朝井リョウのレビュー一覧

  • 世界地図の下書き【電子特別版】

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    18歳になり成人したからといって
    あとはひとりで生きなさいねと言われたら
    どんなに心細く、孤独を感じることだろうか
    大学に通うには奨学金をうける?
    生活はバイト代で賄える?
    日々の出来事を気兼ねなく話せるひとはいる?
    病気や怪我の時に頼れる人は?
    これらが全くない生活を18歳で送らねばならなかったとしたら、今の人生とはどんなに異なる毎日だろうか
    もしも自分や夫に不幸があって
    子どもたちがそんな境遇で育つことになったら
    そんな思いを巡らせるひとがひとりでも増えれば世界は変わるだろうか

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    2026年07月20日
  • 桐島、部活やめるってよ

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    桐島の語りは無く、周囲の人間それぞれへの影響や気持ちの揺れが繊細に描かれている手法が面白かったです。中学高校って大人はすごく良い時代みたいに言うけれど、そういえばめちゃ人間関係や力関係めんどくさかったよな…って思い出して、戻りたいとは思えないかも。笑

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    2026年07月20日
  • 桐島、部活やめるってよ

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    王道主人公は、たぶん桐島
    その周りにいた脇役たちの地味でジメッとしたオムニバス
    なかなか共感できなかったけど、不思議ともう一回読んでみたら、今度は違う景色が見えるような気がする不思議な後味
    当時19歳、朝井リョウのデビュー作
    同世代なので、未だヒットを連発する彼を尊敬

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    2026年07月19日
  • スター

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    人生では、他人の成功に嫉妬したり、自分の得意分野で、自分より質が低いと感じるものが高く評価されていたりすることがある。しかし、今の世の中は一つの価値観で成り立っているように見えて、実際には価値の判断基準は、それを感じる人の数だけ存在している。それは、本作のタイトルにもなっている「スター」という言葉を聞いたときに思い浮かべる人物が、人によって異なることと同じだ。

    このような世の中だからこそ、人を騙す人もいれば、騙されることを望む人もいる。だからこそ、自分自身が心から信じられ、誰に見られても胸を張れるものを生み出していくことが大切なのだと思った。

    また、そのようなものを作り上げていく過程では、

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    2026年07月18日
  • 桐島、部活やめるってよ

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    朝井先生のデビュー作ということで読んでみました。
    文章が若い…!若さゆえの視点も新鮮。19歳でここまで多人数の視点を描けるとは、さすがの筆力。朝井先生と同じ時代を生きているからこそ、感じとれることも多い。朝井先生の活躍を追うことができて嬉しいです。

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    2026年07月17日
  • ままならないから私とあなた

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    正しい価値観同士を対峙させて、ぐちゃぐちゃになって、巡るめく歴史の一部なんだよという物語だった。本当に人間関係の歪なすれ違いをそのまま標本にしてるみたい。合理と人間臭さは確かに程度問題にするとどちらかに軍配は上がるけれど、どちらが正しい答えなのかではなく、人間同士のぶつかり合い自体に人の営みの価値を感じさせてくれる。解決ではなく、対話を重んじていて、どちらの言い分もわかるからこそ、人間は本当にままならないし、わかり合おうとすることしか今の所手立てはなくそれ自体が人間らしいのかなと感じた。やっぱりこの人の作品はそういう綺麗事で終わらせないぐちゃぐちゃさせて、そのぐちゃぐちゃが世界の至る所にあると

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    2026年07月17日
  • 桐島、部活やめるってよ

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    当時有名になっていたために手に取ってみました。内容は正直あまりおぼえていません。登場人物が何人か出てきて、それぞれの主観になって物語が進んでいったと思います。気になる方は読んでみてください。

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    2026年07月16日
  • 死にがいを求めて生きているの

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    日々の小さな「生きがい」を積み重ねた先で、人生を振り返ったときに「あれが自分の人生だった」と思えたなら、その積み重ね全体が「死にがい」と呼べるのかもしれない。

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    2026年07月15日
  • 死にがいを求めて生きているの

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    正直⭐️3.5
    生きがいに関して考え方を深められた。
    伊坂幸太郎が始めた海賊山賊がテーマのくだりがあって、それがくどかった
    伝えたいテーマは感動したけど、途中途中のつまらない部分が個人的に多く感じられてそこがマイナス

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    2026年07月13日
  • スター

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    ネタバレ

    少年たちの成長の話?
    私とタイプの違う人たちすぎて読み進めるのがしんどかった。主人公たちが青すぎるのもあるかな。
    もっと若くて、全部に一生懸命だった頃に読めば違う印象だったのかも。

    メインの主人公の尚吾は、結局自分で何も考えてなくて、尊敬する人や自分が認めた人たちの考えに影響されてるだけでは?と感じる。
    結局彼が自分で考え抜いて発した言葉ってあるんだろうか。
    尊敬していない人や自分の認められない人たちには頑固で、そうでない人に対して素直と思われるところにモヤモヤを感じ得ない。

    ダブル主人公の紘の方が、不器用でイマドキな部分にヤキモキするところもあるか、芯があり自分で考えて行動していて好感が

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    2026年07月12日
  • 学生時代にやらなくてもいい20のこと

