面白いと思っていて、重たいミステリーなどで疲れた合間に読むことにしています(笑)
そして、自分は同世代なので共感できる部分も多く、この本も楽しませていただきました。
面白おかしく書いているけれど、やさしい人となりが滲み出ているのもエッセイならではですね♪
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「桐島、部活やめるってよ」があまりにも有名な著者・朝井リョウ。
これまで本や映画で触れることはあったものの、そこまで機会は多くはなかった。
ふと知ったのだが、著者とは同じ大学。しかも3つ年下とはいえ、同じ期間に大学に通っていた様である。これを知ったら俄然興味が湧いてきて「ゆとりシリーズ」とも呼ばれているエッセイ集、その第一弾を早速読んでみた。
結論、ただただ面白い。大学時代ってホントこういう無駄なことばっかやってたよなぁと懐かしさがこみ上げてくることこの上なく、何よりその語り口がおもしろい。書き方によっては、ただのつまらない学生のmixi日記になってもおかしくないのだが、そう感じさせない著者のテクニックというか表現には驚くばかりだ。さらけ出すなんてレベルを超えてさらけ出してしまっていて、本当に読んでいて清々しい気持ちになる。
加えて、話題にも出てくる学祭や100キロハイクにも馴染みがあることもあって、さらに何割増しかでおもしろかった。
何も考えずにただ頭をからっぽにしたい人におすすめの本である。また、どう頑張っても笑わずしてこの本を読むことは難しいので電車等での読書はおすすめしない。
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「風とともにゆとりぬ」を先に読んで、面白方のでこちらも読んでみました。
エッセイは雑誌や新聞で少し読むのは好きだけど、一冊にまとまっていると途中で飽きてやめてしまうことも多々あります。「風とともにゆとりぬ」と続けて読んだので、少し飽きて2週間くらい放置していましたが、返却の期日が近づいたので読み切りました。
朝井リョウさんの文体が好きだし、学生ならではの経験が盛り込まれていて、読んでいて楽しい本でした。もっと学生時代にしかできないことをたくさんやっておけばよかったなぁ。
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まだ全部読んでないけど、面白い。
声をだして、笑ってしまった。
さくらももこの エッセイを初めて読んだときも、こんなに感じだったなぁ と 思い出したりした
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思わず笑ってしまうエッセイだった。活動的な友人と共に、とても楽しそうな大学生活を過ごした様子がうかがえる。何回「馬顔」というワードが登場しただろうか。
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電子書籍で読ませてもらいました。作者の本はまだ読んだことがなく、題名に惹かれて軽い気持ちで読みました。休日だったのと、文章が面白すぎて一気に読んでしまいました。
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小説を読んでいても垣間見えるちょっとした神経質っぽさのような部分が、エッセイでは良い方向に作用して「ちょっと変なところのある現代っ子」感を出してる感じがする
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初めて本でこんなに笑った。
文字の羅列に吹き出して笑うなんて思ってもいなかった。
この本は言ってしまえば作者の大学時代のエピソードをただ書いただけのものであり、当時の作者の態度や考え方は作者特有のものではなくおそらく全大学生に共通していることだと思うのだが、
「自分にはこんな面白いエピソードはあるのか」
「自分は今までなにしてきたのか」
と思ってしまうぐらい些細なことでもとても愉快に書いていて、コメディ要素がたっぷり詰まった本だった。
この作者がすごいと思ったのは面白おかしく書けるのもそうだが、そのときの情景や自分の感情を細かいところまで覚えており、再現できているところだと思う。自分にも心に残っている思い出というのはいくつかあるが、日常の些細なことにも注目すればもっと面白い思い出や話ができるようになるかもしれない。自分も面白い話をストックしておこう、、、、
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出版されたのは大学卒業直後だから、会社員時代だね~実際には125キロある本庄・早稲田間の100キロハイクにバスローブ&ワイングラス姿で参加して、足が痛くなり、雨でバスローブが水をたっぷり吸い、感動のゴール後、家で洗濯したらウエストポーチに入れておいたトイレットペーパーまで洗って紙まみれ。翌日は痛みで動けず…。~本当に面白い人だ。最近の人にとって、リア充自慢は恥ずかしいらしい
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朝井リョウ君、小説も面白いがエッセイも別の意味で面白かった。
私が学生のときは文化構想学部などという何を勉強するのか分からない学部はなかった。それ故に、どういう学部で、彼が何を学んだのか全く見当もつかないが、学生時代だからこそできる馬鹿馬鹿しい行いは昔も今も変わらないようだ。
それにしても、自動車で青函トンネルを通れると思っていたお馬鹿さ加減や、京都までの自転車旅行の滅茶苦茶な計画、はたまたピンク映画館初体験などは抱腹絶倒、大いに笑わせてもらった。
なかでも“100キロハイク”の面白さを改めて教えられた部分。
私はそのチャンスがあったにも拘らず「疲れるだけじゃん」と参加しなかった。
自分も学生時代はかなりハチャメチャな生活を送ったつもりだったが、これを読んでまだまだ物足りなかったことに気付き、あれから30年以上もの時を経て「学生時代にやっておけばよかった20のこと」の一つと後悔することになった。
あれは学生じゃないと参加できないからなあ。
年齢的にも、一つ間違うと死んじゃいかねないからもう無理だろうし。
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内容は「時をかけるゆとり」とほぼ同じ。あちらの方が3編エッセイが多い。こちらが先行本だった!どうりで既読感満載だった。面白いエッセイは忘れない。面白い小説は忘れるけど。ということを実感。
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初の朝井リョウ。小説をまだ読んでいないので、単なる文章が上手い学生のブログを読んでいるような気になった。知らずに読んでると、普通の早大生という感じ。100キロハイクの話と就活ネタが面白かった。
次は小説読もう。
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エッセイ集
面白かった。
面白い文章を書けるセンスって才能だと思う。
最後の方の東海道自転車の旅が、東京〜名古屋を歩いた時の記憶と重ねて楽しめた
Posted by ブクログ
朝井リョウには珍しいエッセイ集。さくらももこエッセイのような感じでただただ面白い。学生時代の日常におこった事件が書いてある。母校奇襲の話では北高の話が出てきてほっこり。