若林正恭のレビュー一覧

  • 青天

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    ネタバレ

    インザメガチャーチ同様、人は「自分を余らせておく」感覚が嫌いなんだろうなー。結局、全てを出せる環境で全てを出し切るしかない。

    ・試合に負けても、自分に負けるな。戦って、戦って、明日勝てるようになれ。

    ・運命は決まっていても、その運命に抗うのことは自由である。その自由が楽しければ良い。

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    2026年08月10日
  • 表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬

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    単行本で読んでいたけど、追加があると知ってこちらも読む。
    モンゴル、アイスランド、あとがきが書き下ろしとあるが、100ページ以上追加されているとは嬉しい誤算だった。派手な文言や目を引くテクニックを使っておらず、素直だけど心に響く文体。
    自分もこのようなエッセイを書けるようになりたい。見ていることのディティールも細かく、常に気を張って生きているんだろうなあも感じさせられた。

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    2026年08月07日
  • 青天

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    アメフト用語が難しく調べながら読みましたが、最後の方痺れっぱなしで鳥肌が止まりませんでした。

    作中に出てくる音楽もどれもカッコよくて、音楽小説としての側面もあると感じました。
    聴きながら読むと、より映像が目に浮かびました。
    もし今後映像化する機会があるならば、原作そのままの挿入歌を使ってもらえるとかなりかっこいい作品になりそうだなと思います。

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    2026年08月07日
  • 青天

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    王道の青春文学のような体裁を成しているものの、中身はかなり作り込まれていてのめり込んでしまいました。アメフトのルールなんて全く分からないので、ポジション名やルール上の専門用語が出てくるたびに調べてという感じで読むのも大変でしたが、その苦労も気にならないくらいの面白さでした。
    ネタバレになるので深くは言えないですが、最後結局主人公が宿敵を倒して優勝!!みたいなストレートなハッピーエンドに終わらないところもリアルで、結局のところ最後まで格上には歯が立たない。でもそれでいいじゃないかと背中を押されるような、この手の青春文学には珍しいパターンの作品だと感じました。
    惜しくも直木賞は逃しましたが個人的に

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    2026年08月06日
  • 青天

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    話題の青天、やっと読めました。
    アメフトの話とは知っていましたが、知識も観戦したこともなかったので、真っ白な状態?で、読み始めました。
    始まりから文章のリズムがよくて、すぐに物語の世界に引き込まれました。アメフトの言葉がわからないまま読んでいるのに、不思議とそれなりに読み進められます。
    高校3年生独特の、将来と現在の自分の置かれている状況との不安定な気持ちが、感覚に響くように書いてあり、倫理の先生との会話も、考えさせられました。
    さて、終わりに近づいたところで、わからないアメフト用語を、ちょっとだけ調べて読んだら、当然なのですが、試合の臨場感が何倍にも増幅しました。
    それで、読み終わった後、Y

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    2026年08月09日
  • 青天

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    面白かった。アリは若林にしか思えない。強豪校ならばキツイ練習も勝つための努力も実力が全てのレギュラー選出も全てわかる。
    でもね、部活なんだよね。同じ時代、同じ学校の同じ部活に集まったメンバーっていうだけ。考え方もそれぞれ。強豪校ではないからの難しさなんだな。そんな事を思い出させてくれる本だった。

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    2026年08月04日
  • 青天

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    高校生のアメフト選手が主人公。
    部活を通して感情を全面に描く作品が読者の心を揺さぶる作品。

    正直、かなり面白かった。
    作者と同年代ということもあってか、高校生当時に部活動での経験は共感というよりも重なる部分が多く、青春時期を追体験させてもらった。

    アメフトというスポーツの日本での認知度と自身の知識不足のせいもあり、第1Q章ではイメージできない用語が連発され、これが最後まで続くとしんどいなと感じていた。
    結果、最後まで完全に理解できる用語の解説、注釈もなく、調べながら読んだ部分も多いが、主人公含め各キャラクターの心情や雰囲気、情景は臨場感あふれる描写で作品に没頭した。

    このルールや用語の説

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    2026年08月04日
  • 青天

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    高校アメフト部で繰り広げられるスポ根物語です。

    まず、めちゃくちゃ面白かった!というか、熱かったです!若林さんというネームバリューで買ってみましたが、そんなの関係なく、物語にぐっと引き込まれる、最高の一冊でした。
    主人公の抱える葛藤というか、何者にもなれない感じ、でも前に進もうともがく姿がすごく心にきて、特に第2章(第2Q)からは、先が読みたくて仕方なかったです。
    アメフト用語が結構出てきますが、何にも分からない自分でも楽しめたので大丈夫です。

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    2026年08月03日
  • 青天

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    オードリー若林さんの初小説で、直木賞候補作。
    第2クオーターまでは、主人公の姿に無性に腹が立った。
    アメフトに真剣に向き合わず、勉強もだめで、不良にもなりきれず、毎日イジイジと過ごす姿が我慢ならない。
    きっと、自分自身の思い通りにならなかった過去がよみがえり、自分を主人公に重ねてしまったからだろう。
    この読書が辛くて、前半は星1つか2つだと思ったが、第3クオーターからは良かった。
    練習の場面も試合の場面も良かった。
    一生懸命取り組む人は本当に格好いい。
    爽やかな気持ちになることができました。

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    2026年08月03日
  • 青天

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    リトルトゥースであり、スポーツ観戦が好きな自分には最高の小説でした!アメフトはよく知らないけど、全く問題なかった。

