【感想・ネタバレ】青天のレビュー

あらすじ

オードリー・若林正恭、初小説!

人にぶつかっていないと、自分が生きているかどうかよくわからなくなる――

総大三高の「アリ」こと中村昴が所属するアメフト部は、万年2回戦どまり。相手校の練習を隠し撮りして迎えた高3の引退大会では、強豪・遼西学園に打ち破れた。引退後、みなが受験に向かうなか、勉強にも気持ちが入らず、不良になる覚悟もないまま宙ぶらりんの日々を過ごす。自分自身の不甲斐なさにもがき続けるなかで、アリは再びアメフトと向き合う決意を固める。

青春の苦みと悦びに満ちた、著者渾身の初小説。

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Posted by ブクログ

良かった。
あまり読書した事ないけど。
読みやすい本が良い本なのか
わからないけど、
青春を思い出す本は
良い。

倫理の岩崎先生に
質問攻めしたい。

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2026年07月19日

Posted by ブクログ

私はそもそもオードリー若林が好きというバフが効いている。著者への熱量とそれでいてアメフトと小説が融合してるこの本を言葉を尽くしても、うまく友達におすすめできない。なんなら、

本屋で帯とか読んでみてもあらすじがしっくりこなかった。

それでも凄く読んで良かったな......。と、何度も身体が痺れる小説は最近出会えてないので凄く嬉しい。

青天の好きな部分が、主人公アリの視点が文章とリンクしてるところで、

試合中の文章は臨場感、熱さ、心拍、痛み、匂い、パニック、集中力など文が形を成してして伝わってくる。

不良と絡んでいてうまく居場所を作れずにいる時には、文章がささくれて彩度が落ちる。
飲酒してだんだん文章がめちゃくちゃになる感じも、ふらふらとその場の情報を文字が拾ってくる感じが凄くて。もはやアリの視点を体験してるんじゃないかと思うくらい、のめり込んでしまった。

状況により変幻自在に変わる文章が面白い。

それでいてアリはダイレクトに間違いも犯すので展開が読めない。他の本や漫画を読んでいて、キャラクターとしてこうしたい!という動機が行動や物語を狭めて、落とし所ですという穴に吸い込まれる感覚がある。
でも、アリはあーやっちゃったが何回もある。
そんな事しなくてよくない?が何回もある。

ダサくて痛い部分も、そんな自分を変えてやろうとする間違った行動力も、でも行動はしたんだと突き抜けるような爽快感がある。どんよりした展開の中でも、最後はアメフトの爽快感が打ち砕く展開も面白い。

熱血のようでトーンは落ち着いているのも印象的。ともすればクサい展開でも盛り上がらせる必要も出てくる。ここは王道かな?と思うところも、独特なバランス感覚で、あくまでも自分自身と会話しながら生きるアリの姿が描かれている。

それでいて血が沸き立つような、場面もある。

すごい!

すごい!と思いながらアリと自分の境界線が淡くなる感じ。読んでみて凄く良かったです。

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2026年07月18日

Posted by ブクログ

アメフトの圧倒的なリアリティに胸が熱くなった。時代のうねりの中で迷い、ぶつかりながら少しずつ成長していく主人公の姿に引き込まれる。岩崎との対話は印象深く、同じ時代を生きながらこうも道が違うのかと考えさせられた。読み終えた今も余韻が残る。

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2026年07月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「4Q」の章のアメフトの描写の迫力。ボールを持って走って当たって倒されてヘルメットが地面に擦れて砂埃が立つ。体験したことがない世界を想像する。

倫理の教師岩崎が言う。「負けるのはわかっていて、それでもあなたの意志で毎朝タイヤを押しているなら、それを自由と呼ぶんじゃないかしら?自由に生きるってことなんじゃないかしら?」

そしてアリも0-66で負けてるゲームの最後のハドルで言う。「いいか、最後まで戦うぞ。試合に負けて、自分にも負けたら、試合の後もずっと負けるんだよ。何日も何日も、どこに居てもずっと負ける。教室に居ても、ゲーセンに居ても、ケンタに居ても、家に居ても、ずっと負ける。だから最後まで戦って、出し切って、お前らは明日から勝て」

