作品一覧

  • ナナメの夕暮れ
    4.4
    1巻800円 (税込)
    【累計26万部突破!】 オードリー若林の6年間の集大成エッセイ 「おじさん」になって世界を肯定できるようになるまで 書き下ろし17,000字!「明日のナナメの夕暮れ」収録 恥ずかしくてスタバで「グランデ」を頼めない。ゴルフに興じるおっさんはクソだ!―― 世の中を常に”ナナメ”に見てきた著者にも、四十を前にしてついに変化が。体力の衰えを自覚し、 没頭できる趣味や気の合う仲間との出会いを経て、いかにして世界を肯定できるようになったか。 「人見知り芸人」の集大成エッセイ。 人間に、変わらないことで愛され続ける部分と 変わることで愛され始める部分があるとするならば、 この本は、後者の存在を強く示してくれる。 それは、どうしたって変わりながらでしか生き続けることのできない私たちにとって、 頼もしい光となる。(朝井リョウ/解説より) ※この電子書籍は2018年8月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬
    4.6
    1巻790円 (税込)
    第3回斎藤茂太賞受賞! 選考委員の椎名誠氏に「新しい旅文学の誕生」と絶賛された名作紀行文。 飛行機の空席は残り1席――芸人として多忙を極める著者は、5日間の夏休み、何かに背中を押されるように一人キューバへと旅立った。クラシックカーの排ガス、革命、ヘミングウェイ、青いカリブ海……「日本と逆のシステム」の風景と、そこに生きる人々との交流に心ほぐされた頃、隠された旅の目的が明らかに――落涙必至のベストセラー紀行文。特別書下ろし3編「モンゴル」「アイスランド」「コロナ後の東京」収録。解説・Creepy Nuts DJ松永。 いざキューバへ! ぼくは今から5日間だけ、 灰色の街と無関係になる。 ロングセラー傑作紀行文 書下ろし新章 モンゴル/アイスランド/コロナ後の東京 俺は誓いました。 あなたのように 生々しく生きていこうと。 (Creepy Nuts DJ松永「解説」より)
  • ご本、出しときますね?
    4.3
    1巻1,650円 (税込)
    小説家って面白い! 無類の本好き芸人・オードリー若林正恭と、20人の作家たちが“自分のルール”を語りつくす。 大人気番組、ついに書籍化! 西加奈子/朝井リョウ/長嶋有/加藤千恵/村田沙耶香/平野啓一郎/山崎ナオコーラ/佐藤友哉/島本理生/藤沢周/羽田圭介/海猫沢めろん/白岩玄/中村航/中村文則/窪美澄/柴崎友香/角田光代/尾崎世界観/光浦靖子

ユーザーレビュー

  • ナナメの夕暮れ

    Posted by ブクログ

    ・強い信仰を持っている人が比較的少ない日本では、現実を生きるためのファンタジーを供給するビジネスが盛ん。

    ・理想の自分に追いつこうとしているから、今日の自分を生きることなく、常に未来の理想化された自分を生きている。だから、今日をずっと楽しめなかった。

    ・誰もやっていないことに到達する前に、「自分の特性」を経由している事に気づいた。

    ・正論は多分正しい。でも、おもしろくない。「共感できないけど一理あるかも」って脳がパッカーンってなるあの瞬間が好きなのにな。

    ・多様性の浸透の副作用なのか、正論を求める人が増えている気がする。

    ・冷笑主義者が、なぜ冷笑するかというと自分が冷笑されることに怯

    0
    2025年10月21日
  • ナナメの夕暮れ

    Posted by ブクログ

    【どうしても今回の生で世界を肯定してみたかった】
    涙が出た。
    腐っても考えることをやめない、辞められない。
    自分を苦しめていた[考えること]が、長い時を経て自分の受け皿を作り、自分を受容した。
    武道館へ行っても東京ドームへ行っても、土曜の深夜には私たちの隣で身近なことにキレてふざけていつまでも高校の頃の話をして笑っていてくれる。
    そして価値観の変化を隠さず、思考の変化をずっと見せ続け、伝え続けてくれる。
    この人に出会えた人生でよかった。

    0
    2025年10月17日
  • ご本、出しときますね?

    Posted by ブクログ

    BSジャパンのテレビ番組の書籍化。オードリー若林さんがMCする番組が好きな自分にとっては、読み進めてると声が聞こえてきそうな錯覚に陥った。作家の知らない一面が見えてとてもおもしろかった!読んだ章の中では村田沙耶香さんの変人度が群を抜いていた笑

    0
    2025年10月15日
  • ナナメの夕暮れ

    Posted by ブクログ

    若林さんの世界が開けたように、冷笑してしまう癖を直すといいことがあるかも知れないと思わせて貰えました。

    0
    2025年10月19日
  • 表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬

    Posted by ブクログ

    どうしてこんなに息苦しい世の中なのか、その根本にあるものを探しに旅に出た若林さんの旅行記を読んで、私の心も旅に出られた
    ずっと抱えてたこの社会に対する?が形となって、ふっと軽くなった

    0
    2025年10月13日

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