最初は淡々と読んで、気になったところだけメモをして、オードリー若林さんはこんな経験をしてきたんだふーんくらいの感想だった。
後半締めにそれまでの経験から感じてきたこと、40代になって気づいたこと、とても引き寄せられて読みました。
異性の友人や心療内科の先生等誰かから気づかされた言葉をきっかけに考え
...続きを読む方を見直したというのは、人の顔色を気にしすぎるというネガティブな側面もありつつ、人の話によく耳を傾けられる人なんだなと思った。
アラフォーになると5年後や10年後を見越した話が減る。今ここの話をおじさんはする。
自分もアラフォーになったらそうなりそうです。
おじさんになって体力がなくなると、悩むことができなくなる。ネガティブはありあまる体力。
でも昨日より今日の方が感覚的に若くなるということがある。自意識過剰な人間は歳を重なると楽になって若返る。そんな40代を想像しながら自分も今を生きようと思いました。
山ちゃんの本も然り、本で人の人生を覗くのは楽しいです。
◆メモ
ぼくはずっと毎日を楽しんで生きている人に憧れてきた。
ずっと、周りの目を気にしないで自分を貫ける人に憧れてきた。
なんとか死ぬまでにそういう人間になりたいと願ってきた。
他人の正解に置きに行くと、例えばその場に人数が多い時に、どの人の正解に置きに行っていいかわからなくなり、キョロキョロおどおどすることになる。
「四の五の言っても、幸せになったもんかちよ」
ぼくがテレビに出るようになってもまえけんさんは「おめでとう」とは言わなかった。メールで「今、幸せ?」という文章をよく送ってきた。
自信のない人は失恋すると自分に価値がないの思い込む。相手と合わなかったんだなと思えず、自分が悪かったと思い込む。その価値を取り戻すために相手に取り戻そうとするが、それは独りよがりなので相手にとっても自分にとってもロクなことはない。
相手の気持ちを気にしすぎる人は病気になって、自分の気持ちを優先し過ぎる人は自己中心的だと嫌われるだろう。
自分の気持ちを素直に言えるようになるための第一歩は「自分に自信を持つ」みたいなしょうもない絵空事じゃない。自分が臆病であることを認めることである。
ぼく自体も見返りを求めない愛を垂れ流す側にとっくにいってないといけない年齢なんだけどな。なかなかどうして。反省です。
人間には集団に必要とされているという実感はとても大事なことだと再認識した。
人は、それまでの栄光や幸運、高い地位や環境から突き落とされた後、自分自身の欠点や短所と向き合わざるをえなくなる。なぜ、向き合わなければいけないかというと「そうしなければ生存していくことが危ぶまれる」からだ。
内(自意識)ではなく外に大事なものを作った方が人生らイージー。
子供の頃から喉から手が出るほど欲しかった"根拠のない自信"とは、"おそらく自分ら他人から肯定的に見られているだろう"というイメージのことだったのである。
自分探しをしなくてはいけない人は自分がよくわからない人のこと。他の人と自分が何か違うような気がしている人。