若林正恭のレビュー一覧
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昔から若林さんの人見知りで、インドアで、ちょっと卑屈で斜に構えていて、自意識過剰な性格が(悪口ではないです)なんとなく自分と似ていて勝手に親近感を覚えていました。
この本もずっと気になりつつも後回しにし続けていたのでやっと読めてよかった。
有名な観光地に行っても無理に感銘を受けたふりをせずに正直にあまり見どころはなかったと飾り気のない言葉で綴ったり、現地の市場やビーチに行ってもどこか冷静というか、旅行のノリで普段しない馬鹿なことをしちゃうみたいなこともなくて、若林さんの根っこの大人しい部分が端々に感じられる。
きっと東京でもキューバでも生きづらさを感じる人なんだろうな。
そして私もそうだけど人 -
Posted by ブクログ
紀行文を面白いと感じたのは、今回が初めての体験だった。
これまで読んだ本が自分に合わなかっただけかもしれないが、
「東京の一流ホテル●●を彷彿させる豪奢な造り」といった読み手が知っていることを前提にした表現が多く、情景をまったくイメージできず、紀行文に面白さを感じられなかった。
しかし本著は、観光地や建物そのものよりも、
その土地の人や同行者にフォーカスする場面が多く、
描かれるシーンが自然と脳裏に浮かんでくる。
著者らしいウェットな笑いも随所にあり、最後まで楽しく読むことができた。
また、キューバの話から社会主義に興味を持ついい機会になった -
Posted by ブクログ
若林さんの想像通りのダークさが垣間見える部分はあるが、今となっては、それを自身でも受け入れつつ卓越した感じ。
目的意識を持って旅行を計画し、たくさんの気づき、日常へのフィードバック…旅行のあるべきひとつの姿を教えてくれる。
キューバ
◉「5日間、この国の価値観からぼくを引き離してくれ。同調圧力と自意識過剰が及ばない所までぼくを連れ去ってくれ。」
◉癒しを求めていたが、社会主義国であること、価値観が違いすぎて刺激的
◉バス停=標識がある、という認識も国が変われば常識ではなくなるのか。人間の固定観念って自分がイメージするより狭くて頑固なんだろうな。
◉「明日死ぬとしたら、生き方が変わるので -
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Posted by ブクログ
テレビでしか知らない、
オードリーの若林さんのエッセイ。
この本を機に、
YouTubeのチャンネル登録もしたし、
他の方のエッセイも再び読むようになりました。
人のものの見方や、独白を読むのって、
なんて面白いんだろう。
私から見た若林さんは、
ものをよく知っていて、
知的に自分の考えを表現されて、
長く芸能界の第一線にいらっしゃる方…
というイメージ。
ですが、本書を読んでいると、
いつも悩まれていて、
生きにくさと対峙されている方だと感じました。
上昇志向もそれほどあるわけでもなく、
目の前のことを淡々と積み上げてこられてるのか…。
(引用)
世界の見え方は、どんな偉人であれ、悪人で -
Posted by ブクログ
なんでだろ、私はオードリーの若林くんのエッセイを何故か読んでしまう。
とうとうこれで三冊全部制覇してしまった。彼の人生が20代からどんどんと変わってきたのが分かる。環境もそうだけど、心の持ちようも変わってきてるのが分かりホッとするような感覚にこっちもなる。
自分のネガティブさと完全に対峙していた初期の頃から、人と出会い、趣味を持って、好きな仕事を継続し続けてて。ずっと同じところに留まっていたらきっとずっと20代の頃のままだっただろうけど、もがき続けて考えて考えて彼はその位置から少しずつ移動しているのが今回の本は分かる。
読んで思ったのは、社会人として大人として、ずーっとおんなじ所で足踏み -
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Posted by ブクログ
◆心に刺さったワード◆
⚫一日の中に締切があると、規則正しく進む
⚫中途半端な人こそ自分を天才に見せようとして横柄になる
⚫仕事してる間は、自分の内側のことで悩まなくていい。それに、金銭が発生すると「社会に必要とされてる」と思えて、自分のなかの欠落感が埋まった気になる。その「必要とされてる感」を失う怖さ。今仕事がなくなったときに、その欠落とうまく付き合う 技術や、人間 力への自信がない。そこから来る 強迫観念かもしれませんね。
⚫強い心は強い肉体に宿る
◆読んでみたい本◆
⚫変な恋愛の短編を集めたアンソロジー 岸本佐知子 『恋愛小説集』
⚫肩の力を抜きたい人 森鷗外 高瀬舟
⚫世界の実相 -
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ネタバレ 購入済み
違っていました
旅行記だと思ったんです。
いえ、旅行記なんです…
若林さんが体験したキューバ、モンゴル、アイスランドがとても生き生き描かれていて、行きたくなります。
でもその旅は、若林さんが人生に向き合う旅で…
若林さんの生き方について書かれているエッセイは、自分にとって得意ではない分野だったというだけなんです。
ごめんなさい。