若林正恭のレビュー一覧

  • 帳の向こう

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    哲学入門としてめちゃくちゃ良かったと感じる。学問としての哲学とは違うんだけど、日常のこと考えたりとか、自分の楽しさってなんだろなってのを言語化するのにちょうどよかった。国分さんのほかの本、難易度低めとは言われているが、やはり読むのは大変なんだよな、と。自分の快楽は目的ありきなんじゃないかと言うのが痛感。20代は意味なき快楽をとても嫌っていた。エンタメ読書もしないようにしてきた、が、ある時読むラノベが面白くてたまらなかった。そんな自分が許せなかった。しかしその感覚を変えられるかもしれない。とても良い本だった。新刊購入で1800円くらいなのを渋っていた私の背中を押してくれた妻、ありがとう。

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    2026年10月11日
  • 帳の向こう

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    ちょうど最近、ボーっとする時間が足りてないのか、頭がパンクしそうだなと感じていたタイミングで読んだ
    暇と退屈の倫理学を読んでから日が経っていたが、やはり強く意識をしていないと何かに追われながら過ごすことに慣れたり、気づかない間に消耗してしまう
    資本主義社会の外を意識して、自分なりに心穏やかに楽しめることをちゃんと自覚して、自分の意思で生きていきたいなと思った

    自分に余裕がないなと感じた時に立ち返って何度も読みたい本

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    2026年10月10日
  • 帳の向こう

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    この1週間、スイスに行っていました。

    富士山よりも高い山々が目の前に広がり、自然の壮大さを肌で感じる日々でした。

    柵のない道を歩いていると、普段は意識することのない命の輪郭がはっきりするような感覚がありました。生きている実感を持てた旅でした。

    そして、山を眺めながらただぼーっとしている時間が、とても心地よかった。

    朝焼けを眺めながらコーヒーを飲む。何かをするわけでもなく、ただ景色を見る。

    現地の人たちも、そんな時間をとても大切にしているように見えました。

    振り返ると、私たちは目的のために手段を選ぶことに囚われすぎているのかもしれません。

    効率的に、合理的に、無駄なく。そんな考えから少しだけ外れて、何の役にも立たないような時間を過ごす。この本からはその重要性が得られます。

    合理的ではない時間こそ、あとから振り返ったときに大切だったと思えるのかもしれません。

    #帳の向こう #若林正恭 #國分功一郎 #読書 #読書記録

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    2026年10月07日
  • 青天

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    ネタバレ

    アオテンとは、アメフトで相手に仰向けにひっくり返される屈辱的なプレーのこと
    ゲームのルールを全然知らなくても興奮が伝わってきたし、読後は青空が広がるような爽やかさを感じた

    「負けるとわかっていて、それでもあなたの意志で毎朝タイヤを押しているのなら、それを自由と呼ぶんじゃないかしら? 自由に生きるってことなんじゃないかしら?」

    運命とか結果とかどうでもよくて、自分の意志を大切にして生きていくことの大事さを教えてくれる本

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    2026年10月07日
  • 帳の向こう

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    面白かった!!

    哲学と経済、現代社会、ビジネス、世代の移り変わり、時代の変化、流行、、、世の中を複合的に且つ多面的に語られていて、楽しみながらも勉強になった。
    世の中のあれもこれも、例えば、ただ夕日を見ることや相方・春日さんの行動までもが、哲学や資本主義の話に結びついていく。
    日々の生活で感じる雑多な疑問や違和感が、若林さんによって投げかけられて、國分さんによって学術的に解説・展開されていくのが、なんとも痛快だった。


    目的と手段に侵食されない時間と場所、それが「楽しむこと」であり、いまではそれが「贅沢」になっている。
    國分さんの著書「暇と退屈の倫理学」も気になった。


    若林さんの二拠点生活の話も興味深かった。
    私自身も 都市部と田舎両方の暮らしの経験があるので、都会と田舎での経済の違い、資本主義や価値観のズレ、コミュニティの一長一短がよくわかる。
    何が良いでも悪いでもないし、正解はないけれど、世界は広いんだ、帳の向こうがあるんだと思うだけで、世の中の見え方も考え方の幅も違ってくる気がする。


    対談形式なのでトーク番組のようなエンタメ感ありで、読みやすかった。
    テレビでもラジオでも配信系でもいいから、番組として実際に対談している様子もぜひ見聞きしたいと思ってしまった。
    また2人の対談の機会や続編があるといいな。

