朝井リョウのレビュー一覧

  • 何様(新潮文庫)

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    ネタバレ

    それぞれの話の良さがあると思うけど、「きみだけの絶対」も良かったが、「むしゃくしゃしてやった、と言ってみたかった」が1番印象に残りました。真面目に生きてきた人間が不利益というか、どうこう言われるのって何なんだろうか。真面目な人間、元ヤン人間どちらにも違って良いじゃだめなのか。。
    最後の話が難しく私の腹落ち具合が悪かった(;;)
    当事者や何様って話はわかるけど、いまいち落ちてこなかった。

    朝井リョウさんの書籍はこれで3冊目ですが、言いたいことはわかるのにオチについていけないт т
    もっと朝井さんの世界観を探検したいです!

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    2026年04月10日
  • 星やどりの声

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    父親を癌で亡くした6人兄弟の物語。
    それぞれの兄弟の視点で父が亡くなってから5年後の姿が描かれている。
    末っ子が、父親が亡くなった時まだ小学1年生で、親戚から慰められた言葉が「毎日元気で笑顔で過ごしてたらお父さんは必ずまた会いに来てくれる」だったため、全く笑わない子供になってしまう。
    何故ならまたお父さんが会いにくるということはまたお別れがくるということだから。もう二度と家族みんながあんなに悲しむ姿を見たくないと。
    それぞれの視点で父の死後どう過ごしてきたかがわかる。

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    2026年04月08日
  • 世にも奇妙な君物語

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    洒落の効いた皮肉混じりな終わり方が小説版の世にも奇妙な物語をしっかり模してて面白かった。
    短編小説集な作りも読みやすかった。

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    2026年04月08日
  • 桐島、部活やめるってよ

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    文章が上手いせいかあっさりと読めてしまい、登場人物の悩みもすぐに通り過ぎていってしまった。
    ただ、人の悩みなんて外から見ただけではわからないということ、夢中になれる何かを持った人間が羨ましい気持ちには共感ができたのでその箇所が印象に残った。
    個人的には、色々考えている学生もいいが、今回焦点が当たらなかった学生についての方が興味関心が湧いた。

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    2026年04月05日
  • 何様(新潮文庫)

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    漠然と誠実ではないような気持ちがあると悩んでいてもほんの一瞬でも肯定できる気持ちが生まれたなら、その「本気の1秒」を信じてみて誠実さを積み重ねていけばいいと思った。

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    2026年04月05日
  • 世界地図の下書き

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    ネタバレ

    世間の理不尽さに打ちひしがれながらも、お互いを見守り合い力強く進もうとする子ども達の姿に何度も涙が溢れた。

    努力しても、他人や環境を変えることはとても難しいことが多い。
    次の場所を選択することでしか解決できないこともあるが、それは一般的に「諦め」や「逃げ」と捉えられネガティブな印象を与えがちだ。

    しかし、一歩踏み出す怖さを乗り越えてしまえば、その先にあるかもしれない幸せを掴む可能性もあること、また上手くいかなくても挑戦と可能性は無限なのだと本書は教えてくれる。
    みんな何かと闘いながら、何度も選択を繰り返し人は歩んでいくのだと。

    優しい言葉で読みやすく学びもありました。

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    2026年04月04日
  • チア男子!!

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    スポーツもの、感動はするのだが登場人物が多すぎて疲れてしまった。
    お姉ちゃん、「ハル」と呼んでるけど自分も「はるこ」じゃん?

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    2026年04月02日
  • どうしても生きてる

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    なんだか他人から見たらくだらないことでも、本人にとっては必死になって隠したいことがあって、諦めたり、苛立ったり、どうしようもない気持ちを抱えながらみんな生きているのかもしれないなと思った。
    何回か出てくる「仕方ない」を、何個繰り返していま生きてるのかなと、自分自身も思った。
    大きなイベントや転機はなかったとしても、平穏というか、つまらないというかは人それぞれなんだと思った。

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    2026年03月29日
  • 何様(新潮文庫)

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    教師してます。
    生徒に対して自分自身を「何様」と考えることも多々ありますが、、、

    この小説をよんで一歩前に進めそうです。
    「本気の1秒」を手に入れるために頑張りたいと思います。

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    2026年03月27日
  • もういちど生まれる

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    タイトルの意味が登場人物によって異なる。
    身近な人々にフォーカスされて伏線回収される部分など、読みやすい

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    2026年03月24日
  • スペードの3

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    特殊表紙がついていて、それに「朝井リョウの隠れた名作は推し活小説!?」と書かれていたのでその文言が気になって購入。
    正直、推し活小説…?ではないよなという印象を持ちました。


    話の本編としては3人の女性それぞれの人生のお話。
    ・推し活をしていてその推し活のコミニュティー内のカースト上位の地位画脅かされてる人
    ・カースト下位から上位にいこうと変わろうとした人
    ・近くの存在にライバル意識を持ちながらも絶対に勝てない相手に葛藤している人

    それぞれの女性に物語があって、思惑があって、とっておきの切り札がある。
    肝心の切り札を切ろうとする直前でお話は終わってしまうので、その先の展開がどうなったのかが

