若林正恭のレビュー一覧
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すごく読みやすいうえにクスッと笑える文章で、読んでいて楽しかった。初めて芸人さんのエッセイを読んだ。去年、ドラマのたりないふたりを観て面白かったし、前々からエッセイが面白いって聞いてたのでやっと読んでみた。
小学生ぐらいの頃にオードリーをよくテレビで見かけるようになって、おちゃらけてる男子たちがトゥースって言ってるのも見かけるようになって、お笑い番組でたまたまオードリーが出てきたら見る、くらいの感じであまり深くまでは知らなかった。だから私から見た若林は成功してる人で、キラキラはしてなくても余裕のある大人なんだろうな〜ってイメージだった。でも、お笑い芸人という職業なだけで、考えてることは親近感の -
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思わずふふっと笑っちゃう本。
この本を読んだ数日後、テレビでキューバの旅番組がやっていました。
思わずチャンネルを止めて最後まで見てしまいました。
若林さんの描く情景と答え合わせをしながら見ました。
本当に米国のカラフルなクラシックカーばかり。
宗教やカーニバルにかける想い、15歳でなる成人の儀式がすごく面白かった。
資本主義に変わると言っていたけど今はどんな様子なんだろう。観光業が今まで通りいかなくなったであろう今、それで生計を立てていた多くのキューバ人はどうなったんだろう。
数年前と変わっているとしても、いつか私もキューバへ遊びに行きたいです。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ"誰かが「人間だもの」と言い続けている時、その人はその社会に慣れていこうとしています。たとえ息苦しいものであろうと、その社会を変えようとするのではなく、それに慣れようとしているのです。もちろん、いったいどうしてそれを責めることができるでしょう。そんなことは間違っています。その人はただ、人間的な精神の仕組みに忠実に、人間であろうとしているのです。 ところが、人間だれしも、「哲学者」になることがありうるのです。人間的な精神の仕組みになぜか抗ってしまうことが時折起こるのです。それは問いを発することとして、あるいは、何かを知ろうと強く願うこととして、その人に降りかかります"
この -
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ネタバレ"だって君はモノよりコト。コトよりもヒトに価値を感じる人間だから。何かモノを所有したり、消費することにあまり価値を感じない。例えば、漫才で客席の笑いに包まれるとか、収録で頭のネジが吹っ飛ぶぐらい笑うとか、まぁ、年に数回しかないだろうけど、そういう世界と自分の境目が曖昧になって、時間の感覚と自意識が吹っ飛んでいくような、そういう瞬間を心待ちにしているのだから。今はフロー状態なんて便利な言葉があるけど、謂わば君はそれのジャンキーだよ。だから、大事なヒトと何かコトを起こすのを目指すといい"
人はどんなものを買った瞬間よりも、どんな場所へ行ったときよりもやはり、心から愛する人間に -
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ネタバレ"東京にいると嫌というほど、広告の看板が目に入る。それを見ていると、要らないものも持っていなければいけないような気がしてくる。必要のないものも、持っていないと不幸だと言われているような気がぼくはしてしまうのだ"
"3ヵ国に行って感じた、サル山と資本主義の格差と分断から自由になる隠しコマンド。俺にとってそれは"血の通った関係と没頭"だった。傷つけば血が流れる、その繋がりのことを言っている。だから、似たようなことで傷ついてきた者同士が出会ったり、共通の敵と戦った者同士であったり。そういう絆には経済を超えて強い結びつきがある。そういう絆は何も実生活 -
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オードリー若林正恭のエッセイ。世界を斜めに見てきた著者が四十を前に体力の衰えや趣味、仲間との出会いを経て世界を肯定できるようになるまでの変化を描く。
書き下ろし17,000字!「明日のナナメの夕暮れ」収録
このエッセイは、2015年8月号から2018年4月号まで雑誌「ダ・ヴィンチ」に連載されたものと、この書籍用に加筆されたもので構成されています。
第一章
そして何より野心や欲望は衝動だから、自然に湧き上がってくるものであって、「持て!」と言われて持てるものではない。
話の途中で先生はホワイトボードに三分割にされたピラミッドを三つ書いた。 一つには昭和(戦前)と書かれていて、ピラミッドの