若林正恭のレビュー一覧
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私は同じように考えすぎていて、真正面から世界と向き合っていないというか、どこか遠いところから客観視して冷笑しているという自覚があるので
あくまで「生きる理由」(というか、生きることを求められているという価値)がしっかりある側の人間に、そんなこと書かれても。と思ってしまったが、
読むにつれて、なんだか言葉がすっと入り込んでくるようになった。
たぶん、私と同じような悩みをただ読むだけなのは苦痛でしかなくて、ただ、それを経験して思ったこと/わかったこと/見えたもの、ここにはすごく価値を感じます。先人の教え。ありがたい。
今の私はあの黒いフードの男。でも、「自意識過剰な人間は、歳を重ねると楽になって -
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私の高校にはアメフト部があった。仲の良い生徒たちが何人かいたから試合も見に行ったことがある。でもルールがわからなくて、解説してもらいながらでもわからなかったのは覚えてる。
今回の青天も、ルールやポジションについてはほとんど触れられなくて、分からないこともたくさんある。どうせ触れても理解しづらい説明が続くし、わざと省略してるんだろうな。
それでも、あの日見た試合のように、アメフトの試合の激しさや音を感じられるのは不思議。しかも文章で。アメフトに興味が湧く。
もともとオードリー若林好きだから読んでみたけど、作家さんじゃないのかと後から考えるくらい。多才だ。
ほんとにアメフトが好きなんだなぁ。
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ネタバレ若林さんらしい本で、内容も考え方もすごく面白かった。
私は校則や決まりに疑問を持つことはあまりないし、文化祭も普通に楽しむタイプだし、友達もそれなりにいる。でも、3人以上で話していると急に会話が面白くなくなって頭の中で別のことを考えてしまったり、周りの目を気にしすぎたりするところがある。スタバでグランデと言うのが恥ずかしくてトールを頼んだり、美容院でブリーチしたことを友達に言えなかったりする。異性と話すのも、同性や家族と話すほど楽しくない。
そういう自分の面倒くさい性格を思い返しながら読んでいたけど、逆にこういう性格だからこそ、いろんなことに興味を持ったり、話したいことが次々出てきたり、本 -
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初めて芸人のエッセイを読んだ。
芸人の書籍は、良ければあるほどその芸人を芸人と思えなくなってしまうからあまり読みたくはなかったんだけど、それでもこのエッセイは読んでよかった。
朝井リョウの解説まで含めて読んでよかった。
生きづらさを抱えている人ほど読んでほしいですね!
本当に、一人の男が青年から壮年、中年に移り変わる様を見ているようだった。
大人ってなんだろうと思ったときに、大人の定義がないからよくわからなないまま歳を重ねてきてしまっているけど、このエッセイを読んでなんとなくわかったような気になりました。
自分もわりと自分の内面ばかり見て苦悩しているタイプだと思ってたけど、若林さんほどじ -
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ネタバレオードリー若林の旅行エッセイ。
日向坂の番組のMCとして何年も毎週目にしていて親近感があったが、その文章を読むのは初めてだった。にしてもタイトルの「表参道のセレブ犬」は本編とほとんど関係ない。本書の半分を占めるキューバ旅行記において、「カバーニャ要塞」で見かけた「野良犬」との対比で日本の犬を思い浮かべてタイトルに用いている。
本書はキューバ旅行記として知られているが、冒頭ではニューヨークロケで感じた違和感、日本で東大生を家庭教師につけて日常の疑問を相談するシーンが描かれる。いずれも、生きづらさについて原因を探る行為だ。そのなかで若林は資本主義・新自由主義に疑問を抱く。
資本主義と対比する社会主 -
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若林がこんなに思考力が高く、そして私達平凡な人間と変わらないモヤモヤを抱える人間だとは知らなかった。
私も色んな国に旅行しているけれど、こんなエッセイは絶対に書けない...この思考力が羨ましくて、自分が少し情けなく思えた笑
海外に行く度に、日本に生まれてよかった!と思うけれど、それと同時に競争社会、他人と比べる生活に酷く疲弊しているのも事実。でもこの2つは相互関係なんだね。プラス日本の国民性ときた。あぁ、難しい。
キューバみたいな環境も憧れるけど、今から社会主義国に移住する勇気はない。なのでこれからも日本で生きていくしかないんだよね〜でももう疲れたよね、分かる〜 -
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オードリーの若林さんが、キューバやモンゴル、アイスランドという日本と全く異なるシステムで動く国を訪れる旅行エッセイ。
この作品では外の世界を見た上で、資本主義が蔓延した日本・東京で如何にして生きるべきかを主題にしている。行き辛さを感じていた若林さんが、3カ国を訪れて資本主義の格差と分断から自由になれる方法は、“血の通った関係と没頭”だと悟った。ハバナ湾沿いで楽器を奏でる人達、モンゴルのゲルの中で笑い合う家族、アイスランドの氷上で一人スケートをする人。皆社会のシステムから一時的に離脱して、血の通った関係のある人たちと何かに没頭して人生を楽しんでいる。どこの世界で生きていても生き辛さはあるが、皆 -
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これだけ売れっ子になっても社会のことがしっかり知りたいと家庭教師をつけて勉強するとかさすがだなと。オードリーがM-1で優勝したてで春日ばかりが注目されてた時、バラエティか何かで占い師が若林さんに「あなたは将来的に色んな番組の司会とかやって、かなり売れっ子になるわよ」的なことを言っててその時は「そうかなぁ」と思ってたけど、占い師凄い!
キューバに行きたいと思ったこともないし、大学出て社会人やってるのに社会主義国というのもよくわかっていなかった(恥)。今のキューバを思うとなかなか複雑な気持ちになる。
私の頭が悪いのか、ところどころ意味がわからないところもあったけど、コミカルな部分とシリアスな部 -