若林正恭のレビュー一覧

  • 表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬

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    ただの旅行記だと思っていたので読むのを後回しにしてしまっていたことを後悔した。ラジオでは聞いたことのないお父様との話もあり。なぜキューバに行こうと思ったのか、是非読んでほしい。
    若林さんが抱える生きづらさや己の情けなさを開示してくれことによって救われたひとりです。

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    2026年06月29日
  • 青天

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    主人公や主人公の友人のASの子、そして、2年生のQBとOLの子。
    しんどいけど、羨ましい。
    ひと夏だけでも、必死に努力した人だけが見える世界ってのは、本当に有ると思う。
    これは、学生スポーツだけでなくても、勉強でも同じこと。
    必死に努力し、大きく自分を成長させる受験生も同じ感じだと思う。
    また、学生には、どうしても時間(部活引退や卒業)が決められていて、それ故に、様々なドラマが有ると思う。

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    2026年06月28日
  • 青天

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    爽快。青春。アメフト。
    専門用語は最後までわからない。でも最後の2試合は全て、鮮明に絵が浮かんだ。最後の青天は、沖縄の夏空に負けない、澄み切った景色だったのだろうか。

    帯の「人にぶつかっていないと、自分が生きているかどうかわからなくなる」は、アリのアメフトに対する姿勢だけではない、学校生活の中でも教師陣や友人との正面衝突も含まれていると感じた。
    人にぶつかるというのは物理的に衝突すると言う意味だけではないのかもしれない。自分の心を開き、本心を相手にぶつけることで、相手の本心を引き出す。「彼は彼自身でなければ、私は私自身にはなりえない」と言う言葉にアリは当時苦手意識を覚えたが、さまざまな局面を

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    2026年06月27日
  • 表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬

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    若林正恭さんのエッセイ、初めて読みました。
    いつも下のお名前が読めずごめんなさい?
    キューバを旅した記録です。
    でも、その域を超えて、早くに亡くなられたお父様との心の旅の記録でした。
    若林さんの内面性がステキです。
    人間はロマンチストなのです。

    ⬇心に残ったことば
    P.33 (時事問題を学ぶため東大生の家庭教師とカフェで会う若林さん)
    「先生、知ることは動揺を鎮めるね!」
    「若林さん、学ぶことの意味はほとんどそれです」

    P.91 (人見知りのガイド マルチネスさんと近づけた場面)
    スペイン語で何かを呟きながら、眼鏡を外してずっと笑っていた(そんなにおもしろいのかな?)。それからマルチネスは

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    2026年06月26日
  • 青天

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    自分と会話すると頭が整理されるし落ち着いて俯瞰できる。正直になることでやるべきことに気づくし、自分に厳しくというよりも時限的に燃え尽きるために大事に過ごせる。

    限られた時間軸の中で、何度も盛り上がりをみせるプロットが最高に痺れ、たまに遡るシーンも絶妙。リアリズムを追求し直球で迷いなく語る物言いや時代背景は、当時の世界観へ見事に連れて行かれた。
    高校部活をなんとなく引退し卒業していく中途半端に抗い、自分なりにけじめをつけるべく主体的にひたむきに取り組む姿がカッコよかった。

    主人公アリはたぶん著者の現役経験をベースに大人になって振り返り脚色した感じ。自伝でなく小説だと若気の至りもネタになるし、

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    2026年06月25日
  • 青天

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    めちゃくちゃ面白かった。何より文章が読みやすい。
    アメフトのルールは一切わからない私が読んでも、試合中の描写は胸が熱くなった。
    主人公アリのキャラクターが好きだし、周りのアメフト部の生徒たちのキャラクターもとても素敵だなと思った。
    またこんな青春を過ごしてみたいと思わせてくれる素晴らしい作品だった。

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    2026年06月24日
  • 青天

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    流行りに乗って読むことにした。しかし、読み終えた満足感は非常に大きかった。胸が熱くなる。中学校、高校の部活で努力しきれなかった自分への後悔も時々思い出しつつ、自分がプレーしたことのないアメフトの細かな描写に熱中してしまった。自分の場合、身近にアメフトをしていた人がいるので、プレーの描写がある程度理解できるが、アメフトを見た事がない人には難しすぎるかも。若林のことだから、あえてアメフトを知らない読者に迎合するような書き方はしなかったのかもしれないと思った。オーバータイムの「岩を運ぶ」の章は、それまでの物語を全て回収して輝かせてくれるようで、とても好きです。

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    2026年06月24日
  • 青天

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    凄く面白かった。なかなかな青春ドラマだが、これまでに無い種類の、オードリー若林にしか書けない青春ドラマだと感じた。特に試合のシーンが素晴らしい。アメフトの言葉自体はよく分からないが、スピード感に溢れ、力がみなぎっている感じがした。読んでて息が詰まる感覚もあり、手に汗も握った。他の直木賞候補作はまだ読んでないけど、「青天」で文句無しと思った。

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    2026年06月23日
  • 青天

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    アメフトのルールも用語も全く知らないけれど楽しめた。試合のシーンの臨場感あふれる描写に引き込まれた。爽やかな青春小説を前面に出しているというわけでもなく暴力的な部分やしんどいところもある。平成11年という時代感も出ていて懐かしさも感じた。

