若林正恭のレビュー一覧

  • 表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬

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    最後まで読み応えがある旅行記だった。
    キューバに行こうとは、今までも今も思いついたことないから、若林さんの旅行記を読みながら情景を思い浮かべていた。
    自分の価値観が覆された、というのは、アメリカに行きたいとずっと憧れていたけど、若林さんの目線から見た「ニューヨーク」は資本主義社会の国のひとつであることが描かれていたから、また別の姿をした国があることがいい意味で発見だった。まだまだ、自分の知らないことあるな。
    それが、親父の行きたかった国であった、ということもグッとくる。
    素敵な生き様だと思う。悩む過程が、素敵だと思わせてくれる若林さんは、本当に今の自分を肯定してくれる。

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    2025年12月06日
  • ナナメの夕暮れ

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    私も根っからの冷笑気質で、
    なんならこの本も芸能人のエッセイは
    どうせなにかの片手間だから
    ファンしか買わないとか変な意地を張っていた。
    そんなプライド要らなかったなって心から思う。

    本当に面白くて一気に読んでしまった。
    ひねくれてても自意識過剰でも
    歳をとってからありきたりな趣味を持てて、
    一人旅なんかも出来ちゃって、
    自意識が薄まりポジティブにかわれる。
    そんなこともあるんだって思うと
    まだまだ可能性が沢山あるなって思えた。
    ポジティブに少し近づいたのかもしれない。
    どんな自己啓発本より響く。

    この現実を生きるために、ファンタジー、
    何をどのくらい選ぶか。
    いつかアイスランドの花火をみ

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    2025年12月02日
  • ナナメの夕暮れ

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    さすがは芸人さん!とても平易な文章で、とてもスラスラと読みやすかった。
    かつては世の中に絶望していた著者。生きづらさを感じながらも、なんとか世界を肯定して生きていきたいという著者の優しさだったり、不器用ながらも一生懸命なところが、読んでいてとても前向きにさせてもらえたような気がしました。

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    2025年11月28日
  • ナナメの夕暮れ

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    息抜きにサクッと読める本。
    だが内容は濃く、心の内側と対話しているような気持ちになる。
    筆者は本当に文章が上手い。そして心地よい。

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    2025年11月26日
  • 表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬

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    読んでる途中で読書の時間をとれなくなって約半年間中断し、読んでいることも忘れていた。

    メンタルがやられて、何の感情も持てなくて、楽しいも悲しいも面白いも好きも嫌いもなかった。そんな時に、自分の全てを受け入れてくれると思っていた人がそうではなくて、
    やっぱ人はそんなもんか。と思ってた時に開いたのがこの本。

    何の感情もなかった私でも、ふふふっと笑えた本。落ち着いて読める本。

    自分の全てを受け入れてくれる人に出会ってみたいものですな。てか全てってなんだ?

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    2025年11月19日
  • 表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬

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    私が抱いているもやがかった感情がそのまま言語化されていて読んだことで少し視界が明るくなりました。生き辛いことが誰かにとっての生きる希望になっていることを見て、生き辛いことが少し誇らしくなった。この本を読まなかったら絶対に抱くことのできなかった感情だと思います。ありがとうございます

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    2025年11月13日
  • ナナメの夕暮れ

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    ・強い信仰を持っている人が比較的少ない日本では、現実を生きるためのファンタジーを供給するビジネスが盛ん。

    ・理想の自分に追いつこうとしているから、今日の自分を生きることなく、常に未来の理想化された自分を生きている。だから、今日をずっと楽しめなかった。

    ・誰もやっていないことに到達する前に、「自分の特性」を経由している事に気づいた。

    ・正論は多分正しい。でも、おもしろくない。「共感できないけど一理あるかも」って脳がパッカーンってなるあの瞬間が好きなのにな。

    ・多様性の浸透の副作用なのか、正論を求める人が増えている気がする。

    ・冷笑主義者が、なぜ冷笑するかというと自分が冷笑されることに怯

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    2025年10月21日
  • ナナメの夕暮れ

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    【どうしても今回の生で世界を肯定してみたかった】
    涙が出た。
    腐っても考えることをやめない、辞められない。
    自分を苦しめていた[考えること]が、長い時を経て自分の受け皿を作り、自分を受容した。
    武道館へ行っても東京ドームへ行っても、土曜の深夜には私たちの隣で身近なことにキレてふざけていつまでも高校の頃の話をして笑っていてくれる。
    そして価値観の変化を隠さず、思考の変化をずっと見せ続け、伝え続けてくれる。
    この人に出会えた人生でよかった。

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    2025年10月17日
  • ご本、出しときますね?

