若林正恭のレビュー一覧

  • ナナメの夕暮れ

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    おもしろい。
    若かりし頃の若林の体験談が詰まっている。
    昔アメトーークの「人見知り芸人」で出てた頃からこの人の陰の成分が大好きだった。そんな陰気で人間の嫌な部分や売れなくてもがいている様子が描かれたエッセイ。5分くらいで読めるものもあって数年かけて気が向いたときにちまちま読んでる。

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    2026年08月01日
  • ナナメの夕暮れ

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    私は同じように考えすぎていて、真正面から世界と向き合っていないというか、どこか遠いところから客観視して冷笑しているという自覚があるので
    あくまで「生きる理由」(というか、生きることを求められているという価値)がしっかりある側の人間に、そんなこと書かれても。と思ってしまったが、
    読むにつれて、なんだか言葉がすっと入り込んでくるようになった。
    たぶん、私と同じような悩みをただ読むだけなのは苦痛でしかなくて、ただ、それを経験して思ったこと/わかったこと/見えたもの、ここにはすごく価値を感じます。先人の教え。ありがたい。

    今の私はあの黒いフードの男。でも、「自意識過剰な人間は、歳を重ねると楽になって

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    2026年07月31日
  • 青天

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    私の高校にはアメフト部があった。仲の良い生徒たちが何人かいたから試合も見に行ったことがある。でもルールがわからなくて、解説してもらいながらでもわからなかったのは覚えてる。
    今回の青天も、ルールやポジションについてはほとんど触れられなくて、分からないこともたくさんある。どうせ触れても理解しづらい説明が続くし、わざと省略してるんだろうな。

    それでも、あの日見た試合のように、アメフトの試合の激しさや音を感じられるのは不思議。しかも文章で。アメフトに興味が湧く。

    もともとオードリー若林好きだから読んでみたけど、作家さんじゃないのかと後から考えるくらい。多才だ。
    ほんとにアメフトが好きなんだなぁ。

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    2026年07月30日
  • ナナメの夕暮れ

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    単行本を読んで感激したので、文庫本も読んでみた。
    「明日のナナメの夕暮れ(文庫版のためのあとがき)」での過去の若林さんと今の若林さんの対話がすてき。私もいつかこんなふうに自分のことを肯定できるようになりたいなぁ。
    朝井リョウさんの愛ある解説もよかった。
    断然文庫本がオススメです。

    鈴木保奈美さんの『あの本、読みました?』で文庫本について特集をしていた。新しい読書の楽しみ方を知ってしまった♪
    20260723

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    2026年07月23日
  • ナナメの夕暮れ

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    ネタバレ

    若林さんらしい本で、内容も考え方もすごく面白かった。

    私は校則や決まりに疑問を持つことはあまりないし、文化祭も普通に楽しむタイプだし、友達もそれなりにいる。でも、3人以上で話していると急に会話が面白くなくなって頭の中で別のことを考えてしまったり、周りの目を気にしすぎたりするところがある。スタバでグランデと言うのが恥ずかしくてトールを頼んだり、美容院でブリーチしたことを友達に言えなかったりする。異性と話すのも、同性や家族と話すほど楽しくない。

    そういう自分の面倒くさい性格を思い返しながら読んでいたけど、逆にこういう性格だからこそ、いろんなことに興味を持ったり、話したいことが次々出てきたり、本

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    2026年07月21日
  • 表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬

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    1回海外行ってみて、日本とは違う世界をみてみたいと思いました。自分はこの世界に囚われすぎてるのかもしれない。
    キューバの川沿いで話すためだけに人が集まってるという部分が好きでした。将来のキューバでも今の日本でもおそらく見れない景色なので。

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    2026年07月19日
  • 表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬

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    『“自意識過剰でプライドが高く、協調性もない。少数派のくせに一人で立つ男気を持たず、出る杭のくせに打たれ弱くて、口が悪いのにナイーブで、それなのに多数派に賛同できない”そういう自らの欠落にずっと生き辛い思いをさせられてきた』
    (あとがき)

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    2026年07月19日
  • 表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬