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    2026年03月23日
  • 何様(新潮文庫)

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    ネタバレ

    1. 水曜日の南階段はきれい
    バンド活動に打ち込む高校時代の光太郎と、密かに彼を見守る女子生徒の淡い青春を描き、後に彼が出版社を志す原点となる物語。彼女は金曜日の光太郎のライブを怪しまれずに見る口実として窓掃除をしており、そのカモフラージュとして水曜日に南階段を掃除していた。自身の目標を決して口に出せない彼女にとって、目標を堂々と公言して着実に達成していく光太郎の姿はひときわ眩しく、強い憧れの対象だった。有言実行を貫く彼の強さに深く惹きつけられ、読んだ私自身も「光太郎のように目標を言葉にして真っ直ぐに実現できる人間でありたい」と強く前向きな気持ちにさせられた。
    2. それでは二人組を作ってく

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    2026年03月22日
  • もういちど生まれる

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    短編集だが、登場人物につながりがある。解説で西加奈子さんが書いていたとおり、別の人の物語の中と、その人自身の物語の中での違いなど描かれていた。

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    2026年03月22日
  • スター

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    映画サークル出身の二人、尚吾と紘。
    正統派の映画作りで「本物」を目指す道と、
    YouTubeという戦場で「数字」を掴む道。

    私は、不器用なまでに愚直な尚吾の「報われなさ」に、どうしようもなく胸が締め付けられました。
    でも、時代の寵児となった紘もまた、自分という人間をコンテンツとして切り売りする地獄の中にいて…。
    ⁡⁡
    自分が信じている「価値」は、今の世界でどれほどの重さがあるんだろう。
    創作をする人だけでなく、SNS社会で「自分」をどう見せるかに疲れているすべての人に読んでほしい一冊です。

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    2026年03月22日
  • 死にがいを求めて生きているの

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       手段と目的が逆転してるんだよ

    性格も行動も真逆に思える雄介と智也は何故縁が続いているのか、彼らの人生を追いながら現在の状況になった理由を紐解いていく物語

    螺旋プロジェクトの「平成」を担うこの作品
    大SNS時代である令和の今でも、今だからこそより刺さる作品だと感じた

    誰が何をしているのか、どんな人生を送っているのかが現代は常にリアルタイムで見えてしまう

    自分なりの人生を、生き方を!が素敵だとされる風潮だからこそ、その「自分なり」を見つけるために必死になって自分のやりたいことをSNSや誰かの話から見つけようとする、真似しているのかもしれないな

    本来は自分のやりたいことがあってそ

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    2026年03月22日
  • ご本、出しときますね?

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    あなたのマイルールは?っていう質問が出演者にたいして投げかけられるのだけど、これが面白い。とても一般的なことを答える方もいれば、え?それってどういうこと?と答えるような内容もある。ただ、どの回答も、よくよく話を聞くと、なるほどそうか。と思う内容で、上っ面でなくきちんと腹に落としたマイルールがあることがすごいなと。
    こうしたルールは最初からあるのではなくて、インタビューや内省の過程で形作られているんだろうけれど、きっと作家さんというのはそういう過程をごく自然なこととして普段からされているんだろうな感じたし、その過程と表出した事柄が、私の関心ごとなんだな。って気づけた。

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    2026年03月21日
  • どうしても生きてる

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    すこやかな論理
    流転
    七分二十四秒めへ
    風が吹いたとて
    そんなの痛いに決まってる


    6つの作品から成る短編集
    一番良かったのは籤

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    2026年03月20日
  • ご本、出しときますね?

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    ネタバレ

    作家から入るのも良いものですなぁ。本を読んでみたくなった作家さんは村田沙耶香さん、海猫沢めろんさん、中村航さん、光浦靖子さんの4人。セクハラに寛容な村田さんは、だいぶん変な人ですね。角田さんは今までのエッセイからは分からなかった愛らしさで、見る目が変わりました。ズキュンときます。番組は終わってしまったようですが、一度くらい観てみたかった。若林さんの表紙につられましたが(そもそも若林さんが読書家だとは、初耳)予想外に良い本でした。

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    2026年03月18日
  • もういちど生まれる

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    22.5.15
    著者は「自分は何者なのか」という劣等感を抱いた主人公の作品が多くあると思う。
    若いが故に際限なく溢れるそういった劣等感を持つ主人公に対して、正直嫌悪感はあるが人間の内を表す表現力はやはり高い作家だと思った。

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    2026年03月17日
  • 桐島、部活やめるってよ

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    ネタバレ

    3.6

    p24
    いつもはきらきらと輝いて見えた体育館なのに、急に居心地が悪くなり、嫌いになる。だけどそれは、きらきらしなくなったからではない。自分がいないコートが、いつもよりずっとずっと輝いて見えるから、余計その場にいたくなくなるのだ。

    p61
    恋は下心。そんで、愛は真心。

    p75
    怒られそうなことをする前の高揚はいつだって、強い強い追い風となって私達をわくわくさせてくれる。

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    2026年04月20日