表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬

表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬

790円 (税込)

3pt

第3回斎藤茂太賞受賞! 選考委員の椎名誠氏に「新しい旅文学の誕生」と絶賛された名作紀行文。

飛行機の空席は残り1席――芸人として多忙を極める著者は、5日間の夏休み、何かに背中を押されるように一人キューバへと旅立った。クラシックカーの排ガス、革命、ヘミングウェイ、青いカリブ海……「日本と逆のシステム」の風景と、そこに生きる人々との交流に心ほぐされた頃、隠された旅の目的が明らかに――落涙必至のベストセラー紀行文。特別書下ろし3編「モンゴル」「アイスランド」「コロナ後の東京」収録。解説・Creepy Nuts DJ松永。

いざキューバへ!

ぼくは今から5日間だけ、
灰色の街と無関係になる。

ロングセラー傑作紀行文
書下ろし新章
モンゴル/アイスランド/コロナ後の東京

俺は誓いました。
あなたのように
生々しく生きていこうと。
(Creepy Nuts DJ松永「解説」より)

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表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬 のユーザーレビュー

「空気を読めばいいのか、個性が大事なのか、どっちなんだよ」
そんな疑問を抱いたことのある方に、読んでほしい作品です。

5日間の夏休みにキューバへと旅立ったお笑いコンビ・オードリーの若林正恭。その目的とは何なのか。「新しい旅文学の誕生」と称されたロングセラー紀行文。

世界で最も日本と対照的な国と言われる、カリブ海に面するキューバ。そんなキューバで活発に行動し、経験を学びに変える若林。旅を通して、日本の生活に対する違和感について考え抜く若林に共感が止まりません。

若林といえば、相方の春日に鋭いつっこみを入れる姿が思い浮かぶあなた。彼を見る目が必ず変わります…。是非お読みくださいませ!

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    相当に最高の一冊かもしれない。
    キューバで社会主義の残がい(?)から自由主義の良し悪しを見て、モンゴルの大草原から自分の居場所を感じて、アイスランドの間欠線から自己肯定感を得る。その感性の鋭さもスゴいのだけど、その全てが昇華されてあとがきに詰まってる。もうほんとにあとがきがハイライト。
    この国の人間

    0
    2025年12月14日

    Posted by ブクログ

    率直に面白かった。
    筆者だからこそ描けるような海外の情景描写がユニークでユーモアに溢れていて楽しみながら読むことができた。
    また、どこか自分に自信なさげな所や社会へなじめないといったような感性は他の作品に引き続き出ていて非常に共感しながら読むことができた。
    キューバ、モンゴル、アイスランドへもいつか

    0
    2025年12月13日

    Posted by ブクログ

    新書判を持っているけれど、CreepyNutsのDJ松永さんの感想を読みたくて購入。私はオードリーのファンでもありたりないふたりのファンでもあるしCreepyNutsのファンでもあるので、泣けて泣けて仕方がなくらい感動した。尊敬する推しであり先輩である若林さんへの松永さんからの深い愛のこもったお手紙

    0
    2025年12月12日

    Posted by ブクログ

    最後まで読み応えがある旅行記だった。
    キューバに行こうとは、今までも今も思いついたことないから、若林さんの旅行記を読みながら情景を思い浮かべていた。
    自分の価値観が覆された、というのは、アメリカに行きたいとずっと憧れていたけど、若林さんの目線から見た「ニューヨーク」は資本主義社会の国のひとつであるこ

    0
    2025年12月06日

    Posted by ブクログ

    読んでる途中で読書の時間をとれなくなって約半年間中断し、読んでいることも忘れていた。

    メンタルがやられて、何の感情も持てなくて、楽しいも悲しいも面白いも好きも嫌いもなかった。そんな時に、自分の全てを受け入れてくれると思っていた人がそうではなくて、
    やっぱ人はそんなもんか。と思ってた時に開いたのがこ

    0
    2025年11月19日

    Posted by ブクログ

    私が抱いているもやがかった感情がそのまま言語化されていて読んだことで少し視界が明るくなりました。生き辛いことが誰かにとっての生きる希望になっていることを見て、生き辛いことが少し誇らしくなった。この本を読まなかったら絶対に抱くことのできなかった感情だと思います。ありがとうございます

    0
    2025年11月13日

    Posted by ブクログ

    どうしてこんなに息苦しい世の中なのか、その根本にあるものを探しに旅に出た若林さんの旅行記を読んで、私の心も旅に出られた
    ずっと抱えてたこの社会に対する?が形となって、ふっと軽くなった

    0
    2025年10月13日

    Posted by ブクログ

    若様は、今の世の中でなかなか言い出しにくいような疑問とか考えとか、そういうことをきちんと文字にできる人。すごく真正面から向かってくれて誠実だと思う。だからみんな若様相手には正直に語っちゃうんだろな。大好きです。
    キューバ行きたくなっちゃったよ。。。

    0
    2025年10月02日

    Posted by ブクログ

    こんなにも素敵な文章を書く人なんだ!と読み始めてすぐに引き込まれた。
    なんで買ったんだっけな、タイトルに惹かれたのか、誰かにおすすめしてもらったのか、、、
    この本をきっかけに旅のエッセイを色々読むようになったようなもの。出会えてよかった。

    0
    2025年09月26日

    Posted by ブクログ

    心の深いところと浅いところがどっちも反応するような作品でした。旅行の移動中に読みましたが、旅行のお供にまた持って行きたくなりました。

    0
    2025年09月23日

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