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    自分は頭が良くなかったと言っているが
    この人はとても頭がよく賢い人だと思う
    疑問に思うことを整理し それを解決する方法を見出す
    そして 実行に移すことができる。
    この本を全体を通じてそれが伝わってきた。
    ものの考え方、価値観、体験に共感を覚えるし、
    旅先の選定はまさにわたしの行きたい国ばかり。
    Googleマップで旅路をたどりつつキューバの
    景色をイメージしながら読みすすめました。

    本に出てきていないけれど、ヘミングウェイのおうちがとてもすてき。あんな家で本に囲まれて暮らしたい

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    2026年07月05日
  • ナナメの夕暮れ

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    ネタバレ

    本書を読んで、「受け容れる」の意味が少し変わった。

    これまでの私は、価値観の違う相手をなんとか説得しようとしていた。そして理解されないと、なぜ伝わらないのかとモヤモヤしていた。

    でも、人はそれぞれ違う。

    受け容れるとは、相手を変えることを諦めることではなく、相手との関わり方や距離感を変えることなのかもしれない。

    理解されようとしなくていい。合わない人がいるからこそ、合う人と出会えたときの喜びが増す。

    それは逃げではなく、自分も相手も無理をせず、心地よい関係性を見つけるための建設的な考え方だと思った。

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    2026年07月03日
  • ナナメの夕暮れ

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    初めて芸人のエッセイを読んだ。
    芸人の書籍は、良ければあるほどその芸人を芸人と思えなくなってしまうからあまり読みたくはなかったんだけど、それでもこのエッセイは読んでよかった。
    朝井リョウの解説まで含めて読んでよかった。
    生きづらさを抱えている人ほど読んでほしいですね!

    本当に、一人の男が青年から壮年、中年に移り変わる様を見ているようだった。

    大人ってなんだろうと思ったときに、大人の定義がないからよくわからなないまま歳を重ねてきてしまっているけど、このエッセイを読んでなんとなくわかったような気になりました。

    自分もわりと自分の内面ばかり見て苦悩しているタイプだと思ってたけど、若林さんほどじ

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    2026年06月29日
  • 表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬

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    ネタバレ

    オードリー若林の旅行エッセイ。
    日向坂の番組のMCとして何年も毎週目にしていて親近感があったが、その文章を読むのは初めてだった。にしてもタイトルの「表参道のセレブ犬」は本編とほとんど関係ない。本書の半分を占めるキューバ旅行記において、「カバーニャ要塞」で見かけた「野良犬」との対比で日本の犬を思い浮かべてタイトルに用いている。
    本書はキューバ旅行記として知られているが、冒頭ではニューヨークロケで感じた違和感、日本で東大生を家庭教師につけて日常の疑問を相談するシーンが描かれる。いずれも、生きづらさについて原因を探る行為だ。そのなかで若林は資本主義・新自由主義に疑問を抱く。
    資本主義と対比する社会主

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    2026年06月22日
  • ご本、出しときますね?

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    言葉を扱うプロたちのトークはおもしろく、
    意外な一面や交友関係が知れたのも読んでいて楽しかった。
    作家さんたちがお勧めしている本がどれも本屋さんで入手するのが難しそうなものばかりで思わずにやにや。いつか出会いたいと思いながら読みたいリストに書き連ねた

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    2026年06月20日
  • ナナメの夕暮れ

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    他人からは無駄と言われても考えてしまう、気になってしまうことを考え続けた人が、中年を迎えるときに感じていく心情が綴られたエッセイ。
    自分が無いわけではない。でもこれが自分だとも言い切れるほど自分がわかっていない。だから人の評価も気になる中で、反発し続けるエネルギーが減っていく時に、オジサン化していく流れと向き合い足掻く姿は、最高に無様でかっこいい。

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    2026年06月15日
  • 表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬

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    若林がこんなに思考力が高く、そして私達平凡な人間と変わらないモヤモヤを抱える人間だとは知らなかった。
    私も色んな国に旅行しているけれど、こんなエッセイは絶対に書けない...この思考力が羨ましくて、自分が少し情けなく思えた笑

