若林正恭のレビュー一覧

  • ナナメの夕暮れ
    芸能人初心者であった一作目の頃から数年が経ち、
    自分や周囲を俯瞰して見られるようになったのか、
    かなり表現や雰囲気が柔軟になり、視野も広がり、
    昔と比べだいぶ心が解きほぐされたんだなと思い、
    少し安心して読み進めることが出来る。

    でも結局は自分と世界とのギャップに対し、
    良くも悪くもどう折り合いを...続きを読む
  • ナナメの夕暮れ
    オードリーがM-1で有名になって、テレビに出まくっていた頃。
    当時中学生だった私はものすごく春日のことが好きで、オードリーが出るテレビ番組を新聞のテレビ欄でチェックして欠かさず視聴していた。
    当時私が見たかったのは、オードリーではなく春日だった。好きな芸能人は春日と櫻井翔くんだった。

    あれから15...続きを読む
  • 表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬
    初めましての若林作品は紀行文を。キューバ、モンゴル、アイスランドの一人旅、面白くてあっという間に読み終わった。文章の小気味良さや感受性に加えて、時代・文化への考察や亡き父親との思い出等、盛り沢山な内容だから人気なんだろうな。他の作品も読んでみたい!
  • ナナメの夕暮れ
    Twitterでたまたま流れてきたツイートから興味をもって買って読んでみた
    結構良かった
    若林のことはあんまり知らなかったけど、こんな人だったんだね(いい意味で)
    私も、合う人と会おう、これからたくさん!
  • ナナメの夕暮れ
    最初は淡々と読んで、気になったところだけメモをして、オードリー若林さんはこんな経験をしてきたんだふーんくらいの感想だった。
    後半締めにそれまでの経験から感じてきたこと、40代になって気づいたこと、とても引き寄せられて読みました。

    異性の友人や心療内科の先生等誰かから気づかされた言葉をきっかけに考え...続きを読む
  • ナナメの夕暮れ
    友達におすすめしてもらった本。若林については芸人であることくらい知らなかったけど、こんなにも自分の生きづらさを言語化して言葉に落とし込めている人がいるなんてすごい。軽快で読みやすく、ところどころに本質を突く言葉が置いてあって、ハッとされられる。考えるだけでなく、そこに向き合ってきたんだろうな。
  • ナナメの夕暮れ
    最初の十数頁を読んだだけで、自分が書きたかった言葉を、文章を、こんなにも書きたかったように形に出来る人が居るのかと才能に嫉妬したし、恋愛感情に近い憧れを感じた。若林が自身の心の内を考えに考え抜き、何とか握り挙げた「生き辛さ」を形にした文章でありながら、読み手には軽快に読ませる文章に平伏した。勿論、言...続きを読む
  • ナナメの夕暮れ
    もちろん筆者は知っていたが本を読むのは初めて。自分も完全なナナメなので、わりとわかるな〜と思いながら読んでいたが、あとがきとさらなるあとがきでまさかの号泣。これから先の人生で思い出すだろう言葉がたくさんあった
    いつもドキドキしている我が心臓をずっと疎ましく思ってきたけれど、私だってこれからは楽しませ...続きを読む
  • ナナメの夕暮れ
    2009年とぼくと。が名文すぎる。
    今の自分にすごい刺さった。
    理想のありもしない自分を追い続けて、錆びたハシゴを登り続ける、という表現も秀逸です。
    登ってもさらにハシゴは伸び続けて、袂で誰かがハシゴを蹴っているというのもそういう感覚がすごくわかる。
    現状の自分の低い点数だろうがありのままのほうが気...続きを読む
  • 表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬
    最後DJ松永さんの解説。手紙は若林さんに対するラブレターのようで読んでいてとても気持ちが伝わり若林さんという人間は知れば知るほど惹かれていく存在だ。
  • 表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬
    とにかく面白くてサクサクと読んでしまった。
    単なる旅行記だと思っていたら、それだけではない社会の仕組みや彼が行き辛さを抱えていたことの告白、そしてその行き辛さの原因について彼が出した答えなど、とても興味深かった。
    そしてアイスランドに行ってみたくなった。
    知らなかった異国のことを知れたのももちろん良...続きを読む
  • 表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬
    悩みに悩んで生きてきた男の生き様が、悩める人の人生を支えている
    人には言いづらい醜い悩み、思考、失敗、、そういったことを晒してくれることで自分も晒せるようになった。生々しく生きていいんだと勇気を与えてくれる
  • 表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬
    心のうちを言語化する能力が凄まじく、共感できる点が多い。
    ラジオも聴いているが、やっぱり本は深いところまで著者のことを知れるから好き。
  • ナナメの夕暮れ
    沁みた、

    私事にはなるし詳しくは書かないけど、ここ1〜2年生活する中でずっと苦しくて、悩んで悩んで涙が止まらず生きることに絶望を覚えていて(いくらなんでも大げさと思われるかもしれないけど)体感的にその緊張状態がふっと途切れたのが先月だった。
    もちろん悩むことはあったけど、悩む気力も無くなって、当た...続きを読む
  • 表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬
    ひねくれ、こじらせているのに、素直に自分の内を曝け出してて、こんなにも人間味溢れる人と思ってなかったし、好きになった。

    刺さった文章…..自分のことじゃんという感想を持ちつつも、こんな人世の中にたくさんいるんだろう。嫌だけど。
    "自意識過剰でプライドが高く、協調性もない。
    少数派のくせに一人で立つ...続きを読む
  • 表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬

    自分自身の抱える「生き辛さ」を言語化してくれた。
    3つの国を回って、若林自身が感じたこと、そしてそれを日本と比べて、なぜ自分が日本という国で生き辛いか、そしてその生き辛さに対してどう向き合うか。
    生き辛い私たちを救ってくれる本だった。
    すごく腑に落ちたフレーズがあって、
    自分の内面を隈なく覗き込ん...続きを読む
  • ナナメの夕暮れ
    考え過ぎちゃって生きづらい感じが自分そっくりで今まで読んできたエッセイの中で1番好きだった。前書きから惹かれまくった
  • ナナメの夕暮れ
    小説家との対談本など、コメントに味がある芸人。興味が湧いたので、エッセー本を読んでみた。
    内向的な著者の感性を言語化した本だが、自分も感じていたモヤモヤを見事に文章にしてくれている。読んで楽になった。


    <アンダーライン>
    ★★★一人で居てもあまり寂しくないのは、自分と話しているからなのだ。
    ★★...続きを読む
  • 表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬
    若林正恭さんの性格に似ている人も似ていない人も、どちらにしろ読んでいて何かグッと来るものがあると思う
  • 表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬
    初めて若林正恭さんの本を読んだ
    若林正恭そんという人が知れた
    良い人かはちょっと分からないけれど
    考えたこと、感じ見たことが正直で、好感を持った
    あとがきの自分晒しも良い
    “自意識過剰でプライドが高く、協調性もない。少数派のくせに一人で立つ勇気を持たず、出る杭のくせに打たれ弱くて、口が悪いのにナイー...続きを読む