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    2026年08月01日
  • 青天

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    アリのキャラクターに若林さん本人の面影が重なる。又吉さんの『火花』を読んだときにも感じたけれど、どこか自暴自棄気味で痛々しいほどの描き方。ストーリー上の「そこからの復活」という展開に必要なステップなのだろうけれど、「そこまで自分を卑屈に追い込まなくてもよいのでは?」と思ってしまう。それにしても、中学・高校・大学時代の「部活」に打ち込む空気感はまさに青春ですね。珍来のオヤジが、いい味を出している。

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    2026年07月29日
  • ナナメの夕暮れ

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    外の世界の価値観に疑問をもち、自分とのギャップに苦しみ続けてきた筆者。自分の内側と常に向き合ってきた中で、自分の足らないこと、その中で経験してきたこと、全てがあったら今があると捉えられるようになった。今の自分にとってはマイナスのことであっても、その経験は自分にしかできない価値を生み出すことができるかもしれない。

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    2026年07月25日
  • ナナメの夕暮れ

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    若林正恭という人間についてとても深く知ることができた。元々どちらかといえば好きくらいの認識でしかなかったし、人見知りでサイコパスな芸人ってイメージしかなかった。けどこの本を読んでこの方はとても繊細で臆病でプライドが高い脆い人間なんだなと思いました。自分も似たような人間だと思っていて、読みながら「わかるなあその感覚」と何度も何度も共感してました。決してdisってる訳ではありません。むしろそういった内面の深くを書かれた読み応えのある一冊です。
    自分に自信が持てない人、繊細で人間関係に苦労したり傷付きやすかったりする人。でもどこか自分への期待をやめられない人。色々あると思いますが、どこかしら読んでい

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    2026年07月08日
  • ナナメの夕暮れ

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    一言、「読んでよかった」に尽きる。

    描かれているのは、本人の日々。
    なんでだろう?と自分に向き合うことから逃げない主人公。言語化が難しい心の淡いところにも向き合う主人公。私の勇気になりました。

    以前より、NetflixのLIGHTHOUSE で源さんとの対話を聞いていて、共感ポイントも多かった若林さん。

    たりないものを満たすのは、自分が足りないと思うものを反対に持っている人の言葉で埋まる、埋めると思っていたが、たりたいものを埋めてくれるのはシンパシーを(勝手ながらですが)感じる人の言葉でもあるのだなぁと感じた。

    朝井リョウさんの解説まで良かった、、、
    作家的評論と知人であることの視点

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    2026年07月06日
  • 表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬

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    オードリー若林さんの旅行記
    いつかは読みたいと思って、でもいつかは読むだろうと思って後回しになっていた本。
    読んで本当に良かった。
    旅行エッセイぐらいの気持ちで軽く読んだのが間違いだった。本としての構成というか、この形初めて見たようなやはり一筋縄では行かない深さを持ち合わせるお人柄そのもののような感覚がしました。頭と口が直結していない人の頭の中ってどうなっているんだろうと興味があったのだが、少しだけ覗けた気がするのが嬉しい。
    お父様との心の中での会話が本当に良かった。
    また読み返したい1冊です。

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    2026年07月05日
  • 表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬

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    ずっと読んでみたいと思っていてようやく読めました。
    どこか生きづらくて難しく考えて、自信を持てなくて、そう言うタイプが集まるグループがあるのだとしたらその中の大谷翔平的な存在
    それがオードリー若林さんだと。
    私も肩書きはありませんがずっと学生時代から属させていただいてます。

    まずこの本、旅行記なんですよざっくり言うと
    でも普通の旅行であったことを書いてるだけの感想の本ではなくて、やはり物語になってる。
    一人旅をここまで物語として書ける。それが才能なのだと思う。風景描写も個人の心情も笑いも心が温かくなる瞬間もそれらが全部噛み合って作品になってる。

    本の裏のあらすじのところにも
    隠された旅の目

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    2026年07月03日
  • 表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬

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    ただの旅行記だと思っていたので読むのを後回しにしてしまっていたことを後悔した。ラジオでは聞いたことのないお父様との話もあり。なぜキューバに行こうと思ったのか、是非読んでほしい。
    若林さんが抱える生きづらさや己の情けなさを開示してくれことによって救われたひとりです。

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    2026年06月29日
  • 表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬

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    若林正恭さんのエッセイ、初めて読みました。
    いつも下のお名前が読めずごめんなさい?
    キューバを旅した記録です。
    でも、その域を超えて、早くに亡くなられたお父様との心の旅の記録でした。
    若林さんの内面性がステキです。
    人間はロマンチストなのです。

    ⬇心に残ったことば
    P.33 (時事問題を学ぶため東大生の家庭教師とカフェで会う若林さん)
    「先生、知ることは動揺を鎮めるね!」
    「若林さん、学ぶことの意味はほとんどそれです」

    P.91 (人見知りのガイド マルチネスさんと近づけた場面)
    スペイン語で何かを呟きながら、眼鏡を外してずっと笑っていた(そんなにおもしろいのかな?)。それからマルチネスは

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    2026年06月26日
  • 表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬

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    ネタバレ

    "自意識過剰でプライドが高く、協調性もない。少数派のくせに一人で立つ勇気を持たず、出る杭のくせに打たれ弱くて、口が悪いのにナイーブで、それなのに多数派に賛同できない”

    こんなに誰にも理解されない自分を共感させる文章に出会ったことない。

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    2026年06月15日
  • ナナメの夕暮れ

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    とても良かった。
    自分の内面を考え続けて、そこから逃げなかった人が書ける文章。
    モヤモヤすることを考え続けるのはかなりの精神力が必要だと思うが、それをここまで言語化できるなんてすごい。
    弱いが故の強さ、カッコ良さがある。

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    2026年06月07日