朝井リョウのレビュー一覧

  • 世界地図の下書き【電子特別版】

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    親に頼り、依存することが当たり前であるはずの小学生時代。しかし、本作に登場する子どもたちは、さまざまな事情から家族と離れ、施設という場所で暮らしています。彼らは幼くして「自立」を余儀なくされ、逃れられない運命と対峙しながら、懸命に自分の足で立とうとしています。その姿には、胸を打たれるようなたくましさがあります。
     物語のなかで、それぞれに深い傷や問題を抱えた4人の子どもたちが、自分たちで立てた計画を協力して実行に移す場面は、まさに彼らの精神的な成長の証と言えるでしょう。
     結末として、彼らは別々の道を歩むことになります。しかし、施設で共に過ごし、もがいた経験こそが、これから広がる真っ白な世界地

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    2026年05月10日
  • 武道館

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    ネタバレ

    朝井リョウがアイドルをどう思っているのか、アイドルと大衆の関係性をどう思っているのか、みたいなものが描かれてたなあと思う。アイドルものとしては終わり方が主人公脱退、センターも脱退、って感じだからあんまりだな…… アイドルと大衆、芸能人と大衆、ってこういう関係で最悪だよねみたいな話だなと思った

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    2026年05月10日
  • どうしても生きてる

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    六つの短編からなる作品集。ひとつひとつがリアルでじわじわくる。その時の自分のメンタル具合で印象に残る章が違ってきそう。

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    2026年05月09日
  • スペードの3

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    スペードの3の切なさね。
    これはまた読み直したくなる。修学旅行のシーンを読むと胸が苦しくなるのはなぜだろう。
    人間のドロっとした感情、嫉妬というか、何と言ったらよいかわからないどうしようもなさみたいな、そんなものを表現しているような気がする。

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    2026年05月07日
  • スター

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    エッセイから入ったんで
    何というか 拗らせというか
    時代との向き合い方というか
    が以外ではあったけど
    気になったので一気に読んだよね ただ 最後どうなったのか 気になる あれはあれでよかったとも思うのだけど ハッキリしたカタチでの結論も見たかったというか

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    2026年05月06日
  • 何様(新潮文庫)

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    ネタバレ

    『何者』のアナザーストーリーであり、正直前作を知らないと掴みどころがなく面白くないと思う。私が『何者』を読んだのは何年も前のことですっかり記憶になく、あらすじや登場人物を調べながら読んだ。
    以下、印象に残ったエピソード。

    「きみだけの絶対」
    生きづらさを抱えている人に寄り添いたいというギンジ(主人公の叔父さんで作家)の話を聞いて。
    “叔父さんが何かを差し出すことができているとして、その相手は、土日にきちんと自分の時間を持つことができて、この舞台を観に行くお金と身体の使い方ができる、本当にごく一部の人だけだ。”

    「むしゃくしゃしてやった、と言ってみたかった」
    友人に正しい姿しか見せたことがな

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    2026年05月06日
  • 時をかけるゆとり

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    3点台後半
    ・エピソード、ワードセンスの双方ともレベルが高く、シンプルに面白く読める。笑える。
    ・エピソードはさすがに盛っている部分も多いと思われ、読み進めるにつれ食傷気味になってするのも確か。個人的には続編も読みたい・・・とまではならない。
    ・「難しいことを考えず、笑えるエッセイを読みたい」というニーズにはピッタリ来ると思う。

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    2026年06月28日
  • 武道館

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    何者や桐島と比べ、時代の代弁者たるマス受けのテーマや書き方だったなと感じる。
    悪く言えば、もっと陰キャ寄りの鋭い視点がみたい。その言語化こそが彼の真骨頂だと思う。
    今回のは、なんか、週刊誌の記者がプライベートで書いているようだった。

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    2026年05月05日
  • どうしても生きてる

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    満たされていないから他人を攻撃する
    再配達を頼んだのだから、自殺なんてしない
    離婚を申し込まれたのだから、かわいそう。
    暴力描写のある漫画を好んでいたから、人を殺す

    自分と他者に、幸福と不幸に、生と死に、
    明確な境目などない。

    穏やかな論理 の この文章が印象的だったし

    そんなの痛いに決まってる は
    痛いのに痛いと言えない
    本当は大丈夫じゃないのに大丈夫と言ってしまう人

    籤 は ハズレの方を引いてしまう側の人が登場して

    それでも生きていかなきゃいけない現実

    悪魔で小説だし虚構だけど
    リアルのようで本当に痛い。

    だからこそこのタイトル
    どうしても なのかなと思った。

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    2026年05月04日
  • 何様(新潮文庫)