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    2026年10月07日
  • 帳の向こう

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    若林さんと國分先生の5回に渡る対談。コロナ前後から現在を跨いで、先生の哲学的興味関心の移ろいと、若林さんのいち文化人としての一貫性がぶつかって面白かったです。あと両者の根底にはこの社会への生きづらさが共通しているのがポイント。
    タイトルにもある帳の向こうに人類が何を見いだせるのか分かりませんが、とりあえず僕は哲学とか音楽とか文学、あとコーヒーが好きですと声を大にして生きていきたいです。何度でも読み返したい一冊でした。

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    2026年10月06日
  • 帳の向こう

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    今年読んだ本の中で1番面白かった。
    「勉強」というほど堅苦しくないけど、色んな気づき、学びがあった本。

    若林さんの社会や経済に対する疑問や質問の仕方がとてつもなくわかりやすいし、國分さんの含蓄に富んだ返答も読み応え抜群でした。

    こんな本が読みたかったんだよ…!と思った読後感でした。

    本の中で紹介されていた作品や、関連本も読んでみる。

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    2026年10月03日
  • ナナメの夕暮れ

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    文庫版のあとがき部分を読む
    あの本が出た後にいろいろと人生が変わるほど、大きな出来事があったので
    考え方や見える世界は常に変わっていく。
    若様の書く文章や捉え方がとても好きだ。
    だから願わくば、4冊目のエッセイで
    夫となり父親となった若林正恭が描かれるのを願う。

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    2026年10月01日
  • 表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬

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    素晴らしかった!
    泣いて笑って夢中で読んだ。

    これを読んだら、若林正恭さんのファンになる。
    私はなった。

    自分の内面をこんなにも曝け出してくれるってすごい。

    できれば誰にも知られたくないような感情。

    自分自身とずっと会話し続けてる人なんだ。

    なんでキューバに行ったのか、すごく共感した。

    「日本と逆のシステム」。

    この本は、人生で何が大事なのか、見つめ直すきっかけをくれた。

    DJ松永によるあとがきは、とても涙無しで読めない。
    嗚咽が漏れた。

    この本を読めて、本当によかった。
    きっとこの先何度も読み返す。

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    2026年09月30日
  • 帳の向こう

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    対談形式で話が進んでいくので、取り上げたテーマに視点を変えながら考えていけるため非常に読みやすい。

    これから生きる術を見つける類の本ではないが、身の回りのことでも考えることは色々とあるんだな、と思えてくる。

    何度か読んでみると違った面白さがあるかも。

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    2026年09月29日
  • 帳の向こう

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    面白くて一瞬で読み終わってしまうし、これもう2回も3回もこれから読むんだろうなと直感で感じるような一冊。
    加速する資本主義社会と競争社会と監視社会で疲弊している現代人と、「疲れたー」って言ってもいいじゃないか!って言説が今の自分(の状態と価値観)にあまりにもマッチすぎた。必読。

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    2026年09月27日
  • 表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬

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    芸人としての若林正恭さんに興味はあった。何か鬱屈としているものを抱えているように見えて、コントもいいけど、普通にトークしているのを見るのが好きだった。

    「青天」を出されて購入しようと思ったが、いやまずはエッセイだなと考え直し、こちらを購入。
    読み始めからどっぷりハマった。若林沼に。近くにいたら、絶対友達になれる人だと確信してしまうぐらい。
    人間の泥臭いところを私の代弁してくれてありがとう。
    「ぼくが求めていたものは血の通った関係だった」
    アイスランド、モンゴル、そしてキューバ
    旅をしながら考え体験したこそたどり着いた答え。
    私の気持ちを乗せて旅をしてくれてありがとう。そして、この答えを見つけてくれてありがとう。
    この本に出会えて、笑いながら救われた。
    テレビで話す若林さんも好きだが、血が通った素敵な作品をどんどん出してほしい!
    若林さん、健康でいてくれれば良いです!

    さて「青天」を買いに行こうっと。

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    2026年09月27日
  • 帳の向こう

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    芸人と哲学者の対談、新しかった。
    初めの違和感にどんどん慣れていくのって、人間の適応力でもあるけど、それがなくなるのも悲しいことなんだなあと思った。
    日々の違和感にもっと目を向けていきたい。

    印象的だったシーンは、目的と手段のところ。
    わたしはまさに目的先行の人。目的がないと楽しめないし、いく場所も決められない。でも、本来的な遊びや新たな発見は、目的がないときに発生するのかなと思った。
    予定を詰めすぎない1日を楽しんだり、目的をあまり重視しすぎない人について行くことから始めたいな。

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    2026年09月27日
  • 青天

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    ネタバレ

    青天するまで頑張ったんだから
    これからの人生なんでもできる

    自分に、負けた事がある人に
    共感できるお話しだと思う。

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    2026年09月27日
  • 帳の向こう

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    学者でない若林が自分の言葉で質問をしたり考えを述べることに対して國分功一郎が答えてるので、とても分かりやすい。講義だとおそらくこれくらい分かりやすいんだろうと思う。文章にした途端に学者の文章は固くなるからなあ。「暇と退屈の倫理学」途中で挫折した者。