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    2026年06月23日
  • 青天

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    ネタバレ

    アメフト全然知らんのにプレーのシーンの迫力に圧倒された。
    アリのダサさ弱さの表れたモノローグに心当たりがありすぎて苦しい。でも、説教くさくてごめんの言葉を飲み込むところとか、ぶつかる覚悟決めた後のアリはかっこよかった。

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    2026年06月21日
  • 青天

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    著者は「この小説は高校生のアメフトをちょこちょこ観に行って、ノートに書き溜めた文章をまとめたものだ」といったことをラジオだかTVで話していた。それならアメフト未経験の自分には関係ないか、と急いで読まずに放っておいたのだが、直木賞候補になったというのでこの機会に読んでみた。

    個人的にはこの小説は芥川賞の方がいいのではないか、という気がしている。厳格な定義は知らんのだけど『火花』や『推し、燃ゆ』のように、心を激しく動かされる小説だったからだ。

    前述の通り私はアメフト未経験で、それどころか高校時代は運動部でさえなかったので、スポーツでチームプレイをした経験なんてほぼない、体育のチームスポーツは端

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    2026年06月21日
  • 青天

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    若林さんがアメフト部に所属していたらしいのでその時の体験を小説で残したのかなと思った。

    読みやすかったが、アメフト用語が分からなかった…予習して読めばよかったな

    なんだかんだ言って主人公はアメフトが楽しくて夢中になってると思った。打ち込めるものがあるっていいな



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    2026年06月20日
  • 青天

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    ちゃんとした何かを書こうと思ってたけど、日が経ってしまうばかりで。

    著者の年齢で、青春の日々をこれだけ瑞々しく描けるのは驚きの素晴らしさであった。

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    2026年06月18日
  • 表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬

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    ネタバレ

    "自意識過剰でプライドが高く、協調性もない。少数派のくせに一人で立つ勇気を持たず、出る杭のくせに打たれ弱くて、口が悪いのにナイーブで、それなのに多数派に賛同できない”

    こんなに誰にも理解されない自分を共感させる文章に出会ったことない。

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    2026年06月15日
  • ナナメの夕暮れ

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    とても良かった。
    自分の内面を考え続けて、そこから逃げなかった人が書ける文章。
    モヤモヤすることを考え続けるのはかなりの精神力が必要だと思うが、それをここまで言語化できるなんてすごい。
    弱いが故の強さ、カッコ良さがある。

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    2026年06月07日
  • ナナメの夕暮れ

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    真っ直ぐに気持ちや世界に向き合ってること、それを正直に話していること、そんな様子から若林さんは生きることに目を背けず誠実な人だなと感じました。なんとなくで読みましたが、共感しない部分もありましたが、なぜか最後は感動していました。とても良い本です。

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    2026年06月07日
  • ナナメの夕暮れ

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    青天から始まって、若林作品3冊目。
    何か今更だけど若林さんがすごく気になる存在になってる。ファンになってきた。
    今までさほど気にも留めてなくて、本を書いてることすら知らなかったのに。

    もちろん、本を読むまで若林さんが生き辛さを感じてる人だとも知らなくて。
    でもそういう生き辛さを理由に曲がった方向に行ったり沈んでいったりするんじゃなくて、ちゃんと受け止めて認めてるのは若林さんの強さだと思う。

    人って案外、程度の差こそあれ若林さんのような部分を持ってるんじゃないかと思う。
    自分を素直に受け入れて、周囲も素直に受け入れて、認め合って生きていけたらいいなと感じた。

    ラジオ聴こうかなと思ってます。

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    2026年05月27日
  • 表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬

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    久しぶりの星5つ。
    読んでよかった、買ってよかったと思った。
    ただの旅行エッセイではなく、帯にも書いてある通り「傑作紀行文」と呼ぶのにふさわしい、著者独自の感性と哲学に基づいた文章だと感じた。
    出てきた3つの国に実際に行ってみたいと思ったし、他の作品を読んでもっと若林正恭の内面を知りたいと思った。

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    2026年05月11日
  • 表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬

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    全体的に面白く、すらすら読めるエッセイだった。
    登場する3カ国にも行ってみたい気持ちになったし、旅を通して滲み出る人間味がいい意味で読みやすいテンポ感を与えているのかなと感じた。

    内容としては、資本主義と社会主義の違いには納得した。
    社会主義:結果の平等、機会の不平等
    資本主義:機会の平等、結果の不平等

    さらに、人間のことを「安定と安全を求めるくせに、それに飽きると不安定と危険が恋しくなる。死にたくないけど生きてるって実感したい。」と分析している部分があり共感した。

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    2026年05月08日
  • ナナメの夕暮れ

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    本当にこの本の感想をうまく書き表わせられない自分が悲しい。
    とにかくずっと考えられる体力、それを解決に向かおうと思える胆力、本当は世界を肯定したいという暖かい気持ち、全てが良い。
    否定で生きてきた自分をきちんと俯瞰して後悔してるからこそ、そういう行動が全てできるんだろうな。自分も見習いたい。

    あと思ったのは最近読んだ哲学の本と近いようなことも書かれていたので、やっぱりみんな哲学に行き着くのか、、?となってる。


    若林、山ちゃん、源ちゃんとかとか、みんなの救いになってる人が、実は1番救いを求めてたというか探してたというか。そうやって生きてきたからこそ、みんなの救いになれるんだろうな。本当にい

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    2026年04月25日