「2Q」の章までに書かれていた、自分が定まらない高校生のイラつきや持て余すエネルギーが昇華されていく。その熱さが胸に来た。

やるな~若林くん。これまで読んだエッセイはどれもよかったけど、この小説も裏切らない。

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2026年07月15日

Posted by ブクログ

面白かった!途中から若林さんが書いた本というのを忘れて没頭した。アメフト経験者らしく、詳しくて興味深かった。一度終わった部活、人間としても堕ちた、その後に上がってくる精神力、きっかけ、切り替え、没頭。青臭いと笑えない、羨ましいくらいまっすぐで、彼の一生の財産になるのだろうなと思う。いい物語だった。

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2026年07月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

オードリー若林氏が好きでよく出演する番組を見ているが彼の書いた本は今回初めて読んだ。
全ての文章が若様の声で再生されて聞こえてきた。彼の言葉選びやよく使う語彙などがそのまま本に反映されている。

本の最終盤、池の上戦後には卒業式や岩崎先生との話、そして秋大2戦目伊部との対決について書かれているが、特に岩崎先生との会話が心に刺さった。
誰にでも経験があると思うがどうやっても勝ち目のない戦いに対して、それでも戦わなきゃいけない時にハナから諦めで戦うのかそれとも勝てないと分かりつつも挑むのか…。一般的な美しい考え方としては勝てないと分かりつつも挑むのが正解だと思うが、今までの人生で私は必ずしもそんな気丈な選択を取り続けられたとは思えない。諦めながら戦ったことも実際あった。だが、これに対するアリなりの答えがシーシュポスの問いで現れていた。勝つか負けるか以前に、その過程の努力に対して価値を感じているのではないか。まるで筋トレで少しづつスコアが良くなっていく過程に充実感を得られていたかのような。負けると分かっていても運命に抗う、抗うことを楽しんでいく。私も勝ち目のない戦いに対してそんな捉え方が出来れば何かが変わっていたのかもしれない。そう思わされた。

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2026年07月14日

Posted by ブクログ

アメフトのルールやポジション、作中に出てくる楽曲、哲学の話など、正直よく分からない部分もあった。それでも一気読みできた。

それは、若さゆえの葛藤や、生きることそのものの葛藤という普遍的なテーマが、物語の端々から伝わってきたからだと思う。

そしてもう一つは、スポーツ作品ならではの、弱小チームが少しずつ成長していく王道の物語だったこと。だからこそ、最後まで夢中になって読み進めることができた。

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2026年07月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

私は、若林さんが芸人としても作家としても一人間としても好きで、これまで出した作品も読んでいるのですが、初めての小説ということでどんな文章を書かれるのかとても楽しみにしていました。いざ読むと、不思議なことに文字なのに若林さんが喋っているかのようでした。文字遣いや読点の使い方なんか特に!読んでるのに若林さんが朗読してくれているように感じて新鮮でした。物語の内容もよくある青春群劇とはちょっと違ってて、試合に勝つこと以上に価値のあることを見つけた主人公はまるで若林さんのようでした。
作中に出てくるカミュのシーシュポスの神話の話、アリの解釈は私にも刺さりました。小説なんだけど、哲学的でもあって、正直アメフトのことは全然分からないのですが、それでも楽しめた作品でした。

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2026年07月18日

Posted by ブクログ

もともと若林さんのエッセイが好きだったので読み始めた。想像を超える熱量だった。
アメフトは全く知らないのに、試合の展開がリアルでハラハラ。気づけばページをめくってた。ルールを知らなくても映像ではなく文章ここまで熱くさせるのはすごいなと思った。
らしいなと思ったのが倫理の岩崎先生との掛け合い。あの若林さんらしい思考の深さや、こじらせ混じりの独特な視点が炸裂していて最高でした。
作中に出てくる朝練のシーンは、なんだか自分の高校時代の部活を思い出したなー。

好きなフレーズ
"過去を切る。「ダーン…」未来も切る「ハッ‼︎」
今、ここ。ワンプレー。"

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2026年07月18日

Posted by ブクログ

試合パートやトレーニングパートに
アメフト経験者である著者若林さんだからこその臨場感という言葉には収まりきらないリアルな描写が随所に(身体が回転して視界が切り替わる“空っ!土っ!空っ!"のところが特に凄く良くて)
アメフトの知識の有無とか関係なく引き込まれていった
悩んだり立ち止まったりしながら
自分の弱さも呑み込んでそれでも前を向こうとしてる主人公は体育会系男子の真っ当さだけじゃなく、秘めた暴力性とか少しの自己破壊願望とか(筋トレやるのが好きな人は基本自分を追い込むけど結果として筋肉は裏切らないなら、スクラップアンドビルドでど直球の自己充足の手段だなと再認識)内面の生きるチカラというか真の強さとかはすに構えたリアクション若さ故の不完全さとか、そのアンバランスさが人間的でとても魅力がある
シーシュポスの神話のシーンでは期せずして泣いた
自己充足感
生きていくうえで無駄なことなんて何ひとつないんだと思える私はきっと幸せなんだろう