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    朝井リョウさんのエッセイは面白すぎる。大学生はここまで自由なのかと。ダイエットドキュメンタリーを撮る、他学部の授業で絶望する辺りのお話が大学生感溢れていて1番好きだった。

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    2026年07月12日
  • スター

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    相変わらず時代を先取るのが上手いなぁと感じた。数年前に発売してるものの、無料動画プラットフォームにおける表現の行く先が今と重なる。

    あと小説内で確かになと思ったのは、YouTuberとテレビタレントの違いについて。

    彼らの違いは企画内容などではなく、関係性や文脈にあるということ。インフルエンサーと呼ばれる人々が一堂に介しても大して盛り上がらない一方、テレビタレントは先輩や後輩、大御所などの文脈があるから、内容そのものではなく文脈に反応しているということ。

    昔のように共通の文脈で盛り上がれないと言われる現在、今インフルエンサーと呼ばれてる人も10、20年後には、何かしら文脈ができて、また新

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    2026年07月11日
  • 世にも奇妙な君物語

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    ネタバレ

    短編がいくつか。
    オチは想像を裏切るものがまぁまぁあるが、後味が悪い。
    最後の短編はつかみだけよかった。

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    2026年07月08日
  • どうしても生きてる

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    本のタイトルが、全ての話に共通していることであり、ズシンと心に来る一文だなと思った。
    どの話も終わり方はたいしてスッキリしないしハッピーエンドでもない。でもだからこそとてもリアルだと感じた。特に好転もしない、明らかな光が見えるわけでもない。不安も絶望も後ろめたさや後悔も、地続きでこれからも続いていく。でも、それでも。どうしても生きてる。
    それぞれの主人公や登場人物に対して、どうしようもないな、共感できないな、クズだなとか思う場面も多かったが、でもなんとなく分かるような。そんなもの悲しさ。
    最後の話の最後の二言が好き。私の立つ舞台。私の人生。

    朝井リョウはとにかくリアルな話を書くし、衝撃的な事

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    2026年07月03日
  • わたしの名店

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    食にまつわるエピソードを集めた短編集。
    大好きな三浦しをんの文字が見えたので、読んでみた。

    さらには髭男爵山田ルイ53世も短編もあり、私的に大興奮。
    しかも、ラジオ(髭男爵山田ルイ53世のルネッサンスラジオ)でも話していた内容なので、隠れ檀家(ラジオリスナーネーム)としては思わずニヤリ。

    今回は佐藤雫という作家が気になったので(源頼朝への愛をものすごく語っていた)、作品を読んでみようと思いました。

    こういう不思議な出会いがあるから、たまには短編集も読んでみるものですな。

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    2026年07月02日
  • 武道館

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    オタクになってから読み返すと、初めて読んだ時とは全く違う作品だった。
    印象に残ったのは、「正しい選択」とは何かという問い。正しい選択とは、自分で選んだ道を信じ続けて、正しかったと思えるように生きること

    絶対的センター碧や愛子の恋愛には共感する部分もあったが、オタクの立場からすると「それも全部承知の上でアイドルになったんじゃないの?」という気持ち
    だからこそラストには違和感が残った。脱退して別の人生を選び、その選択を信じて歩んできたなら、それも一つの正しい選択のはず。それなのに、13年後に初期メンバーとして武道館のステージに立つ結末は、作品のテーマと少し矛盾しているように感じた。

    もし自分が

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    2026年07月01日
  • 死にがいを求めて生きているの

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    ネタバレ

    他人と比べて競争したがる雄介のことが中盤まで私も苦手だなぁと、こんな奴皆に嫌われるだろっと思っていたけれど、よく考えると雄介ほどではないけれど、何かを求めて生きてるなーと

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    2026年07月01日
  • わたしの名店

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    28名の著者によるエッセイ。もう一度行きたいと思わせてくれる一皿の数々。一編ずつにお店の情報とイラストが添えられている。この本をガイドに名店巡りをしてみたくなった。

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    2026年07月01日
  • どうしても生きてる

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    人間、生きにくくても生きなきゃいけないんだよなとか、生きにくくても頑張んなきゃいけないんだよなとか、希望というほど輝いてるものじゃないけど、人生を並走してくれるようなあったかさを感じた。

    六編の主人公たちの人生をもっと読みたいと思った。それぞれが長編化されても余裕で読めそう

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    2026年06月28日
  • 星やどりの声

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    海が見える街に住む一家が、「家族」を卒業するまでの物語です。一年前に父を亡くした六人兄弟それぞれの目線で、大好きだった父の死を乗り越えていきます。朝井リョウのわりと初期の作品。爽やか青春小説で、朝井氏作品の特徴であるドロドロした心の闇描写はないものの若者の事象表現の鮮やかさはこの頃から発揮されていたようです。
    ライフステージが変わり実家を出る兄弟たち。家族を繋ぐ家族経営のカフェがなくなり、「家族を卒業」しても、家族の「輪」は繋がっているということを、父によるちょっとした「仕掛け」で実感します。
    それがわかるタイミングにちょっとシラけてしまったけど朝井リョウ作品はこれからも追っていきたいです。

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    2026年06月28日