若林正恭のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
テレビでしか知らない、
オードリーの若林さんのエッセイ。
この本を機に、
YouTubeのチャンネル登録もしたし、
他の方のエッセイも再び読むようになりました。
人のものの見方や、独白を読むのって、
なんて面白いんだろう。
私から見た若林さんは、
ものをよく知っていて、
知的に自分の考えを表現されて、
長く芸能界の第一線にいらっしゃる方…
というイメージ。
ですが、本書を読んでいると、
いつも悩まれていて、
生きにくさと対峙されている方だと感じました。
上昇志向もそれほどあるわけでもなく、
目の前のことを淡々と積み上げてこられてるのか…。
(引用)
世界の見え方は、どんな偉人であれ、悪人で -
Posted by ブクログ
なんでだろ、私はオードリーの若林くんのエッセイを何故か読んでしまう。
とうとうこれで三冊全部制覇してしまった。彼の人生が20代からどんどんと変わってきたのが分かる。環境もそうだけど、心の持ちようも変わってきてるのが分かりホッとするような感覚にこっちもなる。
自分のネガティブさと完全に対峙していた初期の頃から、人と出会い、趣味を持って、好きな仕事を継続し続けてて。ずっと同じところに留まっていたらきっとずっと20代の頃のままだっただろうけど、もがき続けて考えて考えて彼はその位置から少しずつ移動しているのが今回の本は分かる。
読んで思ったのは、社会人として大人として、ずーっとおんなじ所で足踏み -
Posted by ブクログ
なんかいいお金の使い方してんなー。いいよ、いいよ、若林さん。
人生初の海外一人旅だけど、現地でマンツーマンのガイドさんと行きたいところを巡る旅。事前に映画や書籍で現地の事を下調べ。あとは現地の一般家庭にお邪魔して暮らしの見学(これ楽しい!)
ネタバレになっちゃうけど、知りたい欲求から家庭教師を雇って時事を勉強したりと若い頃にやっておられなかった事をやり直してる。
お父様のお話が後半出てきますが、やっぱり色々考えちゃう若林さん。考えるねー、考えることを止めないのは大事な事だって偉い人も言ってたから。私もグズグス考える事あるけど、言語化してるとこが凄い。
今の日本の都会を痛烈に批判しつつ、 -
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Posted by ブクログ
◆心に刺さったワード◆
⚫一日の中に締切があると、規則正しく進む
⚫中途半端な人こそ自分を天才に見せようとして横柄になる
⚫仕事してる間は、自分の内側のことで悩まなくていい。それに、金銭が発生すると「社会に必要とされてる」と思えて、自分のなかの欠落感が埋まった気になる。その「必要とされてる感」を失う怖さ。今仕事がなくなったときに、その欠落とうまく付き合う 技術や、人間 力への自信がない。そこから来る 強迫観念かもしれませんね。
⚫強い心は強い肉体に宿る
◆読んでみたい本◆
⚫変な恋愛の短編を集めたアンソロジー 岸本佐知子 『恋愛小説集』
⚫肩の力を抜きたい人 森鷗外 高瀬舟
⚫世界の実相 -
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ネタバレ 購入済み
違っていました
旅行記だと思ったんです。
いえ、旅行記なんです…
若林さんが体験したキューバ、モンゴル、アイスランドがとても生き生き描かれていて、行きたくなります。
でもその旅は、若林さんが人生に向き合う旅で…
若林さんの生き方について書かれているエッセイは、自分にとって得意ではない分野だったというだけなんです。
ごめんなさい。