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2026年07月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

アメフトのルールがわからないため、試合の場面はなんとなくで読み進めてしまったが、それでも面白かった。
アリが聴いてる曲や、倫理の岩崎に質問にいくところ、クラブでの行動、全部が自分の中のアリ像と重なった。アリならこうするよね、うんうんと思った。

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2026年07月18日

Posted by ブクログ

若林が書いた小説、それだけで気になり手を取る価値があると購読。

まず、やっぱ若林だからこその会話劇だなと。会話のやり取りの節々に心の内のツッコミどころがあって、そのふとした瞬間の言語化が上手い。下手な難しい言葉を使わず、真っ直ぐに出た感情をそのま文章に起こしている感じ。
漫才師ゆえのディティールが活きているな〜やっぱ芸人すごいなと感服。

大枠の構成はよくある流れではあるが、後半にかけてどんどんと手が止まらずに読み進めてしまうのは良い小説である証拠。

「運命という制約が無ければ自由もないんだろ?」
個人的に刺さった一言。対比する何かがあることで初めて自分は自分であることを確認できるのと同じこと。自分を知るには他人を知ること。他のことでも言える話。
アリがそう思うからこそ、強く自分に響く言葉でした。

終わり方も綺麗でカッコいい。若林らしくもあり、アリらしくもある。

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2026年07月17日

Posted by ブクログ

オードリーの若林の待望の小説!以前から若林くんの文章が好きだったので、直木賞の候補になった本作を楽しみにしてました。

いやぁ、もうゴリゴリの男子の世界の話だったね。青春ド直球。さわやか系ではなくて、悶々としていますが、生きている!って感じ。
主人公のアリがもがいて、危なっかしい行動もしながら、自分に向き合って、考えて。「自分と話をし過ぎる」と言われたアリ。倫理(哲学)に興味を持つアリ。ただの体育会系男子ではない闇と奥深さを持っているところがいい。アリの葛藤やモヤモヤが描かれているのがとても良かった。

色々考えた上でやっぱりアメフトなんだな。ぶつかる、倒す、身体接触の激しさ。その衝撃こそが生きる実感なのかも。自分では体験したことない(今後することもないだろう)強烈なぶつかり合いを読んでいるだけでも心が高揚しました。文章に勢いがある!すごい臨場感でした。

私がもう少しアメフトの知識があったらもっと楽しめたのだろうな。ポジション等は調べながら読んだけど、プレイの戦術は知識不足で理解が追い付かなかったのは残念。
でも面白かったです!いつの間にかアリと若林くんを重ねて読んでいました。
若林くん最高だわ…

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2026年07月17日

Posted by ブクログ

何かグッとくるものがありました。
なんつーか若林節炸裂していましたし、場面ごとに物語だし漫才だしなかなかいいねー
とにかくまっすぐな青春に刺された

3280冊
今年179冊目

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2026年07月17日

Posted by ブクログ

イタくて痛い青春だった。
「人にぶつかっていないと、自分が生きているかどうかよくわからなくなる。」
自分という輪郭があいまいだから人にぶつかって自分の存在を確認してるってことなのかな。
アメフトのルールはよくわからないけど臨場感と痛みは伝わった。
倫理の岩崎先生とのやり取りがよかった。きっとアリは1年間、勉強して大学に入ると思う。よく考えること=思考という行為そのものが、自分の意識や存在を証明する唯一の根拠になるからね。

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2026年07月17日

Posted by ブクログ

アメフトは観たことがない。
ラグビーは、あの日本開催のワールドカップの時に、少し観た程度。
開催中のサッカーW杯の試合も、最初から最後まで観てはいない。
選手やその家族、スタッフやサポーター、オーガナイザーなど関係者ひとりひとりの気持ちを考えてしまって、観ている場合ではなくなるからだ。

圧倒的な負け戦だって、選手は一生懸命にさまざまな出来事を背負ってプレイしているはずだ。
しかし、その背中に乗った玉石混交、焦燥感や負けたくない恐怖、直視できない怠惰さなどをこんなにも生々しい手触りで痛々しいほど正直、実にピュアに語ってくれていて、Q3で一旦本を閉じようと思ってたのに、最後まで一気読みだった。若林さん、めちゃくちゃすごい。