    海外に行く度に、日本に生まれてよかった!と思うけれど、それと同時に競争社会、他人と比べる生活に酷く疲弊しているのも事実。でもこの2つは相互関係なんだね。プラス日本の国民性ときた。あぁ、難しい。

    キューバみたいな環境も憧れるけど、今から社会主義国に移住する勇気はない。なのでこれからも日本で生きていくしかないんだよね〜でももう疲れたよね、分かる〜

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    2026年06月12日
  • 表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬

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    オードリーの若林さんが、キューバやモンゴル、アイスランドという日本と全く異なるシステムで動く国を訪れる旅行エッセイ。

    この作品では外の世界を見た上で、資本主義が蔓延した日本・東京で如何にして生きるべきかを主題にしている。行き辛さを感じていた若林さんが、3カ国を訪れて資本主義の格差と分断から自由になれる方法は、“血の通った関係と没頭”だと悟った。ハバナ湾沿いで楽器を奏でる人達、モンゴルのゲルの中で笑い合う家族、アイスランドの氷上で一人スケートをする人。皆社会のシステムから一時的に離脱して、血の通った関係のある人たちと何かに没頭して人生を楽しんでいる。どこの世界で生きていても生き辛さはあるが、皆

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    2026年06月07日
  • 表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬

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    ネタバレ

    オードリー若林の本。旅行記、自分探しの。自分のことばかりを反省する自分を見直すためと、新資本主義が今の社会を規定していることに気がついたみたい。8/10。気軽に読めた。モンゴルで羊飼いをしている草原の男性がストレスという概念を、羊が5km先に逃げて行って呼びに行かないといけない、ということかと聞いた下り、なぜか泣きそうになった。

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    2026年06月02日
  • 表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬

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    これだけ売れっ子になっても社会のことがしっかり知りたいと家庭教師をつけて勉強するとかさすがだなと。オードリーがM-1で優勝したてで春日ばかりが注目されてた時、バラエティか何かで占い師が若林さんに「あなたは将来的に色んな番組の司会とかやって、かなり売れっ子になるわよ」的なことを言っててその時は「そうかなぁ」と思ってたけど、占い師凄い!

    キューバに行きたいと思ったこともないし、大学出て社会人やってるのに社会主義国というのもよくわかっていなかった(恥)。今のキューバを思うとなかなか複雑な気持ちになる。

    私の頭が悪いのか、ところどころ意味がわからないところもあったけど、コミカルな部分とシリアスな部

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    2026年05月23日
  • ご本、出しときますね?

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    作家の人たちってこんなに話上手いんだなと驚く。
    飲み会の場で話しているようなフランクさもありつつ芯を食った内容になっている。
    紹介されている本も面白そうなものばかりで、ウォッチリストにたくさん入れた。話し手さんの本も未読のものは代表作くらいは読んでおこうという気になった。

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    2026年05月19日
  • 表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬

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    『青天』が初めて読んだ若林さんの本。すごく良かったので、他の若林さんの本が気になって読んでみました。

    若林さんってこんな風に物事や自身のことを考える人なんだと新発見でした。テレビの向こうの人の生身の人間らしさが知れたと言うか、身近に感じることができた作品でした。

    それにしても、私も旅に出たいなと思い起こさせた1冊でした。若林さんのような立派な目的はないけど、やっぱりその土地の人の生活や文化に触れるのは色んな気付きがあっていいです。
    いつかの旅のために、また言葉の勉強して準備しないと。

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    2026年05月16日
  • 表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬

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    あんまり芸能人が書く本は読まないのですが、
    「あの本、読みました?」に若林さんが出演さていて
    気になって手に取りました。

    結果、もっと早く読めば良かった!笑

    若林さんの独特のテンポとかツッコミのような文章と、キューバの日差しとか空気感がとても良くて。

    たった5日間なのに、そう思えない5日間で。
    さらに本書はモンゴルとアイスランドのエピソードも。

    旅行本が好きなのは、
    自分が行ったことない場所、景色、空気を
    追体験している気持ちになれるから。

    本書も若林さんの視線を通して、
    キューバの街を堪能できました。

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    2026年04月26日