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    BSジャパンのテレビ番組の書籍化。オードリー若林さんがMCする番組が好きな自分にとっては、読み進めてると声が聞こえてきそうな錯覚に陥った。作家の知らない一面が見えてとてもおもしろかった!読んだ章の中では村田沙耶香さんの変人度が群を抜いていた笑

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    2025年10月15日
  • ナナメの夕暮れ

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    若林さんの世界が開けたように、冷笑してしまう癖を直すといいことがあるかも知れないと思わせて貰えました。

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    2025年10月19日
  • 表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬

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    どうしてこんなに息苦しい世の中なのか、その根本にあるものを探しに旅に出た若林さんの旅行記を読んで、私の心も旅に出られた
    ずっと抱えてたこの社会に対する?が形となって、ふっと軽くなった

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    2025年10月13日
  • 表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬

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    ネタバレ

    多分鈴木保奈美がTVで触れていたから、面白そうだと思って、タイトルをメモしていた1冊。作者の名前は書いておらず、手に取って初めて「あぁ、オードリーの若林」と分かった次第。

    彼らのネタは好きで、春日も凄いが本当の意味で凄いのは若林だという噂も色々と聴いていたが、この本を読んでみて、なるほどこの人凄いわ。と実感できた。



    俺実は、万博に行ってない。もう間違いなくいかない。万博が実施された背景や、準備期間のあれこれ、権益の問題に、カジノへの布石、トイレ問題…そういうの考えると、気持ちが覚めまくって、始まってみたらスマホ予約だの待ち時間だの飯が高いだの電車が止まって徹夜だの…どんどん行く気が失せ

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    2025年10月06日
  • 表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬

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    若様は、今の世の中でなかなか言い出しにくいような疑問とか考えとか、そういうことをきちんと文字にできる人。すごく真正面から向かってくれて誠実だと思う。だからみんな若様相手には正直に語っちゃうんだろな。大好きです。
    キューバ行きたくなっちゃったよ。。。

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    2025年10月02日
  • 表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬

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    こんなにも素敵な文章を書く人なんだ!と読み始めてすぐに引き込まれた。
    なんで買ったんだっけな、タイトルに惹かれたのか、誰かにおすすめしてもらったのか、、、
    この本をきっかけに旅のエッセイを色々読むようになったようなもの。出会えてよかった。

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    2025年09月26日
  • 表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬

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    心の深いところと浅いところがどっちも反応するような作品でした。旅行の移動中に読みましたが、旅行のお供にまた持って行きたくなりました。

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    2025年09月23日
  • ナナメの夕暮れ

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    若林さんにこんな文才があったのかと、たまげました。エッセイストとして続けてほしい。「悩むことにも体力がいる」て、言語化してもらって、なんだかいろいろ腑に落ちました。

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    2025年09月13日
  • 表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬

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    すごい!著者の視野、視点、分析力。
    何よりひとつひとつの点を、線にして、
    面に展開する力量に唸りました。
    単なる旅行記に留まらない、文章力、展開力に、
    陳腐な言い方になりますが、、感動させられました。

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    2025年09月08日
  • ナナメの夕暮れ

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    最高過ぎました。
    自分も考え過ぎたり、常に頭の中で自分と会話してたりするタイプなのですごく共感できました。
    ※たまにそこまでは考えないな〜って
     ところもありましたが(笑)

    間違いなく"そういう人たち"の励みになる様な内容でした。本当読んでよかった。

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    2025年09月02日
  • 表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬

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    おもしろい!!!
    海外旅行でのこと細やかな情景だけでなく、若林さん特有のユニークな文章、そしてユニークな視点で描かれていておもしろすぎる!また読みたい

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    2025年08月27日
  • ナナメの夕暮れ

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    若林さんの繊細で、それでいてどことなく力強さの感じられるエッセイ本
    自分のコンプレックスを人に曝け出すのは、強くないと、もしくは受け入れないと出来ないことだと思うけれど、それができていて若林さんはかっこいいと思った
    だからこそ、この本に惹かれるのだと思う
    私なりにタイトルを解釈すると、「斜に構えた自分からの卒業」と思っている
    なんだかうまくいかないな、ちょっと考え方を変えてみたいなって時にまた読み返したい
    きっと、その時に力になってくれるんじゃないだろうか

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    2025年08月18日