自分とはかけ離れた世界の主人公の話なのに、感じていることや期待したいこと、本音とそうはいかない焦り、友達に対しての気持ちなど、どれをとっても伝わってきた。
どのシーンも映像が眼に浮かぶ。とても鮮烈なイメージがある。放課後の教室の色、校庭の土埃の空気、中華屋の油っぽい香りなど、どのシーンも言葉が五感を刺激してくる。

本気で直木賞取って欲しい本だ。
賞を取ったら偉いとかではないが、その栄誉には値すると思うし、もっとみんなにも読んでもらいたい。
熱いがウザい、みたいな傾向はクソ喰らえだ。
タレントだから目をかけられている、などではない純然たる小説だった。

好きな本。

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2026年07月14日

Posted by ブクログ

『青天』その意味がわかった。
アメフトを知らない人が読んでも、その熱量・気持ちは伝わる。アメフトというフィールドでの殺し合い。アメフトで死に、アメフトで生きる。そんな物語。第4Q、痺れた、熱かった。
「100万語の熱い言葉なんかより、一発ふっ飛ばす方がよっぽどものを言う」
この言葉、よかった!!

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2026年07月14日

Posted by ブクログ

どうしても主人公のアリのイメージが、若林氏と重なってしまうが、自伝的小説ではないらしい。

読み始めは文体的に村上龍を思い起こさせたが、そんなことはすぐに気にならなくなり、ひねくれた高校生が成長していく姿がとてもカッコよく羨ましく感じられた。

アメフトも好きなので、あとはアリがここぞと言う時に聴く音楽がヒップホップでなくハードロックだったら完璧だったw いやヒップホップも聴いてみよう。


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2026年07月14日

Posted by ブクログ

初めて感想書いてみる!
若林さんのエッセイが好きで小説も出たと知り迷わず読み始めたものの、アメフト用語が説明なく沢山出てきて最初少し戸惑った、、!
でも人間ドラマな部分が面白くて、特に後半はぐいぐい引き込まれて一気に読み切れた!
倫理の先生との会話シーンが好きで、特にシーシュポスの神話の部分が素敵だった。どんな状況でも自由を感じることはできる!

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2026年07月13日

Posted by ブクログ

著者のこれまでの作品や芸風からは予想を裏切られるような爽やかでストレートな青春ストーリーであったと思う。
やはりストーリーを紡いでいく文章力というのはあり、読む手が止まらなくなった。
個人的にはまだホモソーシャルな体育会系ストーリーは需要があるのか、キャラクター造形について高校生でこんなに体育会系なのにインテリジェンスな学生はいないだろうなど、いろいろ違和感を感じた。

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2026年07月20日

Posted by ブクログ

2026年、直木賞候補作品。

著者は、芸人のオードリー若林。
序盤に続いたさっぱり分からないアメフト用語により、最初はつまらなさを感じた。
ただ、それ以上に主人公にひどく共感する。若いがゆえの焦りや道を外れたくなる気持ち、無力感を私も高校時代に経験したからかもしれない。主人公と一緒に苦しみ、また応援する気持ちが湧いた。こんなにも主人公に傾倒される作品はない。後半につれて面白くなり、ページを繰る手が止まらなかった。

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2026年07月19日

Posted by ブクログ

高校アメフト部の話。
まず私自身がアメフトのルールが分からないのとそこまで興味がなかったので、あまり内容が入ってこなかった。主人公たちのアメフトに向き合う姿勢や感情が描かれた、真っ直ぐな青春小説で眩しかった。

ただ、冒頭の他校偵察の場面は引き込まれた。
匍匐前進で始まっている所で軍隊の話だっけ?と思ったし、試合の勝率を上げるために隠れて他校に忍び込んでいる時の描写が良かった。

すごく読みやすいので、学生時代に読んでいたらもっと違う感想を持てたかも。

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2026年07月18日

Posted by ブクログ

次の作品を読みたい!という感想がまず一番。

私の場合、アメフトのルールを知りたいという理由からこの本の購入を決めた為、その目的を果たせたかと言えば答えは半分。
ルールも結局よく分からなければ試合中の風景もよくは分からない。
でもこの小説はそれで構わないと思う。
ラストはちゃんと受け取れたし。

論見は外れたものの、それとは別の青春の青臭さがとても伝わり、身悶えする様な恥ずかしさがありながら甘酸っぱくて宝物に思える様なあの頃の時間が蘇る。
世間にも自分にも反抗期で、でも真っ直ぐで。
中途半端にオトナ扱いする中華屋さん、本当に教える事を楽しんでいた倫理の先生。
数少ない理解ある大人に可愛がられ、不器用ながらも人生を真っ当に生きる姿勢は心を打つものがあった。

