若林正恭のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
・強い信仰を持っている人が比較的少ない日本では、現実を生きるためのファンタジーを供給するビジネスが盛ん。
・理想の自分に追いつこうとしているから、今日の自分を生きることなく、常に未来の理想化された自分を生きている。だから、今日をずっと楽しめなかった。
・誰もやっていないことに到達する前に、「自分の特性」を経由している事に気づいた。
・正論は多分正しい。でも、おもしろくない。「共感できないけど一理あるかも」って脳がパッカーンってなるあの瞬間が好きなのにな。
・多様性の浸透の副作用なのか、正論を求める人が増えている気がする。
・冷笑主義者が、なぜ冷笑するかというと自分が冷笑されることに怯 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ多分鈴木保奈美がTVで触れていたから、面白そうだと思って、タイトルをメモしていた1冊。作者の名前は書いておらず、手に取って初めて「あぁ、オードリーの若林」と分かった次第。
彼らのネタは好きで、春日も凄いが本当の意味で凄いのは若林だという噂も色々と聴いていたが、この本を読んでみて、なるほどこの人凄いわ。と実感できた。
俺実は、万博に行ってない。もう間違いなくいかない。万博が実施された背景や、準備期間のあれこれ、権益の問題に、カジノへの布石、トイレ問題…そういうの考えると、気持ちが覚めまくって、始まってみたらスマホ予約だの待ち時間だの飯が高いだの電車が止まって徹夜だの…どんどん行く気が失せ -
Posted by ブクログ
若林さんのキューバの旅エッセイ
とても読みやすく情景描写も詳しくわかりやすい
一緒に旅しているような気分になれて
読んでいてとても楽しかった
若林さんの思った事とか
感じた事が好きだったのだろうと思う
特に通訳なしで サンタマリアビーチへ
1人で行った話は面白くて大好きだった。
ハバナの町並み、クラシックカー、マレコン通り
人々が集まって話したり、歌ったり 踊ってたり
全く興味を持ってなかった国
むしろ 怖い国のイメージが少しやわらいでいく
そして終盤、
「ん?」となる文章が続く…読み進めると…
父親への想い、家族の事
「あ~…」
「そういうことか…」とホロリ、胸が熱くなった