若林正恭のレビュー一覧
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第175回直木賞候補作。
生き生きとしたアメフトのシーンが盛りだくさん。ルールはわからないけれど、面白くて3時間50分で一気読みしました。
アリとチームメイトの川瀬が強豪校に不法侵入して盗撮するところから始まります。
強豪校と実力の差は歴然で、試合に負けてアリたち3年生は引退して…
青春ってカッコ悪かったな、って思い出しました。シャイで、流されやすくて、強がって、いざという時は言いたいことも言えなくて…。それでも青春って素晴らしい。
人になんと思われようが、自分が打ち込めることをやり通すことが大切なんだと思いました。それがスポーツでも、その他でも、若くても、年をとっても。
倫理の岩崎先 -
Posted by ブクログ
ネタバレずっと心の底で感じていた、なんとなくの生きづらさや人との違いを言語化してくれた一冊。
私自身、自分の抱える生きづらさをどうにか解明したくて、若林さんと同じように精神医学や脳科学の本を読み漁った時期がある。
「気にしすぎなくなる薬がもしあるなら常用したいくらい」という言葉に共感した。
後半、若林さんのお父様が亡くなるエピソードは胸が苦しくなった。私の父は今、癌で入院をしている。手術も成功して回復に向かっているが、命の限りを想像したからこそ余計に、若林さんがお父様との別れを経て綴った言葉が響いた。
「会いたい人にもう会えないという絶対的な事実が、会うということの価値を急激に高めた」
「合う人に会 -
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若林正恭という人間についてとても深く知ることができた。元々どちらかといえば好きくらいの認識でしかなかったし、人見知りでサイコパスな芸人ってイメージしかなかった。けどこの本を読んでこの方はとても繊細で臆病でプライドが高い脆い人間なんだなと思いました。自分も似たような人間だと思っていて、読みながら「わかるなあその感覚」と何度も何度も共感してました。決してdisってる訳ではありません。むしろそういった内面の深くを書かれた読み応えのある一冊です。
自分に自信が持てない人、繊細で人間関係に苦労したり傷付きやすかったりする人。でもどこか自分への期待をやめられない人。色々あると思いますが、どこかしら読んでい -
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一言、「読んでよかった」に尽きる。
描かれているのは、本人の日々。
なんでだろう?と自分に向き合うことから逃げない主人公。言語化が難しい心の淡いところにも向き合う主人公。私の勇気になりました。
以前より、NetflixのLIGHTHOUSE で源さんとの対話を聞いていて、共感ポイントも多かった若林さん。
たりないものを満たすのは、自分が足りないと思うものを反対に持っている人の言葉で埋まる、埋めると思っていたが、たりたいものを埋めてくれるのはシンパシーを(勝手ながらですが)感じる人の言葉でもあるのだなぁと感じた。
朝井リョウさんの解説まで良かった、、、
作家的評論と知人であることの視点 -
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ずっと読んでみたいと思っていてようやく読めました。
どこか生きづらくて難しく考えて、自信を持てなくて、そう言うタイプが集まるグループがあるのだとしたらその中の大谷翔平的な存在
それがオードリー若林さんだと。
私も肩書きはありませんがずっと学生時代から属させていただいてます。
まずこの本、旅行記なんですよざっくり言うと
でも普通の旅行であったことを書いてるだけの感想の本ではなくて、やはり物語になってる。
一人旅をここまで物語として書ける。それが才能なのだと思う。風景描写も個人の心情も笑いも心が温かくなる瞬間もそれらが全部噛み合って作品になってる。
本の裏のあらすじのところにも
隠された旅の目 -
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若林正恭さんのエッセイ、初めて読みました。
いつも下のお名前が読めずごめんなさい?
キューバを旅した記録です。
でも、その域を超えて、早くに亡くなられたお父様との心の旅の記録でした。
若林さんの内面性がステキです。
人間はロマンチストなのです。
⬇心に残ったことば
P.33 (時事問題を学ぶため東大生の家庭教師とカフェで会う若林さん)
「先生、知ることは動揺を鎮めるね!」
「若林さん、学ぶことの意味はほとんどそれです」
P.91 (人見知りのガイド マルチネスさんと近づけた場面)
スペイン語で何かを呟きながら、眼鏡を外してずっと笑っていた(そんなにおもしろいのかな?)。それからマルチネスは -
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トゥースして生きたい。いや、そうすると決めた。
最後はアツさに目頭も熱くなった。
トゥースはずっとし続けるものではなく、一発ギャグのように、あるタイミングで(お笑いにはフリがあるが)突発的にやってくるんだと。
そして、その時それまで積み上げたものが安定したり、少し崩れて作り直したりというチューニングなようで前に進む節目なんだと。そう感じた。
そもそも日本のHIPHOPも好きでリトルトゥースなわたしはラジオも聞くしエッセイも全部呼んだし、でも若林正恭だし、と過度にならない期待を寄せて読んだわけですが。
そんな全ての経緯を無視してもこれは名著だ。それは数字が物を言ってるし、本の売れ行きは商 -
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理想の自分になんとか追いつこうとするから苦しくなる。たどり着いたとて、ハードルがさらにあがって焦燥感と劣等感でずーっと怯えることになる。常に未来の自分を考えて生きてたことに気がつく。本当はもっと自分はこうなんだという理想にしがみついて今の自分、時間をないがしろにしていたことに気がつくのに37年。
若林さんと同学年の私。
...すごくわかる。
そういったことに気がつくのに費やした年数や気がついた年代だとか恐ろしいほど一致する。上昇思考というか、挑戦して高みを目指すとか、一生懸命やるのがいいと教え込まれていた世代でもあるのかもしれない。一種の呪いだよね。
体力も衰えてきてもう悩むのも面倒臭くなる