若林正恭のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「少数派のくせに一人で立つ勇気を持たず、出る杭のくせに打たれ弱くて、口が悪いのにナイーブで、それなのに多数派に賛同できない」
とか
「勝っても負けても居心地が悪い。」
とか、「その縛られ感、わかるよ!わかるとも!!!」って共感しかなかった。
若林くんはなんでこんなに言語化が上手なんだろ。
上手だから芸能界にいれるんだろうけど。
今の日本に生きている窮屈さや違和感を、社会主義国キューバに旅に出ることで対峙する感覚とか、すごく共感?追体験?できました。旅行エッセイなんだけど、その幅で収まりきらないよ。
「自由とは?」の解を、このタイトルと写真で表現できるのもすごいよね。
文中の「」や() -
Posted by ブクログ
主人公は哲学的な考えが好きな高校生。自分と対話することで、自分とは何なのか、なんで生きてるのか、常に考えている。この頃って、私も色々考えてたな。今もずっと考えてて、自分と対話してる。倫理の先生との対話の場面がとても好き。先人からの知恵をヒントに心が整っていくようで。私も哲学を学ぶのもいいかもなと思った。
主人公はアメフトをしている。「人とぶつかっていないと、自分が何者なのか、よく分からなくなる。」タックルして物理的にぶつかり合うこともそうだし、人とかかわってその人や自分を知ることも、ぶつかることなんだと思う。運命は変えられなくても、徹底的にぶつかって、やりきって、青天できるってことが、自由に生 -
Posted by ブクログ
後半どんどん引き込まれた
正直アメフトのルールも用語もわからないまま読んでいたのですが、「なんとなくわかる」「その光景が浮かんでくる」くらい文章に力があった。
ところどころで主人公アリの好きな音楽の歌詞と情景が合わさる感じ、オシャレだったし、飽きさせない感じがさすが若林さんと思った。
常に何かを考え、倫理の先生とも語り合えるアリ、かっこよかったです。
倫理観は自由だと思った。
思想した人のものだ。
『カミュのシーシュポスのように岩を運ぶ
みんなで岩を運ぶ』
勝てない相手とわかってても、そこに『抗う』ことを選択した時、自由を手に入れることができて、アメフトを全力で楽しんでいた。
最後の青 -
Posted by ブクログ
前半の青天と後半の青天
同じ情景でも全く違う表情を見せてくれた。
人は挫折した後、ここまで変われるのかと、
チョモにありがとうを伝えるアリの姿に感動した。
決められた運命だとしても、それを自分の意思で"抗う"、その行為が自由に生きるということ。
1人では難しいこともチーム全員の力が合わされば運べない岩はない、そんな希望を最後の試合を通して証明してみせたアリ。
アメフトのルールは全く分からなかったけど、
"今、ここ。"のワンプレーを生きている
その意味はびしびしと伝わってきた。
第4Qからの加速度は凄まじく、
最後までノンストップで読みたくなる
そんな熱量