続きを読みたい気もするが、その続きが若林なのだとしたらそれは最高だな。
なら別の話を読みたいかな。

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2026年07月17日

Posted by ブクログ

読みやすかった!
アメフトのこと、全然知らなかったから途中からアメフト用語なんだっけ?ってなってしまってサラッと読んでしまった笑
アリの青春が詰まった一冊

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2026年07月15日

Posted by ブクログ

最初、アメフトのルールがわからず読み進めるのに躊躇したが、途中からルールはよく分からなくても面白く一気に読めた。
アリの姿はどうしても著書である若林氏を重ねて読んでしまう。

部活で完全燃焼できず、不良にも染まりきれない、
何にもなれない自分への苛立ちや居場所の無さに共感。
それでもアリは倫理を通じて、自分なりの意味を見出して奮い立つ。
かっこよくなくても、ダサくても前に進む勇気をもらえる作品。

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2026年07月15日

Posted by ブクログ

第1Qが一番おもしろかった。殺す気でぶつかり合うアメフト。言葉ではなく、体でわかりあう。叶うはずない強敵に全力で挑む青春物語。今を生きることの大切さが伝わってきた。アメフトの激しさも感じることができた。

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2026年07月15日

Posted by ブクログ

冒頭の「終わりだ終わり」は文句なしの導入部で、いきなり引き込まれた。この展開はひょっとしてスポーツ小説と見せかけ、高校生の友情や青春を裏のテーマにした作品なのかと思い、芸人作家がこの後一体どんな仕掛けで待ち構えているのかと大いに期待したのだが、予想に反してストーリー展開はよく言えばシンプル、意地悪くいえば大して刺激のない、既視感のある内容にとどまっていたかなあというのが正直なところ。
アメフト描写はルールを知らない人でも楽しめるとの触れ込みで、確かに試合のシーンは臨場感に溢れているのだけど、私の場合は知らない用語があると読むリズムが止まってストレスを感じるタイプなので、本作に関していうと知らない用語の洪水で読んでいて疲れてしまった。このあたりをクリアできるかが本作を楽しめるかどうかの分水嶺なのかもしれない。

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2026年07月14日

Posted by ブクログ

アメフトやスポーツに馴染みがなく前半は戸惑ったけれど、後半から一気に面白さが加速!一見荒っぽく見える世界の中にある人間味や情熱に触れ、最後は心地よい余韻が残る一冊でした。

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2026年07月14日

Posted by ブクログ

著者のエッセイを読んだことがあるため、主人公の考え方や状況の描写など、著者独特の斜めからの視点を感じ、あぁ、これは紛れもなく著者の作品だわ笑と偏見ながら思うところがあって面白かった。

アメフトはなじみがないので知識は乏しいものの、専門用語が色々飛び交っている。スポーツにはあまり興味がないのでそこは申し訳ないが読み流し。
少し昔の、泥臭さのある青春小説という感じ。
導入の盗撮はわかりやすいライトな話で良かったが、中盤は良くも悪くも話が濃く、あまり好みではなかった。

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2026年07月15日

Posted by ブクログ

若林さんにとって初となる
本格的な長編小説であり
ご自身の原点とも言える「アメフト」を舞台に
泥臭くも瑞々しい青春の葛藤を
描き切った渾身の一冊!

いいなぁ〜!
これぞ、青春って感じ♪

読み終わったいま…
激しいスポーツのあとのような心地よい達成感と
突き抜けるような青空を見上げたときのような
切なくも爽やかな余韻を残す作品でした!

舞台は高校のアメフト部
不器用な少年たちの葛藤や焦燥感が
若林さんならではの繊細で
リアルな筆致で描かれていて

何者かになりたくて…でもなれなくて…
自意識に振り回されながらも
泥臭くぶつかり合う姿は
読んでいてヒリヒリするほど愛おしかったです

自分という存在の小ささを受け入れ…
それでも一歩を踏み出すドラマに感動しました!

芝生の緑とユニフォームの青
そして仰向けに倒れて見上げる空
この力強い装丁が象徴するように
どんなに無様でも、傷だらけでも
その瞬間にしか流せない特別な輝きがあります!

眩しい青春の時間を
私も一緒に駆け抜けた心地になりました♪

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2026年07月12日

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