    常に追われてる感じ、立ち止まれない感じ、金融資本主義(私もその一端にいたけど)に巻き込まれてしまう違和感。感じながらもそれに抗って「夕日を眺める」ことにさえ勇気がいる。

    私自身にも思い当たることばかり。

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    2026年09月25日
  • 表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬

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    「資本主義社会」「社会主義社会」
    一見すると男性らしい視点で(男性らしいとは?とも思うが率直な感想なので悪しからず)真っ直ぐな紀行文に思えるが著者の誰しもが持っている斜に構えた、「何クソッ」て思う日本の「当たり前」とされていることを全く文化が違う国での生活を直接肌で体感することによってその違いを描いていた。

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    2026年09月23日
  • 帳の向こう

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    ネタバレ

    俺は牛丼を食べてるのかな、食べさせられているのかな。

    承認欲求と所属の欲求の両輪があるとして、その2つが同じくらいのサイズだと人は安定するのかな。

    市場というか経済の中で合理的じゃないものに時間を使ってたり、好きだと、もう変態になるじゃないですか。

    目的がない純粋な手段というのは一体何なのだろうか。

    最も価値の高いものは、ある人の時間であり、それをこんなに使ったんだぞっていう事実なんでしょう。お金を使うなんて、全然大したことない。

    遊牧民の方にストレスはありますか?と質問したら、ストレスという言葉が全く伝わらなかった。

    人生を目的で敷き詰めて、たった一つの目的に集中させることは、人にものすごくストレスをかける可能性がある。

    番組のアンケートで休みの日は何してますかっていう質問がよくあるんですけど、ほっとけって思いますもんね。だって休みの日なんだから。

    独身の人でも家に帰って暇な時間があったら、ネットフリックスのかネットなどのエンタメで埋めるじゃないですか。これは不思議な現象。暇に慣れてない。

    自己啓発は要するに、世界も他人も変えられないから自分の心持ちを変えようという方向性である。

    享受の快を得るには、設定された目的ー手段が入っていないこと。



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    2026年09月22日
  • 帳の向こう

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    若林さんと國分功一郎さんの対談本。第一回の対談が行われた頃からいつかの刊行を楽しみにしていた一冊。全5回にわたって現代の社会に生きる中での違和感について2人であれこれと話す様子が収められています。
    若林さんファンとして日頃の活動はもちろんのこと著作も全部読んできているし、國分功一郎さんも『中動態の世界』で大ハマりして以降多くの著作を読んできていたので、二人のこの5年間の関心の変遷がよくわかったし、何より私自身の問題意識とも重なる部分が大いにある(だからこそ二人の活動や著作を追ってる訳で)ので非常に面白く、あっという間に読んでしまった。
    中心的な課題として置かれているのはやはり行きすぎた新自由主義。しがらみから解放された自由な競争社会の中で、効率が追求され、みんな疲れてしまっているのでは?という辺りの話題について扱われるのは最近の人文系の書籍の中では珍しいことではないですが、二人ならではの対談になっているのがやはり良いですね。基本的には若林さんが質問して、國分さんが自身の研究も含めた哲学的、理論的な部分からの解説を行う応答をするのですが、それだけで終わらず若林さんがしっかり自身の生活や仕事の中での感覚での比喩を行ったり、別角度の話題提供をして、それに國分さんが刺激されて…と進んでいく対話が心地よかった。これ動画とか残してないんだろうか。見たい。
    過剰な新自由主義への対抗としては、競争の中で孤立してしまった個人同士がもう一度つながる方法を模索するみたいな話もよく聞きますが、二人の対談では近年の國分さんのテーマである「目的と手段」という方面での掘り下げが行われていたのも良かったですね。特に「遊び」については個人的にも注目のキーワードだったのでもう少し考えていきたいし、國分さんの著作もその二冊については『目的への抵抗』をaudibleで聴いただけになっていたので改めて二冊とも読んでみようと思いました。

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    2026年09月21日
  • 帳の向こう

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    自分がまさに最近ずっと疑問に思っていることの答えを書いてくれているような気がして、とても面白く読めた。日々目的に追われる生活だけれど、いつでも生活の「余白」を大切にしたい。

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    2026年09月20日
  • 帳の向こう

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    私の人生を良い意味で変えてくれた恩師2人のの対談なので良いに決まっている。
    若林さんの良いところは思い悩む過程をきちんと提示してくれているところで、過去の著作含めて今回もとても素敵だと思いました。
    暇、作ろうと思いました

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    2026年09月19日