若林正恭のレビュー一覧
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青天
著:若林 正恭
主人公は高校三年生の中村昴(アリ)
弱小アメフト部に所属するアリは引退大会で強豪校である次対戦先で遼西学園へのスパイ活動を画策する。スパイ活動は・・・。試合結果は・・・。アリのアメフトへの熱量は紆余曲折の中ひとつの収束点に向かっていく。
妻の本棚から拝借。
若林さん推しの妻。私自身は妻がおすすめする「あちこちオードリー」の神回を二人見てゲラゲラ笑ったり、気づけば若林さんの前著を含めて数冊エッセイも拝読させていただいているので推しまではいかないものの、素晴らしい才能を持った方だと思っている。
本書は最初は登場人物にオードリーの二人の面影を探していたもののお二人の影は見 -
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トゥースして生きたい。いや、そうすると決めた。
最後はアツさに目頭も熱くなった。
トゥースはずっとし続けるものではなく、一発ギャグのように、あるタイミングで(お笑いにはフリがあるが)突発的にやってくるんだと。
そして、その時それまで積み上げたものが安定したり、少し崩れて作り直したりというチューニングなようで前に進む節目なんだと。そう感じた。
そもそも日本のHIPHOPも好きでリトルトゥースなわたしはラジオも聞くしエッセイも全部呼んだし、でも若林正恭だし、と過度にならない期待を寄せて読んだわけですが。
そんな全ての経緯を無視してもこれは名著だ。それは数字が物を言ってるし、本の売れ行きは商 -
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アメフトの用語を全然知らないのに、何故か世界に入り込んでしまい熱くなってしまった。
最後の方は紙から熱気が伝わるくらいに、登場人物の熱量が伝わってきた。不思議だ。
アメフトを勉強してまた読み直したい。
文章の節々に感じる若林特有の言葉遣いとか、思考が魅力的で堪らない。
真っ直ぐぶつかるっていいなと感じた。アメフト気持ちよさそうだな。
自分と向き合って日々の努力が自信になる、それって一過性のものではなくて積み上げれば積み上げるほど複雑に図太いものになるんだろうな。
私もアリみたいに自分の考えをしっかり持てる人になりたい、言葉でなくて姿勢で語れる人になりたい。
若林の魅力にまたどっぷり浸かってしま -
Posted by ブクログ
本当にこの本の感想をうまく書き表わせられない自分が悲しい。
とにかくずっと考えられる体力、それを解決に向かおうと思える胆力、本当は世界を肯定したいという暖かい気持ち、全てが良い。
否定で生きてきた自分をきちんと俯瞰して後悔してるからこそ、そういう行動が全てできるんだろうな。自分も見習いたい。
あと思ったのは最近読んだ哲学の本と近いようなことも書かれていたので、やっぱりみんな哲学に行き着くのか、、?となってる。
若林、山ちゃん、源ちゃんとかとか、みんなの救いになってる人が、実は1番救いを求めてたというか探してたというか。そうやって生きてきたからこそ、みんなの救いになれるんだろうな。本当にい -
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ネタバレ他人と同じように生きれない自分がホントに嫌で仕方ない。
でも、自分と同じような思いをしてる人が、葛藤の中で自分なりの答えを見つけ、先を生きていることに希望が湧いた。
救われた。ありがとうございます。
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挙げ句の果てには「他人に自分を開かないと成長は無いよ」とか言う。こっちは自分なぞを開いたら、未来が閉じてしまうぐらいに内面が腐っている。だから閉じているというのに。
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自分がよくわからない人というのは、他の人と自分が何か違うような気がしている人だ。
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誰と会ったか、と、誰と合ったか。
俺はもうほとんど人生は"合う人に会う"ってことで良いんじゃないかって思った。
そうい -
Posted by ブクログ
ー もちろん、カストロもゲバラも魅力的だ。男として心酔したくなる部分も多い。しかし、革命博物館でぼくの心をとらえたのは彼らの政治的なイデオロギーではなく彼らの"目"だった。バティスタ政権を打倒しようとする、あのような若者の目をあまり見たことがなかった。
「明日死ぬとしたら、生き方が変わるのですか?あなたの今の生き方はどれくらい生きるつもりの生き方なんですか?」というゲバラの名言がある。ぼくは革命博物館で涙を流さなかったし、今の生き方も考え方も変えるつもりはなかった。だけど、ぼくはきっと命を延ばしている」人間の目をしていて、彼らは命を「使っている」 目をしていた。
ゲバラ -
Posted by ブクログ
お笑いは詳しくないが、唯一ずっと好きな芸人は若林さん。なぜ彼に惹かれたのか、エッセイを読むとよくわかる。
僭越ながら世の中を見る視点が似ているから、共感というより代弁してくれている感じがする。
世の中を斜めにみて、ちょっと普通の人とは違う自分。普通の人より生きづらい自分であるように思っていたけれど、結局世間に踊らされているのだとよくわかる。
社会で生きている以上、世間の影響を受けないわけがない。その中で自分の感性であったり、疑問を大事にしていきたいと思った。
読んでいたら海外に行きたくなった。海外に行きたいムーブとうちに篭りたいムーブがある。その理由がまさにこの文章で表してくれたなと思った