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    何者のスピンオフ短編集だったが、別の話として面白かった。
    個人的に印象に残ったのは「仕事ができる能力は、目に見えない」というフレーズ。まあ確かになあと思った。

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    2026年05月04日
  • スペードの3

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    3人の女性のストーリーだが自分には少し難しかった。人生はいつでも自分次第で変えられる。そんな気持ちになりました。

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    2026年05月04日
  • スター

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    私の理解力も乏しく、完全に理解できたかというと微妙です。
    文中の言葉を引用すると「変化する時代と、質と価値」まさにこれだと思います。作中で出てきたのは映画・料理…と特定でしたが、時代の変化と共に在り方というのは何事でもきっと悩むんだなと思いました。

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    2026年04月30日
  • スペードの3

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    色んな登場人物の視点から描かれる、1つの世界の短編集。
    わかりやすくて読みやすい。
    自分が特別だと思ってたのに挫折した人や、自分が特別だと思えなくて挫折した人や。

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    2026年04月28日
  • 武道館

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    ネタバレ

    インザメガチャーチに心を奪われた後にこの作品を見つけ、アイドル側の視点の物語ということで期待していたが、インザメガチャーチほどの感動はなかった。

    歌って踊ることが好きなアイドルの愛子が、武道館を目指す中で、本当の自分がなりたい姿や選びたいものに葛藤しながら、幼馴染の大地との恋を最後には選ぶという物語。
    そこに登場する、同じグループの少女たちもまた様々な葛藤があり、無理なダイエットに励む子や、アイドル業にのめり込みすぎて友達も失いながら盲目に突き進む子、アイドルを本当に続けたいのか悩みながら愛子と同じように恋愛の道を選ぶ子。グループ内の様々な人間模様が描かれているのだが、朝井リョウワールドが本

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    2026年04月27日
  • スペードの3

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    ネタバレ

    「何者」から朝井リョウ沼の探索を始めましたが、これは印象に残らなかった。読めるんだけど、記憶に留められない。最後のつかさ様の視点は推される側からの複雑でいてシンプルな心情が吐露されていて、それはおもしろかったですが。1章目から女視点で「朝井さんは女の気持ちも描けるのか」と半信半疑。結果は、うーん、悪くはないけど毒に欠ける。たぶんもうちょっと女同士はドロドロと、屈折したものがあると思います。特に推しの世界ならなおさら。つまらなかったわけではないけれど、おもしろかったわけでもなく、静かな本でした。

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    2026年04月26日
  • 何様(新潮文庫)

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    ネタバレ

    思ったより「何者」との繋がりはなく、
    光太郎の初恋、理香と隆良との出会い、逆算を考える女の子とサワ先輩との出会い、ギンジと親戚、むしゃくしゃしてやったと言ってみたかった、ずっと正当に生きてきた心のブレーキが強い人、当事者になった振りは誠実ではないと言う誠実を探している若者。「本気の一秒」の中の誠実。
    どれも人の心の内の解像度が高く、言い表せることができない人々の感情をこの本を通じて改めて感じさせられた。

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    2026年04月23日
  • 何様(新潮文庫)

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    何者で登場する人達や、その周辺の人物が登場します。
    んー。人の名前をすぐに忘れてしまうわたし。もっと何者との繋がりがわかれば、わたしにもこの本の面白さがわかるんだろうなー。
    本って読むの難しいなー。

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    2026年04月23日
  • 星やどりの声

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    推し作家の朝井リョウさん初期作品。
    近年は社会風刺を描くことが多い朝井さんだけど、初期は青春小説を書くことが多く、
    この小説も青春×家族のストーリー。
    各兄弟を主人公とした連作短編だけど、それぞれ抱えてる悩みや不満、焦りなど心理描写も繊細に描かれてて、この頃から人の心情を表現するのが上手だったんだなぁと。

    兄弟の名前がバラバラだったのが気になったけど、最後の章で意味がわかってすっきりした〜

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    2026年04月21日
  • VS.こち亀 こちら葛飾区亀有公園前派出所ノベライズアンソロジー

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    すごく豪華なタイトルとのコラボが並んでいるが、選定理由がないのでなぜオーフェンと?チア男子と??という疑念が拭えなかった。
    実際内容も無難にこじんまりとまとまっているように感じたが、どの世界にいても誰が書いても両さんは両さんのままで、キャラクターの強さを改めて感じることになった。

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    2026年04月21日
  • 世界地図の下書き【電子特別版】

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    最後に泣けました。決してハッピーエンドではないけど、一人ひとりが自分の道を選んで進んで行く姿に。「この先また私たちみたいな人にきっと会える」って心に秘めて、この子たちは大きくなっていくのかな。

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    2026年04月19日